エシラの里で暮らす少年、シエンは次期里長が15歳になれば里の外で2年間の修行の旅をさせる、という掟に従い相棒である精霊、シルヴィを連れて里の外へ出た。
初めて目にする外の世界に困惑するシエン。期待と不安を抱えながら旅を始めた彼は弓を
携えた青年と出会う。
飄々とした青年はシエンが旅を始めた理由を聞き、ある話を持ち掛ける。曰く
「うちのギルドに入らないか?」
―とある世界、ルナティカにおいて四大ギルドの一角とされる人材派遣ギルド、セフュロス。セフュロスの仲間達と共に戦い、泣き笑いする毎日を送るうちに、シエンは己が背負っている宿命を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-14 23:06:29
6919文字
会話率:17%
帝都の闇には、鬼が潜む。
瀟洒なビルの一角。
その部屋に訪れた客は、真白の髪の男に頼む。鬼を退治てくれと。
※明治/大正時代のレトロな世界観をイメージした異世界ファンタジーです。
最終更新:2011-04-25 19:19:13
24357文字
会話率:23%
いつか古楽器の生演奏を聴いてみたい。そんなささやかな願いをやや捩子曲がった方向に叶えられてしまった迅見道子(はやみとうこ)。今いる場所もわからず、元いた場所に帰る方法も知らず。それでも持ち前のポジティブシンキングで元の世界に戻ろうと決意す
る。そして半年後、とある町の広場の一角には横笛を携えた道子の姿があった。(意訳:まだ現世に戻れていません)企画:SmileJapan参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-07 00:00:00
2831文字
会話率:24%
飛鳥の家は古い温泉宿である。その宿の一角には、白狐を奉っている祠がある。
飛鳥は、子供の頃から、他の人には見ることができない白狐のハクアと共に、過ごしてきた。
雨模様が続くある夏 、飛鳥の家に従兄の泳魚がやってくる。その従兄もまた、
ハクアの姿を見ることができた。
飛鳥と泳魚は短い夏の日を過ごす。
龍が住むと伝えられる滝を見に行ったり、神社で行われる祭りへ行ったり、蛍を見に行ったり、本来ならば、何の変哲もない日常の出来事のはずであった。
湿った空気の匂いが漂う夏の盆。夢と現の挟間にある時期。その日常の風景は、非日常の一雫に揺らいでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-15 20:00:00
33042文字
会話率:44%
これは、僕の成長をまとめたアルバム。
町外れの一角にある古びた本屋で生まれた僕と、毎日通う彼女が読み上げる本の物語り。
「さあ、物語をはじめよう」
最終更新:2011-01-11 00:14:41
19829文字
会話率:35%
普通の学校の一角にあるいたずら部。
その名のとおりいたずらをする部活である。
くくく、この三か月、俺は散々な目にあってきた。
ついに、ついに、奴らにいたずらをしかけてやる!
最終更新:2010-10-09 18:30:02
12024文字
会話率:37%
小学校時代、まだ開発の進んでいない近所の一角に、
使われていない公民館が建っていた。
地層と呼ばれた崖に守られて、
そこは私たち以外誰もやってこない特別な場所だった。
キーワード:
最終更新:2010-10-07 18:49:51
2399文字
会話率:15%
高級住宅街の一角にたたずむお城のような幼稚園。
そこで僕は、緑色の眼をしたアンナちゃんと出会った。
男勝りで、気が強くて、そしてとても綺麗な女の子。
どこか不思議なところがあるアンナちゃんとの思い出と
小さな恋のはじまり。
最終更新:2010-04-09 15:08:44
4814文字
会話率:3%
住宅街の一角に奇妙な穴が存在していた。ある男は、その穴に興味を持った。深さを調べようと、小石を落としてみたのだが…
最終更新:2010-03-19 13:40:25
1833文字
会話率:53%
今から千数百年後の銀河系。その一角を占めるグリューネラント王国は小国ながら精兵を擁し、戦闘では常勝無敗を誇っていた。
しかし、辺境で発生した大規模な叛乱をきっかけとして全土が未曾有の大激震に包まれる。
最終更新:2010-02-18 18:23:12
12314文字
会話率:36%
東京のビル街の一角、そこの裏路地を夕方に、東から西に抜けると、違う町につくという。そこは、物静かで、誰かが住んでいる気配もない。そして、その町は、常に夕方だという。
最終更新:2009-09-08 18:53:07
3018文字
会話率:30%
その日、クリス・アルベルトは騎士になるための試験の一切を終了した。幼い頃から憧れていた騎士に、もうすぐなれるかもしれない。小さな期待と不安が交錯する中、その夜、ある事件は起きる。過去に失った部分的な記憶。それを呼び起こすかのように、王都の一
角で火災が発生する。そして、そこから全てが始まった。誰かを守るために騎士となった。だが、その剣は復讐に振るうためのものだと知った。彼のその剣は、その剣に描いた誓いは、あの日追いかけていた大きな背中は、どこに向っていってしまうのか。騎士と剣と、その誓いの物語がここに始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-21 19:40:31
73018文字
会話率:36%
平和な世界の裏側で戦いが始まろうとしていた。日本のある地方都市の一角で、二人の異質な人間が戦闘を始めようとしている。現代。無月の夜。曇天の夜。静寂の夜のことだった。
最終更新:2009-02-04 15:22:29
3680文字
会話率:55%
原宿三大バンドの一角、『THEFREE』が二分した。『THEFREE』の二人の天才、隼人と戒は、それぞれの理想とするバンドを作るため、それぞれメンバーを集めはじめる。バンドに青春をそそいだ若者たちのお話。
最終更新:2008-11-25 05:36:20
21146文字
会話率:48%
海に面した街、月見浜。月見浜商店街の一角にある兎屋珈琲店にまつわるそれぞれのドラマ。一話完結のオムニバス形式で贈る小説です。
最終更新:2008-11-09 23:42:47
17275文字
会話率:45%
寂れた喫茶の一角。男は女との危険な取引に身を投じる。
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最終更新:2008-11-01 13:19:50
1555文字
会話率:17%
春。それは終わりと始まり、もう一つの年の始まり――。少年が見かけた同学年の少女は、ものすごい秘密をもっていた!?ある春の街の一角で起こった小さな物語。……多分。
最終更新:2007-03-28 22:31:59
7085文字
会話率:57%
荒廃した町の一角の寂れた派出所。勤める人は一人だけ。男は日記を書いているが、特に書き記すことの無い日が続く。で、今日も特に書き記すことでもないことが起こるわけで、って、え?血だらけの女を担いだ男来たって?派出所に浮浪児がすみついてるって?今
日も虚空から声が聞こえるって?ここらを仕切ってる団体に命を狙われたって?死神と戦ったって?小人のお願いをかなえたって?しゃべる植物を見つけたって?知り合いができたって?????書けよそういうこと!!!そんな日も日記には『特に書き記すことは無い』と書かれるわけだ。いやはやまったく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-26 23:18:53
1207文字
会話率:47%
ある貴族の屋敷の一角。そこにいるのは叱責されている姫君。一体、なぜ彼女はそのようなことになっているのか。都人の噂にある『鬼』と姫君の間にある隠された糸が明らかになる。
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最終更新:2006-12-26 20:36:08
3902文字
会話率:62%