江戸時代。夜須藩の改革に心血を捧げる男がいた。齢三十で中老に抜擢。名君と謳われた栄生利景の側近として、数々の政策を生み出した。他者の意を介さない冷酷さと、己の能力への圧倒的な自信。それが夜須の藩政改革を可能にした。
夜須藩中老・相賀舎人
、三十三歳。何事にも揺るがない、冷酷なる能吏の仕事を今回はご覧いただこう。
(短期集中連載、全五回)
※アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」の前半の裏側と、後半に繋がるスピンオフ作品です。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
※本作品には、差別用語と思われる語句が登場しますが、それは物語の舞台設定上致し方なく、差別を助長させる意図は一切ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 23:27:49
19416文字
会話率:40%
誤字誤用に続く、
一読者のささやかな願い?です。
キーワード:
最終更新:2015-10-04 18:23:30
589文字
会話率:4%
♠︎Alice in Nightmare♡第一幕
♠︎人物紹介♡
ローゼ・アリス・フローラ
女王候補【アリス】の一人。
光属性の魔術を得意とする。
チシャ猫
アリスの道案内役、及び保護者的存在。
アリスに必ず一人はいる。
白兎
アリ
ス達を、女王の【庭】へ導き、迷わせる。
最近、運動不足。
逃げ足が速い。
帽子屋
アリス達に助言、及び力を貸す者。
お茶目な性格♡
三月兎
帽子屋がアリスに干渉し過ぎないようにするための監視役。
真面目な性格。
女王様
この争奪戦の当事者。
ほとんど話さない。
現女王も、元アリス。
♠︎語句紹介♡
アリス
この国で、女王候補者を表す。
生まれつき体の何処かに心臓を表す♡、そしてそのマークを囲むように、束縛を表す鎖と錠のマークがある。
このマークが女王候補の証。
チシャ猫
アリスとは対照的に、心臓を表す♡、そしてその周りに、鎖と鍵のマークがある。
女王の【庭】は知り尽くしている。
魔術
擬似魔法、または劣化魔法と呼ばれるもの。
争奪戦【対抗戦】
女王を決める際、アリス同士によって行われる殺し合い。
最後の一人になるまで行われる。
または、女王の元まで辿りつければ終了。
しかし、辿りつくのは至難の技。
会場は、女王様の【お庭】折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-07-20 14:06:52
2083文字
会話率:20%
帝都にはびこる迷妄妄誕(ぼうたん)を断つ本記事「帝都妄断(もうだん)」も今回で八回目となる。
さて、読者諸賢は『人を食う機械』の話を聞いたヿ(こと)はあるだろうか。細かな筋の違いや異説があるようだが、大略すると次の通り。
――屠畜場で肉を加
工する機械が暴走して手当たり次第に人を呑みこんだ。犠牲者は肉になってしまったが、業者はこの事実を伏せたまま肉を流通させた。だから帝都に出回る肉にはときどきいわくつきのものが混じっている……
なんてことはない、都人士の不安が話という形をとった都市にまつわる噂話の一つだ。迷信と純朴が生んだ古い怪談とは異なり、都市の噂話は事実となる話に故意に誇張を加えて人為的に流されるものが大半で、人心の不安をかきたてる悪質な扇動と云いきってよい。
もちろん『人を食う機械』も同類である。人を巻きこんだ機械という語句は徐々に人の仕事を奪っていくであろう機械への不満を大胆に表しておる。消費者を顧みず事実を伏せた業者という点は、儲けしか眼中にない企業への不平をあおる。おぞましい人肉がそのまま食卓にのぼっているかのような結末は、帝都での生活そのものへ不信をいだかせる。いずれもが身近に存在する不安の種をひそやかに宿しているのだ。これら不安の種はこういった噂話を栄養にして花開こうとしている。
だが、我らが帝都に咲く花が斯様な不安に根差したものであってはならない。
読者諸賢は見抜いておられるだろう。『人を食う機械』もまた帝都に巣食う妄誕の一つにすぎないのだと。しからばその妄誕、ここに章々として断とう。
今号お目にかける記事は、『人を食う機械』の元となったと類推され得る、西部市のある食肉加工場にて発生した騒動についての顛末である。むろんこれは本誌に掲載されたる内容であるから、尾ひれのついていない実録であるのは断るまでもない。
以下は本誌編集部にこの実話を持ちこんだ某氏の語ったところを文章に整えたものである。某氏の語りにはいささか冗長な箇所も見受けられるが、語られる食肉加工場の場景にも目を通してもらいたい。帝都における点景、生活の実録をつづるという本誌の主旨にも反しないものとして省かず掲載した。また、例によって人名は仮名としている。
本記事が噂話の黒い部分を払拭できる力を備えていると信じて。
無姓無名「帝都妄断 第八回」『実録帝都』三二年第二十六号折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-30 08:40:58
6950文字
会話率:0%
相次いで発見される変死体。
ある者は火傷、ある者は凍傷、ある者は刃物による傷が原因で亡くなっていた。
そんな怪事件の起きる街では、若者の間でパラレルワールドに行くためのおまじないが流行り始めていた。
そしてある時、おまじないを試した高校生が
変死体となって発見される。
これは、おまじないと怪事件の真相を暴こうとする少女たちが、それぞれに大切なことを知るまでの物語である。
※同作者の魔法学院シリーズにも登場する単語がありますが、そちらを読んでいなくても語句の説明はしてあります。
※書き溜めている時点で軽いヤンデレ要素が見受けられます。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-01 00:00:00
42968文字
会話率:57%
逆転ゲームの設定資料集です。
増えて行き次第、語句説明は追記して行きます。
キャラは登場順に投稿して行くつもりですが、もしこのキャラを早めに、というのがあれば感想でよろしくお願いします…!
また、ここでプロフィールを公開したキャラに関
してのイラスト大歓迎です、何時でもお待ちしております…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-03 16:11:18
9958文字
会話率:2%
「この書き出し/締めいかがですか その壱」で出たお題「君の好きだった紅茶を淹れてみたけど、なんだか美味しくなくて涙が出た。」で書いた。気分が沈んでるので物悲しいお話になった。誤字脱字語句の使用間違いありましたら一報願います。
最終更新:2013-11-11 23:48:35
609文字
会話率:0%
四百文字の「あなたに贈る行進曲(エール)」、ちょこっと長い版。
陸上部の少年と、ピアノ少女でおくる小さな恋のメロディー|(少女の初恋)。
失恋したと勘違いしたり、結局告白しないまま終わります。失恋エンドじゃないけど両思いのハッピーエン
ドでもありません。視点切替有り、ご都合主義と色々すっかすかな描写です。許せない方はストレス溜まる仕様なのでブラバどうぞ。
PCで書いたものを携帯のテキストリーダーで取り込み、メール投稿で上げています。文字化け等直しましたが、完全には直っていないかも知れません。誤字、脱字、語句の誤使用等ありましたら教えて頂けると嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-27 02:06:11
9531文字
会話率:23%
餅はもちもち、といった語句集
キーワード:
最終更新:2013-05-29 17:11:58
200文字
会話率:0%
「私と一緒のお墓に入ってくれませんか?」
16歳、夏。僕ははじめて告白をされたわけだが。爽やかな語句はいっさいなく、嫌におもっくるしい感じの言葉に、彼女は頬を赤らめるのだ。さて、僕はどうするべきか。片手に日本刀を持っていられちゃ、どう
みても脅しとしか思えない。──ここで断れば"一緒のお墓に入る"ためにあらゆる手段で彼女は僕の命を狙うという。
ヤンデレ系小説、はじまりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-06 23:20:36
2527文字
会話率:45%
竹、月、そして夫婦。
――2012年11月10日、若干修正しました
(大筋の内容は不変です)。
――2011年12月5日、ご指摘を受けて一部の語句を修正しました
(大筋の内容は不変です)。
――2011年12月5日、ご指摘を受けて不正確な
表記を訂正しました
(内容は不変です)。
*他サイトでも投稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-04 15:05:35
4181文字
会話率:26%
ごはんライス先生の新春課題パートⅡにおこたえしての投稿です。
今回の課題は、落語の三題噺に倣って、お題を二人で各々二題づつ出しての四題噺の小説バージョンです。
ごはんライス先生から出されたお題は、「おっぱい」と「中国」。
私からは、
「おしろい」と「お星さま」。
この四つを題材にして一つのお話にしました。
三題噺でいうところの『題』とは、関連性のいかにもなさそうな「場所・人・もの」を、寄席にみえたお客さまがその場で指定するものですが、噺家さんはただ単に噺の中に「語句」を入れればよし、とするものでもないようです。
きちんと「テーマ」や「設定」に組み込まれていなければ「NG」だ、と聞きました。
そのあたりが私の軽い頭をぎんぎんに悩ませたところで、うまくそうなっているか、ちょっと心配です。
「中国」と「お星さま」は物語の舞台とテーマの中心になっていますが、「おっぱい」と「おしろい」は、人と人との絆を表したもので、その点ちょっと弱かったかな、とも自分で感じました。
どうやら手放しに「整いました!」とはいかないようです。
【華】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-28 17:05:19
18671文字
会話率:33%
図書館司書のアリスンは悩んでいた。職場の同僚は、気のいい人達で恵まれている。仕事も自分に向いている。でも、この図書館は不思議な事が起こっていて――――
ほんの少しサスペンス風。アメリカン風味を目指しましたが、微妙。
(改)は語句修正です。
最終更新:2010-08-26 11:45:46
14319文字
会話率:25%