酒場。そこは冒険者達が集う場所。ある者は新たな仲間を求め、ある者は様々な依頼(クエスト)を引き受け、旅立つ。そして、過酷な旅を終えて帰ってきた冒険者を癒す憩(いこ)いの場――
のはずだったんじゃが……
いったいぜんたいワシの酒場は、
いつからその定義から外れて、こんな風になってしまったのかのう。かつては活気にあふれた冒険者達でひしめきあっておったはずなのに、今ではキワモノ冒険者の巣窟とまでいわれる有り様じゃ。まあ、理由は分かりきっておる。キワモノ呼ばわりされる一部の冒険者達の奇嬌な言動が、普通の感性を持つ冒険者を遠ざけたんじゃな。まったく、ため息しかでんわい。
「どうしたんだ、じいさん。憂鬱そうな顔して元気ないな 。なんか嫌なことでもあったのか?」
お主らのせいじゃよ! 反射的に叫びたくなるのを喉の奥で我慢する。なお悪いことに、彼らには悪気がない。自分の思うがままに行動しただけなのじゃからな。そこが、一番厄介な点でもあるが。思えば、この若者が来た時もそうじゃった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 19:21:47
16556文字
会話率:55%
そろそろ年末です。仕事の忙しいのは一段落しました。
あとは大掃除をするくらいでしょうか。
なんだか
力が抜けて
ぼうっとします。
キーワード:
最終更新:2015-12-25 15:39:22
372文字
会話率:0%
『佐久間さん、ボクのあのパンツどうしたんでせうね?
ええ、夏サンルームに干していた猫がらのパンツですよ。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから……
あんな事件が起こったんです』
荒川クリスティーの事件簿、スピンオフ。
荒川家にやって来た
客人が巻き起こす事件を、執事の佐久間が解決!?
*三つのお題で構成されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-27 23:21:14
4343文字
会話率:48%
この深淵高校は、部活に力を入れております。
サッカー部に野球部。運動部で10の部活があります。
文化系の部活は、料理部やコンピュータ部。あっそうそう漫画研究会もありますよ。
まあ、漫画研究会は部員が一人しか居ない事で有名なんですけ
どね(笑)
あら?どうしたんです?突然漫画研究会の扉なんかに手を掛けて。
まぁ貴方がそう望むなら。
どんなストーリーになるのでしょうね、フフ
小説を書くのは初めてです。
ご指摘大歓迎です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-27 17:15:49
1733文字
会話率:41%
これは、私がある人から聞いた話を元に書いたお話です。それはその人が昔、警察官だった頃のお話で、ある日、その人は迷子の男の子を見つけたそうです。その人が「どうしたんだい。」と聞くと、男の子は「おようふくをかいにいくの。」と嬉しそうに答えたそ
うです。
空想の世界と現実が入り混じっていた、不思議な時代のお話です。
このお話は総合美術同好会の活動、ワンアワー・ワンライティングにて書かれたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 14:06:48
1688文字
会話率:59%
良い夢も、悪い夢も、人の行動を縛り、苦しめます。
そんな夢にがんじがらめになった人間は、狂鬼(きょうき)に憑かれ、その夢を無理矢理叶えようとしてしまいます。お金持ちになる夢なら、誰かから奪うでしょう。誰かにいなくなって欲しいなら、殺して
しまうでしょう。それは、狂鬼に憑かれたせいです。
そんな狂鬼に憑かれて、高層マンションから飛び降り自殺をしてしまった主人公・希夢(のぞむ)は、無傷で目を醒まします。
「腹減った・・・・・・」
もの凄い空腹感が彼を襲いました。それは、彼が自殺前には全く感じ無かった感情でした。
希夢は、取り敢えず家に帰って手当たり次第に物を食べました。しかし、どうしたのでしょう? いくら食べても、いくら食べても、全く満たされません。
「どうしたんだ・・・・・・?」
何かが変わってしまった自分自身に恐怖を覚えていると、少女に声を掛けられました。
「落ち着きなさいよ」
自分と同じ高校生くらいの年の少女と、小学生くらいの少年と少女が後ろに立っていました。
「この子に誰かの夢を食べさせれば、その渇きは癒える」
高校生くらいの少女は小学生くらいの少女の頭を撫でながら、そう言いました。
「キミは?」
「あんたの先輩、かな」
その少女の話はこうでした。
狂鬼に憑かれて自殺してしまった人間は、餓鬼になって生まれ変わる。
餓鬼は堪えられない程の飢えを感じる。その飢えを癒やすには自分とリンクした獏に夢を喰わせるしかない。
獏は、母親から生まれる前に死んでしまった子供達の霊である。
人を苦しませている夢を獏に喰わせれば、その人が狂鬼に憑かれることはなくなる。
一定量の夢を喰った獏は、妖夢となってリンクした餓鬼を喰う。
餓鬼を喰った妖夢は、餓鬼だった人間のポジションに入り込んで、人間として生活できるようになる。
喰われるのを恐れて獏に夢を食べさせないと、餓鬼と獏は飢えて死ぬ。
「どうせ死ぬなら、苦しむ人の夢をこいつに喰わせて人助けをしろと?」
「それは、あんた次第」
そう言うと、高校生くらいの少女とその獏である少年は、またいつのまにか消えてしまいました。
「私は、あかりって言います」
「俺は希夢。これからよろしく」
『生まれなきゃ良かった』と望んだ餓鬼と『生まれたかった』と祈った獏が、色んな夢を食べに行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-12 07:09:43
15616文字
会話率:53%
11月13日、姉のように慕っていた空町楓「そらまちかえで」が自分を守り亡くなってしまった。
お葬式の時にたまらず逃げ出した三月雪「みつきゆき」は泣きながら夜の田舎道をただひたすら走っていた。ついた先には、古びた地元の神社がありそこで彼は
一人の神様に出会いました「やぁ、人の子よこのような夜更けにどうしたんだい!」「本当に神様ならば楓姉ちゃんをいきかえらせてよ!」
泣きながら懇願する三月雪に神は言う。
「ならばぁ! 頑張ってきてね!」
目が覚めるとそこは楓がなくなった日の11月13日の朝だった。
雪は、どうにかして楓の死を阻止しようとするが阻止できない。楓が亡くなるたびに神社に訪れ神に懇願する。また時間を戻してと。
雪は戻るたびに衰弱していってた。そして24回目の時に神から信じられないことを言い渡される。「彼女を助けるのは無理だよぉ~」今までの頑張りはなんだったのかと雪はその場に崩れ落ち泣く。
しかし神はいう別の方法もある。そしてそれは彼女を助けることができると。
だが神を信じ帰路につく雪は心臓発作で亡くなってしまう。
雪が次に目を開け見た景色は日本にはとてもありそうにない景色だった。
だがそこで神と再会し今後どうするのかを聴く。そして神に問われる。
日本に戻って楓の死を受け止めるか。それともここで戦いすべてを終え楓を助けるか。
迷わず楓と答える雪。
800年後の地球で今雪は剣を取り戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-01 22:32:32
1524文字
会話率:55%
「なぁ、時にレヴィンよ」
「ナンだヨロクガツ」
「小説サイトが最近流行ってるらしいわ」
「ショウセツ?」
「んーラノベの事っつってもわかんないか・・・・なんt」
「ソか」
「なんで小説の意味知らないのにラノベっつったらわかるんだよ」
「ナン
ダけ、たそがれよりくらキモの血のナガれよりアカk」
「なんでお前ドラグスレイブ詠唱出来るんだよ!」
「アレ早口でユッテンだぜパネェ、ラノベは日本語の勉強ニgoodなのだよ」
「じゃあ俺も英語版?のハリポタ頑張って読んだら英語喋れるか?」
「コンポタはナにかワカッテルケドハリポタってナンだ?」
「ハリーポッターだよ」
「違ウ、Harry Potter」
「発音はどうでもいいだろうよ」
「で、シゅウセツがどうしたんだ?」
「ショウセツ、な」
「ドッチモ一緒だよ」
「webでそういうのを書いて他人に見せたりするサイトが有るんだよ」
「ロクガツが書いてゆくノ?」
「なんかやってみたいなと思って」
「俺はトメナイヨ」
「あ・・・・あぁその返答意味がわからんし」
「ネタはアガッテるのカ?」
「お前と俺との会話をさ、ちょっと脚色して書けば異文化コミュニケーションっぽくて面白いんじゃあないかと」
「ファッ!?」
「お前そのネタ辞めろよ、完全にニコ中じゃねぇか」
「キャクショくてどういウイみ?」
「んーちょっとフィクション入れるって言ったら伝わるか」
「イブンかcommunicationのイミよくわかんナい」
「んー日本人と外国人のちょっとOTAKU会話?って事か」
「ベツにイイヨ。面白く書いてよ」
「・・・・・お前時々急に日本語上手くなるよな」
nerdな俺とgeekなレヴィンのルームシェア日記で御座います
7割り方マジで3割フィクションくらいで書いてゆきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-17 04:52:33
1620文字
会話率:78%
ルフェダオスの寵児とか呼ばれてる私は言いたくないんだけど日本から転生した少女だ。誰がなんと言おうと少女だ。
魔術科の王子様な先輩、騎士科の女王様な友人に囲まれ、打算的な理由で魔術を学ぶ私の学園物語。
「俺の紹介は!?」
「ひ、一っ言も出てき
てませんね...ぶふっ」
「気を強く持たれるがよろしかろう。恋愛は根気であるとわたくしは思いますれば」
「っていうか俺もじゃんかっ!」
「あれ?どうしたんです?みんな揃って」
こんな感じの5人のお話です。
注意!R15と残酷描写のタグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 01:28:17
125002文字
会話率:43%
ぼんやりと空を見つめた、どんどん空の色がこくなってゆく、下を見たら町が小さくなっている、そう、飛んでいるのだ。
順「うわぁぁ!」
皆僕のほうを見て、笑ってる奴もいるし、どうした?って顔で見る奴もいる
?「どうしたんだ?順」
この人は俺の親友
、姐村 陣っていう名前だ
順「夢を見ていたみたいだ」
陣「なんのだ?怖いおばけでもでたのか?おい」
陣に鼻で笑われた
順「違うよ、空を飛んでいたみたいだ」
陣「いい夢じゃないか、さ、とっとと布団たたんで一緒に東の学食へいこうぜ、お腹ぺこぺこなんだよ」
この学園では学食が一階ずつ東西にふたつずつある、でも、二年生の東学食が、中一の人たちに乗っ取られてしまったのだ、入ろうとすると脅され、絡んできたり、なんで入ってきたんだとか言われけられたりもするらしい、僕が二年の頃はそんなことはなかった、一年前乗っ取られたんだ、僕たちは学食に向かい、食券売機で朝食メニューを選んでいたら、放送委員会の人が来て、手伝ってほしいと僕に指差された
順「えっ、なんで僕なの?」
?「いいから早く来てくれ」
僕は背高い上級生に放送室まで連れて行かれた
学武「俺の名前は石井 学武だ」
順「なんの用ですか?」
学武「今から五分おきにチャイムを鳴らす」
順「なぜですか?」
学武「鳴らない場所があり、それを探しているんだが、人手が足りなくてな、手伝ってほしいんだ」
順「朝食まだなんですけど・・・」
学武「いいから!君は音楽室と美化室だ、頼むぞ」
順「はーい」
僕はさっそく音楽室にむかった、放送が入った
放送「これより、テストチャイムを鳴らします」
音楽室にたどり着き、二分ほどまった「ピーンポーンパーンポーン」なった、続いて美化室だ一分ほど待ったら「ポーンポーンパーンポーン」鳴った、僕は急いで放送室に結果を報告した
学武「どうやら美化室と音楽室にはスピーカーに異常は無いようだな、もう用はない」
っと言って、僕は追い出された
順「やっと終わった」
僕は廊下を走り、すぐに学食に戻った折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-14 00:00:00
1402文字
会話率:74%
なんてことない日常の、なんてことない朝。
名前どころか見た事もない、二人の銃を持った少年と少女が撃たれて惨殺されるという「悪夢」を見た、家なし、金なし、人望なし、のニート、篠川祐。
退屈な日常にうんざりしていた彼は、「あれは正夢」だと信じ、
奔走する。
手がかり?そんなものはないよ。
うわぁ、アイタタタタタ……少し厨二病な痛々しい主人公は、何処にたどりつくのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-08 21:09:18
12012文字
会話率:9%
禁煙って、難しいらしいよね〜。私は吸わないし、たばこは嫌いだから別にどうでもいいんだけどね。とはいえ、親友が吸い始めたら話は別。しかも辛そうに吸ってるじゃいない。理由を聞くと、最近怒りっぽくなってビミョーな関係になった彼氏が禁煙を始めたから
なんだって。なんだそりゃ、って突っ込むと、どうやら買いだめしてたたばこがもったいないからだとか。んも−。だからってあんたが吸うことないじゃない。って、あれ? しばらくしたらなんだかその親友、たばこをおいしそうに吸い始めたじゃない。いったいどうしたんだろう?(瀬川潮名義でブログなどに発表済みの旧作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 09:33:35
743文字
会話率:48%
「次は誰がわらわを楽しませてくれる?」
A moody princess
Prism経営者にして絶対的Gameの主催者、千沙(チサ)
「久々のPlayerね…」
Queen of rule violations
意地悪で悪戯好きな
中の支配人、海山(ミヤマ)
「あらぁ?どうしたんですかぁ?もう、終わりですかぁ…?」
Queen of the words
お茶目で残酷な中の支配人、真山(マヤマ)
千沙の気まぐれで始まったGame
それは命を懸けた危険な遊び
「「「遊びましょう?」」」
(幻想に包まれて)
(さぁ遊ぼう)
(生き残れるのはどっち?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-06 14:11:48
1443文字
会話率:0%
柏木:「咲えも~~~~ん!」
汐華:「どうしたんだい、のび茜くん?」
柏木:「空を自由に飛んでドコか遠くへ行きたいよ~~!」
汐華:「よ~~し、分かった。良いモノを出してあげよう☆」
―――― ゴソゴソ…………チャラララッ♪ チャ
ラァァァ~~♪ ――――
汐華:「『往復チケット』ぉぉぉぉぉ!」
柏木:「……………………旅費?」
●第1部から4ヶ月――国営企業『PFRS(パフリス)』で発生した惑星レベルの大異変を経て、政府内部はゴタついていた。そのさなか、『ポイント32』と呼ばれる老朽化した産廃処理施設にて、200名の人質をとったテロ事件が勃発し、とある男の子の身柄を要求。裏取引きの存在を知った元・PFRS上級職員『蒼神槐(あがみ えんじゅ)』は、男の子と共に逃亡……頼みもしないのに出没する不確定要素も加わり、またしても始まるバトル! エロス! バイオレンス! はたして彼等はテロ事件の真相を追究できるのかッ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-05 11:14:05
125945文字
会話率:45%
今年のクリスマスはどう過ごそうか。
ただ街を歩くのもいいかもしれない。
ねぇ、キミなら今年はどうしたんだろう。
最終更新:2011-12-24 18:00:00
6629文字
会話率:21%
十七歳(という設定)のゲーム実況動画を投稿していた女性「私、人気なんか無いんだわ……」。隣の部屋に住む男性「なかなか新作アップしないな。どうしたんだろう」。彼と彼女がさらにお近づきになる話。前作「がんばれ実況者」の続編。
最終更新:2011-11-13 03:45:38
5582文字
会話率:47%
小学生の目で見た世相。自分史を創作で改変するという安逸な手法です。
夢や思い出や記憶は、かつての自分の中できちんと間仕切りがなされていた。
加齢とともに、それらの壁は薄く透明になり、いずれ混濁する運命をたどる。
忘れられない事実が、「それが
どうしたん?」と言われるようになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-01 10:49:03
37523文字
会話率:1%
記憶をなくした天使を、君はどう捕まえるかな?
俺は、捕まえておけるのか不安だ。
記憶を失っているこいつに、どう話しかけていいのやら……(困)
世界一好きな人が、俺のことを…自分のことを忘れていたら…あなたは考えるだけでも、怖くなるか?
大切
にしまった置いたこの想いも、伝えることができないまま少しずつ遠ざかって行く君を、もう絶対に放っておかない。
今度こそ、俺のものにしたい。心も体も、すべてを全部俺に与えて。
ものこのまま離さない。もうこのまま行かせない。
絶対に、俺のものなんだ。
「どうしても、俺のことを思い出せないか?本当に……」
「ああああ、あなたは誰ですか??!!僕のことどうしたんですか?ははは裸で!!!!しかも、僕も裸だし!!!」
この一言で、俺の積み重ねてきた苦労の愛の結晶は、一瞬で崩れ去った。
半年の出来事を完璧に落とされたのだからな。
もう、こんな辛い事は、思いたくない。
もう、こんな想いは、消してしまおうか。
いっその事。その方がいい。
でも、一抹(いちまつ)の期待をしてしまうんだ。もしかしたら、思い出してくれるんじゃないのかって…――――――
俺はきっとどこかで、それを思ってる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-01 07:53:31
530文字
会話率:35%
月の呼吸の音さえ聞こえそうな程の、静かな夜。僕はリビングのテーブルに座り、コーヒーを飲んでいた。時計が針を進める音だけが、辺りに響いていた。僕は何を思うわけでもなく、瞳を閉じたり、手を見つめたりしていた。
人の気配がして後ろを振り返ると
、七歳になる娘が立っていた。暗闇の中、薄紅色のパジャマだけが浮かび上がっていた。僕は何故か、娘は僕の命を奪いに来たのかもしれない、という錯覚に襲われた。冷たい汗が、背中を伝った。僕は娘を恐ろしく思ってしまった自分の思いを吹き飛ばすために、強い声で言った。
「どうしたんだ、眠れないのか」
「うん」娘は不安そうに言った。僕に怒られるんじゃないかと心配しているのだ。
幸いな事に、明日は日曜日で僕の仕事も休みなので、娘を横に座らせ、すこしお喋りをする事にした。それに、さっき僕が感じた不吉な思いは間違いで、僕は娘を愛しているんだという事を確認したかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-16 11:08:05
3526文字
会話率:51%
眼が覚めると時計が視界に入ってくる。6:31。最近流行の着ウタが流れてくる。ディスプレイに映るのは『奈々子さん』という文字。「はい、もしもし。」ーカズ君?今何処なの。「家ですけどどうしたんですか。ー時間分かって言ってるのかな?若干怒気が含ま
れているのは気のせいなのだろうか?というかそうであって欲しい。「6:33ですよね。」ー残念ながら7:51よはい?「はいぃいっぃ。」一度もブレーキを踏むことも無く職場である『開智学園』に向かった。信号無視?スピードオーバー?なにそれ、新種のウイルスか何か?こうして俺『長岡和』の新任教師としての人生を歩みだした.時速120キロで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-03 01:21:14
58787文字
会話率:33%