ロボットという存在を通して、人間の持つ愛憎を描くSF仕立ての物語。
西暦2078年。ロボットの開発技術は急速に進歩し、現在のコンピュータのように社会に普及。今や、自ら思考し、学習能力を備えた新しいモデル=アンドロイド(人間型ロボット)は
、人間の心のケアをするまでになっていた。
ロボットプロデュースの最先端企業・イザナミロボテクスが作った「テルミ」は、その中でも最も秀でた力を持つアンドロイドだ。開発責任者である若きエリート・富士晃は、彼女を企業のビジネス戦略の重要な用兵とみなし、とある老人ホームに介護スタッフとして送り込む。
奇妙なサイドビジネスに興じる園長・小田部晋作と、ロボットを毛嫌いする介護士長・一条紀子が運営するそのホームで、テルミは入居老人のひとりであるテツと友だちになる。認知症で子ども時代に返っているテツは彼女の情操を刺激し、やがてふたりは強い心の絆を結ぶようになる。
そして季節は夏。お盆の時期。仲間の死をきっかけにして、自分の故郷と家族への思いに目覚めるテツ。それを叶えてあげたいと考えたテルミは、彼をホームから連れ出し、故郷の街へ小さな旅を企てる。様々な出会いと発見に満ちたその旅はふたりの運命を大きく変え、さらにそれは人間とロボットの未来を変えるドラマに繋がっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-19 09:07:11
54527文字
会話率:39%
幼馴染で、ロックバンドを組んでいる悠紀子。彼女にバンドに誘われるが、僕は一蹴し、文芸部に向かう。文芸部では遥先輩が優しく声をかける。そんな中で揺れ動く僕は……
最終更新:2011-04-09 12:00:00
3899文字
会話率:39%
天の邪鬼な女の子東堂紀子が自分と同じ人間クローンをつくり、結局どういう結果になるか。みたいな?
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最終更新:2010-10-04 00:42:26
2380文字
会話率:32%
18歳になった誕生日に母・由紀子(ゆきこ)からの手紙を受け取った遠野咲(とおの・さき)。それまで血の繋がらない父・陽仁(はるひと)と3人でなにひとつ不自由なく暮らしていたのだが…。変わる父娘の関係に揺さぶられる咲の未来は?
最終更新:2010-02-27 23:40:02
6954文字
会話率:32%
友人榊原悠紀子に誘われて、彼女の実家に遊びに来た朝倉若葉。しかし、榊原家の長女麗子と祖母ヨシは常に反目しており家の中の雰囲気は険悪だった。夕食の時に衝突した麗子とヨシにいたたまれなくなる若葉達。その夜、ヨシは死体で発見される。犯人はいった
い誰なのか。疑心暗鬼になる榊原家にいたたまれなくなった若葉は、双子の兄朱鷺弥を呼び寄せる。朱鷺弥は探偵事務所で働いてはいるがただの事務員、しかしその洞察力はついに犯人を暴き出し、哀しい家族の真実すらも白日の下に晒してしまう。
だが悪いことばかりではなく、ずっと家族というものに縛られてきた麗子は、自立できるきっかけとなる。朱鷺弥は若葉と供に帰っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-11 22:02:43
22235文字
会話率:48%
真紀子と祐は普通のかれかの。ある日体育倉庫に閉じ込められて・・・?!
最終更新:2009-07-17 20:31:41
2617文字
会話率:47%
広い宇宙の中で、地球人だけが音楽を楽しむことができるんだよ。音は人と人のあいだにある空気が共鳴して、人の耳と心に届くんだ。音楽は決してとらえることはできない。それはものじゃないからつかむことはできない。音楽を演奏すること、それは人間だけが許
されたことなんだ。精神障害をわずらっていた私に、父はこういってバイオリンを渡してくれた。バイオリンが、生きる糧となっていった。やがて精神障害が完治する日がきた。亡くなった母の誕生日だった。お父さん、お母さん、産んでくれてありがとう。私は父と一緒にバイオリンを部屋で母のために弾いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-25 11:50:36
299文字
会話率:0%
主人公の健太郎は、ある日突然、過去の世界に行ってしまう。そこにまっていたのは、自分が子供のころの大嫌いな父親と、大好きだった姉だった。次第に、自分が本当の弟であることを認め始めたが、幸福な時間は長く続かなかった。自らの手で姉の死期を早めてし
まい、あたらしい思い出として、千鳥が淵公園と、山の上ホテルだけが残った。姉が死を恐れるどころか、まるで諦念にもにた優しさで、自分から死にに行くことに戸惑いながらも、最後は事実を受け入れた。姉は離れていても、いつも」ここにいる。生きていくことの希望と絶望。そのことを味わった、たった2回のデートであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2009-06-16 19:48:16
22138文字
会話率:49%
1980年・春。二人の男女が出会い、そしてこの時から物語が始まった…。瀬川美由の両親である義和と由紀子の出会いを描く「Phantom Buster MIYU」の外伝ストーリー。
最終更新:2009-04-25 15:31:25
12662文字
会話率:57%
主人公の山田響太は、母親の山田都と二人暮しをしている、ごく普通の高校生である。春になり、「雷鳴高校」で高校2年生として新しいスタートをする日、響太の友人である元山紀子が、ある計画を実行した。その計画を皮切りに、響太の周りで少しずつ不思議なこ
とが起こり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-22 23:35:08
187458文字
会話率:44%
春日由紀子と上杉慶太は、日本三景で有名な広島県の宮島で育った。大学入試が二人の明暗を分け離ればなれとなってしまった。原宿駅の近くで十年ぶりに再会した、二十八歳の由紀子は、あまりにも美しくなりすぎていた。慶太の婚約者、吉山美幸は、別れる条件と
して慶太に「今後三年間は、由紀子と結婚しないでほしい」と言った。由紀子は、慶太への心の整理をするため、南の島、石垣島、竹富島と西表島を訪ねる。由紀子は、星砂の浜に来て慶太への素直な自分の気持ちを、初めて言葉にして、声に出して、思いを話していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-01 22:07:41
19509文字
会話率:13%
今日は幼稚園のお遊戯会。貴重な晴れ舞台の日。ピリピリする麻美と紀子。「ママ達仲良し?」
最終更新:2008-10-05 06:26:19
1122文字
会話率:63%
主人公(悠基)は高校の入学式に向かう途中、小学校の時のトラウマである優紀子と出会う。が、いきなりの優紀子の女の子になる宣言。そして夢予報士の詩織の登場。悠基は憧れの高校生活をどう送るのか。
最終更新:2008-08-21 02:00:45
7726文字
会話率:57%
中村由紀子は、運命に導かれたのか、シベリアンハスキーのマサイと出会う。なんと、家へ連れてきたそのとき、おしっこをするマサイにつられて由紀子も漏らしてしまった。由紀子はマサイの心に影響されていることに気付く。お互いの心の中を覗き合える由紀子と
マサイの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-10-10 16:30:06
4805文字
会話率:42%
三十二歳の独身女紀子は、毎日の生活にうんざりしていた。そんなある日、ラッキーアイテムである黄色いパンツを穿いて出勤し、気分転換をはかるのだが……
最終更新:2006-11-26 00:30:41
9660文字
会話率:37%
出会い系で知り合った紀子と仲島。そんな二人は、なかなかお互いの気持ちを理解しあえない。そんなもどかしさから、苦しくなり、辛くなる・・・大人の切ない恋愛小説。
最終更新:2005-07-18 17:10:56
8038文字
会話率:47%
突然別れ話を持ち出された、主人公(?):亜紀子。部屋の中には彼の思い出がいっぱい…。彼の事を忘れられないのに、身の回りでは大変な事が次々と…
キーワード:
最終更新:2004-08-07 18:08:38
331文字
会話率:34%