天界と魔界によるハルマゲドンもついに最終局面を迎えた。ウリエルとサカキエルによる封印の風は見事ルシファーの姿をくらます闇の霧を暴き、隙を見たガブリエルによる天激が稲妻の如くルシファーの体を貫いた! しかし、ルシファーは肉体の消滅の間際に宇宙
の始まりとされる時空点を歪め、その魂を遙か彼方の世界へと飛ばしたのであった! ルシファーに続けと魔界の王達が続々と魂の解放を行う最中、天界の天使達は更なる戦いの幕開けか終焉を選ばざるを得なかった……。時空の歪みが落ち着くまでの十億光年。戦いは僅かな落ち着きを見せることとなる。そして刻は令和、地は保育所にて、ルシファーの魂は目覚めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 00:40:21
607文字
会話率:64%
スマートフォンを用いたアプリゲームが、ゲーム業界を塗り替えようとしてた昨今、手軽にできることが売りのソーシャルゲームと対極に位置するゲームが発売された。
『Another(アナザー) reality(リアリティ)』。完全没入型VRMMO
RPGという新たなゲームジャンルを生み出したこの作品は、今までの常識を覆す画期的なものだった。
ゲームのプレイ中、肉体を全く動かせなくなる点から安全性を問われたものの、そのあまりにもリアルな世界を前に、多くのユーザーから高い評価を得て、爆発的な人気を誇った。
それから、3年の月日が経とうとしている頃、バレットはメインのジョブレベルが、いよいよカンストするのも見えてきたことで、さらに強くなる為の手段を考えていた。
そんな時、一番プレイヤーが行き交うロポッサの街で、初期装備の新米プレイヤーと思しき少女、プラナシカに声を掛けられる。
彼女との話し合いと交渉の末、隠しジョブの調教師(テイマー)が取れるという曰く付きのクエストを手伝うことになった。
そのクエストと調教師の噂についても詳しく聞くために、バレットが度々利用している情報屋へ赴き、女店主のディオラからクエストの発生条件と、調教師に一番近い人物についての情報を得る。
彼女の情報を元に、一人のプレイヤーに会ってみると、既に調教師を持っていたが、それは最初から与えられたものだった。
しかし、調教師の存在自体が確認できたことで、俄然やる気になった二人は、クエストを発生させる為の条件を満たす為に奮闘する。
数日後、無事にクエストが発生したところで、バレットは助っ人として魔法使いの少女、エレノアを呼び出して、クエストに挑む。
助力の甲斐もあり、捻りのあるクエストをクリアすると、噂通り調教師のジョブを手に入れることに成功する。
おめでたいことは続き、気づけばゲーム発売から3周年を迎える節目の日である翌日に、バレットを含めた個人ランキングの最上位に位置する10名が集められた。
そして、ミウヒ姫から今までのお礼と共に、他言無用と固く注意された上で、これまで秘密にしていた重大な話を聞かされる。
それは、今バレットたちがいる場所は、地球から何兆光年も離れた大陽(だいよう)系第三惑星の『自球(じきゅう)』であり、この世界は仮想現実ではなく、もう一つの現実だということだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:00:45
71841文字
会話率:54%
宇宙船の速度は骨董品と呼ばれる代物でも毎時100光年(1光年は約9.5兆キロ)。
そんな誰もが光の速さで動く時代を逆行するものを古の時代のアーカイブで見つけた。その時代の主な移動手段であった自動車のビジュアルは丸っこく可愛らしいデザインをし
ていた。
しかしながら驚いたのは速度。
なんと時速40㎞折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 00:01:06
992文字
会話率:0%
パラサイトを扱う話です。老人梶谷勇策の体は怪物に侵入されてしまう。地球を制圧しようとする怪物に対して、経験と知恵を持って説得し、なんとか共存の道を開こうとする。
F・ブラウン「73万光年の妖怪」岩明均「寄生獣」などパラサイトを扱った小説や漫
画がありますが、これとは別の視点で話を進めようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 00:00:00
167286文字
会話率:28%
男と宇宙人の、三日間の青春。
たとえ、一億光年はなれていようとも。
最終更新:2022-05-27 05:33:55
13898文字
会話率:33%
「今日も、あんなところで寝てるわ」 遠くから、自分の冷えた体を眺める。
あーあ。道端でお亡くなりになったんだね。。
最後の思い出はなんだい? 一番最後に嬉しかったことはなんだい?
目を閉じる前に、全身の皮膚から感じた発酵熱の温もり。
生ゴミが腐ってガスを発生させた、その発酵熱が、最後の記憶さ。
今朝、見た景色は、自分以外の奴が、道端でくたばっている様子だった。
まさか、今夜は自分の番になるだなんて、夢にも思わずに。
この星では、自分が遭遇している光景は、珍しくもなんともない。 いつも、世界の誰かが、命を落としているように。
何光年も生きる生命体で構成されたこの世界では、そんなできごとは、些細な問題として片付けられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 11:45:44
2976文字
会話率:17%
科学技術の発展に伴う環境汚染の結果、死にゆく惑星となってしまった地球。人類は居住可能な惑星を求め宇宙へ旅立つ。
創暦100年。地球を旅立った12隻の内の1隻である【オライオン・ナイン】は亜空間航行後、環境的に地球とよく似た惑星【ツーワン
】へ惑星調査を行うために、12人の調査員を派遣する。
ツーワンへ降下を開始した直後、原因不明の事故により12人は散り散りになってしまう。しかもツーワンは魔法技術が発展した、剣と魔法の惑星だった。
調査員の一人であるシオンは、惑星を調査しつつ、散り散りになった仲間と合流し母艦への帰還を目指すが、多くの国家や組織が彼らにとって超常的な力(科学力)を持つ12人を取り込もうと動く。シオンも例に漏れず、様々な陰謀に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 09:00:00
3849文字
会話率:53%
当時18の高校生だった少年は、天才的にシューティングゲームが強かったばかりに、50光年先の宇宙戦争にスカウトされ、20年ローンを組んで作り上げた宇宙戦闘機と共に15年戦い続け何とか、戦闘機のローンを返し終えさらに5年働いて地球に帰るためのお
金を稼ぎ50光年先の地球に帰還する
そこに待ち受けるのは平穏だろうか❗️それとも、トラブルか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 00:33:44
611文字
会話率:43%
令和X年、東京拘置所に収監中の確定死刑囚の死刑が執行される。
その男の命は儚く刑場の露と消える……はずだった。
男は死ななかった。処刑場からこの世界とは異なる場所へテレポートした。
何の脈絡もなく唐突に、不条理に、理不尽に、超自然的に九死に
一生を得る。
最初は戸惑うものの、状況を受け入れていく。
そこでは何一つ持たざる身であり、1日3度の食事も出てこない。
異郷の地で罪を繰り返すのか、それとも真人間に更生しやり直すのか。
あるいは、そのどちらとも異なる運命を辿るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 00:14:04
1897文字
会話率:9%
25世紀。宇宙からの外来微生物により地球は危機に瀕していた。迫りくる滅亡を回避するため人類は外宇宙に活路を見いだす。日本政府が白羽の矢を立てたのは地球から約70光年離れた惑星あさぎりだった。だが、この星にはいわくつきの過去があった。かつて
大型移民船セドナ丸が謎の超巨大生物の映像を最後に遺し消息を絶っていたのだ。
探検隊のメンバーに抜擢された科学者やエンジニア、元傭兵に自衛官など、総勢157名の男女は謎に包まれたあさぎりへと旅立つ。長き航宙の末にたどり着いた彼らを待っていたのは、奇妙な生物に満ちあふれた生態系と、その上に神のごとく君臨する全長数百メートル規模の超巨大生物相だった。
果てしてセドナ丸に何が起きたのか。惑星あさぎりの生命に秘められた謎とは。そして、探検隊員たちはこの星で生存することができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 01:14:30
460045文字
会話率:15%
地球から11光年離れた惑星「グリーゼ887c」
この惑星は公転の中心にある赤色矮星と『潮汐ロック』の関係にある。
潮汐ロックとは自転と公転の周期が全く同じ状態のこと。
これが発生すると、公転の内側は常に昼、公転の外側は常に夜
潮汐ロックが起
きている惑星で暮らす人々を覗いてみましょう。
潮汐ロック サラリーマン
潮汐ロック ミュージシャン
潮汐ロック サイエンティスト折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 22:33:30
9889文字
会話率:33%
銀河へと旅立った西暦2XXX年の人類は、恒星間戦争の真っただ中。
敵は91光年彼方、ソーンツァ星系を主星系とするトーグンレ同盟。亜光速の反物質ミサイルが飛び交っては星となり、ガンマ線レーザーが分厚い複合装甲を蒸発させる苛烈な戦場で、大勢の宇
宙軍将校が原子の塵となっていく。
だが……ちょっと待ってほしい。
いったい何故、宇宙戦争なんてものが成立してしまっているのだろう? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 19:33:02
5801文字
会話率:44%
現在から少し先の未来、人類は苦しんでいた。
人口爆発──それは、貧富の差を拡大し、差別を助長し、不正と貧困を栄養にして、大きく育っていた。発展途上国であふれた難民は、先進国になだれ込み、経済発展の足を引っ張っていた。
『このままでは
共倒れになる』
地球人類を牽引する先進各国は追い詰められていた。
そこで、人口爆発の解決方法として、人類は地球圏外への移住を計画した。
スペースコロニー、月面基地、太陽系惑星のテラフォーミング……全てが失敗し、人類に明日はないかに見えた。
だが、そんな中、三人の科学者──エトウ(Etoh)、スズキ(Suzuki)、パウリ(Pauli)らにより超光速推進機関が発明されてしまった。三人の頭文字を冠して『ESPエンジン』と名付けられたそれは、光速の壁を突破し、何百光年もの距離を隔てた宇宙の果てまで人類を送り出すことに成功した。これにより、人類は太陽系外部へと進出し、銀河を探索できるようになった。
そして、第七十七太陽系発見に因んで名付けられた六隻目の超光速移民船──ギャラクシー77が、地球を出港し、大銀河の大海原へと飛び立った。
これは、とある事がきっかけでギャラクシー77のパイロットに選ばれた少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 02:51:31
407679文字
会話率:38%
遠い遠い、はるかかなたの銀河系で──
私達が住む銀河系より何千億光年も離れた別の銀河。そこでは我々が知る空想上の姿と名をもった数多の種族が存在し、時には支え合い、或いは争い合いながら暮らしている。その銀河は名を『ミズガルズ』といった。
ミズガルズ銀河のとある惑星で邪悪な存在に追われていた三人の女性達は、偶然に見つけた古い遺跡に隠れ潜んでいた。しかし探査装置によってその居場所を突き止められてしまい、必死の抵抗を試みるも多勢に無勢。先に銃のエネルギーが底を尽いてしまい、やむなく遺跡の奥へと撤退する。
死よりも恐ろしい結末が待っている以上、降伏などあり得ない。しかしそれも時間の問題だ。と、彼女達の心は絶望で満たされていく。そして、ついにその時がやって来た。とうとう遺跡の最奥にたどり着いてしまったのだ。だが、絶望に打ち拉がれる彼女達に一条の光が差し込んだ。
遺跡の最奥で彼女達は見た。巨大な空間の中央に佇む一本の巨木。幾千年の時を重ねたその巨木の根元で、静かに眠りについていた一隻の宇宙船を。
嬉々として宇宙船に乗り込んだ彼女達だが、現代とはまるで違うその操作方法に四苦八苦しながらもどうにか稼働に成功。惑星から脱出して九死に一生を得たのだが──
・普通のファンタジーを銀河規模にしただけです。
・作中の銀河系や天の川、惑星等。宇宙に関する説明文はそれっぽくしただけで、本当かどうかは定かではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 01:17:13
81117文字
会話率:60%
遥かな未来。人類は地球を飛び立ち遥か何百光年も先にある星々へと移住していた。そして、この星エメリウスにも———
だが人類の在る処、欲望と争いの系譜に終わりはない。ソレはこの地でも同じであった。
ここに移住した人々はいつしか各地に都市国家を
建設し、紛争や戦争を繰り返す様になった。
その争いの中で生み出されたのが、人型兵器〝機兵(アーマー・ギア)〟である。この兵器の登場により戦いは一変する。今日も何処かの大地を〝機兵(アーマー・ギア)〟が駆ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 11:27:03
2628文字
会話率:0%
地球からおよそ20万光年の彼方にある惑星「グレイズ」。そこには魔族、神族、竜族それぞれの3大国が闊歩していた。度重なる戦争に竜族の息吹、魔族の魔法、そして魔法とも竜族の息吹とも違う神族の力が利用されていた。戦闘本能を剥き出しにする竜族は魔族
の街を破壊し、大陸の統一を図る魔族は勢力拡大のため各地の古代遺跡を巡りオーバーテクノロジーの研究を進めていた。
神族の商人ルカは幼少の頃に商人の父アローの取り引きを見ながら過ごしていた。
そんなころルカは奴隷市場でケモノ族の双子の女の子を見つけるその奴隷が欲しいと父に持ちかける。
父は反対するが子供とは思えない言葉を次々と使い奴隷を買ってもらうことに。
数年後ルカは双子の奴隷マルタとカンナの3人で暮らしていたがある時ニュースで父が駐留する街「グラノラ」が襲撃されたことを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 07:00:00
3537文字
会話率:50%
地球が滅んだとされてから何億光年もたった時代、星と人は繋がりを持つ。
憧れの青の髪の王子様を探す少女と星を愛しすぎている管理者少年の宇宙規模(?)ラブファンタジー
この作品は各所で漫画として掲載しています。
最終更新:2021-09-21 04:43:34
3906文字
会話率:25%
「五十嵐薫を人はこう呼ぶ、『嵐を呼ぶ男』と」
地球から数万光年離れた砂の惑星にある『流刑ドーム』
そこに『訳アリ』で住む五十嵐薫とその仲間たち。
伝説の英雄と同じ超レアな桃色の髪色から、五十嵐家は『桃髪家の一族』と呼ばれている。
薫たちは
、いつ来るかわからない女神からの理不尽な依頼を遂行する事で、日々の生活を約束されている。
「さあて、今回はどこのどいつを、ブン殴ればイイんだ?」
この作品は、『拙さと、儚さと、喧しさと。(つたなさと、はかなさと、かまびすしさと。)』シリーズの外伝的なものになりますが、本編は読まなくてもイイように書いたつもりですので、とりあえずお読みください。
また、本編とはパラレル化していますので、微妙に違う所がありますが、そういう事ですので、大目に見てやってくださいまし。
この作品は、カクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 04:22:38
82012文字
会話率:63%
ただただただ、書きたいんです。届かなくても・・・
最終更新:2021-06-10 20:09:37
332文字
会話率:0%
宇宙屋お得意の「重大発表」……それは、「地球外生命体の画像を公開する」ことだった。
※本作は「カクヨム」にも掲載されております。
最終更新:2021-04-06 09:14:06
4676文字
会話率:15%