叔母の所有する長屋を、管理という名目で間借りしている荒巻信人のもとに現れた少女。「おまえが、ほすとふぁみーりー、と言うものか?」と居ついてしまった台風(少女その1)。気が付いたら、目のやり場に困るセクシー魔人(少女その2)、寡黙で口を開けば
毒を吐くチビッ子(少女その3)と増えていく。いつまでも勝手に居つかれる訳にはいかないので追い返そうとする信人。しかし、彼女たちには目的があると言う。それが達成できなければ帰れないとのことなので、信人は彼女たちの”目的”達成を手伝っていくことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-16 06:11:36
1121文字
会話率:30%
七月も終わりに差し掛かった頃の蒸し暑い夜、扇風機のスイッチを入れた。何か生暖かい風が、身体を通り抜けて行く。
まるで倒れ込むようにシングルのソファーベッドに身を投げて、いつしか深い眠りに落ちていった。
ん? なんだ? この懐かしい雰
囲気は?
気が付けば、幼い頃に育った古い長屋の前に居た。前は山があり、長屋の裏には小さなドブ川が流れている。だが、ここって土地開発ですっかり様変わりしたはずじゃ?
不思議に思いながら辺りを見渡していると、後ろから声が聞こえた。
「待っていたよ……」
これは、幼稚園生だった頃に見た夢。あいつ等が、今頃どうして?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 14:45:10
3196文字
会話率:25%
もし、この世界の全てが、ある少女の空想の産物だとしたら? もし、彼女が願ったモノがこの世界の姿だったら?
少年は少女と出会い、そして、彼女の想いを「世界」に変えていく──
最終更新:2012-08-08 22:54:47
70945文字
会話率:53%
時は江戸(仮) 所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
垢舐め編。
最終更新:2012-06-16 22:44:18
2073文字
会話率:42%
時は江戸(仮) 所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
豆腐小僧編。
最終更新:2012-06-16 22:40:24
2372文字
会話率:56%
時は江戸(仮)
所は江戸(仮)
ある長屋に住まう扇屋が、はた迷惑なあやかしどもに、ひたすら迷惑をかけられる話。
ろくろ首編。
最終更新:2011-08-19 23:11:45
3455文字
会話率:45%
変装させたら天下一といわれる忍者『狐』こと野火と、杉浦と呼ばれる土地を守る最強の『番犬』こと四郎の賑やかで騒々しい、泣いて笑って怒って恋する(?)長屋物語。
最終更新:2012-05-17 12:00:00
56826文字
会話率:53%
安政五年、江戸亀井町の裏長屋に住む武士で、真面目な清次郎とその向かいに住む棒手振りの喜市は、生霊に取り付かれたり化け狸が居候したり、奇妙な厄介ごとに絡まれるのことがしばしば。
そんな二人のもとにやってきたのは今度は武家の少年だった。彼は突然
棒手振りの喜市への弟子入りを志願して・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-05 03:08:17
29381文字
会話率:40%
安政五年、江戸は神田の亀井町に住む、振り売りの喜市が江戸に来た理由とは・・・。将棋長屋に来る前の喜市のお話。
最終更新:2012-02-05 02:37:33
2308文字
会話率:44%
江戸は神田の長屋に住む俸手振の喜市と、浪人の清次郎、化け狸の侘助。ある日清次郎は行き倒れの老人を担いで戻ったことから、災難に見舞われ・・・ (シリーズものですが、単品でもお読みいただけます。)
最終更新:2010-08-15 22:51:25
22434文字
会話率:36%
寛政四年暮れ、春朗は勝川派一門から除名された。生来転居癖のある春朗は居を八丁堀地蔵橋の長屋に移し唐辛子売りなどして役者絵界への復帰の機会を狙う。
謎の絵師、東洲斎写楽の正体に迫る…
最終更新:2011-12-24 09:09:48
21848文字
会話率:46%
江戸時代末期の日本橋の長屋に、ぷーのくまさんと呼ばれる人が住んでいました。この人はどこからともなく現れて、いつの間にか住み着いたずーずーしそうな人ですが、そこはそのひとなつっこい性格のせいか、皆の人気ものです。ある日、卯吉の持ってきた情報か
ら、「萬次郎」という人物に会う事になったのですが...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-09 14:30:57
8373文字
会話率:40%
江戸の町の裏長屋に住むお花はおてんば者で近所の子供達の餓鬼大将だ。
そろそろ女らしくして欲しいという周囲の心配をよそにいつも元気に走り回っている。
ある日、お花は火事を発見し、お手柄を立てる。そこで、火消しの昇吾と出会うのだが・・・。
新米
同心三人衆、番外編です。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-02 18:00:00
28516文字
会話率:31%
年季が明けた遊女お菊が、同心三人衆の一人大堀兵庫の長屋に引っ越してきた。何もできないお菊の世話を皆で甲斐甲斐しく焼くのだが、ある日そのお菊の様子に異変が現われる。それには、ある傷害事件が絡んでおり・・・。
新米同心三人衆の7本目です。どうぞ
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-15 00:00:00
30272文字
会話率:34%
同心の大堀兵庫は貧乏長屋に住んでいる。恵まれた友人たちに比べて、兵庫は全てが劣っていた。そんな劣等感を引きずりながら家に帰ると、そこには地蔵と、傷を負った美人の女がいた・・。
新米同心三人衆のお話の五本目です。
どうぞよろしくお願いいたしま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-08 19:00:00
32545文字
会話率:23%
「自分が幸福だったなんて気づきもしませんでした。不運なんてものは、前触れもなく突然やって来て、そんなことを教えてくれるんですね」少し落ち着いてから太兵衛の女房は誰に言うともなく呟いた。
何を斬っているのだろうか?
ふいにそんな疑問が駒
吉の頭に浮かんだ。何故あの男の考えていることを覗こうとしたのだろうか。いや、覗こうとしたのではない。あの男の体が訴えているのだ。余りにも強い怒り、怨嗟、慨嘆が入り混じった目の光は底が無いほど暗かった。きっとあの男は、この世にある全てのものを斬ってしまいたいに違いない。
この世を怨んでいる。そして、自分自身さえも憎んでいる。
岡っ引きであった父親の後を継いだ文吉の前に、連続辻斬り犯があらわれる。辻斬りの目は世の中に対して、そして自分自身に憤りを感じている悲しい光を放っていた。文吉の幼馴染芸者の駒吉が自ら囮となって辻斬りを呼び寄せる。しかし、伯耆流抜刀術の使い手である吉川八左衛門の殺戮はだれにもとめられない。吉川八左衛門の前に立ったのは同じ長屋に住む手習い指南所の師匠、竹光を腰に差した数馬であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-18 08:22:14
47950文字
会話率:45%
時は西暦…と数える事なく日本で言えば江戸時代、米国ならば開拓時代。世界の僻地に我が国と米国を足したような奇妙奇天烈な国を見つけたり。その名も『ナメリカ』と言う。この国、実に古風で和風でウェスタンと奇抜な衣装と思想がまかり通っている。これは
そんな奇妙珍妙なお国の長屋の侍ガンマン、ジョーイ・権造レス・伊藤の物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-18 01:57:49
1692文字
会話率:28%
時は元文三年。江戸の華やかさがやや落ち着きを見せ始めた頃、突如、人が目の前から消え失せる事件が続発する。
時を同じくして、江戸きっての蝋燭問屋「油花屋」の一人娘、お夕が貧民街・通称葬式長屋で全ての記憶を失ったままさまよっているところを発見さ
れた。
お夕が見つかった際に発した謎の言葉「へらい」。
神隠しのあった場所にも、必ず三日後、十字架とへらいと書かれた投げ札が現れるという奇妙な一致──。
お夕の第一発見者、道場師範見習いの天澤はこのへらいという言葉に導かれるように事件の渦中に巻き込まれ始めた。
へらいとは何なのか。忽然と目の前で人が消えることなどあり得るのか。
天澤と奇妙な腐れ縁、どじょう売りの仁吉が有り得ない事件の真相に迫る──。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-04-30 02:43:52
249文字
会話率:10%
この下肥問屋と言うものは長屋の家主や商家から下肥、いわゆる人糞を買って、農家に売って生計を立てるといった職業でありました。
キーワード:
最終更新:2010-03-30 22:38:46
3024文字
会話率:0%
貧乏長屋の吾郎が大盤振る舞い。しかしその真意は……。お風呂場昇天文学の傑作!!(そんなジャンルがあれば、ですが)
最終更新:2010-01-17 15:38:17
7472文字
会話率:56%
江戸の長屋に大工の千吉という若者が住んでいました。ところが腕が悪く、親方から怒られてばかり。そんな彼に疫病神が取り憑きました。何をやっても上手くいかない千吉ですが、ある時、疫病神が他の人には見えないことを知って、彼の顔を絵に描いてみました
。それを大工の親方に見せたところ、瓦版の版元を紹介されます。そこから千吉と疫病神の運命は変わるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-24 10:01:10
3911文字
会話率:47%
長屋に住む準備金を用意するため、浪人は質屋へ訪れ、大事な刀を売ってしまった。侍を辞めることを考えていると、町の道場前で滑稽な姿の侍に出会う……。「賭けの行方」の続編にあたる時代物です。
最終更新:2009-03-02 00:31:00
19461文字
会話率:53%
幼なじみの杏子の引っ越しが終わった。杏子と俺とほたるの3人は同じ長屋で仲良く育ち、お互いの部屋はベランダを通じて行き来ができていた。杏子のいなくなった部屋で、俺は男遊びが派手だった杏子を思い出す。そこに真面目がウリのような女のほたるがやって
きて……。当作品、R15となっております。15才未満の方、そして性表現が嫌いな方は読まないで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-12 16:44:34
3655文字
会話率:22%