乙女ゲームの皮を被ったガチアクションゲーム『大いなる木陰の物語』、通称『おこげ』。
そのゲームにも勿論いるのが剣と魔法のファンタジーな乙女ゲームの鉄板要素、
王太子をはじめとするイケメンな攻略対象たち。
そして定番のライバルになる平民を見下
すカタルシスたっぷりな悪役令嬢クラーネ・フォン・セレファイス。
そんな彼女に元日本人が定番の憑依や転生をして優しさに目覚めたりするわけでもなく、
その他のモブキャラに転生にした主人公が再教育を施して善意に目覚めた女の子になるわけでもなく、
「平民の為の平民による平民の国家? 平民の為に貴族が犠牲になれと? 貴族あっての民でしょう。
真昼間から寝言とははしたなくてよ。」
彼女は彼女のままの平常運転でゲームの世界に乱入してきたヒロイン達を迎え討つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 21:41:41
116821文字
会話率:15%
『サークル・シエスタ』第三回短編課題 「再会」
参加作の3 「タンポポの咲く土手」
意見交換会でいただいた助言を参考に、改稿しました。
全国から桜の便りが届く頃、山あいの里ではまだ春の予兆が顕れたばかり。とはいっても、今を盛りと咲
き誇る桜も良いが、自然が見せてくれる風景ほど魅力的なものはない。
山から木を移植しただけの素人庭でしかないが、間近の山を背景にとりいれた庭は、父の部屋の正面にあった。そこはまた、鐵道に生涯をかけた父にとって憩いの場でもある。
里で戯れる風を見、さまざまな姿をみせる雨を愛で、遠く近く列車の鼓動を聞くことが楽しみなのだ。
山里にも春が訪れ、衆目を集める花が散ると、野の花が控えめに己を誇示する。それに誘われて散歩に出た父は、無人駅のホームで枕木に目をやっていた。
うららかな陽気は追憶の扉を開き、父はそこで元気いっぱい駆け回っていた。
騒々しい音とともに出現した列車は、父がハンドルを握った車両だった。思いがけない再開に、父は吸い寄せられるように乗り込み、現役でハンドルを握っているかのように澱みない操作を繰り返している。
不意に父が前方を示した。
懐かしい車両に出会えた父を称えるつもりか、土手で見送るものがいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 07:00:00
7652文字
会話率:8%
初めて失恋を、味わった少年が森奥で咲き誇る桜により心の変化の話です。
最終更新:2016-05-13 00:00:00
525文字
会話率:0%
鮮紅に染まる沼の中で、少女は咲き誇る。
それはフクシア。艶やかで、奇矯で、異常だった。
最終更新:2016-04-18 22:18:24
27770文字
会話率:52%
広大な国領を持ち、資源豊かで平穏な大国、アウリス。
見目麗しい国王陛下には同じく美しい妃が居る。
仲睦まじく絵画のようだと称えられる二人には秘密があった。
そして王の後宮にはもう一人、王の寵姫が住まう。
いつの間にかに連れてこられた寵姫は
王を受け入れることは出来ずに逃げ出そうとしていた。
それでも拒まれても決して離そうとしない、王だけの愛しの『花』
花を巡る、周囲の思惑とともに花は選択を強いられる。
決意と覚悟を。
今はまだ、花は囚われたまま咲き誇る日は遠い。
◆◆◆
異世界恋愛モノ。
基本的に戦闘シーンやファンタジー要素はありません。
ロマンス系を目指す王と王の寵姫を巡る話です。
R15と残酷表現は念のためになりますので、きつい表現は多分ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-16 00:00:00
71744文字
会話率:23%
桜咲き誇る春の朝、今年で中学三年の風夜。
いつもどうりの散歩道をを歩いていた風夜と愛犬のミーナ、すると突然、ミーナが先に歩いていってしまう。
追いかける風夜だったが、ミーナの身に危険が!
工事現場の鉄筋が倒れミーナが下敷きに……。
ミーナの突然の死に、今ままで後悔を抱えた風夜は、高校で捨てられた動物達の保護をする部活を立ち上げていた。
―――――『―あの日、自分がしっかりしていれば』と言う罪滅ぼしも兼ねての事だった。
ある日命日に公園を訪れるとそこには花が、誰かわからないが気に止めずに家に戻り一眠り……。
そして目が覚めるとそこには裸の少女!
しかも少女はミーナだといい?
その日から風夜と不思議少女の一年間が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-11 12:00:00
136603文字
会話率:49%
ヨーロッパの山奥にある、小さな村に住むある少女がいた。年はまだ6歳。何も汚れを知らぬ無邪気な少女は、ある日突然残酷な現実に平和を奪われた。そして少女の激動の人生が始まる。安住の地に、たどり着くまで…。斉凛という少女が学園にたどり着き、薔薇の
ように咲き誇る…その前の物語。この物語はWTRPG「エリュシオン」を舞台にした二次創作小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 18:00:00
20764文字
会話率:35%
桜の花が咲き誇る。
しかし万人がそれを綺麗だとは感じない。
見る者の心象によって、それは色も形も変わるのだ。
最終更新:2016-03-28 22:31:00
1182文字
会話率:0%
小間使いの少女が出会った、白梅が咲き誇る夜のこと。
最終更新:2016-02-27 20:00:00
2149文字
会話率:11%
桜の時期の暖かな記憶や感情を綴ってみました。
最終更新:2016-02-18 17:23:45
205文字
会話率:0%
朧気に揺れる記憶。
その中で微笑む貴女。
守りたかったものとは。
たとえ我が骸朽果て砂となれども、此の想い続く限り。
最終更新:2015-12-28 10:18:31
1188文字
会話率:5%
西園寺家の筆頭家令である神薙綾人は、主である巴の気まぐれに従い、VRMMO『セフィロト』のメンテナンス時間が来るまで共にログインを続ける事にした。
それは全てに恵まれすぎた彼女の、退屈な現実に対するささやかな反抗であり、害のない我儘に過
ぎない――はずだった。
しかし、メンテナンス時間が訪れても、常である強制ログアウトは一向に訪れる気配がなく、さらにはNPCたちが意志を持って人間そのもののように動き始める。
自らの意志によるログアウトも不可能となり、ゲームの中に取り残された二人の互いへの意識は少しづつ変化していき――?
世界が変われど、狂いなく咲き誇るが悪の華――悪漢悪女の異世界無双譚ここに開幕!
【※人間として何かが欠けている主従が織りなすラブコメです】
【※現在は概ね2、3日に1回の更新となっております】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 17:10:22
143128文字
会話率:34%
リア充たちが楽しむ聖夜の公園。
其処にトラックに乗った漆黒の死神が舞い降りた。
カラシニコフ片手に社会に巣食う悪害『リア充』を情け容赦なく抹殺する。
聖なる夜に真紅の薔薇が咲き誇る。
「リア充死すべし」
最終更新:2015-12-12 22:31:35
4574文字
会話率:18%
ひとを糧として喰らい続けてきた鬼は、とても美しく咲き誇る桜の姿に魅せられた。
並み外れた霊力を身に宿す小太郎は、とても美しい女の姿をした鬼に魅せられた。
そうして始まる、人間と鬼が交わるお話。
※関連のお話が2本以上あるため連載という区分で
まとめています。今のところ続きもの、という雰囲気ではないです。
※カクヨムさんにも『巡』のほうを加筆修正して置いてみました。(名義が別になっています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 21:55:52
54586文字
会話率:49%
異常な程に咲き誇る彼岸花
それは賢者が引き受けてしまった挑戦状…
隆景、元春は狂い始めた歯車を今更止めることもできない
《花は人の魂
花の数だけ人はいる》
生きとし生けるモノの世界で起きた異変とは…
最終更新:2015-09-19 00:00:00
336文字
会話率:64%
貧乏でも裕福でもない家庭に産まれた
「朝倉飛鳥」
明るく活発な性格であった彼だが、とある出来事で歪み始める
結果だけ言ってしまえば、安い正義感を振りかざし
相手のためを思い、自己犠牲の上で起きてしまった自爆である
だが彼にとっては何よりも
重く辛い出来事であった
人を信じることに疲れ、人を疑うことしかできずにいる
日々を過ごすうちに、彼は廃れていってしまう
そんな時に彼の前に、唐突に現れた謎の人物
彼そしての人生に転機が訪れる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 17:48:09
831文字
会話率:4%
大地の愛し子(メリーケープ)であるアスハは、とある武の祭典に参加するため中立地シバに足を踏み入れる。無尽蔵なマナとアスハが創り出した最強の人型ゴーレム、リアムを伴って彼女は闘いに身を投じた。
最終更新:2015-07-29 16:20:35
2180文字
会話率:33%
ああ、そうか、と思った。満開の薔薇が美しく咲き誇る学園の中庭で、ぴったりと寄り添う恋人たちの姿。それはまるで一枚の絵のように美しい光景だった。そう。仲睦まじく寄り添ううちの一人が、わたくしの婚約者でなければ。
という感じの悪役令嬢系物語です
。初投稿なので拙さにはご勘弁を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-17 17:00:00
6032文字
会話率:12%
私の複雑な、複雑な恋。私の片想いの花は咲き誇るのかな? それとも――――枯れちゃうのかな?
最終更新:2015-06-12 20:25:31
2010文字
会話率:38%
――その桜には、伝説がある。
もう、ずっとずっと……何十年も何百年も花を咲かせることのないその桜。
それでも、八年に一度。
雪が舞う中で、たった一日だけ。
心の底から通じ合った恋人同士だけが、咲き誇る桜を見ることができるの
だと言う。
それは、とある桜の木にまつわるささやかな、お伽話。
※わたしの長編、『むらさきひめ』と少しだけリンクします。未読でも問題ありませんが、言い訳じみた記載をさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 18:55:55
32605文字
会話率:33%