春菜子(はなこ)はついに念願の○○を手に入れた! 早速試し斬りに出かけたけれども……。鈍くさい女の子と、その相方の男の子のお話。遊森謡子様主催、春のファンタジー短編祭・武器っちょ企画参加作品。ちょいグロ、ややエロでお送りします。
最終更新:2012-04-21 00:25:02
9110文字
会話率:25%
その年の初冬、渋谷のパークシティーホテルでは、卒業後初めての「松本城西高校」のクラス会が開かれていた。
参加者は同級生の男女八人と当時の教師。
会も終わりに近づいたころ、参加者の一人、「木戸悠太」が突然苦しみ出して倒れた。薬物による中
毒死だった。
参加した同級生に疑いの目が向けられた。参加者はみんな何らかのかたちで医療機関に関係していたからだ。
全員が疑心暗鬼になる中で、「永島竜也」と「川名聡美」の二人が事件を追い始める。
その矢先にまた参加者の男女二名が、故郷松本で殺害される。
二人は事件を追う過程で、思いもよらない高校時代の隠された事実を知ることになる。そして、それに関わる複雑な人間模様が、徐々に浮き彫りになっていく。
一方で、犯人像は朧げなまま、遅々として捜査は進展しなかった。
そんな中、竜也の故意に漏らした言葉で、警察の事件解明が急速に進展していく。結果は誰もが予想し得ないものだった。
ある人間が仕掛けたクラス会という舞台で、同級生の仲間が踊らされていたのだ。
首謀者は捕らえられ、事件は解決したように見えたが、犯行の動機は依然ベールに包まれたままだった。
数日に及ぶ事情聴取。その中で、明確な動機のない事件は、醜い皮を次々に剥がしながら真の姿を現し始める。
犯行は、信じられないことに、首謀者の患った『疾患』が完治したことによって引き起こされたのだった。そして、その『疾患』を誘発したのは首謀者に送られたある一本の『メール』。
その『メール』が首謀者を凶行へと走らせたのだ。
「自分を犯罪者と呼ぶなら、メールを送って自分を陥れた人間こそが真の犯罪者だ」首謀者はそう嘯いた。
その『メール』と『疾患』との関連は・・・・・。
そして、首謀者の言う犯行の動機「人間の間引き」とは・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-11 21:41:14
107435文字
会話率:35%
西暦二〇二〇年ある一人の偏屈科学者が南極から出土した三十センチ程度の奇妙な人形を持ちかえった。その人形はその時の人類では考えられないまでの高性能な科学技術によって造られており、作られてから少なくとも千年は経っているのにどこも故障しておらず当
時のままだった。
科学者はその人形を研究し、十年後の二〇三〇年にそれを模した人形オルディックロボを開発した。オルディックロボは当時実用化されつつあった精神感応装置を利用することで人の意のままに操る事が出来た。
そしてその五年後、二〇三五年にはそのオルディックロボを使用した競技『オルディックファイト』が日本で誕生した。当時は一台数百万を超える高価な代物であったがロボット対ロボットという今までにない格闘技に人々は熱狂しブームを加速させ、そのまた五年後には大量生産が実現化しオルディックロボは一般的にも普及するようになった。
そして日本は大きく変わり、人々はその小さなロボットを手に普段の生活を送る事になった。オルディックロボには高度の人工知能が搭載されている事もあってある人には親友、ある人には恋人、そしてある人には子供あるいは親の様な存在になった。
二〇六〇年、オルディックロボが作られて三十年目のこの年世界の構造が大きく揺らぐ事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-09 21:00:15
20034文字
会話率:54%
影鬼。かの異形を知る極々一部の者たちはそう呼称した。
この世界に光と物体が存在する限りおよそなくなることのない影、当然人類もまた有史以来影と共にある。
そんな影が本体ともいえる人間を喰らう、そして形を得て他のどこかで災いを振り撒く。
この話は、そんな影鬼に唯一対抗する術を持つ、或いは持ってしまった影狩と呼ばれる者たちが織りなす、日常と非日常の物語。
影狩と高校生、二足の鞋の主人公──紅月零の運命はある一つの事件から急加速で回り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 09:47:17
7136文字
会話率:21%
トラック運転手が夜の高速道路を走る話
最終更新:2012-04-07 16:22:22
6975文字
会話率:6%
悪名高い盗賊団。その頭領の一人娘はある朝、一人で旅にでた。盗賊としての常識しか持たない、我が道を行く彼女は盗賊の腕と仲間を武器に冒険の数々を繰り広げるが・・・?(主人公は初っ端から強めです。若干、流血表現が見られます。誤字脱字などあるかもし
れません。ご了承ください。どこかのサイトに転載する可能性があります。更新速度はカタツムリ並みです。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-05 14:05:54
14754文字
会話率:32%
天地鏡学園は特殊な能力を持つ者達が通う学園である。特別象徴保持者、通称シンボラーと呼ばれる者達との生活の中で、主人公の扇天満は身も心も成長していく。
三人の姉の対応でてんやわんやの毎日だが、それでも日々の生活に満足していた。
しかし、
同じくシンボラーである天満は、入学して間もなく生徒会に入ることになる。
生徒会には様々な依頼が飛び込んでくる。姉と生徒会、天満の日常はより加速していくことになる。
感動アリ、バトルアリ、恋愛アリの学園ファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-04 23:03:53
7435文字
会話率:24%
近未来。日本は謎の感染症で一時期崩壊した。
だが、3年後。日本はNATO軍の調査隊によって感染の危険はないと判明。早速、全世界の援助の元、コンビニの棚に商品が溢れるほど、ほぼ完全な奇跡的な復興を遂げ、生産、流通、消費、経済が完全に元に戻った
日本。日本人は新たな生活を始める。
新東京都の首都公立高等学校に通う1年生の高橋美智子は、幼馴染で問題児の友人と生活しながら、楽しい生活を歩んでいた。
そんな最中、近くのマンションに住むことになった美智子だが、何かしらの手違いで同じ学校に通う一番もてる男子高校生の桜井健一と同居することになった。初めは戸惑いを見せるも、実は家賃が2倍だと知った2人は協力して生活することを決意。はちゃめちゃで騒がしい生活を毎日送り、そこに楽しさと幸せを感じる美智子は、トラブルだらけの毎日を楽しんで過ごし始める。
しかし、ある日突然、狂暴化する生徒が出現。米軍の出動、増殖する怪物たち。何にも頼れない学生たちは己の力を頼りに米軍と怪物を敵に回し、生存をかけた戦いを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-02 22:58:20
67739文字
会話率:54%
100年前の争いにより傷ついた世界。その世界で1人の青年がみる真実とは!物語は加速する!竜と魔剣が紡ぎ出す長編予定ファンタジー此処に開幕!
最終更新:2012-03-29 22:49:45
4740文字
会話率:63%
寮に行く二人の心境が変わりつつある。
お互いが気付かない速度で、少しずつ…。
最終更新:2012-03-28 19:56:43
1645文字
会話率:38%
高速道路を走っていると、色々な景色が見えてくる
最終更新:2012-03-26 00:19:45
296文字
会話率:0%
この世界と似た別の世界。
その世界でも争いはあり、戦争はあり。
戦のために、巨大な要塞が築かれる。
その要塞は、いつしか巨大な生き物ようになり、人の制御から離れる。
黒島に築かれた要塞にも、人の手が届かない場所がある。
そんな場
所を探索する任を帯びた小隊がある。
この話は、そんな小隊の話である。
少し不思議で、マヌケで、ドタバタです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-25 18:05:11
16066文字
会話率:31%
自覚のない魔女カーミラは、王を志す第二王女を守るため騎士を目指すことになる。魔女とは代償を支払うことでマギ(魔女の魔術)を習得することができる者であり、支払う代償はその者にとって大切な何か。そしてマギは普通の魔法では到底起こりえないような奇
跡をも可能とする。古より転生を繰り返してきたカーミラは、その魂に無数のマギが刻み込まれていた。しかし本人には転生前の記憶はなく、そんな力があるなんてことも分からず、巨大な大剣を振り回して悪鬼羅刹の如く魔物と戦い続けてきた結果、いつしかリセの竜殺しと呼ばれるほどの凄腕の傭兵となっていた。しかし戦う以外は文字も読めないし、自分で着替えもできないし、本当になんにもできない。そして狭かった少女の世界が広がりを見せることで徐々にヤンデレが加速していく。そう、全ては愛する妹のために。これはそんな少女たちを中心に描いた剣と魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 17:43:16
73432文字
会話率:49%
生前、病気によって不幸な死を遂げた彼が次に目を覚ますと、そこは見知らぬ暗闇の石室だった…。誰もが知っているがあまり人気では無さそうなアイツに転生した彼は、これからどうやって生きていくのか。これは、チキンな彼の宝箱転生記である。
※初投稿の習
作ですので、見苦しい文章になる可能性が高いです。更新速度も期待しないでいただきたいのですが…それでも良いという方の暇つぶしにでもなれば幸いです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 14:01:15
20115文字
会話率:12%
“日常と非日常が交差するとき運命の輪が加速する!”
元野球少年“風原空汰”は日々を怠惰に過ごしていた。何事も無い日常。惰性のような毎日。だが空汰はひとりの少女との出逢いによって運命の歯車が動き出す。大型カードゲーム筐体“Lord of Ma
ges”で日夜行われる戦い。ゲームも大事だけれど日常も大事だ。恋や戦争に大忙し。腐れ縁トモミと後輩の神薙、そして仲間達とともに駆け抜ける激闘の数々が色付いていく。いま悲しみも喜びも受け入れて、空汰は王の道に目覚めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-19 18:00:00
49413文字
会話率:45%
落雷に直撃してしまったユーキー青年
その影響で体が地面から一センチ浮いてしまった!
不幸にみまわれたユーキーに更なる不幸の連鎖が訪れる
はたして彼は救われるのか!
最終更新:2012-03-16 19:41:41
1805文字
会話率:37%
高速道路をみていたときに思いついたショートショートです。
最終更新:2012-03-14 11:08:57
2947文字
会話率:50%
ファイブナインズ。
それは光の0.9999961倍の速度の世界と、そこに住む人々、そしてその速度で航行する技術のことを指す。
光の速度に近づいた場合、その空間の時間的な流れが変わる。
1光年の距離を移動した場合、光の速度でも1年かかること
になるが、ファイブナイン・ドライブで航行した場合、宇宙船内ではそれを1日と感じる。
つまり、宇宙船内にいる人の感覚としては、ファイブナイン・ドライブによって1日かけて移動した場合、周りの世界では一年経っている計算になる。
いわゆる、ウラシマ効果というやつだ。
そんなファイブナイン・ドライブで航行する宇宙船の乗組員、ミサキが、とある惑星でひとりの女性と出会う。
次第に惹かれ合うも、別れの時はやってくる。
それからしばらく時間は流れた――。
サークル「ラスティ・ミラージュ」のオリジナルテーブルトークRPGシステム、「ファイブナインズTRPG」の世界観を題材にした小説となっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-10 01:39:54
100912文字
会話率:25%
「わち、スターウィッチのホウキ星になる」
ヒミカのわがままで、セスナは彼女と一緒に田舎村を出た。
スターウィッチは、ホウキに立ち乗りし速さと美しさを競う、激しい飛行音も特徴的なウィッチレースの最高峰。そのレースに参戦する魔女はホウキ星と呼ば
れ、女性の憧れとなっている。
スターウィッチに参戦するフェリーユと出会い、ヒミカたちはレースに出場できることになった。しかし出場するには、魔女をサポートする女性のファミリアーが必須。
ヒミカには他に知り合いがいなかったため、セスナが女装して出場することに――。
ファンタジー系の魔女レースものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-14 23:41:44
131427文字
会話率:20%
秒速300メートルで通り過ぎていった俺の初恋。初恋なんてきっとこんなものばかりだろう。でも俺はそれでも構わない。だって―――。
恋愛青春短編物語。
最終更新:2012-03-07 03:24:32
6177文字
会話率:43%
異常なまでの異常性志向。神山君とその世界の住民による異常性物語。ゆっくりと、そして速やかに、お楽しみ下さい。
※文字数少なめ、挿絵無しの短編集です。ご了承下さい。
最終更新:2012-03-05 20:00:00
26500文字
会話率:44%