人魚の末裔である少年ヨランは、予知能力者の姉を持つ。国一番の学園に入学し、将来の足掛けに励む日々を送っていた。ところが、ひょんなことから年上の女生徒ナーナティカと知り合い、交友を持つことに。恋や愛なんて関係ない。ただの気安い仲だと思っていた
。
しかし、姉からそういう仲だと勘違いされ、違うと否定をするも受け入れてもらえない。そうこうしているうちに本当に気になり始め……いや、そんなことはない。認めたくない!
意地を張り目を逸らしても、結局は折れに折れて落ちていく思春期少年のお話。
※)本編『ナーナティカのかんしょう』後のスピンオフ。
恋愛方向に落としてやりたーいという気持ちから出来心でやりました。こちら単品でも読めるように書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 07:07:18
52056文字
会話率:31%
カヌーン魔導王国の特殊法監督局が管理している掲示板通称「特殊法ちゃんねる」(略称:とくちゃ)に時の王太子らしい相談が書き込みされた。
特殊法ヤバイとしか理解していなかった王太子は、特殊法の中身を理解しておらず、結局は廃太子されるのだった。
『小説家になろう』『アルファポリス』(敬称略)に重複投稿、自サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 00:58:05
4607文字
会話率:0%
通り魔に刺され、目を覚ますと高校が舞台のラブコメ恋愛ゲームに異世界(審議)転生していた主人公。
「ファンアートがヤンデレ血塗れ監禁ネグレクト誘拐とやたらと不穏なので命がヤバい。無理すぎ。でもボッチは寂しいから友達はほしい」
平穏に暮らし
たい一心であらゆるフラグをスルーしたがるが、なんやかんや真っ直ぐな性格や孤独感が災いし結局は面倒事に巻き込まれていき……?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 12:40:00
3118文字
会話率:8%
「冷酷王子の万国周遊記シリーズ」というファンタジー小説の世界に登場する、悪役令嬢ビアンカに転生した、元旅行代理店のOL。
王位継承者第1位の、第二王子の妻の座を狙って、ヒロインをいじめて失敗するのが原作のビアンカの運命だった。
抗おうと第二
王子やヒロインを避けていたが、結局は第二王子達と一緒に、国のしきたりである「婚前旅行」に出かけることになる。
何故か原作から異なることばかり起き、恋愛はしつつもストーリーを大きく捻じ曲げながら、周囲の4カ国を巡っていく。
「こうなったらとことん旅を自分好みにしてやるんだから!」
観光三昧、グルメ三昧、贅沢三昧の旅行を目論むビアンカに待ち受ける運命とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 22:44:54
15636文字
会話率:31%
ロクサーナことロキシーはある日突然、別の世界の自分を夢見た。自分が首を切られて死んだ女王だという夢を。
双子と信じていた妹のモニカこそが王家の血を引いているというのに、それに嫉妬し、彼女を憎み抜いて、出自を偽り女王となった。だが結局は
愛する婚約者も王位も全て奪われ、呪いの言葉を吐きながら死んだ史上最低の悪女、ロクサーナこそが、自分なのだという忌まわしい記憶だ。
ロクサーナが死ぬのは17歳のはず。ロキシーは12歳。時間が戻ったとしか思えない。だが以前の世界と違うのは、ロキシーはすでに生まれた家を追い出されていて、厳しくも優しい養母と、慕ってくれる義理の弟がいることだ。
おまけに以前の世界では一方的に恋をして無理矢理婚約を結び、憎まれていたはずの婚約者は妙に優しい。
恋で人生狂ったかつての苦い思い出があるから、二度と恋なんてしたくないのに、怒涛の恋愛に巻き込まれていく。
愛憎渦巻く、二人の少女の物語。
※以前公開していた「今世こそ負けませんわ!」という物語の再投稿です。主人公二人の名前を変えていますが、内容は概ね同じになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 07:10:07
331395文字
会話率:35%
私は友だちがおらず、日々、教室の隅っこで本を読んでいた。
放課後の掃除を五人で行う予定だったが、他の生徒は帰ってしまい、結局は私とクラスメイトの五味葛乃さんの二人だけが残った。
五味さんは普段あまり話さないタイプで、私自身も彼女がなにを
考えているのかわからない。
いつも不機嫌そうで変わってもいたため、苦手意識があった。
掃除が終わった頃、そんな五味さんから声をかけられた。
彼女は「頼みがある」と言い、一緒に来てほしいと言った。
私は戸惑いながらもその頼みを受け入れ、五味さんに連れられてある場所に向かうことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 19:14:08
10097文字
会話率:30%
人々が技術でもって空へと繰り出した頃、空の彼方から機械仕掛けの飛竜、機械竜(ドラゴロイド)が現れ、人と竜の戦争、人竜戦役となった。
そんな戦争もいつしか終わった頃、前線基地の残骸の一つに住み着いているスカイと名乗る賞金稼ぎの女性がいた。
彼女は機械竜(ドラゴロイド)の技術を応用した垂直離着陸機を操って空賊を退治しつつ、糊口をしのいでいた。
彼女はある日、仕事の中で幼い少年、ヨハンと出会う。天涯孤独の彼は父親の遺したとある兵器の特許を持っており、金のなる木であった。彼の財に目がくらんだスカイはボディーガードになったのだが、やがて彼の身を巡る他の貴族との争いへと発展する。
その中でぶつかる、年上の彼女と幼い彼。
「結局はぼくのことをバカにしてたんだ」
「アタシ達を見てくれてるのは、空だけなのよ」
これは一人の女性と、一人の少年が出会った時に始まった、空の物語。
空はいつも、彼らを見ている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 17:00:00
118826文字
会話率:47%
夏休みが残りわずかとなり、宿題が大量に残っている主人公の少年は、宿題を終わらせることを諦め、残りの時間を遊んで過ごすことを決意します。ゲームに没頭しながらも、ふと宿題の存在に気づいて一瞬罪悪感を感じますが、結局はまたゲームに引き戻され、時間
が過ぎていく中で宿題への焦りが徐々に高まるというお話です。
おもしろくないです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-20 22:54:37
335文字
会話率:0%
結局は身勝手なショートショート
最終更新:2024-08-15 22:48:47
1411文字
会話率:10%
エルシア・グライドという裕福な侯爵家に生まれた少女は、その身に生を宿したその時から、運命が決まっていた。
否、運命を『知っていた』。
前世の記憶をもっていた―—――この世界がいわゆる『乙女ゲーム』といわれるものであり、そして自身が『悪役令
嬢』だと知っていた彼女は婚約者であった王太子を好きにならないようにしたが、だんだん彼に惹かれていく。
けれどどんなに頑張っても結局はシナリオ通りにヒロインと結ばれた元婚約者を見て。
想い人と幸せに笑いあう自身の想い人を見て、胸の奥の悲しみを吐き出した後、ふと言葉が口をついて出た。
「「ずっと、お慕いしておりました」」
一つだったはずの声が、二つ重なった時。
決められたシナリオの中で、『当て馬』であった彼と目が合った時。
止まったはずの歯車が、もう一度動き出す。
――――これは、物語が終わったその後で、かつて『悪役令嬢』だった彼女が幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:13:52
2454文字
会話率:13%
警告※物語内には、いじめの出来事や家庭内暴力をしたと地の文で告白する主人公や精神ダメージによる症状の描写、性的被害に遭ったと地の文で告白する主人公の描写が出てきますので、いじめや家庭内暴力や精神ダメージによる症状や性的被害といったことに繊細
な方たちは、スルーしてくださいね。
私は作品内にある半分の事実を皆さんに知ってもらうために、身を削ってまで書き下ろしました。
野田忠矢(のだ・ただや)名義で作品を書くことは、もう二度とないことを願うばかり……。
あらすじ
小学校六年生のとき、少年は同級生のあの少女のことが好きだった。
不幸中の幸いにも、少年がいじめられると、少女は少年をいじめからかばった。
けれど、結局は少年も少女もいじめに屈し、少年は不登校になり精神を悪くし、少女も少年を裏切って酷いことをした。
のちに少年も少女に酷いことをした。
そんな二人の禁断の再会を描いた物語であって、娯楽のための物語ではない短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 01:45:19
7070文字
会話率:10%
召喚に中途半端に巻き込まれたためか、異世界での職業が「中途半端な錬金術師」いったい中途半端ってなんなのだ?
結局は自分の手で木を削って物を作るしかない?
錬金術ってこんなんじゃなかったはず!
中途半端な錬金術師の始まりの物語。
最終更新:2024-08-02 12:21:58
5976文字
会話率:23%
いじめられっ子の佐々木は、高校の卒業式の前日、予行演習のために登校する。三年間担任として世話になった山神太一先生が教室に入ってきて言った。「今日の授業は人間不要論だ」
信じられない佐々木たちは警察を呼んだり、反抗したりする。だが一人の生徒が
実際に目の前で殺され、到着した警察も死体を片付けるだけ。山神は言う。星守教という宗教が全世界の人口の半数以上を覆いつくし、信者の全てが人間不要論を教え込まれていると。人間不要論、それを実行していくのが我々の使命なのだと。生き残った最後の一人だけが卒業でき、その生徒は星守教に入ることになると知らされる。
家族が監禁され、教室から一歩でも出たら家族が殺され、逃げようとすれば廊下にいる兵士に射殺される。そんな理不尽なルールを与えられた生徒たちは、殺し合いをすることになる。
誰もが拒否反応を起こすが、脱出することはできない。生徒たちに残された選択肢は、山神を殺すか、ルールに従い殺し合いをするしかなかった。
佐々木は、いじめっ子の河崎に廊下に突き飛ばされ、ルールを破ったことになり、家族を殺されてしまう。憎しみを河崎にぶつけようとするも、非力ゆえに周りの男子たちに押さえつけられてしまう。
大切な存在である三上が死んだことをきっかけに、佐々木は人間不要論について考えるようになる。地球に悪いことをしている人間を殺すのはいいが、地球環境や生物を守ろうとしている良い人間は殺すべきではない、という考えに至る。
河崎を憎む佐々木は、自らの手で河崎を殺すために、罪のないペアの生徒を殺害し、生き残る。ここから佐々木は狂い始めていく。
ついに河崎との一騎打ちになる。隙を見て刺しにいこうとするが、佐々木に好意を寄せている安藤が、佐々木を守るため、河崎を後ろから刺す。とどめを刺すためナイフを振るう佐々木は、河崎が死んでいることに気づかず、笑いながら体を何度も貫く。
最後に残った佐々木と安藤は愛し合う。だが、残り時間わずかのところで安藤が裏切り、佐々木を殺そうとする。
ギリギリで防いだ佐々木は安藤を殺し、人間はすべて悪だ、ということを理解する。生き残るためには他者を殺す。結局は自分だけがよければいい。それが人間の本質だということに気づく。
卒業証書を一人もらった佐々木は山神とともに教室を後にし、星守教の本部に向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 12:31:28
128293文字
会話率:37%
《ケモノ》と呼ばれる、人食いの怪物が跋扈する時代。
対抗手段は作られた存在である《巫女》と《槍持ち》だけだった。高価な巫女は感情を与えられず、護衛役の槍持ちは使い捨てのように命を落としていく。
それが当たり前の世界。
槍持ちの少年《ユウス
ケ》は、そんな世界で必死に生きていた。
ある時、ユウスケの配属されていた装甲列車がトラブルで停車してしまう。その隙に大量のケモノに襲われ、ユウスケ以外の槍持ちや巫女のほとんどが食い尽くされてしまった。
辛うじて生き残ったユウスケは、逃げ込んだ貨物室で巫女の少女「リホ」と出会う。
だが
「うん。結局は私も巫女だから。祈りを保存するのに適していたってだけだよ。なんなら、不良品」
彼女は、そんな自虐めいた言葉を告げた。
貨物室にはもうひとつ、金属で作られた巨人が鎮座していた。
《機人》
その2メートルを超える威容の名称だ。
それは、二人をこの絶望の状況から救う切り札だった。
これまで動くことのなかった機人は、ユウスケを操縦者として受け入れる。
そしてユウスケは、リホを救うため、機人を駆りケモノの集団を蹂躙した。
「優しくって私を助けてくれるから、あなたは優助」
彼女からもらったその名が、少年の心に火を灯す。
これは、使い捨ての少年であったユウスケが、不良品の少女と金属の巨人と出会うことで、未来を変える物語。
作者:日諸 畔(ひもろ ほとり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 18:54:56
122904文字
会話率:38%
日頃から変な夢に悩まされている鯛太(16)はその日、幼い頃に遊んだゲームの夢を見る。何故か夢の中での自分の姿は頭が三つあるケルベロスだった。夢だと分かっているので、イタズラ心でゲームのキャラクターに意地悪をして彼らの行動を見守る。
その
ゲームは序盤に村が魔物に襲われてしまうが、ゲームとは違うその生々しい残虐さに耐えられず、目を覚ます。
鯛太の見る夢はたいてい悪夢で、どれも現実感があった。逆に現実では眠気不足がたたり、いつもふわふわしたような妙な感覚があった。
誕生日プレゼントを貰うような友達が数人いた鯛太だったが、友達関係が上手くいかず、友達の一人の女の子からは「消えろ」と言われる。
その辛さを忘れるように、鯛太はゲームの夢に縋り付く。
村を襲ってきた魔物の一人から、鯛太がしている指輪を指摘され、屋敷へ招待される。その指輪は誕生日プレゼントで貰った物だったが、鯛太にはどうしても思い出せない。
魔物曰く、指輪をして眠ることで、夢を通じて自分の思い描く異世界へ移行するとのことだった。指輪を誰に貰ったのか思い出せないのは鯛太が夢の中でケルベロスになったように、その人物が別の者に変化している可能性があり、つまり鯛太の現実世界がその人物にとっては夢だと判明する。その人物を見つけなければ鯛太の現実での違和感や不調は戻らないと助言される。
夢から覚めると、いつの間にか鯛太には姉がいることになっている。が、鯛太はその変化にも気付けない。姉の正体がかつての女友達だったことにも。
さらに鯛太の日常は魔物のいる世界に変わっていて、姉と共に魔物を倒す日常を送っていた。
夢で聞いた指輪のことを鯛太が姉に話すと、その反応から姉が指輪を譲渡してきた人物だと気付く。
しかし鯛太は姉に言いくるめられてしまい、結局は夢に出た昔のゲームをプレイする為、姉と共に帰宅するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 20:50:39
117900文字
会話率:29%
踊りやめない社員たち、踊らさせてるのもとある社員。
踊らなくて良くても、結局は踊らされてる。
最終更新:2024-07-17 22:54:39
2900文字
会話率:13%
欲しいものは何?願い事は何?能力、容姿、権力、人脈。そんな中で、私は”お金”が欲しかった。
舞台装置として死ぬヒロインの妹に転生?家族だって結局は他人。他人のために死ぬなんて論外。奪われる人生なんてまっぴらごめんだ。
これはヒロインの妹
が悪役令嬢達を利用して成り上がっていく物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 21:56:00
16421文字
会話率:46%
砂漠の大陸サハラーウ。
ここは七つの小国以外は、すべて無法地帯となっている場所。
そんな大陸で生まれた女ワヒーダは、盗賊をやっていた両親を殺され、その後、両親を殺した傭兵に育てられた。
その後は親代わりとなった傭兵も戦場で殺され、幼か
った彼女は左手と右目を失いながらも生き残った。
捕まったワヒーダは娼館に売られたが、隻腕、隻眼になった影響もあってか、彼女はその容姿を気味悪がられて客はつくことなく追い出された。
それからは育ててくれた傭兵から仕込まれた剣術や体術もあって、彼女は傭兵となる。
数年後ワヒーダは、左腕に鋼鉄の義手を付け、傭兵として名を挙げていくにつれ、鉄腕のワヒーダという異名で呼ばれるようになっていた。
だが彼女はいつ死ぬかわからない人生に嫌気が差していた。
それでも結局は生きるために自分の戦闘の技術を売っていたところ、とある村の牢番の仕事を依頼される。
その村の牢には少女が入っていた。
ワヒーダは白い髪に赤い瞳を持つ少女が牢に入れられている理由を聞き、彼女の秘密を知った。
少女には魔法が使えた。
精霊の声を聞き、少女はその力を使用できるんだと言い、実際に見せてもらった。
しかし、そんな力があっても少女は牢から出るつもりはなく、自分の境遇を受け入れていた。
外へ出ても何も変わらないと。
もっと酷いことが起きるに決まっていると。
話しているうちに、ワヒーダは彼女に自分を重ねるようになっていた。
そして、ついに少女を説得したワヒーダは、少女を連れて村を出た。
村を無事に出た後、ワヒーダは少女に名を与えた。
付けた名はアシュレ――。
それはワヒーダの好きなお菓子と、彼女のうろ覚えだが“方舟”という意味があるらしい。
村を出た後、ワヒーダが信用できる人物がいるという、ベナトナシュ国へ向かうことになった。
だが現在のベナトナシュ国が、砂の大陸サハラーウ全土を騒がせている組織――武装商団アルコムとのいざこざで危険な状態であることを、このときの彼女はまだ知らなかった。
“悪い”を潰して“善い”人生を手に入れたい――そう誓った二人の旅が、ここから始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 21:39:15
109578文字
会話率:25%
幼き頃、女神ノルンの加護を受けたシグリーズ·ウェーグナーは、女神の使いである妖精アルヴと共に、魔王討伐するために故郷を飛び出した。
彼女は女神の加護を得て冒険者となったが、思いのほか魔王軍が強く、なかなか上手くはいかなかった。
さらに何
度もパーティを変えて挑むも、結局は魔王軍の幹部にすら届かない立場でい続けることになる。
それから数年が経ち、十代の青年――アムレットによって魔王は倒され、カンディビアは平和が訪れる。
肩の荷が下りたシグリーズだったが、使命を果たせなかったことを引きずりながら、その後うだつの上がらない傭兵になっていた。
成し遂げられなかった者――シグリーズの旅はここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 06:05:02
103976文字
会話率:26%
海桜鏡花の両親とその周りにいる人は不思議な人だ。
お母さんと呼ばせてくれないこと、お父さんが毎日元気に発狂すること。お母さんの幼なじみはとってもお母さんが大好きなこと。全部不思議で普通じゃない。
恋を知らない鏡花は麟太郎と出会ったことにより
、少しずつ環境を変えていく。しかし結局は麟太郎の手を離してしまう。普通じゃない、ヘンだって言われ続けた鏡花は世間体を気にしつつ日々を謳歌するが、果たして行きつく先とは―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 16:19:45
40067文字
会話率:55%
私、アリスは乙女ゲームのヒロインに転生しちゃったみたい。
ひょんなことから男爵令嬢として生きることになったけど、貴族の学園でイケメン令息たちに囲まれて、恋と青春に大忙し!!
って、そんなの知るかーっ!!
この世界のほとんどが転生者っていう
だけでも驚きなのに、ここが乙女ゲームの世界で、みんなストーリーを知っているって本当なの?
私は確かに前世の記憶はあるけど、そのゲームをやったことはないんですけど……。
唯一ストーリーを知らない私がヒロインって、不安要素しかなくないですか?
え、こんなの荷が重すぎるんだけど!!
なのにみんなやけに協力的で、ゲーム通りに話を進めようとしてくるし。
なんでそんな忠実にモブや悪役令嬢役を全うしようとするのよ?
だったら私のヒロイン役を変わってよー!!
複数のイケメンとの恋なんて私には絶対無理だし、そんなに強引にくっ付けようとしないでー!!
主人公のアリスと攻略対象者以外の全ての人間がストーリーを知っている乙女ゲームの世界で、モブやら悪役令嬢が頑張ってストーリー通りに進めようと画策するのを、アリスが抵抗しながらも結局は幸せになってしまうお話です。
なかなかぶっ飛んでいる世界観なので、あまり考えずに楽しんでいただけたら嬉しいです。
アルファポリス様に投稿していたものですが、結構修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 20:35:17
58178文字
会話率:30%