想像を創造する症状を引き起こす【アナムネーシス・ウイルス】が発生してから三十年。感染者はナノマシンワクチン【アメイジング・グレイス】によって、ウイルスの制御に成功し、超能力【想造力≪イマヂカラ≫】を使役する新人類【答想者≪アンサラー≫】と
して生活していた。
やがて【IIT≪イマジナリー・インフォメーション・テクノロジー≫】と呼ばれる技術が発展したこの世界では、これら技術と人類の共存を目指した想造力学実験都市が各国各地に建設された。
日本にある関東地方最大の実験都市、【四季市】に住む【九十九歩亜郎】はクリスマス・イブの夜に【神殺しの魔女】という連続通り魔に遭遇。この事件は後に【被害亡き通り魔事件】と呼ばれることになる。
一年後、再びやってくるクリスマスの季節。【問題解決部≪アンサーズ≫】の部長を務める【大和的当】は部員の歩亜郎、彼の妹である【絶華葉子】とともに、季節外れの編入生【雪上一舞】の依頼『サンタクロースの捜索』を手伝うことになる。
その日の夜。神社に居候する忍者【デカメロン】は巫女の【読神乃鈴】とともに、【神殺しの魔女】の襲撃を受ける。
同じ夜。四季市警察想造犯罪対策課の飛び級捜査官【桃下鬼衣人】は、十年前の病院火災の真実に迫っていた。
季節外れの編入生、神殺しの魔女、そして――十年前の火災。
【現解】の先にある、彼らの答えの行きつく先とは――
想像せよ、聖解の創造を――我らは総てに、答える者なり。
※『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 17:00:00
160379文字
会話率:69%
これは近未来、人類の未来と希望を担うはずであった火星を舞台にしたSF大河小説。
それは混迷の時代、我らの新たな版図への入植事業が開始されて百有余年を経てもなお赤い惑星の大地は荒れ地のまま放置され、数多の人々はその衛星軌道上に軌道要塞(
オービットフォートレス)なる巨大な宇宙都市群を築き、命と文明の灯を繋いでいた。
悠久の新天地が人々を拒むのは何故か?
ある事件をきっかけに母なる地球と隔絶された軌道要塞群は離合集散を繰り返し群雄割拠して戦乱の時代を迎えた。
人々は求めた。この乱を収め火星を統べる英傑を。
そして一人の風雲児が名乗りを上げた。これこそが“火星のジャンヌダルク”と呼ばれた女傑ルナン・クレール。
一介の宇宙海軍中尉でしかなかった彼女が時代の荒波にもまれ、仲間たちと共に如何にして英傑への階を駆け上がるのか?
風雲児を待つ運命は勝利の栄光か、はたまた敗残の果てに火炙りとなるのか?
これは風雲急を告げる紅の惑星の覇権を廻る女傑たちの物語である。
ルナン・クレールの戦いが今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 15:06:43
194827文字
会話率:21%
「よーし! 王国軍を叩き潰すぞ!! 大丈夫やれる魔族なら出来る!! 正義は! 我らに! あり!!」
広間に集まった魔族を前に高らかに宣言すれば、魔族の皆は空気を震わせるほど大きく応えた。
私の後ろで玉座に座った魔王様は「あの、皆、無理
はしない様に……!」とか言っていたが、側近のアーモンさんに「魔王様! しッ!」と黙るように指示されていた。いいぞアーモンさん。
やっとここまできた。ようやくだ。ようやくあのクソゴミ共に復讐出来る。
簡単に言ってしまえば、私はお話の中ではよくある異世界召喚とやらに、関係ないのに巻き込まれて、関係ないから捨てられた。
そして今、復讐の幕があがる――……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 22:43:41
17520文字
会話率:52%
少し変わった新高校一年生灰羽祐介は『恋愛禁止』の高校へと入学したが、そこには人見知りな先輩がいて――?
最終更新:2025-01-27 23:25:03
2670文字
会話率:30%
アオハルと言えば学生。
学生と言えばアオハル。
でも、社会人だって、悩んで、病んで、恋して、生きる。
我らアオハル社会人。
最終更新:2025-01-25 19:49:55
8843文字
会話率:51%
シスターレリアが、ひたすら相談に乗るだけの話です。
シスターレリアは、カメラを通して我々に相談室の一部始終を見せてくれています。
最終更新:2025-01-24 14:00:00
1027文字
会話率:12%
大海暦一九二〇年。 大陸よりも海の方が大規模なこの世界では、航空技術が発達していた。
人々は空への憧れを求めていった。 そして飛行船が一般的に普及されていき「大航空時代」が始まった。
そんな最中に一つの船団があらゆる国で活躍を広げてい
た。
空を見よ、そして目を見開け。
あれこそが世界中、どこまでも愛する大空を飛んでいる――。
「そう! 我らこそが、グリフォン飛行船団である!」
こちらの作品はカクヨムでも同時に掲載しております。
https://kakuyomu.jp/works/16818093092115485171
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 17:35:14
16043文字
会話率:39%
広大な大陸の東に位置するヒカリア帝国は、朝日に輝く国土と豊かな自然を誇る小国だった。
太陽神ルミナスの加護を受けた国民は、光の魔法を生活に活かしながら穏やかな日々を送っていた。
しかし、彼らの平穏は、北方のフロストリア連邦の野心によって脅
かされようとしていた。
フロストリア連邦は永久凍土の大地を支配する広大な帝国だった。
氷の魔法を誇り、無数の軍勢を擁するこの大国は、希少な資源を求めてヒカリア領に目を向けていた。
その中心には、ヒカリアの聖域「ルミナリア山」があった。
魔石の採取地として知られるこの山は、光の力を秘めた希少なエネルギー源であり、ヒカリアの繁栄を支える柱だった。
やがて、フロストリア軍はヒカリア北部の交易都市サンリスへの侵攻を開始する。
サンリスは燃え、空は氷と炎が交差する戦火の色に染まった。
ヒカリアの王、セオルフ8世は、神殿での祈りを終えると、全軍に戦争準備を命じた。
「我らの光を守るのだ。太陽神ルミナスの加護のもと、戦い抜け!」
その声が響き渡る中、特別戦術隊——「ルミナス騎士団」が召集される。
その一員に選ばれたのが、若き魔法剣士アルス・レイヴァンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 12:00:00
10854文字
会話率:26%
高校に入学したその日。私は自殺した。
そんな原野陽菜の前に現れたのは、自らを古龍と名乗る絶世の美人。
古龍は提案する。
『我らの魂を交換し、互いに第二の人生を歩もう』と。
女子高生の体を手に入れた古龍ソフィアリスは、現実世界をどう生き
るのか!?
友情、勉強、勉強。
龍とは違う、不便な体で、不遜で傲慢でだけど少し調子乗りで。
そんな女子校生になった古龍様の奮闘日常!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 21:19:58
22955文字
会話率:39%
ここは神世界ユグドラシル。
9つの世界を一つの巨大な大樹が支える神の世界。
そんな、ユグドラシルにおいて最強の勢力の一角を担う巨大な国家があった。
人間至上主義の大国 ミッドガルド評議国
そこに住まうは落ちぶれた王族たるエルフとその娘。
その名もトレスとラティナ。
トレスよ悍ましき運命の元に産まれし哀しきエルフよ。
差別に、評議員に、親としての苦悩に、そして、その血がもたらす過酷な運命に打ち勝つのだ!
共にゆかん、我らが同胞よ。
人間至上主義をぶっ壊す!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 03:46:48
42353文字
会話率:31%
レーニン死亡後のソビエト、そこにはレーニン主義の男、ハワナ軍曹がいた。
突然の地上軍から、架空の軍、レンサー軍への異動が決まったハワナ。そこで待ち構える運命とは・・・。
新山翔太初めてのオリジナル戦記に挑戦した、期待の新作!忠誠を誓え!我が
祖国に!
※この小説はあくまでも歴史上の出来事を題材にした小説です。
大まかな部分は歴史通りですが、土地、設定等はオリジナルの部分があります。
また、この小説は戦争を助長する物ではありません。一種のエンターテインメントとしてお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 21:43:56
33160文字
会話率:35%
狂った。村長が狂った。いや、酷いモノの言い方かもしれないが、我らが村の長は狂ってしまった。
この村の村長は代々続く大地主で、誰からも一目置かれる存在だった。権力を振りかざすこともなく、公平で穏やかで、みんなに慕われている立派な人だった。
そう、“だった”のだ。
彼は狂ってしまった。突然、こんなことを言い出したのだ。
「村の名前を『おちんこ町』に変える!」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-06 11:00:00
3364文字
会話率:48%
突如として国を、いや世界を揺るがす大事件が発生し、総理大臣、副総理、官房長官その他、総理の派閥の大臣らは首相官邸、大会議室に集まった。重々しい空気が漂う中、口火を切ったのは当然、我らが総理である。
「……では、宇宙人による月の不法占拠お
よび、身代金の支払いについて議論していきましょう」
一同、顔を見合わせてニヤリと笑ったが、総理が冗談を言ったわけではない。非現実過ぎて、もはや笑うしかないのだ。
「いやぁ、驚きましたなぁ総理。いやね、私、ちょうど自宅の縁側でテレビの音に耳を傾けながら月を眺めていたんですよ。あの時間はなんだったかなぁ。あ、そうだ、クラシック番組がやっていましてね。私、よく見るんですけど、ええ。で、それが突然番組変更したかと思えば宇宙人が月を占拠したって言うじゃないですか。公共放送が何をふざけたことをやっているんだと思ったのですが、まさかの宇宙人による電波ジャックで、本当の出来事とはねぇ。ええと、何でしたっけ彼ら」
「ドトイト星人だ」
「いや、ドロトトじゃなかったか?」
「全世界同時放送と題していたが、どうも連中の翻訳機が不完全らしく、聞き取りにくいところがあったよなぁ」
「名前なんてどうでもいいことだ。重要なのは連中が本気か否かだ」
「本気に決まっているだろう。もう、そんなことを議論する段階にはない。ねえ、総理?」
「ええ。いま話し合うべきは冒頭に申し上げたように、身代金の支払いをどうするかです」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-11 11:00:00
3381文字
会話率:90%
「司教様……」
「うぅ……」
「我らが父よ……」
「あぁ……」
「ふっ、我が子らよ……向こうで……天国で待っているぞ……」
とある国のとある司教。彼は教徒たちに見守られながら今、息を引き取った……。老衰。それは安らかな眠りであった。
が……
ここは……天国か……霧が、おお、今、晴れて……私を迎え入れるように……あ、おぉ神よ……お会いできて光栄、え――
『ジュパジュウワァブププフゥ』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 11:10:00
1706文字
会話率:85%
その瞬間のために、我らすべてを注ぎ込む。
最終更新:2024-12-31 21:00:00
2645文字
会話率:0%
たとえかえりみられずとも、我らはここに立っている。
最終更新:2024-11-28 22:30:00
2305文字
会話率:0%
むかしむかし。
収穫を終えた畑に、来年のための肥料をまいていると、どこからか笑い声が起こったという。
田んぼ全域から聞こえるその笑いは、声の主が見つからず。
気味悪さから仕事を控え始める百姓たちだったが、笑いはそれからも広がり続け……。
最終更新:2020-09-28 23:00:00
3179文字
会話率:5%
狂気の王が犯した冒涜の行為により闇に沈んだダファネア王国。
紺碧の王都は闇の王に取り憑かれ漆黒の死都と化した。
それを救わんと立ち上がったのは、運命の旅路をともにする四人。
たった一人残された王の血脈たるミアレ姫。王国の命運は姫の
一身にかかっている。
それを守るブルクット族の戦士カラゲル。稲妻の刺青の者。この者には大きな運命が待っている。
過去にとらわれた祭司ユーグは悔恨の道を歩む。神々の沈黙は不可解で残酷なものだ。
そして、空を映して底知れぬ青き瞳を持つ鷲使いの娘クラン。伝説のイーグル・アイ。精霊と渡り合う者。
聖地に身を潜める精霊と龍とは旅の一行に加護を与えるであろうか。これこそ物語の鍵となる。
果てしない草原に木霊するシャーマンの朗唱。それは抗いがたい運命を暗示するいにしえの言葉。
不死の呪いを受けた闇の道化。死霊魔法に侵される宿命の女。これもまた神々の計画なのか。
転がり始めた運命の物語はその円環を閉じるまで、その奔流を押しとどめることはできない。
鷲よ! 鷲よ! 我らの旅を導け!
陽光みなぎる青空の彼方、地の果ての国へと!
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本作は、危機に陥った王国を救うため旅の仲間が各地を遍歴するシリアス系長編ハイファンタジーです。(ドラクエ的なストーリー・ただしゲーム小説ではありません)
作中、人名などに、相馬 拓也氏 著「鷲使いの民族誌」を参考にしましたが、鷲使いについて本格的な描写があるわけではありません。
そこのところは期待しないでください。あくまで、エンタメ系の剣と魔法のファンタジーです。
戦闘シーンでは若干、流血描写などあります。そこまで怖い感じではないと思いますが苦手な方はご注意ください。
完結までかなりかかると思われます。気長にお付き合いくださいますようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 16:00:00
1069009文字
会話率:36%
「ようこそ。月と牙、“我ら”の時間へ」
吸血鬼にまつわる作品をまとめました。
記載のない限り、一話完結型です。
不定期更新。
※「カクヨム」「ノベルアップ+」にも投稿しています。
最終更新:2024-12-25 23:56:11
21652文字
会話率:31%
全てはあるつぶやきから始まった。
「こんなに面白いものを見て、何にも面白くない仕事をする。しかもクリスマスシーズンの浮かれカップル相手に。仕事サボろうかなぁ……。」
12月24日の一揆発生から、解散宣言が出された12月31日まで続いた令
和の一揆。
これを『クリスマス一揆』と呼ぶ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-24 22:30:58
808文字
会話率:12%
世界は戦争の渦中にある。しかし、我らが主人公であるパン職人は、平日は戦争に構っている暇などない。月曜日から土曜日までは、パンをこねて焼き、クロワッサンを提供する日々。だが、日曜日になると、彼は「日曜の英雄」として姿を現し、竜や悪魔から世界を
救うのだ。その情熱は、パン生地をこねる時とまったく同じくらい熱い! 伝説の英雄が戦うのは、オーブンにバゲットを入れていない時だけ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 02:39:19
544文字
会話率:15%
空想上の生き物と思われていた巨大生物が突然姿を現した。
世界は巨大生物に対抗するため、巨大生物特別攻撃隊(Huge biological special attack corps)を組織した。
そこに入隊しようとする青年、間宮コウキ。
昔テレビで見たヒーローに憧れた青年の物語!
※ノベルアッププラスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 19:00:00
188854文字
会話率:53%
これは平穏を取り戻したヒョウリュウジャー世界の、もう一つの世界線の物語。
サファイア様の気まぐれから封印された闇堕ち組織が、人員新たに新生『パープル♡シャドウズ』 として生まれ変わった。
暇潰しに悪役を演じ、ヒョウリュウジャー達
の日頃のストレスを解消しよう‥‥それが目的だった。
しかし我らがグリーンが黙っていない。運設定マイナスの男は、止せばいいのに眠った嫉妬を起こしてしまったのだ。
グリーンの運命はいかに⋯⋯?
※ 幻邏さま&辻堂安古市さま共同開催『クリームソーダ後遺症』祭りの企画作品となります。
※ 他のヒョウリュウジャー企画と似た世界観、登場人物が出て来ます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 00:22:14
5254文字
会話率:45%
咫尺天涯(しせきてんがい)戦隊ヒョウリュウジャー。
日夜「とあるもの」を求めて彷徨う・・・違う、戦う者達。しかし彼らの行く手に平坦な道はない。
とは言え、先日の「ブラック・プリンセス事件」以来、つかの間の平和を謳歌し、それぞれ探し求める
もののために気儘な日常を送っていた。
しかし、その平穏な日常を突如破る笑い声が!
「我らこそはパープル♡シャドウズ!」
・・・いや誰っすか??
【原 作】幻邏様
【設定原案】モモル24号様
【シナリオ】辻堂安古市
【イラスト】幻邏様・澳 加純様
この作品は「クリームソーダ後遺症祭り」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 17:10:13
3173文字
会話率:55%