卒業式の前日、我が部の部長がまた無茶なことを言い出した。
僕はやめたほうがいいと思うんだけど……。
しかし彼女の言葉は絶対だ。しかたなく、僕は彼女の言うことを聞く。
友人から、「ミサイルと針金と帽子でひとつ小説を書け!」というお題に答えた
ものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-13 10:07:44
8416文字
会話率:38%
「ホワイトデーあげる相手いないんだけど」
「あっそ」
「だから俺さ、結希にアメあげようと思うんだけど」
その一言で、私たちの時間は動き出す。
あるホワイトデーの、ある白い時間が終わるお話。
最終更新:2017-03-14 21:09:26
5663文字
会話率:36%
『記憶』
それは僕達人間にとってとても重要なものだ。これが無ければ成長することは絶対に出来ない。その場で足踏みをするだけだ。
そんな僕も小学生より前の記憶はほとんどない。あるのはいつも一人で遊んでいる光景だけだ。そんなものは覚えていた
くもないが、なぜか忘れることは出来ない。どうでも良いことに限って人間は覚えているものだ。
しかし、大切なことを人間はよく忘れてしまう。集合時間だったり提出期限だったり、何かの記念日だったり様々なことだ。どうでも良いことを忘れて重要なことを覚えられれば効率は良くなると思うんだけどな――――なんて思っても変わることはない。僕たちはそんな不思議な生き物なのだ。君はいくつ過去を思い出せるだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 23:57:29
4906文字
会話率:69%
2063年。
夢も希望も打ち砕かれ、行き場を失った少年は秋葉原へ向かった。
そこで思ってもみないことを告げられる。
「この秋葉原を征服して、日本とは別の国を作ろうと思うんだけど。手を貸してくれない?」
そう言って少女が取り出した分厚い
紙の束。
その表紙には力強くでかでかとこう書かれていた。
「㊙ 秋葉原国作戦遂行要領」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-24 11:14:30
795文字
会話率:10%
「お兄ちゃんあらすじだって、何書こうか?」
「あっそうだ私が可愛すぎることなんてどうかな……ていうか他に書くことないと思うんだけど」
「お前は黙ってろ」
最終更新:2017-01-22 23:52:36
1784文字
会話率:75%
小説を書くのって楽しいよね。携帯小説を趣味でやるなら好き勝手しちゃうよね。主人公をいじめるのも楽しいよね。逆境を乗り越えるとかいう手のお話大好物なんだよね。
……だから、決して私が悪いわけじゃないと思うんだよね!
そもそもさ、自分
が書いた物語にトリップすること自体は楽しそうだと思うんだけどもね!? なんで、よりにもよって、この作品なのかな!? しかも、なんで主人公の位置なのかな!?
確かにね、その子が押しキャラでしたとも。……しかし、間違っても実在しちゃいけない存在だと思うわけなんだよ、私は……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-20 07:22:03
5964文字
会話率:24%
きっと古いゲーム世代や、MMORPGをプレイしたことがない人には、通用しないであろうキーワード「バフ」「デバフ」
そして現実的に考えると、一部を除いて存在が難しいであろう「バフ」「デバフ」
攻撃力が5割増になるのはどうやって?
「魔力で切
れ味が増すから」とか理屈づけたとしたら、鈍器の場合はどうなるの? 剣限定? 可能でも質量が5割増になったら不便なのでは?
防御力が半減するのはどうやって?
「魔力で」なんて設定をつけても、変質させて脆くさせるの? だったら服には効果がないの? 強度の弱い鎧なら半減どころか壊れてもいいように思うんだけど?
「バフ」「デバフ」は、数値化された世界でしか存在できない。
強引に「物品に宿る魔力を操作して~」と辻褄あわせをしても、無理が出てくる。
ならばチャレンジしてみよう。
魔力という概念を用いない、現実的な「バフ」「デバフ」に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 07:40:32
11312文字
会話率:41%
創作ワンライさま(@Sousaku_One_Wri )よりお題お借りしました。
お題:小春日和、「悪くないと思うんだけど」
最終更新:2016-10-22 23:10:54
1402文字
会話率:35%
こちらの作品を、8月から改題して連載させていただきます!いったい何をしているのやら。もう、ゲームのストーリーなんてナキニシモアラズ。私たち転生者がいるという時点でいろいろ変わってくるのもわかると思うんだけど。実際、攻略者の一人はすでに子持ち
だし、彼は私の恋人……というか、婚約者の生まれ代わりだったし相変わらず仲良くしてるし。それを理解できないと、不幸になるだけなんだけどね。まあ、とりあえず私たちはバンドの練習に行きましょか。(バンドのメンバーと恋をする乙女ゲームに転生した女性と彼女の身内数名およびヒロイン。主人公の行動で大幅にストーリーの根元が変わっているにも拘わらず、ヒロインはゲーム通りに動く。端からみると喜劇か悲劇か?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 21:00:00
2045文字
会話率:30%
とってもくだらなく、申し訳ない事であるが、恋愛ゲームみたいな出来事は馬鹿やキモイ奴にはありえないわけでさ。
ただね、この発想だってありだと思うんだけどさ、そもそも社会人だったらさ。金を払えばいいんじゃない?みたいな事を普通に思うわけよ。
で
もね、瀬戸って男はなぜか拘りがあると思うんだ。金を払うから胸を触らせてくれというのは、仕事と同じでさ。楽しくやることとはちょっと違うからな。そこに金が絡まない方が良い。やっぱり純粋に……
うん。
どんな言葉を使っても、この会話は『ホント、馬鹿』の一言で済んでしまうね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 05:35:03
2845文字
会話率:63%
やぁこんにちは。僕の名前は松本久男(まつもとひさお)。自分でもそんなに性欲の強い方じゃないと思うんだけど…。朝起きると毎回夢精してるんだよね。
今晩は寝る前に3回も抜いた。罪悪感で胸が張り裂けそうだ。流石に大丈夫だよね――。
最終更新:2016-03-04 18:47:15
10775文字
会話率:59%
人の本質を見抜いてしまう主人公。神の偏見により生贄とされた主人公の次の生は異世界っ!?
という事でたくさんの異世界転生物の一つです。戦闘は簡単にパパッと終わります(べ、別に作者の技術が低いとかそんなのは……)。基本的にハイパーイージーモ
ードです。
ぶっちゃけて言うと作者は主人公至上主義です。だから作者が生み出すキャラも主人公至上です(ハーレム、逆ハーレムはなし)。シリアスとかそんなのぶっ壊す!という信念でやっていきます。でも少しはシリアスも書いてみたいと思うお年頃の時もあるかも。後、ヤンデレ×ヤンデレってデレデレだと思うんだけど、そこんとこどう思います?
*水曜日に更新予定。前後するかもしれないけど。
書き直したものをうpしていきます。書き直し前のも読者の声があれば残しておこうと思うんですが……返事くれないですかねぇ?くれない?(露骨な催促w)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-07 01:11:45
62872文字
会話率:27%
自分の寿命がもし1週間しかなかったら、あなたは誰に会いに行きますか?
自分がもし誰もいない世界に閉じこめられたなら、あなたは何を思いますか?
自分の大切な誰かがもしおかしくなってしまったら、あなたはその人を愛せますか?
この物語は
chatroom
入室者 時雨 とまと
......カチッ。
カタッ カタカタカタッ カタッ。
カチッ。
【とまと】ねえ、知ってる?
【時雨】何がー?
【とまと】モノクロの噂。
【時雨】あー、何か最近流行ってるらしいね。
【時雨】けど、あんなのただの噂でしょ?
【とまと】んー、まぁ。そうだとは思うんだけどさ。
【とまと】ちょっと怖くない?
【時雨】んー......
【時雨】正直な話、私その噂の内容知らないんだよね。
【時雨】だから、あまり怖くありません!⬅
【とまと】知らないんかい。(笑)
【とまと】良かったら、噂の内容教えたげよっか? 親友のよしみとしてねー。
【時雨】それじゃぁ......教えてもらおっかな。(笑)
【時雨】――あ、でも。ちょっと待って! お母さんにお風呂に入るように呼ばれてるから、また明日教えてもらうのでもいい?
【とまと】ん、りょーかーい。それじゃぁ、また明日ー。
【時雨】また明日ー。
カチッ。
時雨が退室しました。
とまとが退室しました。
「......ふう」
『んー...!』
「明日も学校かぁ...まあ、ほのかちゃんにモノクロの噂を教えてもらえるからまだ、楽しみではあるかな」
『多分、時雨喜ぶだろうなぁ。あの子、こういう噂話好きだから』
「よし! それじゃぁ、明日に備えて今日のところは早くお風呂に入って、早く寝ちゃいますか」
『けど...今時小学生でも信じないわよねぇ。こんな噂話』
「ふんふんふん......。......?」
「ん?」
『......モノクロに選ばれた人間は不可解な事に巻き込まれる』
「何だろう、この痣......というより、文字......?」
『モノクロに選ばれた人間は罪を背負う』
「......M......O......」
『モノクロに選ばれた人間は』
「n......k......」
『ある刻印を刻まれる』
「......RO......?」
そんな不可解に選ばれてしまった人間達の――物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-03 09:28:57
411文字
会話率:29%
現世で死んだ僕が死後の世界で死神になるベタベタなお話。記憶喪失っていうのもこれまたベタな始まり方だと思うんだけど、ほらベタなストーリーもたくさん盛り込めばオリジナルになるよねってことで開き直って!うん!僕、死神のお仕事頑張るよ!!「挿すの…
?ぼくのからだ、貫いちゃうの…?」「そうだな。ひと思いに犯ってやるよ」……ちょっ、漢字変換おかしいよっ!!決してそんな内容の話じゃないよっ!!(本当に違います笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-01 21:00:53
4293文字
会話率:29%
私はその昔、とても人が良かった。というか良すぎた。今思ったら何こいつプギャーってなるくらいには。そんな私だが、妖怪を退治したりする通称霊媒師の一族の長女で、なぜか敵であるはずの妖怪に転生させられ続けるという売れない漫画のストーリーみたいなこ
とになっている。うん。自分でも痛いなこの設定って思う。でも現実なんだぜあははは泣きたい。
そんなこんなでもう八回目になっているんで、そろそろ終わらせたい。
---とは、思うんだけど・・・あれ?なんだこれ今までと何かが違う・・・っていうか周りの人間のほうが妖怪よりやばいじゃんこれ。ダレカタスケテー。
もう永遠の眠りにつきたい最強(能力というか力的に)少女と、自分たちを好きになるまで転生させ続けるという回りくどいかつ気の長すぎる妖怪たちと、イケメンに限っていろいろとヤバい人間たちと、正直言って確実にやられやくで終わるであろう悪役たちとの学園(ほぼ野外)恋愛(確実に純愛ではない)バトル(男も女も戦います)物語。てかカッコ多いよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-21 21:10:30
4778文字
会話率:13%
気が付いたら、白い病室。俺の意識の回復を知って駆け付けてくれたお姉さんは、見ず知らずの他人だった。だけど、お姉さんは俺のことを良く知っているみたいで、感極まって泣き出した。
数日後にお姉さんに連れられて帰った場所は、市の外れにある教団の
施設だった。事故で無くなった俺の両親の代わりにこの施設で俺は育てられたらしい。
その施設の規定で17歳までに施設を去らねばならないようなのだが、既にその年齢に達している俺を、とりあえず一か月だけ保護してくれると言っていた。
記憶を取り戻すべく、映像記録を懸命に見ていた時、ハンターという職業を偶然知った。調べてみると草や木を集める職業らしい。
簡単な肉体労働に思えるな。これを職業として暮らせるなら、世間を知らない俺にも何とかなるんじゃないか?
そんな軽い気持ちで、施設のお姉さんにその話をしたら、とんとん拍子に話が進み、俺を兄と慕う少女と共にハンター暮らしを始めることになってしまった。
施設からの贈り物として、俺達のハンターデビュー前夜にお姉さんが持ってきたものは、戦闘服と拳銃にナイフ等々。草木を集めるのに何で銃がいるんだ? スコップで十分だと思うんだけど……。
俺の考えてる採取と、ハンターの採取が違っているのに気が付いたのは、初めての仕事からだった。
大きなイノシシが出てきてどうにか倒したんだけど……。これって、本当に草木を集める仕事なのか?
とはいえ、他に俺に出来る仕事がこの世界にあるとは思えない。勇ましい妹を連れて、時空間ゲートをくぐる日々が続いていたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-17 21:00:00
427510文字
会話率:38%
修学旅行中の自由時間に同じ班のメンバー達から逃げ出した、黒田正吾(くろたしょうご)と霧島響也(きりしまきょうや)は逃げた先で偶然にも、同じクラスの委員長達の班と鉢合わせし取り囲まれてしまうが、直後謎の光に包まれて委員長らと共に異世界に飛ばさ
れてしまい、そこで勇者として世界を救って欲しいと懇願されるが――――
そんなのお構いなしに我が道を進む召喚術師と喧嘩番長の友情があったりなかったりする、そんな話……だと思うんだけどなー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-26 08:17:21
137875文字
会話率:40%
受験勉強真只中の15歳の冬、私は参考書を読みながら下校していた。
小石に躓いて転んだ場所のそばには、管理がされていない雑木林があった。
薄暗くて誰も近付こうとせず、存在自体知らない人も多い。
そんな場所を、寒さに負けて家までの近道に使ったら
、いつの間にか知らない場所に居ました。
目の前には王子と名乗る男が、コスプレイヤー顔負けの鮮やかな赤い長髪を靡かせ言い放つ。
「勇者よ、とっとと魔王を倒して来い」
嫌だよ勇者って何だよ何もしてないのに勇者名乗れるかよ魔王怖いよ。
誘拐罪で逮捕して欲しいんだけど、警察はどこですか?
警察なんてものは無い?警邏隊?
「警邏隊が王子捕まえられる訳ないじゃんナニイッテンノ」
ってあなた誰?
へー、カミサマなんているんですね。
黙って傍観してたあなたが一番悪いと思うんだけど。ねぇ、カミサマ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 17:55:21
10275文字
会話率:17%
僕は部活帰りの電車であるカップルの終末を見た。
お互い嫌いじゃないなら、別れなきゃいいのに。
お互い大事なら待ってろって言えばいいのに。待てなくなるまででいいからって言えばいいのに。
僕はそう思うんだけどなぁ。
バンドマン風の男と、黒髪の綺
麗な女の子の別れ話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-16 20:23:34
2133文字
会話率:58%
戦国時代、信濃国。永正三年の晩秋、とある城の腹黒城主と潔癖息子が、今川氏の動きを眺めて会話する。/進展?なにそれおいしいもの?/過去作品です。人物は架空ではありませんが、性格の方はだいぶ盛ってます。あしからず。/末尾のソーウン書状は戦国遺文
か信濃史料から引用。たぶん信濃史料だと思うんだけど…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-04 11:57:45
10941文字
会話率:42%