王国騎士団第四隊の隊長をしている俺グレン・ロイヴァーは、爽やかな目覚めの中で猛烈な違和感に首を傾げた。どうやら代々続く呪いを解こうと入手した薬が原因らしい。
しかし副隊長のファザルは冷静に指摘した。「根源的な解決法ですね」……なるほどそ
うかもしれない!「あんたはバカか! ロイヴァー家への嫌がらせに決まっているだろっ!」
※とびらの様主催の「TSゴールデン企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-07 18:00:00
10077文字
会話率:29%
この世界の大気に含まれる成分“エナル”は生物の脳神経に作用し、様々な効果をもたらす。
エナルによって自らの力を増幅させる者をエナルダと呼ぶ。
エナルダは性別・年齢を問わず優秀な戦士だ。重装鎧を装着し大剣を振るう。戦いを左右する存在となったエ
ナルダは自問する。“我々は何者なのか”と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 22:40:38
833902文字
会話率:35%
「決定論」で決まりきった世界。
aを選択しようがbを選択しようが、その選択は最初から決まっており、その先にあるのも決まっている。
そんながんじがらめな箱庭で、その結果に作用されない人たちがいたら、どうなるのだろうか。その世界の冒涜者たちが、
愚行の先を知ることができる予知能力「ラプラス」があったらどうなるのか。
結果としては、予知できるも存在の、いいようにねじられた未来が訪れるだろう。
だが、彼らがその先にある平和を、もし、もし願い、そのために愚行を尽くすことができるのなら……
毎週更新するかもわかりませんが、気長に待ってやってください。
基本怠け者なんで、途中で放り投げたり、半年とか書かずに忘れる可能性もあるのでご了承ください。
まあ、頑張るので。まずは、毎週更新するーーかもしれません?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-04 13:00:00
568文字
会話率:0%
絶望的な状況の中、自分の運命が記された本を見つけた史郎は、その本の内容を改変することで、運命を変えられることに気付く。当然、史郎は本を利用しようとする。宝くじの当選、自殺の回避、そしてついには、事故死した義妹の助命まで。
……しかし、運命の
改変には思わぬ副作用もある(らしい)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-05 15:04:10
5267文字
会話率:23%
近未来、遺伝子操作の副作用で男性ばかりが生まれる世の中、女性は希少種として優遇されていた……。
最終更新:2017-03-01 06:03:56
3157文字
会話率:0%
『ヤル気』という感情には、目的に到達する為、或いは目的を定めるために必要な行動を促進する作用があります。
また、人間の生き様を『一本の木』に例えられる事があります。
根は心のありよう、幹は精神力の強さ、花は才能の現れ、実は達成を
表し、種は次の世代への希望、などです。
因みに、これらのは全てをやる気がもたらした結果に当てはめることができます。
つまり『やる気』の先には、『やる木』があるのです。
そう思うと何だかこの『やる木』を育ててみたくはならないですか?
多少強引ではありますが、そんな作者の気持ち悪い空想が現実にある世界がこの物語の舞台であります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 18:35:07
16062文字
会話率:40%
傾向:シリアス+近未来ファンタジー
分量:長編の1/3ぐらい
城崎幸一郎には、未来の医療を呼び出して患者を治療する能力があった。しかし、その能力は、治療した傷病の苦痛が、わずかだが自分に残り蓄積していく副作用があった。そのことを理解しな
がらも、彼は訪れる人を分け隔てなく治療していく。その結果、彼の姿は幾万の苦痛の欠片が詰め込まれたものになってしまう。その上、世間はその“奇跡の力”に慣れてしまい、彼自身のこと、彼の思いを省みずに無頓着になってしまう。
自分自身のこと、自分の思いが忘れられることを恐れた幸一郎は、会見を開いて、副作用で変わり果てた体をさらして、彼の願いを訴えた。しかし、自分たちが省みなかった果ての姿を突きつけられた世間は、その姿に恐れおののいた。そして、世間は、幸一郎に治療された人、今後治療されるであろう人が思い悩み苦しむのを避けるためとして、幸一郎の訴えを怨嗟の声へと捏造し、見たくないものとして遠ざけていってしまう。
幸一郎の治療も密室で、患者は目隠し耳栓をした状態で行われるようになり、その後も極力触れずにすむようになって、それが普通となった頃。そして幸一郎の思考も凍り尽きようとする頃、彼の元へ篠山智という少年が訪れる。智の目は他人の感情が色で、そして強ければ形を持って見ることができた。智はその目で、目隠しされていながらも、幸一郎の絶望と孤独、希望と願いを垣間見る。智は自分が見たモノが何を意味するのかに疑問を持ち、触れずにすむことが当たり前となった世間の中で、苦しみながらも真実にたどり着く。
その後、智は幸一郎の思いに報いるために奔走し、彼の人生に意義があったこと、彼を忘れないでいる人達が確かにいること伝える。それは、もう考えることを諦めてしまっていた幸一郎に届き、報われた喜びと孤独だった哀しみが凍えていた奥底から呼び戻され、涙となってこぼれ落ちるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 17:55:27
24366文字
会話率:31%
高校中退後、フリーター暮らしをしていた主人公、渡里渡鳥(わたりととり)17歳(♂)。
彼は、夜中に食糧を調達しようとコンビニに向かっていると、大型トラックに轢かれそうになる。
トトリの脳内に、これまでの人生が、走馬灯の如く映し出されて
行く。「バイバイ」小さくそう呟いた直後、見知らぬ世界で、額に角を生やした少女と対面していた。
「お前、誰だ?」
少女──ライラは問う。
こっちの台詞だ、これなんてエロゲ──色々と文句は出る。しかしトトリは、帰る手段も無く、なし崩し的にライラと生活を送る事となった。
ライラとの暮らしの中で、トトリは知る。自分の今居る世界が、アスラ・アムリタと呼ばれる異世界だと言う事。ライラはアスラ・アムリタにおいて、『鬼』と呼ばれる存在で、『呪術』と言う魔法のような力を操る事を。
帰還の手段こそ見つからないままだが、妙に生活に安定感を覚え、のんびりと構え始めていたトトリ。しかしある時、ライラの暮らす村に、巨大な竜が襲来して来る。
ライラは呪術を用いて竜を撃退する。しかし、その竜は禁忌とされた呪術を使用し、その副作用として理性の無い怪物になった、ライラの友達──ルーだった。
呪術は、術者が死ねば効力が切れる。ライラは、ルーを殺し、彼女を元に戻すと言う。
トトリはライラの葛藤を察し、なんとか丸く収める方法はないかと模索する。
しかし方法は見つからないまま、再びルーが村を襲って来て──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-13 22:14:35
14939文字
会話率:43%
画家は、令嬢の肖像画の作成の依頼を受ける。だが、その絵には不思議な力があった。令嬢の運命に作用するという。
最終更新:2017-01-06 07:00:00
1366文字
会話率:0%
選挙に敗れた候補。田中彼方はその際に「私を男にしてください」と口にしていたのに選挙に負けたため「男になれず」女体化。
それを解くために逆を再選挙の際に試みる。
しかしやはり「言霊」が作用して…
自サイト「城弾シアター」からの転載です。
最終更新:2017-01-02 00:37:56
9058文字
会話率:31%
※初めてのTS物です。温かく見守って下さい。
現代の健全な男子高校生だった少年は、勇者召喚の事故に巻き込まれて若い命を散らす。
魂だけが異世界に辿り着き、魂の管理人に同情された少年は、スキルを貰い新たな身体に再生して貰えることになった。
だが、降り立ったその世界は、ファンタジーなのに『お約束』が通じない非常に現実的な世界。
しかも選んだスキルの副作用で少年は『HP:1』の女の子になってしまった。
転んだだけで死にかねないオワタ式。
はたしてこの世界で生きていくことが出来るのでしょうか?
オワタ式のカオス回は10話から始まります。
※注意 本作はコメディ色が強い作品です。おバカな主人公、軽い下ネタ成分が苦手な方はお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 00:00:00
228758文字
会話率:46%
「ねえ塚杜君。家のダンジョン駆除を手伝って欲しいの」
放課後。両親が《スイーパー》をしている僕を人気の無い校舎裏に呼び出した白山括理さんはそう言った。甘酸っぱい何かを大いに期待していた僕こと塚杜建速はデスヨネー!と自分を殴りたくなったが、
まだ高校生である自分がダンジョンに入れるチャンスだと思い快諾する。
ダンジョンの中は現実とはまた違う理が支配する異世界。HP、文字通りヒットしただけポイントが消費され深刻な怪我をしない謎現象が作用し、無くなれば持っていた物を《全て》その場に残して外へと排出される。
そんな死にはしないけど普通に怖くて危険なダンジョンを僕たちは駆除する事が出来るのだろうか。
ダンジョンと言う自然災害が日常と化した西暦20XX年。僕と彼女と愉快な仲間たちの小さな冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 18:18:51
75178文字
会話率:45%
喧嘩っ早さで有名な高校生・赤星恒晴(あかほしこうせい)は、ある日、謎の組織によって離島に拉致された。組織は、様々な分野で秀でた才能を持つ高校生たちを同時に一千名拉致し、「この島で生き延びよ」と指示を下した。それは絶望の殺戮ゲームの始まり。運
営者から配れらた武器は、10分間だけ身体能力を強化する薬剤。ただし、その後の10分間は麻痺して動けなくなる。副作用の恐怖に負けず、彼らは生き残るために虐殺する。
週2回程度(月・木)更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 23:00:00
126179文字
会話率:42%
その男は、生きることに疲れていた。
鬱になり、病院に通う日々が続き、現状を変えるために新型の薬を服用した。
だが、薬の副作用なのか、現実と夢の区別が徐々に無くなっていく。
今の仕事をしているこの世界が現実なのか?それとも、棺桶の中に入
れられて埋められている、この瞬間こそが現実なのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-09 00:16:47
973文字
会話率:10%
世界で突如蔓延した病原菌は多数の死者を出している。
その伝染病の一時的な対抗策として急いで作られた薬がチロムだ。
チロムは人に潜伏している病原菌を潜伏期間以内に殺す薬だが、副作用として夢遊行動や暴力的になる精神作用がある。
最近の犯
罪の多くがチロムの精神作用によるものであることが分かっており、酷いものであれば突発的な殺人事件まで起こっている。そのためチロム服用から24〜48時間以内は外出を固く禁止しており、チロムが体内に残った状態で外出をするのは5万円以下の罰金又は医療機関下での一年以内の入院措置となる。
服用を義務付けられ、国から支給されるチロムだが、副作用の改善は今後の課題である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 22:42:16
3094文字
会話率:38%
ある朝、貧乏一人暮らしをする高校生・魚崎の元に大量の靴下が送られてくる。身に覚えのない魚崎はその靴下を放っておくことにしたが……それ以来、魚崎の周りでは靴下に関わる事件・事故が立て続けに発生し始めるのだった。困惑する魚崎に対し、ヘンタイ狩
りの天使を自称する少女サリーから、一連の靴下イベントは魚崎が天界の種を食べてしまったことが原因であり、それは魚崎を靴下フェチにさせるための運命の作用だと伝えられる。かくして、おかしなフェチ属性を身につけたくない魚崎はあらゆる靴下イベントから逃げ続けるのだが……
ろくでもないヘンタイコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 16:41:10
77469文字
会話率:57%
昔の伝承で伝わる呪いと云われた大蛇(おろち)の力を受け継ぐ勾瑠国(こうるのくに)の姫、珠奈(しゅな)は敵対する夕朱国(ゆうしゅのくに)に世界に作用する地脈の流れを変えるという使命を果たすため、人質として嫁ぐが…?
最終更新:2016-11-06 15:10:22
7588文字
会話率:48%
高血圧という病気に利用される薬たちを擬人化して、その良い働きやよくない働きを体内という小宇宙の中で物語風に紹介した。医師が処方する薬の作用と副作用を広く読者の方に知ってもらい、自分が病気になった際、参考にしてもらうための小説でもある。
最終更新:2016-10-29 09:00:00
54839文字
会話率:7%
――こんな人生、やり直したい。
クラスメートから”地味子”と呼ばれる「菊地口未子(きくちくみこ)」は、そのあだ名の通り暗く大人しい女子高生。地味な存在を気味悪がられ、からかわれたりちょっかいを出されたりしながらも、我慢して”空気の存在”を
演じていた。だがそれは表の顔であり、心の中では真っ直ぐに自分の意見を持っていた。しかし周りからのヒドイ扱いゆえに、自分の意見を口にすることが出来ず、いつも心の中に押し込めていた。
ある日、忘れ物をした口未子は教室に取りに戻ったのだが、いつもちょっかいを出してくるマジクソ三姉妹(マジでクソな三人組)に忘れ物を取り上げられていた。必死に返してもらおうとする中、口未子に悲劇が襲う。突き飛ばされ、教壇の角に右目をぶつけ大怪我を負う。
その後、鏡で確認すると右目のどこにも怪我をしていないどころか、異様な変化を遂げていた。それは真っ赤な瞳に、中央には金色を放つ瞳孔の目になっていたのだ。
帰宅後、眠る口未子は夢の中で黒いローブを纏った不思議な男と出会う。
その男曰く、口未子の異様な右目は『魔眼』なのだと言う。
口未子にはひそかに想いを寄せている男子、『朝霧一聖(あさぎりいっせい)』がいた。
唯一優しく接してくれる一聖と関わっていくようになり、その想いも次第に強くなる。
そんな中、荒くれ者の不良として「暴れタイガー」の異名を校内に轟かせている男子、『夜桜大河(よざくらたいが)』とふとしたキッカケで出会う。最初は面白半分で口未子に構っていた大河だが、徐々に想いを寄せ始める。
二人と関わる口未子は、変わることを決意する。『魔眼』の力を駆使して自分の居場所と二人を守り、そして空気であった存在からいつの間にかクラスの中心人物にまで上り詰める。
だが、口未子は『魔眼』による作用の事後までは考えていなかった。それは街の異変に気付く医療機関から始まり、そして警察、ついには特殊諜報機関までが口未子の知らない所で動き出すことになる。
口未子は特殊諜報機関所属『エイト』の策略により、”魔女”として指名手配されるようになる。全てを奪われ、激しい怒りと憎悪に満ちた口未子は、追われる立場でありながらも必ずエイトを見つけ出すと宣言する。
そして――、物語は衝撃の結末を迎える。
これは――、地味な女子高生が『魔眼』を手にしたら、どう生きていくのかを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 23:34:55
69610文字
会話率:29%
――あの男なら……。
博士は助手のサトウを見て思った。
サトウは気の弱い性格で、研究所内で常にイジメの対象となっている。博士が開発したばかりの、抗イジメ薬の治験者として最適だと思われたのだ。
最終更新:2016-10-02 04:12:03
684文字
会話率:55%