飲み屋で、奇妙な老人と出会った。
老人は巾着袋に口元をくっつけ、なにやらブツブツと話しかけていた。隣の席のオレとしては、どうにも気になってしょうがない。
最終更新:2016-09-15 17:43:27
1037文字
会話率:44%
ド田舎で下級魔法使いとして薬師なんてやってるおれには、弟子がひとり。いつもだぼだぼのローブに深くフードを被って、口元と指先しか見えない美少女顔の男。ほんとに美少女だったら生活に潤いも出るってのに、男じゃ色気も何もない。と、思ってた。ふつうの
師匠とりっぱな弟子の、驚くべき一年目のできごと。 *BLはありません。キーワードには不足があります。九話完結。1/31コピー本で個人頒布。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-29 04:10:05
24209文字
会話率:41%
ある事件に巻き込まれた那由多浩一は、とある研究所で拘束された状態で目を覚ますことになった。
自分の置かれている状況を判断できないでいる主人公に対し、白髪の男がドス黒い液体を口元で傾けーーーー
2章突入です。
ミラクリエ、メクるなどでも
連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-14 08:28:03
26360文字
会話率:37%
どこにでもいる普通の高校生 時宗 秋 。
平凡な毎日だが、一つだけ夢中でやっていた物があった。
それは、サバゲーど呼ばれるサバイバルゲームだった。そんなある日事件が起きてしまった。死人が出るはずのないサバゲーで死人が出てしまったのだ。
何が
起こったのかわからない主人公。
周りで次々に撃たれていく仲間。
ついに…。
真っ赤に染まった景色の中一人の少女の声が聞こえてきた。
「復讐してみたい?」
そんな言葉に主人公は返事をして空に手を伸ばす。
最後に見たのは嘲笑う少女の口元だけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-10 15:25:01
3543文字
会話率:23%
冬。喉風邪をこじらした高校二年生の長谷川信吾は、咳がひっきりなしに出るような半病人の状態で学校に登校した。口元に、彼が嫌悪するマスクを付けた彼は苛立ちを感じながら授業を受けるのだが……。『抑圧された少年の抑圧と開放』をテーマに書いた中編小説
。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-01-05 00:54:36
49333文字
会話率:26%
隣の席の彼を例えるならば、将来有望なCランク冒険者といったところだろうか。よく日に焼けた肌に鍛えられて引き締まった身体、キリリとした目元に緩やかに笑みを浮かべる口元。あまり喋らないが意外と笑う。頼れる兄貴っぽいが、侮れない。そんな威圧感と
いうかオーラがある。けれど、私は知っている。彼の正体はただの学生だ。たとえポケットから古びた銀貨が落ちようと、机の上に見たこともない植物の実が転がっていようとも、私と同じただの学生なのだ。多分。ところで、その彼と図書委員をやることになったのですが大丈夫なんでしょうか。(サイト掲載作品の改訂版です) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 17:00:00
67700文字
会話率:31%
あなたがすきよ。
その甘い目線で、ゆるんだ口元で
秘密めいた微笑みで着火する、恋花火。
ねえ、わたし、あなたがすきなのよ。
最終更新:2014-07-26 00:46:57
1760文字
会話率:21%
チェシャー・キャットの笑みを口元に、ジムノペディのテンポで世界を渡る。
マイペースな私立探偵、秋谷静の周囲は、本人が望む望まざるに関わらず奇怪にして不条理な事件に満ちている。
秋谷静とその周囲が織り成す、ミステリ風味の現代SFファンタジー連
作。
■自サイト「シアワセモノマニア」からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 06:49:08
87011文字
会話率:47%
主人公「十波 新」が学校終わりに校門を出て、帰路につ くと目の前には人間の形をした赤い血の海が広がっていた 。クラスメイト達はその横を颯爽と涼しい顔をして通り過 ぎて行く。 そして彼はすぐにもう脈がない遺体に近づき顔を確かめる 。その顔はよ
く知っている顔で、愛している恋人だった。 それを確認すると彼の目からは一筋の水滴が滴り落ちてい く。 彼がバッと顔をあげると目の前には自分と姿形が同じの「 自分」がいた。「自分」は気味悪く口元を三日月型に歪ま せ「お前アイツと共に死ぬ」とすぐそこにある彼の恋人を 指さし言った。 校門を出たところにあるもう葉桜になっている並木道の木 の葉がカサカサと音をたて嘲笑っているようだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-23 23:50:12
2693文字
会話率:62%
下等種と見下していた人間と旅をしているなど、以前のわたしが見たらどう思うだろうか?
「さぁ……… イグニス、行こう?」
人間…… アルキがわたしを見つめて手を差し伸べる。
ふわりとした暖かい笑顔と、柔らかな物腰。
そして…… わたし
を信頼しきった黒い瞳。
わたしはそんなアルキを半眼で睨みながら、ゆっくりとその手を取る。
「ふん……」
なんてことはない……
ただわたしはこいつを好きになってしまっただけだ。
「いこうか?」
「………うん」
わたしはアルキを見上げ口元を少しだけ緩ませる。
握ったアルキの手はわたしに…… とても優しく感じたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-27 01:13:21
50635文字
会話率:38%
薄暗い街中を歩くノラ猫と呼ばれ少年『黒須伐』。
彼の元に失踪事件の調査が舞い込んでくる。高い依頼料に動き出す伐だがその事件には人ではない歪みと言う存在が関係していた。
失踪者の共通点には失踪する前から見始めると言う悪夢。その夢を見始めた女子
高生『水瀬優夢』と出会う。失踪事件と関係性のある歪みを見てしまい、身を守るすべもなく戸惑う優夢に伐は彼女の不安に付け込むように口元を緩ませて一つの提案をする。
自サイト『悠久に舞う桜』にもリンクしています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-29 23:48:03
47002文字
会話率:57%
学校からの帰り道、少女は突然竹刀で殴りかかられた。「逃げたら殴るぞ」高圧的な態度で少女を見下ろす少年は口元に笑みを浮かべながら「ケータイを探してほしい」と言い出した。これ以上被害にあわないために、少女は渋々少年のいうことを聞いてしまうが――
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-28 18:35:34
1610文字
会話率:45%
*夢うつつ、移ろいやすし常世の住人(すみびと)。その手に握るは輝く光か血染めの闇か、彼方を思いつ口元に笑みを浮かべる。
<零夜さん、灰音 四音さん制作協力作品>
最終更新:2012-05-17 16:04:45
24674文字
会話率:50%
精霊術。それは精霊と契約を結ぶことで、物理法則を捻じ曲げる技術。精霊術を大学で専攻する青年、アエルは儀式の最中に聞こえるはずのない声を聞いた。一方で、学園始まって以来の天才科学者と言われる鬼のような目をした義足の少女は、その口元を歪め、行動
を開始する。これは2人が再会したところまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-09 23:50:32
17319文字
会話率:37%
―――《12の世界》―――この世界は12の力によって支えられていた…しかし、突如そのバランスが崩れ始めた…その世界の政府は自分達の力では止められないと思い、地球に助けを求めた…その中の選ばれし4人の人間に世界の運命を任せたのである…しかし、
なぜか選ばれた4人は皆子供だった…政府は何かの間違いだと言うが、その4人を連れてきた4人の戦士口元に笑みを浮かべこう言い放った…『大丈夫。こいつらはきっとこの世界を救ってくれる!!』……そう、この総勢8人がこの世界の運命を左右するのだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-19 18:55:18
2406文字
会話率:51%
「神様はいると思う?」アタシはいないと思う。学校の校門の前まで来ると、彼女の後ろ姿が見えた。アタシは口元が緩むのを感じながら、今日も彼女のもとへ走り出した――
最終更新:2009-03-06 18:45:36
14944文字
会話率:47%
バイトの帰り、ヨシトは幼馴染のヒロと並んで、最終バスを待っていた。闇に縁取られた口元が、ヨシトに問う。「けものって、なに?」◆はじめて僕は彼女の心を覗いた。はじめて僕は彼女を抱きしめた。はじめて僕は彼女を欲しいと感じた。はじめて僕は彼女が愛
しいと思った。ぼくは、初めての勇気を持つことができるのだろうか――◆春の競作祭「はじめてのxxx。」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-06 01:02:41
12799文字
会話率:10%