踏み出す 小説家になろう　作者検索

バスケットボールひとすじに頑張ってきた高校三年の田中智恵は、インターハイ優勝をかけて最後の力をふりしぼって投げたスリーポイントシュートを決めたジャンプから着地した瞬間、本人にとっての人生が終わった。

シューレ音楽学院に入学した無名のピアニスト、テア。高名な学院になんの功績もなく特別入学し、さらに世界有数の師を持つことになった彼女には、周囲の嫉妬が向かう。しかしその中で彼女の才能に目をとめたのは、皆から慕われる生徒会長ディルク。彼はテアをパートナーにと望み、テアはその手を取る。次第に惹かれあっていく二人だが、二人は共に踏み出すことのできない理由を抱えていた……。じれったく、甘い、二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ

そして少女は、一歩踏み出す。

ー春ー ーー桜が咲き、心地よい風が吹くこの季節一人の少年が新たな一歩を踏み出すーー 俺の名前は坂道一斗。 新一年生だ。中学校生活に胸を膨らませ、この桜坂中学校に入学する。 入る部活は決めている。サッカー部だ。 俺は小学生の頃からサッカーをやっていてサッカーが好きだ。 親友、クラスメイト、教師、親、チームメイト…いろんな人を巻き込み、物語は進んでいく… 学園で青春でラブコメな物語が今…始まる…折りたたむ>>続きをよむ

人に嫌な思いをさせたくないのって悪いことですか。一歩を踏み出すことが出来ないのって悪いことですか。優しすぎる人を、優柔不断と切り捨てるのは勿体無いと思うんだ。いいじゃない、誰も彼の魅力に気付かないなら、私ぐらい優しくしてあげてもさ。 幸せになって欲しいけど、別に彼氏彼女じゃない。この関係の名前は、きっと誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ

春。 新しい環境への一歩を踏み出す。

大学生の私は、意中の相手に思いを告げるべく迷い悩むが。

　魔法使い（ギード）を夢見る少年リーシュは、王都へ渡り魔法使いの一歩を踏み出す。 　ところが、その異質な能力を弾劾され王都を追われてしまう事に。 　旅の旅団に助けられたリーシュは彼らと共に故郷へ向けて傷心の旅路へ。 　見え隠れする隣国の影、半神伝説と魔法、自身の能力の源。すべてが明らかになった時、少年の出す答えとは？折りたたむ>>続きをよむ

ここは世界の狭間。少年が告げる。 「あなた方は、２月２５日、車にはねられました。よって、その世界よりこちらへ意識を移すこととなった次第です。おめでとうございます」 少年の言葉は、続く。 『彼ら』は、新たな世界、ヴェイレントへと旅立つべき、特別な存在なのだ――― そして、少年の言うままに、『彼ら』は新たな世界への一歩を踏み出す。 折りたたむ>>続きをよむ

軍人がある女性を救う時、世界は終末への第一歩を踏み出す。軍人はこの戦争に何を苦悩し、何に希望を託すのか……終わりの見えない戦いを軍人は駆け抜けてゆく。

　灰色の朝日が差し込むベッドの中で、少年は考える。 　どうしようもない事実として、〈青い野原の集落〉は終わりつつある。 　ここには未来なんてない。そんなことみんな知っている。 　誰か偉い人が、早く看板を立てるべきなのだ。〈青い野原の集落〉は終了しました、と大きな字で書いて。そうすればこの集落の人たちだって、雪原へと足を踏み出すかもしれない。あるいは自主的に、墓石の下に潜り込むかもしれない。どちらにせよ重たいため息を一つ残して。 　雪に閉ざされた世界の、少年と少女と弾丸の話。折りたたむ>>続きをよむ

いじめられてた僕を助けてくれた少女に恋をした。相変わらず意気地なしの僕は思いを伝えられないままでいた。そんな時、彼女が付き合っていた人と別れて・・・

幼馴染のヨシヤとシュウジは、もう一人の幼馴染カナのことを想いながら、しかしお互いのことも想い合って一歩踏み出すのをためらっていた。だがいつまでもモラトリアムに浸ってはいられない。三人の想いに決着をつけるため、ヨシヤは野球の試合をその舞台に選ぶ……。折りたたむ>>続きをよむ

歩き疲れた足は棒のようになり一歩踏み出すたびに悲鳴を上げている。周囲は霧が深く数メートル先も見ることが出来ない。時計を持って来ていなかったせいで今が何時なのかもわからない。太陽が昇っている以上夜ではないことは確かなようだが。いったいどこに行ってしまったんだろう・・・。折りたたむ>>続きをよむ

森の奥にひっそりと住んでいた青年シエル。 一緒に住んでいる少女ルルシェと変わらない日常を過ごしていたはずが‥‥‥‥。 ある日突然王族の娘を名乗る少女が飛び込んできて告げる。 「私を‥‥‥私達の国を、助けてください！」 そして少年は、世界への一歩を踏み出す。 完全に異世界ファンタジーです。 三作品同時進行の内の一つです。 色々ノリで進んでいく所がありますがお構い無しにすっ飛んでいきます!!折りたたむ>>続きをよむ

一流企業に勤める冴えない中年独身男性の元神は、日常の中のある事件をきっかけとして、ひとまわりも年の違う若い美香と出会う。彼女への淡い恋心を抱く彼は、彼女との恋愛を心の中で思い描くが、実際に前に一歩踏み出す勇気が出ないでいる。そんな二人は、ある日レイトロードショーで映画「マイ・フェア・レディ」を見ることになる。その後、彼女の態度に変化が現れる。折りたたむ>>続きをよむ

　大手企業に通う新谷（しんたに）は、度重なる悪質な残業などにより精神を病んでいた。それを相談する友人もいない、家族とは絶縁状態、そして彼はとうとう自殺を決意する。 　自殺を決意したとき、ふと昔を思うと、古いアルバムを手に取り、最も楽しかった時分に思いを馳せた。新谷の魂を救済していた結（むすび）という少女との記憶は、最も心地よく、最も後悔の念が強いものだった。 　その結と交流するうち、新谷の環境が狂い始め、少年でありながら世界に不信を抱き始める。荒んでいく新谷の魂を癒す結との絆は深まるが、そんな関係も長くは続かなかった。 　新谷が小学四年生の時分、ある玩具が流行り始めた。それを欲しい新谷だったが、小遣いも貰えない状態では、無理な話だった。その新谷に対し、玩具をやるから結と絶好しろという少年が現れる。新谷は渋々ながらに結を突き放す。だが、結局玩具は手に入らず、結を裏切った新谷は消えない傷を負うこととなる。 　過去と現状に別れを告げるため、数年ぶりに訪れる故郷の、思い出の山へと赴く新谷の精神は、崩壊していた。 　山をのぼり、頑丈そうな枝に座り、紐を結び、自分の首に括りつけ、何気なく足元を見ると、そこにはあの頃と寸分違わぬ姿の結がいた。 　結はあのときのことを気にしてなどいなかった。自分を忘れて前へ進んでほしいと願っていた。新谷はそれを都合のいい幻想と思った。だが、幻想でもいいからもう一度触れたいと願い、一歩前へ踏み出すと、枝から落ち、首を吊って死ぬこととなる。折りたたむ>>続きをよむ

サバイバルランドにきた主人公が一歩を踏み出す。 ブログから転載。 http://kosyougun.blog.fc2.com/blog-entry-2.html

少年時代に片腕を失った主人公エルク。その無力さを糧に、誰よりも強く成長した彼は、あの瞬間から止まったままの時間を動かすため、新たな一歩を踏み出す。そんな剣と魔法の異世界ファンタジー開幕です。 更新遅進な初心者の頑張りを、どうか生温かい目で見守ってやってください。折りたたむ>>続きをよむ

焦土と化した村にやってきた一人の妖怪。その妖怪が出会ったのは、人と妖怪の切ない物語。悲しみの後、新たに一歩を踏み出す方法は……。