主人公が学校の屋上で授業をさぼり眠っていると、固かったはずの背中の感触がいきなりやわらかいものへと変わり、空気が澄んでいるような感じがし、違和感を感じて目を開けてみると、そこは森の中であった。
普通であればパニックに陥るような状況であるが、
主人公はこれは夢だと自分に言い聞かせることで冷静でいた。
そんな主人公に迫る影が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-30 08:00:00
109476文字
会話率:65%
中学時代、自分が話すとその場の空気が凍りつくので、
歩く冷凍庫と呼ばれいた火成静雄は、高校こそはまともな学校生活をと期待していたが、
その期待はすぐに壊れることになる。
おかしなクラスメートにかこまれ
静雄はどうなってしまうのか…
最終更新:2016-03-28 12:00:00
22502文字
会話率:33%
その日は朝から天気が荒れていた。空は分厚い灰色の雲に覆われていて全体的に景色が薄暗くどんよりとしていて気分まで沈むような空気の中、気は進まないが今日も学校に行かなければいけない。
「6時50分......そろそろ出るか」
身支度を整え階
段を下り玄関で黒の革靴を履き扉の鍵を閉め、目的地へと出発する。
道幅の狭い道路の片隅をイヤホンを耳に付けて自分の世界に浸る。周りなど知る者か......
ワゴン車、オートバイは騒音を立てて横切っていくが気にとめることはない。
学校を目前にして細かい粒雨が降り出すと俺はいつもより余計に登校意欲を削がれた。
こんな思いをしてまで学校にいく意味があるのか、言い訳ばかりを募らせていつもの人気が少ない道で小言を垂らす。
成武高等学校、それが今俺が目指している場所である。
成武の校舎は坂を登らなければならない。とにかく俺は面倒事と疲れる事が嫌いだ。なぜ俺がそこまでする必要がある......いや、ない。けれどもするのは行かなければ面倒が生じるからだ。それはあの女、瀬名芽衣が原因だ。瀬名芽衣は俺の所属するクラス、1年B組の委員長、本当にこいつは厄介だ。
朝の挨拶を無視すれば、まず何を入れてるんだと言わんばかりにパンパンに詰まった学生鞄を投げつけてくる。まずそれが死ぬほど痛いのだ、そして問題の登校拒否に関してだが、彼女の委員長としてのプライドに賭けてそれは不可能だ。入学式から三日後、委員長を含め委員会が決まった日に奴は目の前に現れた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-02-24 18:24:25
6367文字
会話率:61%
勇者が目覚めたのは、現実の日本だった。
見れないステータス、使えないスキル。
自分の名前も分からない!?
戸惑う勇者に、救いの手が差し伸べられる。
そして始まる新しい生活。
勇者は、スキルのない世界でどう生きるのか。元いた場所へは帰れるのか
?
そう、ここは異世界じゃない。
現実だ。
(ーー作者よりの諸連絡は活動報告のみで行います。ご不便をおかけしますが、作中の空気を損なわない為の配慮となりますので、予めご了承くださいーー)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 18:05:15
7454文字
会話率:34%
幽霊な彼女と空気な私の物語。
見えていないことは確かなのに、埋められない2人の差。
ある日見つけた小さな幸せとは。
自分が嫌いな私たちが見つけた本当の自分とは。
最終更新:2015-10-21 18:14:01
3854文字
会話率:17%
羽黒航軌は記憶喪失である。
記憶を失った彼は事情をしる数少ない友人に助けられながらなんとか面白おかしく日々を過ごしていた。しかしどうしても両親を筆頭に周りの空気が明らかに歪なことに疑問を抱いていた。依然の自分を取り戻すために数少ない手がかり
をもとに記憶のかけらを探していく
そんな時に彼は一人の少女とであう。足柄花輪。品行方正の才色兼備。その一方で鉄仮面と揶揄されるほどの規則の鬼である。そんな彼女はことあるごとに彼の前に現れては指導と称して様々な場所へ、彼の根源へと導いていく。なぜ彼女がそんなことをするのか疑問に思いながらも奇妙な自分探しは一歩道を歩き出していく。もとの記憶とこの先の未来を掴むために折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 22:54:33
835文字
会話率:19%
オカルト研究会会長・園田美緒に憧れて、全くオカルトに興味が無い榊直幸がオカルト研究会に入会した。
早々に園田狙いだと見抜く小田切、怒らせると怖い無口な須藤、理屈っぽく空気の読めない下村。
癖の強い先輩達に囲まれて、榊は研究会のトンデモ活
動に次々と参加させられていく。
NOと言えない榊が退会出来ず、オカルト研究会の夏合宿が始まろうとしていた。
同じ大学一年生の相沢みちるに起こった怪奇現象を追う為の合宿。
それが自分にも深い関わりがある事だと、まだ榊は知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-13 10:25:48
24874文字
会話率:51%
「この剣は何?」
少女は、慣れ親しんだ自分の剣を見て、聞いた。
空調の効いたファンシーな部屋に、熱い空気が流れ込んでくる。扉と思われる物体が、まるでその熱に溶かされたかのように、どろんと大きな穴を空けているからだ。
そして、その熱い
空気が流れてくる方向から、青年らしき声が少女の質問に答えた。
「神剣。そして、俺たちはそれに選ばれし者」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-10 02:01:21
12258文字
会話率:44%
友人とのグダグダの会話を書き連ねるだけです。
基本的に4人しか登場せず、地の文もありません。
登場人物
孝一
イケメン、照れ屋、口が悪い。性格も悪い(自称)が、趣味は人助け。
何やらせてもそこそこできるが、そこそこ以上にはなれないタイ
プ。
好きな漫画は北斗の拳とコブラ。
秀平
基本ふざけてるけどいい奴。空気は読めるが、その上であえて壊すムーブを心がけている。
一人旅が好きで、休みには一人であちこちへ出掛けている。彼女いるのに。
正子
貴重なガチ天然。精神的には超男前。小学生の時、七夕の短冊に「自分で叶えるから手を出さないで下さい」と書いた伝説を持つ。
奈那美
秀平の彼女。頭の回転が速すぎて口が追いつかない、いわゆる天才。「見聞は浅く広く」がモットーで、様々な知識を持っているが、なぜか学校の成績は悪い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 00:36:45
1555文字
会話率:100%
ああ、どうして僕たちは、自分の家の中に居場所を見つけることができないのだろう。どうしてそこでは、ただ自分らしくいることが許されないのだろう。
いつからだろう、父さんも母さんも僕を見て笑わなくなった。
二人の笑顔を見たくて、僕は必死でいい子
になろうとした。だがどんなにがんばってみても、家の中の空気は冷たく張り詰めたままだった。
そんな子ども時代の唯一の安らぎは、小学校の帰りに立ち寄る母の実家。祖母と、そして風変わりないとこのぱせりと過ごす、穏やかで不思議な時間。が、ある日僕は、とうとうそれさえも失ってしまう。
やがて父は酒に溺れ、家族は壊れていく。父の死後、僕はある決意をする――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-05 17:06:22
55573文字
会話率:22%
家にも学校にも自分の居場所は無い―――。
そんな少年は幽霊が出るという噂のある屋上で不思議な少女に出会う。
彼女は何者?
最終更新:2013-04-01 17:28:45
844文字
会話率:18%
2020年、日本国は債務不履行に陥った。国の収入の何倍もの借金をし続けた結果だった。途方に暮れた人々は、「自分自身」を担保にして金を借りることを思いつく。そうして生まれたのが、巨大国営SNSサイト、「フェイスマッシュ」だった。このサイトでは
、登録者の人脈や資格、学歴などなど、人間の活動に関わるあらゆる事柄が、金額換算され、その総額が「アセット」となる。人間や会社や公共団体、趣味のサークルにいたるまで、ありとあらゆるものが株式として上場している社会。人々は「アセット」を「ギル」と呼ばれる電子マネーとして利用したり、「コンシェルジュ」と呼ばれるAIを使って「申請」していた。人々が「自分自身」を担保としたRPGをプレイする時代の到来である。
2043年。岐阜県立祁山高等学校に通う高校2年生・大友修平はクラスでは空気として扱われ、クラスメイトの仁科貴志のグループからは、毎日いじめられていた。友達はネット上の本名もしらない人間だけ。クラス内の選ばれた人間しか参加できない「セブンス」の一員であもる憧れのクラスメイト、坂口美樹と帰り道に一言二言話すことだけが楽しみの人生。そんな彼の「アセット」は日本中の同じ16歳の中で、日本一アセットが少なかった。そんな彼の前に山岸玲子と名乗る謎の少女が現れる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-16 18:00:00
89505文字
会話率:63%
第一章
友達の居ない法子はいつも寂しく一人ぼっち。学校では隅っこでじっとして、家では引きこもって過ごしている。現実が嫌いで、お話の中が好き。
そんな法子がある日、憧れていた魔法少女になる。人々を救う為に魔物を退治しようとする法子だが、現実は
やっぱり現実で。
孤独な魔法少女は英雄になれるか
第二章
魔法少女になっても惨めなまま。と思っていたら、友達が出来て、魔王の息子が押しかけてきて、何だか楽しくなってきた。けれどやっぱりそう上手くはいかなくて、法子の周りに不穏な空気が流れ始め。
少女は英雄になれない、それでもヒーローを目指す
最終章
病院の戦いが終わり町は平穏を取り戻した。法子も凄惨な戦いを忘れて日常に戻り、五人の友達や魔界組、タマに励まされて、遂に将刀へ告白! けれど戻ってきた日常は何だかおかしい。
少女の異常な日常 または彼女は如何にして心配するのを止めて自分を愛するようになったか
この小説はarcadiaにも掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-01 17:11:23
660780文字
会話率:51%
とある理由によって田舎から、都会の学校で寮生活をすることになった、小春ひなた。全く空気のちがう学校生活、不安な寮生活、・・・そして友達。でも、あきらめない。いてもいなくても同じ。陰が薄い。そんな自分を変えるために・・・・
最終更新:2008-01-24 00:21:17
3405文字
会話率:24%