蝶の夢 小説家になろう　作者検索

それは、真夏の夢。夏期講習の帰りに公園のベンチで見た夢は妙に現実的だった。 ※某コミュニティーサイトでブログ＆サークルに掲載しています。

あなたさえいなければよかったの　蜘蛛の糸に囚われてしまっては もう身動きなんて取れないんだもの

僕には双子の姉がいる。可愛くて優しくてみんなに好かれそうなのに、彼女は僕らの部屋から一歩も出たがらない。それでいいんだ。彼女は僕だけのものなのだから。※某都内高校文芸部にて発表した作品です。

境(さかい)というのは曖昧だ。雨と晴れの境、何処からが子供で大人なのかの境。じゃあ、現実と夢の境も？ 　結婚生活に憧れを持つ男が不思議な女の子に出会う。 　基本的に明るく良い子なのだが頻繁に意味のわからないことを呟き、背中をゾクッとさせるような表情もする。しかし、放っとけなかった。 　この出会いがなかったらこの悪夢は回避出来たのか、今は知る術も無い。折りたたむ>>続きをよむ

かつて弟が嫌いだった。そんな主人公が昔の不思議な出来事を振り返る。「壷中天」「胡蝶の夢」と一応同一設定の話ですが単品でも読めます。

退屈な日常にうんざりしていた、そんなある日。友達から教えてもらった店で、ある物を買った。「壷中天」と一応つながっていますが、単品でも読めます。

とても綺麗な蝶だった。速度を緩めることなく、俺の前方をすーっと音もなく飛んでいく。俺は捕まえたかった。触れたかった。どうしても。でも、追いつけなくて。――昨日見たその夢を、俺は彼女に話そうと思った。

動く人形の話です。 ホラーではありません。

刻の無い不思議な空間で色々な話をする語り部の彼女、 そこに通い話を聞く主人公、言葉を交わす事などないの二人、 偶然？それとも必然？二人が出会った時、止まった時間が流れ始めた。

現実と過去の狭間で、現実と夢の狭間で、現実と理想の狭間で。

あたたかで悲しい恋の夢に溺れた、胡蝶と言う名の遊女のお話。

まだ暑さの残る気だるい午後。仕事も無くなってしまった。どこかに行きたいと走らせた車の中には『Don'tkissmeGoodbye』が切なさを誘うように流れていた……。