時は西暦250年。
中国の戦国時代の終末期の混乱の余波を受けて、日本も激動の時代を迎えようとしていた。
北九州の邪馬台国から奈良へ移った崇神天皇は、全国を平定すべく各地へ軍隊を派遣する。
当時、日本でも有数の力を誇っていた吉備の地には、吉備
津彦が最強軍団を引き連れて乗り込むことになる。
その吉備にはウラという百済王朝の流れを汲むものが存在し、鉄の生産という圧倒的な技術力を背景に地元の絶大なる人気を博していた。
そしてウラは吉備の過去からの習慣に従い、地元の神職の娘サンという美少女と結婚することになる。
第二の故郷吉備で幸せな人生を歩み始めたと思っていた矢先に、吉備津彦の軍隊が播磨を攻め落とした、という知らせを受けることになる。
吉備の国中も吉備津彦の進軍の知らせを受け大騒ぎになり、降伏か抗戦かで国論は二分することになる。
吉備の国主はサンと神職とを名代として吉備津彦の元へ和平交渉に赴かせるが、交渉はあえ無く失敗に終わる。
徹底抗戦しか残された道が無くなった吉備ではウラを先頭に戦争の準備が進められ、そこへ宣戦布告通りに吉備津彦が万全の体制で攻めてくる。
ウラの立てた作戦は完璧なものであったが身内に内通者があったため、戦局はいよいよ不利な状況へと追い込まれていく。
死を覚悟したウラは神職にサンや吉備の民を引き連れて落延びるよう指示し、自らは僅かな手勢を引き連れて吉備津彦の軍隊に特攻を掛ける。
そして吉備津彦に一歩及ばず満身創痍のウラは捕われ、夜明けと共に始まった激戦は日没時にようやく終わりを告げた。
ウラはその後公開処刑にされ、その首はその後13年間もその場にて晒され続けることになるが、顕花に訪れる人が絶えることは無かった。
西日本一帯を平定し終えた吉備津彦が13年経って再び吉備に戻り、サンを神職に据えてウラ達を祀る社を建てることを決意する。
実は吉備津彦には既に判っていた。
吉備とは闘う必要が無かったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 18:41:52
90956文字
会話率:30%
地極歴50年…かつてあった大戦争を皮切りに数年に一度は大小様々な戦乱が起こっていたこの世界も長く平穏な世が20年近くは経とうとしていた。
しかしここ最近西日本全体でギアに似たHMSを用いて海賊行為を行う集団が出没していたのだ。
そんな中、偶
然海賊に拾われてしまった少女、時沙は海賊達が行う秘密の戦争へと巻き込まれていく。
地極歴50年、人知れずまた戦争が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-29 01:00:00
9182文字
会話率:44%
暑くなってきましたが、たまには外にも眼を。但し、熱中症にはご注意くださいね。
最終更新:2015-07-31 13:44:17
313文字
会話率:50%
『明日の天気は全国的に晴れ。しかし西日本では夜から天気が崩れる可能性もあるのでご注意ください。そして、明日は全世界で死にたい風が吹きます。皆さま、どうか気をしっかり持って、くれぐれも――――』
最終更新:2015-05-16 04:15:29
10869文字
会話率:45%
家事育児に追われる日々に、疲弊しきった「私」。
母親、妻として奮闘する「私」の、ある日のワンシーンを切り取った短編小説。
最終更新:2015-02-12 13:35:06
5476文字
会話率:11%
西日本にゾンビが突如大発生し、被害は拡大の一途をたどった。生き残りをかけた人類反抗の砦はなんと日本が誇る不夜城コンビニエンスストア!?
アルバイト店員原田聡は今日も仲間と共に危険手当てを稼ぐ。
注:この作品は「Save the GO
D!」の外伝的作品となっております。よろしければそちらもあわせてお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 22:43:39
16379文字
会話率:28%
~Endless Agony~ 本篇の第1部。
「実際に戦争を・・・人を殺めた事のない若者に平和を謳う権利など無い」
「この世界は歴史的観点から見ても、世界規模の戦争が起きるたびに新たな時代の幕が上がる」
「云わば、今の甘ったれた若い
世代の為に第三次世界大戦が・・・聖戦が必要だ」
米中戦争停戦から1年近くが経った今、戦時中に米中間で分割された本州を巡ってアメリカ寄りの北海国と中国寄りの玖肆連合は互いの後ろ盾を使用し、小競り合いを始める・・・。
※pixivにて同小説を掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 20:00:27
21017文字
会話率:43%
暑い日の夕暮れ。細い路地を夕日に向かって歩く、私の身に起こる理不尽なできごと。
最終更新:2014-07-13 01:23:04
1606文字
会話率:24%
日本に三つ存在している魔術学園の一つ、西日本魔術開発専門学区ユーイン学園に入学した少年――朱咲由夏≪あかさきゆうか≫は、魔力が一切なかった。
『学園始まって以来の落ちこぼれ』と揶揄される少年の身体には、ある魔術組織の機密情報が眠っていて―
―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-13 22:37:10
14644文字
会話率:43%
ここ天王寺学園は、荒くれどもの集まりで例えて言うなれば、かつての日本史の戦国時代と同じである。
弱肉強食の天王寺学園に新入生にある二人組がその現れた……かつて西日本から危険視されていた”NNコンビ”である。
はたして彼等は仁義なき天王寺
学園を抑えられるのか!?そして……彼女が出来るのか!?
……この小説はチル兄様と作者のコラボ小説です!!チル兄様から許可をとっております!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 21:41:45
16048文字
会話率:57%
今から12年前とある女の子に”約束”をした男の子がいた。
それから12年後の春にその男の子だった男はその女の子が住んでいる街に来た。
その男の名は中岡心、かつて四国の不良チームの頂点となり西日本からその名を知れた。死国愚連旅団の元総長
であった。
ちなみにその女の子の約束は……完全に忘れていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-10 06:38:49
2312文字
会話率:51%
西日さす秘密の小部屋。
高校生たちが小部屋で話す不思議な話。
最終更新:2013-09-01 09:00:00
9468文字
会話率:37%
現代日本の中学生である「私」のこれまでの人生を暗めに記した短編小説。
筆者の処女作
最終更新:2013-08-31 16:20:46
2418文字
会話率:0%
――欠けては満ちる月のように、いつかは元に戻ると信じていた。今はもう、僕の心に月は見えない――/一条悠は後継ぎのいない叔父に見込まれ、叔父の会社に次期社長として入社した。現在は西日本統括本部長として地方都市の支社に勤務している。彼は7年前、
ハーバードのビジネススクールに在学中、16歳の少女・藤原美月と、ある事情から結婚する。帰国して6年間一度も会うことのなかった“妻”が“夫”を訪ねてきた。23歳になった美月の変貌に驚きつつ、彼に切り出された言葉は――。/Berry's Cafe&サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-08 00:00:00
166690文字
会話率:38%
放課後、西日の差す夕暮れの教室で。
屑山御瑠田(くずやまおるた)は眼下のグラウンドを
意味もなく眺めていた。
今日も怠惰のまま一日が終わってしまったと、嘆いていた時。
教室の木扉がゆっくりと開いた―――。
最終更新:2013-02-05 05:41:32
61329文字
会話率:27%
500系の悲しい運命。
最終更新:2012-09-10 05:00:00
2144文字
会話率:59%
自然消滅した「アメニティーライナー」。
最終更新:2012-09-10 05:00:00
1477文字
会話率:24%
JR東日本とJR西日本でかぶる車両形式。
最終更新:2012-09-09 05:00:00
1617文字
会話率:62%
一日を終えたら西日を理由に目を閉じて、一人少しだけ耳を澄ます。
***
「本棟1階西階段横の保健室」を先に読んで頂くとより楽しめる!…かもしれません。
最終更新:2012-06-25 00:25:43
576文字
会話率:0%
2012年3月16日。
この日の往復の運転を最後に、急行きたぐにはその定期運転に幕を下ろす。
その前に一度は乗ろうと決め、梓は無理を圧して、一騎とともにこのきたぐに旅行を敢行した。
そして、そのきたぐにの車掌の出会いによって、旅行の醍醐
味を知る。
本編とはまた違った旅恋。の短編第一弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-24 23:51:54
10890文字
会話率:46%
【嘘あらすじ】バレンタインは青年の胸に深い傷を刻んだ。「俺は憎む!このような差別を肯定する社会を!」そうして、青年は誓ったのだ。女が俺を見ないのなら、女なんかいらない。俺は男に走る。優等生だけど孤高が行きすぎてる寂しがりやな眼鏡美男子、横井
。妙にテンションが高い幼なじみのイケメン青年、高村。二人を淫靡な技巧により陥落させた青年は、二人を足掛かりに学園内の美少年美青年でハーレムを結成。その魔の手は学外はおろか、県内全域、ひいては西日本を包む。青年を皇帝とする帝国が建国され、帝国は「アンチ差別」を国是とし日本政府に対し宣戦布告した。星と大地の真ん中で、人々は何を争うのか。新感覚戦略メロドラマ。ここに始まる。(以上の文章は全て嘘っぱちです。なお、戦略メロドラマがなんなのか。皆の胸に芽生えた疑問に対する知識欲だけは本物です。とりあえず、良い事言った感を出してみました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-16 00:29:31
11225文字
会話率:53%
西日が強まる放課後。
主人公、平野隼人は校舎裏で一人の女子生徒の飛び降り自殺を目撃する。
彼は知る。
飛び降りた少女が、自分にとって世界で最も大切な人だったという事を。
主人公の苦悩や、個性豊かな仲間との成長、その後に訪れる安息、そして絶
望。
それらを描いた長編小説。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-03 12:49:07
105751文字
会話率:34%
JR西日本・大阪環状線で観察された恋愛模様についてを短編連作の形で綴る地元民だけがニヤニヤできるその場の雰囲気や土地情報をたっぷりつめこんだ、標準語のキャラクターが中々出てこないこと請け合いのオリジナル恋愛小説。なお有川浩著作の阪急電車と
は一切関係ございません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 03:45:21
14712文字
会話率:24%