魔法があるのが普通で、魔法が絶対で、魔法が正義で……そんな国の、魔法のエリートである家に生まれた”ボク”は、沢山の人から拒絶された。
唯一、御祖母様だけは”ボク”を愛してくれたけど、その御祖母様も亡くなり、”ボク”の意識は落ちていき……。
気が付くと、”ボク”の幼い魂を守るために魔法で複製され、拒絶にも耐えられるように成人まで成長させられた僕が、目覚めた。
そして、決意した。僕を生み出した御祖母様の為に、僕が消えてしまう成人まで、”ボク”の魂を守ると。
―――それが、僕と”ボク”のモノ語りの始まりだった。
※前に執筆していた「置き物さんの魔法」のリメイク版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-29 06:00:00
35510文字
会話率:21%
文明の滅び去った遠い未来、東京と云う名の沙漠があった。旧き時代の遺跡や廃墟を残して、砂に埋もれているこの大沙漠で、人びとはオアシスの基に、新宿、渋谷、池袋、六本木、秋葉原などの街並みを、復興させようとしていた。旧時代の高度なテクノロジーに
よって作られた複製都市たちは、残りわずかになってしまった資源を奪い合う毎日を過ごしていた。そんななかで、或る日起きた爆弾テロが、多くの人間の運命を動かした……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-11 08:00:00
117012文字
会話率:42%
誰かと誰かがこんにちは。
そしたら誰かもこんにちは。
ねずみ算式に増えてきた。
最終更新:2015-10-26 22:48:14
224文字
会話率:0%
インターネットでの書き込みが現実世界でイジメに発展してしまうストーリー。あなたは、ネットの使い方、大丈夫ですか?
※過去にひどいイジメにあったことのある方には読むことを推奨しません。
また、著作権は作者に帰属し、許可なく複製、改変、頒布する
ことは認めません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 16:07:58
37608文字
会話率:13%
ルックスは良いが中身に“問題あり”の女子高校生「伊崎 唯」。
ありきたりな日常を送っていた彼女の前に現れた美術教師「鳴海 順夜」。
普通ならば決して交わることのない二人の運命が、あるきっかけから大きく変わる。
人を好きになるのに理由なんてい
らない。ただただ真っ直ぐ突き進む。
————————————————————————————————————————————————————————
【登場人物】
・伊崎 唯(いざき ゆい)(17歳)
都内の桜庭高校に通う女子高生。
見た目は良いが中身はいまいち。男っぽいサッパリとした性格。
筋が通らないことが大嫌い。とにかく気が強い。
校内外問わず男子から人気があるにもかかわらず、本人は全く興味がない。
・鳴海 順夜(なるみ じゅんや)(28歳)
桜庭高校に産休中の教師の代理でやってきた美術教師。
常にやる気がなく、授業も真面目にやっているのか不明。
『顔と絵の才能だけは無駄に良い』と唯に言われている。
・藤美 早紀(ふじみ さき)(17歳)
唯の親友。常に唯の味方であり、普段はおっとりしているが
時に厳しく指摘する場面もある。
唯と順夜の関係の変化に真っ先に気づくなど、鋭い部分もある。
————————————————————————————————————————————————————————
※無断転載、複製はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-21 04:59:19
8780文字
会話率:38%
転生テンプレ、お願いしたらOKが出てボッシュート。
そこで若干黒いお願い引き受けて、ちょっとした約束をしてしまう。
しかしそれは案外重要な物だったり?
そしていざ産まれた所が若干特殊で・・・
真面目な話よりどちらかというとネタ路線を意識
しています。
そのせいで微量のパロネタがもしかしたら入る可能性があります。
そういった物が嫌いな方は回覧注意でお願いします。
初の投稿で稚拙な文章ではありますが、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-25 02:00:00
12119文字
会話率:31%
一粒のサプリメントで一日分の食事が賄えるような時代で、カンザキアサギは古い文化を重んじていた。
ただの嗜好品となってしまった飲食物に愛着していて、特にコーヒーを好んで飲んでいる。
技術が革新していく一方で、その必要性を問題視している一人がア
サギだった。
なかでもアサギの頭から離れられない疑問が、十年前に実用化されたテレポート技術にあった。
人類が実際に生み出したテレポート技術は、目的地に対象を複製して、オリジナルを消去する事によって擬似的に移動するような技術だった。
しかしコピーしてできた人間は本当にオリジナルの人間と同じ人間なのか。
この疑問が当時世間で問題となり、テレポートが普遍した今もアサギを悩ませている問題だった。
その問題を追及する為にアサギはテレポートの管理員として会社に勤めていた。
毎日のように人間をコピーして消去する仕事を長年続けてきた。
それでもテレポートの真実を見出す事なく時が経ち、アサギは婚約して家庭を持っていた。
愛する夫アインと幸せな日常を過ごしていたが、ある日アサギはアインの身を案じさせる悪夢を見る。
(ここから先はネタバレを含みます)
ただの夢と気にする事はなかったが、その日アサギはアインをテレポートする出来事に見舞われた。
コピーが済んだとはいえこのままアインを消してしまってもいいのかと葛藤したアサギは、真実を見出せないまま高出力レーザーでアインを消去する。
ところがその途中で緊急停止ボタンを押してしまい、アサギはそのアインの鮮血を見る事になった。
弔うつもりで再びレーザー光線の熱へとアインを送ったアサギだったが、もう一人のアインが帰ってきて、いつもと変わらない日常へと戻った。
普段通り二人で朝のコーヒーを飲んでいたが、今までの飲めなかったブラックコーヒーをアインが飲めるようになったと気付く。
もしかしたらテレポートでコピーされたアインは本物ではなかったのではないかとアサギの中に疑問が残るが、真実はわからないままだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-21 22:06:59
12888文字
会話率:15%
能力を失った元能力者・皇恭一郎は自らを中ニ病だったと思い込み、能力のことを忘れるべく恋人になった小日向千佳との日常に馴染もうとしていた。しかしプールでの出来事を皮切りに、恭一郎の日常は超常に侵蝕されていく。
その原因「世界の外側」から襲来し
た黒幕アウトサイダーの真意は恭一郎と融合することだった。アウトサイダーは多次元宇宙の上位世界から恭一郎たちの物語を「読み」、千佳に恋をし、彼女と結ばれることを願って物語への参加を目論んだのである。
脳腫瘍を患った恭一郎との融合を企むアウトサイダー。しかしアウトサイダーは自らのミスにより恭一郎の能力「確率変動」を復活させてしまい、融合を果たせず沈黙する。恭一郎の夢に現れたアウトサイダーは恭一郎にこの世界の秘密を語った。この世界はアウトサイダーが創った複製世界だというのである。脳腫瘍の治癒と交換に融合を求めるアウトサイダー。恭一郎は融合を拒み、病院での治療のため高校を休学することを決意した。
だが入院前の思い出作りに夏祭りへと繰り出した恭一郎を「世界の外側」からの刺客、懲らしめの天の使い・懲天使が襲う。懲天使たちはアウトサイダーと重なった恭一郎を襲うが、千佳を初めとする知己に憑依したために恭一郎には手が出せなかった。アウトサイダーは懲天使ごと千佳たちを殺してその後で蘇らせれば良いと告げるが、それは恭一郎には到底受け入れられない案である。激怒する恭一郎だったが、懲天使たちの捨て身の猛攻で千佳が致命傷を負った時、恭一郎はその助命と交換にアウトサイダーとの融合に応じた。
その時、恭一郎の防衛本能が融合に干渉する。無意識に発動した「確率変動」の影響でアウトサイダーの自我が恭一郎の自我に飲み込まれたのであった。アウトサイダーの能力を吸収した恭一郎は千佳の命を救った上、彼女に憑依した懲天使を分解・再構築して造物主となった己の眷族に転生させる。
恭一郎は千佳との連携で懲天使たちを死なせずに撃破した。恭一郎と千佳はアウトサイダー亡き後の世界を管理する宿命を負って日常に帰還する。
そしてふたりは改めて互いに互いを最良のパートナーであると認め合うのであった。
(第6回京都アニメーション大賞投稿作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-22 20:12:59
63472文字
会話率:53%
君は私が願った最強の剣――異世界に転生させられた神坂弘樹にかけられた願いは、最強の剣だった。ダンジョンに住まう神を倒し願いを叶えて貰う異世界で、最強の剣を願った少女の想い。神坂弘樹は少女を巡る様々な思惑に巻き込まれながらも、相手の武器を複製
し、自在に操る力を使って、数々の困難を撃ち砕いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 17:00:00
50167文字
会話率:49%
人間と変わらない知能・思考をつくりだす技術で病の妻の複製を主人公は試みる。妻の複製には失敗するも、その技術は軍事面で圧倒的な能力を示す。
主人公は人間か神か悪魔か。
最終更新:2015-01-25 16:19:26
3346文字
会話率:23%
〈星天術式回路の全複製プロセスを完了――ようこそ、世界へ〉
赤沢拓人は、どこにでもいる普通の中学生。
けれども、ある夜の繁華街、ズタボロの金髪の少女と出会い、その手を取った瞬間に拓人は非日常へと引きずり込まれた!
少女を追うのは黒い妖怪。少
年が手にしたのは超常の力『星天術』。
真円の月の下で、ふたりの“出来損ない”の出会いと逃避行がもたらすものは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 22:00:00
42342文字
会話率:22%
夜、昼は決して姿を見せぬ者たちが道を闊歩する。
「悪党」そう、彼らは黒い手段にて金を稼ぎ、黒い世界で生きている。彼らが道を歩けば――あ、ガム踏んだ――白き世界にて生きる者は怯え、あるいは狩られて――うわ、めっちゃキレてる――しまう。そんな黒
き世界のある住人の日々を――うわ、あの人犬の糞まで踏んだし――追った、ある物語がここに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-29 22:56:03
1598文字
会話率:67%
24世紀。宇宙が人類の身近になった時代。
飛来した異星人の宇宙船から発見された謎の技術「制御命令(コマンド)」。
あらゆる物質を複製する『copy』
物体の2点間移動を行う『move』
エネルギー保存、質量保存、その他、一切の物理ルールを無
視した、
この2つの制御命令(コマンド)により、人類のあり方は大きく変わった。
エネルギーや食糧、物資の慢性的な不足はあっさり解消された。
そして、お手軽な移動方法による、宇宙進出と開拓時代が始まった。
人類の発展は著しく、ついに地球の複製にも成功。
太陽を挟んで、2つの地球が周回する世界。
これは、2つの地球を行き来する、宇宙飛行士のお話
現在停止中 重篤な展開ミスが発生……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 11:17:29
25099文字
会話率:26%
忌まわしき土地――四戸(よと)。その名は『死』を連想させるとして、一度は歴史から消えかけた町。郊外にそびえる〈四戸高等学校〉もまた、いわく付きの建物に他ならなかった。
新聞部に籍を置く柴崎司は〈四戸高等学校〉に話し継がれている噂話、〈歩
き回る少女〉について調べ始める。――西洋の女性――和服を着た女――またある生徒は、白い服を着た少女、とそれを話す。放課後の学校を徘徊する“幽霊”は様々な容姿で語られ、その性質もまたそれぞれ異なっている。長い年月を経て、膨張しきった噂話はどこからが原型で、どこまでが複製なのか。なにを信じていいのか分からない中、深い闇を彷徨する彼を救い上げたのは、彼女の強い一言だった。
「探しなさい。迷いはやがて消えるわ。そして最後に残るのは“真実”だけ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-30 10:11:28
96187文字
会話率:28%
静止しているありとあらゆる物質を複製できる、物質複製機の話。
星新一賞に応募して落選したやつです。
最終更新:2014-05-16 18:33:36
4812文字
会話率:5%
A:100円ショップという概念が理解されず、広まることがないので客足が増えません。なので、副業として冒険者の真似事をしつつ生計を立てています。――異世界に跳んだ際、「コピー」という、物を複製することができる能力に目覚めた少年、ユーマ。そんな
生産に特化した能力を活かし、ユーマは100円ショップを開くが……しかし全て同じ値段というお店は、異世界においては怪しさ満点でしかなかった。店主を務めたり、冒険者として活動する日々を送るユーマだったが、ある一つの依頼を契機に、やがて世界は彼を認識していく――かもしれない。そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 00:24:29
61812文字
会話率:30%
――俺たちは、新開発のVRMMORPGのNPCとなる。
表向きは人工知能。しかし、実態は人間の脳をスキャンし、複製しただけの、知能というべきかもわからないただのコピー。
脳をスキャンされた人間は、約99.842パーセントの確率で死亡する
。
これは、そんな0.158パーセントの少年の物語。
※デスゲームです。人も死にます。残酷描写はあまりありません。
※不定期の投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 20:17:56
2286文字
会話率:5%
人の制御下を離れた自己複製機械により、人類は地球と月の資源の大部分を奪われてしまった。志願兵(ボランティア)のマックスと研究者のコンラートは意識をロボットの体に移し、自己複製機械たちの中に潜入した。2人は機械たちの弱点を調査していく中で、
人間とは異なる機械たちの生態に気づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-07 21:00:00
14547文字
会話率:56%
複製されたネクロノミコンによって人が生き返ると言うことが当たり前になっている世界で今、都心のアスディアとリンブルグ王国での戦争は激化しており人々に様々な不安を与えていた。
そんな世界とは切り離された島で狩人をしている少年キルトは、森でエ
リーシャという少女に出会う。そしてキルトは世界を見て何を思うだろうか?
人が簡単に生き返ることができるこの世界で、二人が出会うことによって歴史は大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-27 04:22:04
54337文字
会話率:38%
「私ですか?ゾンビを山ほど撃ち殺したいので冒険者になりました!!胸の中は夢でいっぱいです!」
どうも皆さんはろぅはろー!!息災でしょうか童貞の諸君?
私こそは世界一、いやいや宇宙一超絶可愛くてハイパー高性能な美少女AIグレイ・ハウンド!
!好きな言葉はジェノサイドとオーバーキル。です。
この度、諸般の事情からファンタジー異世界で冒険者稼業にチャレンジすることになりました。
わー!ひゃー!はい拍手ー、ぱちぱちぱちー!!っと。
いやー、自分で解説から盛り上げまでこなすとはもうね、グレイちゃんはまったく働き者です。いえいえツッコミはご無用。
さて。
お話の舞台はマザーコンピュータ『アヌビス』が実験場として作り上げた仮想ファンタジー世界バーリ・トゥード。仮想でありながら現実世界の人の思念や魂を取り込んだ世界であり、住人は自分で思考し、反応し、生きて、死にます。つまり、――――現実となんら変わらない世界なんです。少なくとも、体感するうえでは。
そして私自身は、元々マザーコンピュータが生きている限り複製されるただのアバターの一個体に過ぎない。でもねえ、この世界で死ねばこの体に刻まれた記憶や、身に着けたちょっとした性分なんてものは、消えちゃうんですね。コピーはいくらでも生み出されるけど、ここにいる私は死ぬと言ってもいいでしょう。
だからゲームに過ぎない世界だけど、私にとっては己の存在価値を、意地をかけた本気のゲーム……とかいうやつになるわけです。
私に課せられた目的はこの空間で冒険する中で様々な経験を積み、自分自身の知性に刺激と成長をもたらすこと。
ま、ぶっちゃけると銃撃戦とお宝とストレス解消こそ目的の一つなんですけどー。ねぇ~?役得ってやつですよぉ。退屈しませんや。
ってことで、未来世界のスーパー人口知能ちゃん、ローグライクに冒険者稼業。
生きるためならカエルも冒涜的生物も食糧にするしジジイもドラゴンも聖騎士様も平等に蜂の巣にしちゃりますわぁ。オホホホホーッ!
そう、グレイちゃんこそ君達の求めたプリティでキュアキュアでヴァイオレンスでありつつも上品で可愛くて知的な、――ええい!とにかくイカした主人公なのです!!文句あるか!?
さあさ迷わず読めよ読めばわかる!!善は急げですよ諸君!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-28 00:12:00
26728文字
会話率:32%