「10月に咲く桜は本当にあるんだって!」講義終わりにそんな大声をあげた友人・秋原小春の声で、川添つぼみは目を覚ました。だが、つぼみはもちろん。他の友人たちも小春の言葉を信じられなかった。だが、理事長の孫娘である鉢峰佐保は言う。「10月に咲く
桜は存在するわよ」と。しかしそれはこの学校には存在しない桜の木だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 00:00:00
8186文字
会話率:56%
姉が行方不明になったどんな探しモノも見つけてくれるという噂だけをたよりに私は山奥の桜の木を目指した。
最終更新:2022-05-08 23:08:05
5298文字
会話率:53%
立派な桜が咲く、謎解き仲間の光の家に呼ばれた解。だが、待っていたのは謎解きゲームではなく、隣家の火事に弟が関わっていないことを証明してほしいという光のお願いだった。
事件の解決に興味がないと言いつつ、協力する解。たどり着いた答えとは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 16:59:11
13471文字
会話率:57%
桜が咲く田舎の駅舎を舞台にした、とある少年少女の出会いと別れの物語。
曰くつきの桜にまつわる謎に触れていく、ちょっと不思議なヒューマンラブミステリー。
(※本格推理ではなく探偵もでません。人間ドラマ、いいお話、感動系、恋愛が絡んだ作品です)
人気の無い夕暮れの駅にて、場違いなお茶会を開くセーラー服の少女と男装の麗人。
偶然、近くを通りがかった主人公は少女の笑顔にどこか懐かしさを覚える。
少女はいったい何者なのか。夕暮れ時にお茶会を開く理由とは?
会話の中で謎を追っていくうちに真っ青な桜が咲き乱れて、主人公は大事な記憶を思い出す……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:00:00
9529文字
会話率:34%
桜が咲く前に、親友は“僕”の目の前からいなくなった。彼のいない学校は退屈だった。そんな日々から目を逸らそうと、“僕“はその親友の趣味であった読書を始める。図書室で借りた本の隙間から、ピンク色がヒラリと舞った。その限られた表面には、数字だけが
書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 20:26:44
11083文字
会話率:39%
小峠澄は二流の雑誌記者だ。戦後の閉塞的な市町を巡り、伝承や怪談を探す彼女には一つの夢があった。『人が生きやすい楽園を探すこと』 果たして彼女の目的は果たされるのか?
桜の咲く洋館を訪れた小峠。殺人事件と密室探偵とは?
最終更新:2022-05-06 23:31:11
5946文字
会話率:55%
映研の脚本担当である水口舞は、同じく演劇部で脚本を書いている岡崎里美から「黒歴史を葬りたいから見届け人になって欲しい」と頼まれる。
里美は後進に道を譲るにあたり、創作ノートを灰にして記念樹の下に埋めようと考えていたのだ。
承知した
舞は、里美と共に節分の夜に記念樹「大高桜」へと向かうが、里美に近付く『覆面の怪人』に気付く。
舞の機転で覆面男は逃走するが、なぜか里美は「騒ぎにしたくないから」と覆面男の存在を隠そうとする。
納得できない舞は翌日、密かな片思いの相手でもある映研の客演女優で頭脳明晰・学園準ミスの岸峰純子へ鬱憤をぶちまけようと生物部室へ向かうが、目当ての純子は不在で、居たのは平凡・愚物を絵に描いたようなモブキャラ片山修一ひとりだけ。
しかも片山は純子に、早咲き桜の豆知識を偉そうに仄めかすばかりの役立たず。
しかし生物部室に戻って来た純子が会話に加わると、片山の蘊蓄は実は意味が有る事だったというのが分かってくる。
かくして舞・純子・片山の「覆面男の正体」を巡る三つ巴の推理合戦が始まった。
だが舞は、片山によって次第に追い詰めれれて行く自分に愕然とするのだった……
さて、この作品には『依頼者』・『被害者』・『探偵』・『犯人』が存在するのは当然として
『依頼者は被害者』 『依頼者は探偵』 『依頼者は犯人』 『被害者は探偵』 『被害者は犯人』 『探偵が犯人』と立場が頻繁に入れ替わります。
アンフェアに思われるかもしれませんが、レトリックに幻惑されることなく『覆面男の正体』を推理してみて下さい。
なお仄かにではありますがガールズラブ要素を内包しておりますので、Rー15指定とさせていただきます。
多少なりともお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 16:37:26
38579文字
会話率:48%
桜の花が咲く頃、桜の下で私はある疑問を考えながら、その場所にたたずんでいました。そんな私が経験した、ミステリーなお話です。
最終更新:2022-05-06 01:00:54
1384文字
会話率:66%
親戚の醜聞の影響を受け、住み込みのバイトを探さなければならなくなった麗美香。麗美香は見た目が芋臭いが、成績優秀で数々の資格を持つ有能JKだった。
麗美香は有能さを買われて、桜の木に囲まれた大きなお屋敷で住み込みのバイトが決まる。そこには学校
のイケメン・立花優が住んでいた。
麗美香と優は「桜の香り」や「自殺した俳優」の謎などを解く事になるのだが、怪しい関係者たちはイケメンな優にすっかり口が軽くなり…?
憎めない残念イケメンと芋臭いけど有能JKのコンビが送る人が死なない日常ミステリー。ほっこりと心に花咲く連作短編集。春の推理2022参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-04 04:00:00
103632文字
会話率:46%
ハルト(10歳)が近所の屋敷に咲く桜を見上げていると、高い塀の上から少女が顔を覗かせた。危険だと思いつつも彼女から手紙を受け取っていたが、ある時を境に彼女は姿を見せなくなって―――。
最終更新:2022-05-01 21:51:17
3495文字
会話率:41%
担当医に『来年の桜が咲くまでもたない』と、余命宣告された心臓病を患っている女子高生の桜子は、病室の窓から目の前にある学校の教室を眺めて過ごしていた。同級生たちは、桜子の海外での心臓移植のためにクラウドファンディングを立上げたり、募金活動を行
ってくれるのだが、みんなの善意に応えることができないと知っている彼女は、彼らの好意が心苦しかった。
そんなとき、病室まで見舞いにきた同級生の中に、入学してから同じクラスだった龍翔がいるのだが、金髪ヤンキーの彼とは、とくに親しい友人ではなければ、二人きりで話したいことがあると言われた桜子は、わざわざ見舞いにきた理由を『告白するつもりだ』と考えてしまうのだが……。
余命宣告を受けて病室で寝たきりの桜子が、ヤンキーの龍翔との交流を通じて、いくつかの謎の解明に挑みます。
※春の推理2022〆切までに完結を目指しますので、ブックマークしてくれたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 10:45:15
39985文字
会話率:54%
「せんぱい。…せんぱい、暗号問題をわたしに出してください。桜が咲くまでに、先輩が卒業するまでに、わたしがその謎を解けたら…そのときは、わたしと…付き合ってください。」
吸えているかもわからない息を吸って、私はせんぱいに、そう言った。
最終更新:2022-04-27 07:00:06
3176文字
会話率:36%
桜の花が咲く季節。
御子神は家庭教師である星月天乃と桜にまつわる話をしていた。
桜の花言葉は…私を忘れないで。
桜と聞くと別れを連想するか?
それとも出会いを連想するか?
桜は桜なんだよ。ただ咲いて散っていくだけだ。
私はソレらを
抱き抱え…。
もう少し愛でてから…。
何気なく始まった会話が。
とある女性の人生とリンクする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 23:00:00
9547文字
会話率:18%
満月のある晩、とある高校に咲く桜の下で首吊り死体が発見された。亡くなったのは女子高生。だが発見者である両親は「これは自殺だ」と言い張り、頑なに警察の捜査を拒否する。とうとう警察の上層部に強引に働きかけようとする父親だったが、ここで一人の青
年が割りこんだ。
「その問題、寒咲名探偵に任せてみませんか?」
「寒咲名探偵は働きたくない」シリーズより。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 17:00:00
19436文字
会話率:74%
中学校を卒業した次の日、クラスメイトであり友人でもあった倉式愛里が行方不明となる。主人公である私は彼女の行方を探すが、彼女は思わぬところにいて……?
【ねぇ、桜の木がどうして綺麗に咲くのか、あなたは知ってる?】
最終更新:2022-04-22 13:00:00
928文字
会話率:8%
桜の咲く季節になると、『おばけ公園』に女の幽霊が出るというのは有名なウワサだった。今年、小学校を卒業するタケルは、思い出作りにみんなで幽霊探しをしようとするが、友達はみんな誘いに乗ってくれない。仕方なく、一人で幽霊を探しに公園を訪れるタケル
。そこに現れたのは一人の少年だった。
※こちらは春の推理2022の参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 12:08:54
2669文字
会話率:35%
“真っ赤な紅葉に囲まれた桜の木の絵”。偶然それを目にした千種は、幼馴染の樹に疑問をぶつける。春に咲くはずの桜が、紅葉と共に描かれた理由とは?そして、作者が絵に込めた想いとは……※この作品は、公式企画「春の推理2022」への参加作品です。
最終更新:2022-04-21 22:00:00
2798文字
会話率:66%
3月に咲く桜が、教えてくれたこと。
最終更新:2022-04-15 04:06:54
2478文字
会話率:7%
“桜の樹の下には死体が眠っている“
「桜の花が美しく咲くのは、その木の下に死体が埋まっていて養分を吸っているから」というのは、大正から昭和にかけて活躍した梶井基次郎の短編小説『櫻の樹の下には』から来ている。
桜はその死体を養分にして美し
く咲く。桜の色のピンクは死体の血を吸うことで鮮やかに色付くと考えた人が多かったのだろう。
はたして桜の木の下には何が埋まっているのか。
都市伝説的だからと悪ノリする高校生たちが挑む春休みの出来事。
◆春の推理2022、「桜の木」の誘惑で推理小説初挑戦です。死体は出てきません。グロさもありません。何が出できたかはキーワードに記載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 17:10:18
8382文字
会話率:51%
大企業の浅井家の庭にある見事な桜。
桜が咲くと行われる浅井家の桜会。
その準備中に祖母が可愛い孫娘桜香(おうか)に
「桜の木の下には遺体が埋まっているっご存知?」
不可解な言葉に導かれ根元を掘り起こすと見えた骨と歯
誰かが殺された?
不可解な祖母に立て続けに亡くなっていく親族。
孤独を埋めてくれる素晴らしい夫陽貴(はるき)。
でもそれは現実なのか?
愛は裏返すと憎しみ。
故人が残した手紙によって、現実の扉が開かれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 16:42:20
8073文字
会話率:29%