あの時からもう一年が経った。
あの血液サンプルも、殺し屋も、USICというワードも……
全てはもう過ぎ去った事。
俺には関係ない。全てはエイプリルフールだったのだ、と何度も言い聞かせても、忘れる事の出来ない出来事。
最終更新:2017-04-01 16:50:05
5768文字
会話率:29%
「共感の探究」
今、私はこの一年間考え続けてきたことを、書くことで深めてみようとしている。それは一つの結論や、作品世界を提出する試みではなく、過ぎ去った体験を、体験した私において考えてみるという形において。いづれ書くだろう小
説の可能性と説明において、書き表せなかったことにおいて意味を持つ、私のテーマにおいて。
Sさんとの共感、Sさんについての私の発見を縦軸にして、共感の論理を横軸にして、オースターの「孤独の発明」のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-19 04:13:59
18257文字
会話率:6%
田中一郎が消滅して試作体からの恐怖は過ぎ去ったかのように見えた世界。
しかし、1番体の田中よりも前に製造された0番の存在が明らかになった。
0番の居場所を突き止めることが出来たA国は軍に正式に入隊したミノツナ、べナルロッド、朝倉の3名を加え
て新たな戦いに挑む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 16:08:03
10465文字
会話率:54%
かつて世界を制覇する目前まで迫りながら、一夜にして滅びたと伝わるアルカディア神帝国。その滅亡より五百年もの歳月が過ぎ去った現代に於いて、選ばれし者達しか知り得ない、彼の国に纏わる不吉な予言があった。
──戦の世、過ぎて久しい太平の時。五人
の王、先導となりて隆盛を極めし空蝉に。古の覇者、隠世より彷徨い出で世を再び戦火に包む。禍はアルカディアの地より出ずるもの也──
と、そんな物騒な話は置いておいて、これは私が後に夫となる人と出会うまでの物語です。え?全然違うしそれだと三分で終わる?‥‥‥‥じゃあ、出会ってから結ばれるまでの‥‥‥‥‥‥え?結ばれない?それ事実だとしても今言っちゃダメなんじゃ‥‥‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 02:31:34
209387文字
会話率:50%
過ぎ去った甘い思い出
最終更新:2017-01-25 15:07:01
263文字
会話率:0%
歳も取らず、老いもせず、
幕末に生まれた少女は、その姿のまま、平成の世まで生きた。仲間を救えず、仲間の死を碧い瞳に映した後悔の日々。彼らの元に行きたい。
そう願う少女、だが、過ぎ去った日々は、戻る事などない。そう、思って居た———。
貴女
が死を望むなら、一緒に行こう?
幕末へ。貴女の死を求めて…
二度目の幕末。しかし、主人公の過去とは少しずつ違う幕末へと舞い降りた。
彼女を襲うのは、史実の事件ばかりでは無かった————。
歴史を変えられるのなら、私の命なんて、あげる。だからどうか、新選組に、いや、全ての人が幸せになれる未来を————。
モバスペにて連載して居たものを改正版として公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 10:32:18
674916文字
会話率:39%
十五年ぶりに故郷に戻った主人公の弘恵は、真夜中、今はなき家族と過ごした思い出の家があった場所を訪れた。そこで出会った幼い少女… …。
真夜中にひとり佇む少女は、弘恵に対して自分が明日までの命だと衝撃的な言葉を告げる。
その直後、弘恵は不思議
な体験をする。それはかつて過ぎ去った自分の後悔の日々だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-14 00:02:18
13793文字
会話率:37%
その日、僕たちの楽園は崩れ去る。
運命にあらがうこともできず、呆然と、どうしてこうなったのかと自問しながら、世界は変容する。幸せだったはずの日常は過ぎ去った思い出へ。抗うための未来は現在へ。そうして再会を夢見ながら、僕は自分の世界の終幕を
知る。痩せた手を必死に伸ばしたところで、届かない世界。願わくば、もう見えない世界に、あの少女の幸せを願って―――。
◆◆
西果ての孤島、イルフォール。学園国家とも呼ばれるそこでは、他のどの国よりも大きい教育機関を誇っている。教育の一般化を目的としたそこは、教養知識はさることながら戦闘訓練も行っている他、貴族平民問わず受け入れ、果ては孤児の保護をも行っていた。
亜族に人族が脅かされていたことなど、とうの昔。平和な世界で、彼らは学園の中で生きていた。だが誰も知る由もない。その平和な世界がいかに不安定でつたないものかを。
世界は、変容していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-04 11:20:30
1489文字
会話率:32%
真面目に働いて食べ物をためようとしているアリに対して、キリギリスは歌を歌って遊んでいるように見えました。
しかし、キリギリスは歌を歌ってほかの虫を楽しませる代わりに情報をもらっていたのです。
その情報によれば、今年の冬は長くなるとのことでし
た。
そこで、キリギリスたちは南の食べ物が豊かな土地を目指して旅に出ることにしました。
誘われたアリたちは、今までの方法を変えることを嫌って、それまでと同じように食べ物をためることをもっと頑張ることしました。
そして、冬が来て、過ぎ去った後、生き残っていたのはどちらだったのでしょうか?
※「カクヨム」にも重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 23:53:46
1576文字
会話率:26%
誰も知るよしの無い神々の時代。
黄泉の国の女王であるイザナミの命をうけ、邪神ヤマタノオロチは人々を滅ぼす為、現世で暴れまわっていた。
それを見かねた現世の王イザナギは、息子である荒神スサノオにオロチ退治を命じた。
スサノオは、八人の
巫女と共にヤマタノオロチと壮絶な死闘をくりひろげた。
死闘の末、スサノオと八人の巫女はヤマタノオロチの八つの魂を、八尺瓊勾玉に封じ込める事に成功した。
八人の巫女達は、スサノオから八つの勾玉を託されると各地に旅立って行き、封印が解かれぬよう代々まもり続けた。
そして悠久の時が過ぎ去った現代。
何者かが一つの勾玉からオロチの魂を解き放ってしまい現世と常世の均衡が崩れてしまった。
その影響で黄泉の国から魑魅魍魎が現世に現れ人々を襲いだした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-02 17:26:35
16160文字
会話率:25%
はじめに言っておこう。これは過ぎ去った残響だ。
故に、誰もが忘れ。故に、真実を知る由はない。
ただ、確かなことは勇者などいなかった。それ一点である。
注意
台詞オンリーです。頭からっぽにして夢を詰め込むように読まれるが吉。考えるな、感
じるんだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-07 19:00:00
6195文字
会話率:94%
巷で流行りの婚約破棄ネタです。少し過ぎ去った感も否めませんが。全四話+おまけの一話です。タイトル思いつかないしサブタイもこれなのでもうこれでいいやでお願いします。
最終更新:2016-03-04 00:00:00
20166文字
会話率:19%
「ラーメンが好きなんだね」
僕はその問いにはっきりとは返さなかった。というのも、僕はラーメンが好きだから食すのか、ラーメンがあるから食すのか今ひとつわからなかったからだ。
「一般的に言えば好きかもしれない」
「特殊的に言えば違うみたいだね
」
それには何も答えず僕は箸に絡みついた麺を啜った。それでは物足りずにどんぶりごと汁を過去を洗い流すように飲んだ。
「身体に障るぜ」
「ねえ」僕はひと呼吸おいて「僕がラーメンを食べる理由はわからない。それは認める。だけど、少なくとも、健康になりたいからではないんだ。だから余計なことで僕を苛つかせないでくれ」
「それは可笑しい。きみは生きるためにラーメンを食す。それにも関わらず不健康のために命を削ったら意味なんてないじゃないか」
「食えるときに食わなければ明日にもぽっくり逝っちまうかもしれない」
僕は箸を置いた。今を生きなければ僕はこの箸を置くことすらできないのだ。
「僕は長生きをしたいわけじゃないんだ。今を生きていたいんだ」
「今の積み重ねが未来につながる」
「人はひとりでは生きてはいけない」
「?」
「僕はこの店にラーメンを食べさせてもらっている。そうだろう? だけど、食べる人間がいなければラーメンを作る人間が食いっぱぐれる。僕は人間である限り誰かが創ったラーメンを食し、ラーメンを創る人間を食わせなければならないんだ」
厨房に目を向ければ還暦をすでに過ぎ去った老職人が我々の目も気にもとめず、スープを見据えていた。それは単なるスープではなかったかもしれない。未来であり、過去であったのかもしれない。
僕はそんな老体に涙ぐみたい気持ちになった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-02 14:29:48
525文字
会話率:0%
過ぎ去った恋にいつまで縛られるんだろう。またあの時と同じように、他の誰かを好きになることができるんだろうか。誰かに愛されることがあるのだろうか。ひとつの悲しい恋愛で心も体も傷ついてしまった彼女にとびっきり素敵な出会いを。本編カフェテラスの中
ではノブさんの元婚約者として登場しています。著者にとって一番幸せになって欲しい人物かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 11:42:06
7103文字
会話率:45%
2050年、人類に歴史の転換点とも言える出来事が起きた。学者は隕石が近づいているとの結論を出した。人々はパニックになった。
だが、ここで奇跡が起きた。隕石は地球をぎりぎり当たらないくらいの距離でかすめて行った。みんなは泣いて喜んだがここで異
変が起きた。正確には、異変の始まりと行った方がいいのか。
隕石が過ぎた後、突如人々は頭に鈍痛がした。それも頭が割れるレベルのだ。
その鈍痛は次の日の昼、つまり隕石が過ぎ去った翌日まで続いた。
鈍痛が引き、人々は皆ほっと息をついた。
だが人々は気付いた。視界に映っている人の半数が、頭の上に獣のような耳を持ち、尻尾が生え、体の体毛が黒から様々な色に変わったと。
まるで獣のようになった人々は混乱し、なっていない人々はその光景を茫然と見ていた。
しかし、何も異変がない人々は……いや外見だけと言っておこうか、気付いた。
自分達の頭の回転や想像力などの思考能力、つまり知力が倍近く上がっているのを。
人々はこの現象を『超改革(コンバート)』と呼ぶようになる。
その中でもある部族がとても力が強大だった。
曰く、まるで物語の中のような力を使い、われらを守ってくれたのだと。
人々は彼らを『霊獣族レジェンダーズ』と呼ぶようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-06 15:00:00
1364文字
会話率:0%
昔々、世界の海賊たちが自由に海を冒険していたころ。かつて清水康直が率いる清水水軍という、東洋の島国出身の、伝説の海賊たちがいた。時は過ぎ去った今、清水水軍は跡形もなく姿を消していた。はずだった。
最終更新:2016-01-11 20:45:04
2133文字
会話率:65%
「それはちょっとした出来心だったのに。と、俺自身は過ぎ去った残骸を見つめたあと後悔して空を見上げた。」※本文引用
青年はあるときまで「人間」と呼ばれた。
あるときから「人間」ではなくなった。
そんな青年が世界に巻き込まれるお話。
最終更新:2016-01-07 00:06:54
1817文字
会話率:40%
あのクリスマスがまたやってくる!?聖夜の固い決意?九王沢さんと二度目のクリスマスデート、二人で行ったのはラブホテル!?最後の一線は最難関?『九王沢さんに誰も突っ込めない』第三弾は過ぎ去った恋人たちのクリスマスを偲ぶ特別編でお送りします!
最終更新:2015-12-26 08:44:48
7405文字
会話率:44%
消された日々
過ぎ去った過去の出来事
最終更新:2015-11-29 22:46:16
269文字
会話率:0%
路地には、不思議な魅力が溢れています。そこには過ぎ去った昔が息づいています。
最終更新:2015-09-21 17:34:09
755文字
会話率:27%