僕は独りで泣いていた。
この世界に僕の居場所なんて無いと感じていたから。
「大丈夫か?」暗いスーツに身を包んだ君が笑いかける。
助けを望んだ。
誰もいないと思っていたから。けれど違った。
君の声が頭に響いた。君は僕の救世主でありダークヒー
ロー。
引き返すことは叶わない、この手は彼の手を掴んだのだから。
運命の歯車が動き出し、複雑な世界を紡いでいく。
これは現実世界と同時に存在する精神世界の物語。
儚く脆い存在の影でトワイライト・アルギスが始動する。
果たしてその存在は如何なるものか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-12 12:45:48
11541文字
会話率:31%
僕はある日、座敷わらしを見つける。
その座敷わらしは、当たり前のように家にいて、家族の誰にも見えていないようだ。
だから僕は、勇気を出して声をかけてみた……。
最終更新:2016-10-24 13:12:46
6766文字
会話率:26%
僕「僕の彼女はちょっぴり変わっている。いや、とってもかもしれない。愛おしくて愛らしくて、時々憎たらしくて……。そんな彼女と過ごす、エブリワンがオンリーワン!」
彼女「ダサッ! 5点!」
僕「5点て、ショック……。まぁいいや。――そんな僕たち
の日常を切り取ったショートストーリー。是非、ご覧ください!」
彼女「4点!」
僕「厳しない!? もう一声!」
彼女「ダメ!」
僕「……」ギュッ
彼女「おい! 私が抱きしめたぐらいで甘くなるチョロい女だと思うなよ! 100点じゃボケェ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-21 23:30:04
3058文字
会話率:74%
向日 葵は小さな頃から自分ではない誰かの声に悩まされていた。
最終更新:2016-10-18 02:29:05
62783文字
会話率:19%
『私、声が出せないの』
スマートフォンを使って伝えられた、彼女からの告白。
この時僕は、軽くその事実を受け止めていた・・・。
最終更新:2016-10-06 17:30:27
1512文字
会話率:33%
僕は相手の考えていることがわかる。
人間のありのままの声を聞こえる者の視点で描くヒューマンストーリー。
最終更新:2016-09-21 02:17:11
1674文字
会話率:17%
これは、私ではない僕の夢のお話。
声の聞こえない世界で過ごす、少し変わった日常のお話です。
最終更新:2016-08-17 16:11:26
890文字
会話率:0%
これはほんの小さな僕の声がもたらした昔話。
語るのは僕と君のこと。
君は今、どこにいますか?
最終更新:2016-08-13 09:04:00
1131文字
会話率:28%
僕達の沢村正/はしがき
僕たちの沢村正
はしがき
父、綿引四郎リングネーム沢村猛志がリング上でアナウンサーに
あそこにおらっしゃる子供さんの名前は何というお名前なんでしょうか?
沢村猛志は
綿引いや沢村正です。
リング上は、大声援となり
未
来の夢は
とアナウンサーに聞かれ
キックいや野球の選手にしてみせます。
お客さんの
うおー
という大声援でまくをとじた。
のちに巨人の星というマンガがアニメ化
して母輝子が
あれはおまえなんだよ
と幼いときに私は母に教わった。
肉親の吉永小百合と石原裕次郎のスターの子供だった。その血筋が不死身の薬と体になる第一歩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 16:17:50
14978文字
会話率:0%
今から数年前、幼い頃のアデル・バランはアルスフェミアにある辺境、エルドラド地方に何不自由なく暮らしていた。
そんなある日、幼い頃のアデルは姉のユフィと共にテロリストに誘拐され、謎の研究の実験体にさせられた。瀕死の重症を負わされながらもどうに
か救出されたが姉のユフィは救出することができず、消息不明のまま
テロリストにユフィを奪われたアデルはユフィはまだ生きていることをひたすら願い、そして連れ去られたユフィを探し出すために、ひたすら力を求めていた。
そんなある日アデルは王立魔法学院アルケミアで自分の魂をカードに写し、武器へと変身させる装備、通称魂装束(ファントム)を学生に与え魔法を教えていることを知り入学を決意する。アデルは学院に入学後、渡された魂装束を発動するが現れたのは荒々しい炎を放つ籠手と具足。だがその籠手と具足の魔力は暴走寸前で具現化したせいで、会場は騒然となった。が、旧友のカテレアや生徒会の介入によりどうにかコントロールする。その騒動後アデルの学院格差で最下位に落とされ周りから嘲笑の的にされ、孤独を強いられながらも、自分の目的のために努力をしていた。そんなある日、アデルの前に思いもよらぬ人物が接触したことで他の生徒達がどよめき立つ。
『貴方がアデル・バランかしら?…ふーん、なかなか良い面構えね。』彼女の名前はソフィリア・ヴェルディ。学院格差トップにして学院のアイドルがアデルに声をかけてきた。
『あなたの能力…私とっても興味がありますの。だから今日から貴方は私のバディに、嫌。下僕(いぬ)になり、その力を私のために使いなさい!これは決定事項よ!!』
アデルは学院で知らぬ者はいないと言われる超有名人にして王立魔法学院の聖華十傑(ベルナンバーズ)の一人であるソフィリアからのバディ(下僕)の誘い(拒否不可能)を受けたことが学院中に知れ渡り、ひと騒動となる。ソフィリア親衛隊と名乗る集団に、犯罪者扱いされ、粛清という名目の決闘を申し込まれてしまう。さらに、事の発端の張本人がこの決闘を勝手に了承してしまい。アデルは勝負に挑むことになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 22:18:50
10416文字
会話率:47%
現実の世界で何をしても良い結果にならない僕。
唯一逃げ込める夢の世界に今度は知らない声が聞こえてきた!??
そして、その声は告げる!!
「いままで、君が不幸な人生を送ってきたのは、知っている。」
「なぜなら私の責任だからだ。」
その言葉
を聞いたが最後、意識を失い。
目覚めたらそこは。。。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-14 23:06:57
5255文字
会話率:25%
私は寿理沙、29才、独身。仕事は歯科衛生士。
「ねえ理沙、今日からうちの歯科医院にも新しいドクターが来るんだよね!」
話しかけてきたのは同僚の山崎ルミ。29才、独身。
「桜井くんみたいなカッコいいドクターだといいなあ」
「桜井くんって嵐の?
」
「うん!もちろんよ」
「それは期待しすぎでしょ」
「そうかなあ」
「どうせ妻子持ちよ」
「うんん、独身よ!バツイチだって。年齢は32才」
「やけに詳しいじゃないルミ!」
「まーね」
「皆さんおはようございます。今日からこちらでお世話になることになった龍崎真司と言います。宜しくお願いします」
「来たー!私のストライクゾーン」
「ルミ、声が大きい!」
「それと・・」
突然先生の背後から現れた謎の少年。
「はじめまして!龍崎駿でーす」
「なんだ?」
「どこのガキだ?」
「今、龍崎って言ったけど」
「あの、ボクはどこから来たの?」
「あっすみません!僕の息子です」
「息子?」
「理沙、理解できた!?」
「微妙・・かな」
「実は僕バツイチで、子供は僕が面倒をみてて、4月から小学校なんですけど、今ちょうど春休みでして・・」
新しく歯科医院にやって来たドクターは、バツイチの子持ち。
東京の真ん中にあるこの歯科医院で繰り広げられる笑いと涙のラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-26 12:42:05
79934文字
会話率:75%
僕は現在進行形で高専生だ。
みんなPCや機械をいじって楽しそうに微笑んでいるような学校だ!
もちろん将来はエンジニアにな……るつもりはない!
そう、僕の夢
それは
「声優になって憧れの声優さんに会うこと!」
いまも進路と葛藤してい
る僕が伝えたい事。
少々、失敗こいてもいいんじゃないかな!
カクヨムエッセイコンテスト参加作品
ぜひ投票をお願いいたします(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881097787)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 20:18:58
11021文字
会話率:13%
指定された集合場所に時間ピッタリに僕はたどり着いた。程よい人だかりの向こうにはスタッフジャケットを着こんだ女性が立っている。ほどなくして,良く通る滑らかな声が耳に届いた。
「みなさま,本日はようこそ,この人工知能搭載機械人形(アンドロイド
)博物館にお越しくださいました。ここでは最新の技術の始祖から現在行われている最先端研究までありとあらゆる技術をご覧いただけます。また当館のスタッフは全員,人工知能搭載機械人形(アンドロイド)でございますので,すべての展示物について記憶しております,お気軽に疑問点をお尋ねください。
それでは館内解説ツアーに先立ちまして,簡単に私たちの原型とも言える,一体の人工知能搭載機械人形(アンドロイド)についてお話をさせて頂きます――」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 18:57:31
3486文字
会話率:39%
主人公、ルーナ・セレーネは歌うことを生きがいにしていた。
ルーナは音楽専門の高校で歌を磨き上げ、白銀の歌姫と呼ばれるようになる。
そして、歌手にならないかとスカウトを受けルーナは夢が叶うと歓喜していた。
しかし、歌手になるためスカウトを受け
た事務所に
向かっていた途中、ルーナは突然襲われ命を奪われてしまった。
…はずのだが、何故か真っ白な世界にルーナはいた。
「えっ?どうして僕意識あるの?服も変わってるし…ってかここ何処?僕は死んじゃったよね??アレ??夢??」
───夢じゃないよ?君は殺されちゃったんだよ?
っと突然不思議で綺麗な声が聞こえた。
「君は誰?」とルーナは驚きながら問う。
───私は神だよ。君の願いを叶えてあげる。その代わり私の願いも叶えるのなら…
これは、歌を奪われた白銀の歌姫が異世界で再び歌姫として誕生する物語。
──さぁさぁ、観客の皆様方、白銀の歌姫ルーナ・セレーネによる物語の旋律をお楽しみあれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 00:47:24
205746文字
会話率:33%
……薔薇が、降ってきた。それはしんしんと雪のように宙を舞いながら落ちてきて、やがて地面に朱色の斑点模様を刻んだ。僕はそっと頭上を見上げ、その校舎の屋上に立つ一人の女子生徒の姿に気付いた。彼女は薔薇を屋上から降り注がせて、凛とした声で歌い出し
た。「私はあなたがこの世から去っても、約束の為に、赤い雪を降らせようと思ったのです……」 一人の大切な存在を巡る、彼女と僕の、幸せな記憶の残滓――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-14 16:30:02
2846文字
会話率:30%
「ねぇ、かんな。
この間、強い男の子が好きだと言ってましたよね?
だから・・・
僕も強い男の子というものになってみました。
僕のこと、好きになりましたか?」
そう言って、怖そうな男の人達をたくさん引き連れて小学三年生だった私の前に現れたの
は、隣の家に住んでいるとてつもなく綺麗で美しい顔をした5歳年上のお兄ちゃんだった。
本編完結しました。
番外編亀更新にて連載スタートしました。
気晴らしに書いてみた作品です。暇つぶしに読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-31 18:52:55
23406文字
会話率:32%
僕が彼女に告白した時、彼女は言った。
僕が乙女ゲームの攻略対象者だと。
「えっ!何で攻略対象者のリンくんが村人Zにもなれない、モブの中のモブというか画面上にも出てこない私に告白してるの?!というか、リアルなリンくんマジ可愛い!声がなんか
エロい!腰にクる!……はっ!そうじゃなくて、リンくん、これは何かの罰ゲーム?!それともこれは夢か?!」
「………………ごめん、もう一度言って貰って良い?」
そんなハイスペック攻略対象美少年と荒ぶるモブ転生チート美少女バカップルが成立した事で起こった、シナリオの歪みと陰謀と戦争のお話。
※短編から設定を引き継いだだけのファンタジーバージョン。最早別物。
いつかモダンの方も書きたい。
作者好みの設定をぎゅうぎゅう詰めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-01 23:33:03
27670文字
会話率:32%
僕が彼女に告白した時、彼女は言った。
僕が攻略対象者だと。
「えっ!何で攻略対象者の黒瀬くんが村人Zにもなれない、モブの中のモブというか画面上にも出てこない私に告白してるの?!というか、リアル黒瀬くんマジ可愛い!声がなんかエロい!腰にク
る!」
そんな攻略対象美少年とモブ少女のカップルの話。
自分好みの設定を入れただけの息抜き短編。
※ファンタジー連載版投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-20 14:34:25
4674文字
会話率:38%
男らしくなるため応援団の門を叩いた僕、一之江蒼。だけど、容貌や声が女みたいだと不興を買い、初日から破門寸前になってしまう。意気消沈する僕のもとに現れたのはチアリーダー部部長の森下涼子さん。
「男らしくなれるかどうかはともかくさ、私につきあ
ってくれれば、自分を変えたいって志は応援してあげられると思うよ?」
涼子さんの甘言に乗った僕が連れていかれたのは、旧校舎の地下に作られた秘密の部室。そこには応援団長の西大島先輩がいた。
「あらためて自己紹介しよう。俺は、九路松高校応援団――諜報部部長の、西大島だ」
「で、私は作戦参謀の涼子さん」
ち、諜報部? 訊けばそれは、対外試合をおこなう校内のクラブのために各種の情報を収集する部活なのだという。平たくいえばスパイだそう。
「一之江君、きみにはぜひ、この諜報部に加わってもらいたいのだよ」
僕がですか? ……まあ、僕なんかで力になれるなら頑張りますけど――ってこれ、セーラー服!?
「きみにはこの姿でハニートラップをやってもらうから。相手は明大烏山野球部のエースよ。来月の四校交流戦までに、相手の新球種を突きとめたいの。よろしくね、アオイちゃん?」
こうして僕は、女装スパイ「アオイ」としてライパル校のエース・三鷹君に近づくことになったんだけど……男の僕が女装してハニートラップとか、無茶すぎませんか? 涼子さんは無理難題ばかりふっかけてくるし、なぜか幼なじみの野球馬鹿・小川幸太郎も絡んでくるし……。僕、男らしい応援団員になりたいのに、頭に青いリボン巻いて一体なにやってんだろう……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 22:55:59
166695文字
会話率:46%
相原夏美ちゃんが不慮の事故に遭遇して、脳から記憶だけをメイドロイドとして転生して、20年前の両親の元に行き様々なアクシデントやほのぼのとした友情物語です。
アキラは玄関先で夏美が帰って来るのをいつまでもいつまでも待っていた…果てしなく時間
は過ぎた…
未夢はアキラに、あの娘は私達の心の中に何時までも要るのよと涙声でささやいたやいた。
そうだな数年先にはまた逢えると良いな・・・アキラも未夢に告げる。
MF文庫J10周年記念ライトノベル賞本選出場作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 21:01:01
1191文字
会話率:32%