人と魔女は相容れぬ存在……。
巨大な力を持つが故、悪魔だ邪悪だと蔑まれ、それでも共存の夢を見る。
魔女を信じ隣人とする者と、魔女を憎み敵として排除しようとする者、
両者の合間に立たされた魔女たちは、悲しみ涙する。
両者の争いを見た魔女たちは
、より深く悲しみ涙する。
人同士の争いに一人の魔女が介入した、
魔女を肯定する者、魔女を否定する者、分け隔てなく平等に蹂躙する魔女は、
やがて『災厄の魔女』と呼ばれ、魔女と人との共通の敵になった。
魔女と人とは力を合わせ、永い時を経て『災厄の魔女』を討ち倒す。
共に力を合わせ、巨大な敵を打ち破った仲間として両者の間は縮まったかに見えた。
それでも、魔女と人とは共に歩む事は出来ない、
悲しみと怒りに囚われ、再び災厄の魔女が生まれてしまうとも限らない
悲観にくれた魔女たちは、人の前から徐々に姿を消していく……。
魔女が人の前から姿を消し、忘れ去られる頃、『災厄の渦』と呼ばれる脅威が現れた。
人たちは”魔女の恩恵”と言われる魔法や魔法の武具で立ち向かうが、
徐々に滅びに向かって行くこととなった。
そんな時、姿を消していた魔女たちが一斉に立ち上がった。
愛しき隣人の危機に、巨大な魔法を操る魔女たちはその脅威に立ち向かい、
多くの魔女たちの犠牲を払って、災厄の渦は地中深く封印された……。
それから100年という歳月は、世界を救った魔女も脅威の残滓である魔獣も
人々の記憶から次第に薄れさせていく。
最後に残ったという『四色の魔女』も今や伝説になり、
吟遊詩人やおとぎ話によって語り継がれるのみとなっていった。
”魔女は滅びた……”人が、そう認識する時間がゆっくりと流れる。
ある日、四色の魔女の一人が、一人の少年と出会った事で、
錆びついていた運命の歯車は再び廻り始めるのであった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 12:05:14
256413文字
会話率:49%
魔女こそ至高の国。
男は最下層の生き物とされ、結界の外で暮らしていた。
魔女と男が居住区域を分け、交わらなくなっておよそ300年。
男は不要となり、魔女たちで構成された王族を頂点に据えたカースト国家。
エレオノーラはその国の3番目の
お姫様であり、魔力の低い底辺の魔女であった。
黒髪が最も強い魔女の証となる中、白銀の髪で生まれたエレオノーラは周りから見下されていた。
ある日、女王であり母のリオナが男を拾ってくる。
遊び半分でリオナにプレゼントされた男を見て、エレオノーラははじめて本でしか知らなかった男を知る。
そして劣等感に苦しんでいたエレオノーラの日常が変わりだす。
共に時間を過ごしていくうちに、エレオノーラは男に惹かれていく。
だが男を排除した国で、男に好意をもつエレオノーラは異質な存在だった。
【男は劣等種。女を虐げた生き物】
魔女たちが男に抱く根強い考えが、エレオノーラたちに襲いかかる。
やがてエレオノーラはこの国の隠された歴史、男の居住区、魔女の誕生について知っていくこととなるのだった。
これは魔女を最高層とし、男を最下層に位置付けた国でのお話。
3番目のお姫様と魔女好みの色を持つ男の愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:20:03
28825文字
会話率:31%
——今日、僕たちは魔女を殺す——
古びた洋館に一人で住むヒロ。
ヒロは魔法が使えたが、それは魔法の本に書かれたレシピでのみ作動する魔法だった。
魔法さえあれば毎日が楽しい。
動くぬいぐるみのボチや、壁のポスターに住む住人達と毎日楽しく
過ごしていた。
ある日、ヒロの前に現れた人間、ルナ。
ルナも自分が魔法が使えると言う。
ルナと話すうちに、自分の失ってきたものに気がつき始め——。
そして、今まで知らなかった「魔法」の正体に気がついていく———
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 19:24:12
23459文字
会話率:26%
学校ではいつもひとりきりな少女、伊万里刹菜。
そんな彼女は精霊と話すという不思議なチカラを持っている。
夜には森へ出掛けて精霊を呼び出し、関わる刹菜。
しかし、ある夜にそんな日常の全ては踏み潰されていく……。
※本作品は「ノベルアップ+」
にて初稿版を、「カクヨム」の『魔女たちの色彩』にて設定に合わせた改稿版を掲載しております。
※本作品は「pixiv」にも同じ版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 09:41:41
8758文字
会話率:0%
魔女たちに研究成果を発表する
そう言って日本へと渡った〈北の錬金術士〉アーシャに呼ばれた〈西の魔導士〉リリアンヌ。
ふたりは魔女に会うために森の中へと入って行くが……。
※本作は「ノベルアップ+」「カクヨム」「アルファポリス」でも公開
しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 00:40:09
7596文字
会話率:26%
それは魔女たちの過ごす夜、これは暗い森の中での魔女たちの明るい日常
※本作は「ノベルアップ+」「カクヨム」「アルファポリス」にも投稿しております。
最終更新:2021-10-31 18:00:00
1179文字
会話率:0%
この物語ーーというよりも会話録は、たまたま現代を生きる魔女たちの会話を聞いてしまった一般人の頭の中を文字お越しした内容になります。
※壮大な魔法ファンタジーは、何があっても絶対に期待しないでださい。
最終更新:2023-11-26 22:47:44
12475文字
会話率:48%
10年前の魔女狩り発生以降.この世界では魔女が虐げられていた.魔女狩りから逃れた魔女たちが作った村『魔女の村』に暮らす少女メリーは,好奇心と冒険心,そして魔女差別をなくしたいという思いを胸に旅に出る.
最終更新:2023-11-18 18:03:54
164574文字
会話率:84%
かつて、世界を支配する六人の魔王が存在した。という歴史がファンタジーとして語られる異世界。
魔法術の発展に伴い、魔法術を扱う者には免許が必要となった時代。
『準魔術師』『魔術師』『魔法術師』『魔女』という四段階の資格が存在し、中でも最上
位の魔女は女性のみが手に入れられる物というのが常識となっている。
その理由は、魔法術が発展したことで操る術が洗練され、男性よりも女性の方が優れている事が明らかになって、さらに研究されたことで『魔女』という称号が誕生したためである。
これにより、世界は魔法術の扱いに長けた女性を中心とした『魔女社会』となり、男性の立場は悪くなる一方であった。
そんな時代に生まれ、生活する主人公の『成形タツル』は、第六陸島・アメツでも最強だった魔女である母の祝福魔法術で『魔導術』と呼ばれる魔法術を機械技術で再現する技術的な才能を持っていた。
幼い頃より過酷な経験を経て、女性不信から人間不信になっていた彼は、基本的に自宅に引きこもって『魔導術』の研究と開発を続けている。
そんな彼の技術を狙う魔女たちによって、数多くの事件に引っ張り出されることとなり、それらから彼を守る人形の物語となります。
この物語は、引きこもりを主人公とした魔法術人形エメルの視点からお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 22:59:44
46516文字
会話率:29%
魔法都市マギアクロフトで冒険者ギルドにポーションを納品している薬屋の娘ルカヤは、故郷の田舎村を救った恩人の『魔女様』を探しながら日々を過ごしていた。しかし恩人が見つからず諦めかけていた時、ひょんなことから魔女ギルドの個性的な魔女たちと知り合
い、彼女たちと友人になっていく。偉大で不思議な魔女たちと結ぶ、魔法とポーションと日常の物語。
※友人となるメインキャラに男キャラは出ません。
※恋愛要素はありませんが、主人公愛され風味、重めの友情感情が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 18:08:32
2930文字
会話率:45%
ロランドは、父王からは絶望的とされ、最悪の貴族地とされている王子であり、彼は、貧しい落ちこぼれの町を強く近代的な都市に変えながら、王位や王国の絶対支配権を争っている。ロランドは、魔女たちと友人になり、戦いながら、農業をして、邪悪な領域からの
侵略者を退けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 12:00:00
251406文字
会話率:32%
※当作品は「アルファポリス」にて同時掲載しております。
最強最悪の存在、【黒の魔女】が復活し、過去のあの悲劇が・・・いや、もっと恐ろしいことが起こる。
動き出す魔女たち、世界の国々、そして禁忌を犯す王国は、その悲劇を防ぐことは出来
るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 22:00:00
1874860文字
会話率:42%
異世界の魔法大陸エイジアの東方海上に浮かぶ、弓状列島『ブロッケン』。
ここには多数の邪悪な魔女たちが、強力なる結界で閉じ込められていた。
しかし、年に一度の魔女の祝祭の宴『ヴァルプルギスの夜』だけは、結界の力が弱まり、魔女やその幼
生である魔法少女たちが大挙して、エイジア大陸東部や半島の諸国に攻め込んで、国中の街や村を荒らし回り、大勢の人々を蹂躙していたのである。
巨大なる魔法力を有する魔女に対して、まったく為す術も無く搾取されるばかりの人々であったが、今年の『ヴァルギスプルの夜』は、ひと味違っていた。
何と現代日本の自衛隊員であった転生者たちが、大陸の軍事大国において、魔法と科学技術とを高度に融合した超兵器を装備した、人呼んで『異世界自衛隊』を結成したのである。
『なろう系』Web小説でお馴染みの『現代兵器無双』を再現せんと息巻いて、『ヴァルギスプルの夜』に臨んだ『異世界自衛隊』の兵士たちであったが、そこに現れた魔女たちの露払いである魔法少女たちの姿を見て、驚愕する。
海上を高速で滑るようにして迫り来る、幼い少女たちの周囲に展開している、かつての大日本帝国海軍の軍艦の兵装である、大砲や機銃や魚雷の数々。
──あたかも、現代日本ですっかりお馴染みの、『軍艦擬人化少女』そのままに。
そうなのである、実は魔女や魔法少女たちの中にも、転生者がいたのだ。
それも現代の日本からでは無く、第二次世界大戦当時の日本からの。
──そして今、異世界を舞台にして、自衛隊と大日本帝国軍との、終わりなき闘いが始まった。
(※この作品は『カクヨム』様においても公開しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 12:01:11
59021文字
会話率:51%
魔術師を目指す落ちこぼれの少年レオは、試験の真っ最中に前世の記憶を取り戻してしまう。
そしてこの世界が、女のほうが強い男女逆転世界であることに気づいた。
男を見下している生意気な魔女たちは、前世持ちのレオに次々と『わからせ』されていくの
であった。
これは魔女学院で唯一の男として、ハーレムを築いて、初級魔術チートして、ついでに世界も獲っちゃう話。(溜めとなるsage展開が最初に数話あります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 21:56:32
35994文字
会話率:32%
これまで投稿した「One Dimension World」の各作品の関係をご説明します。
大災厄という災害から約1200年後を舞台としたのが、最初に投降した「遥か-流れの終わるところ 始まるところ-」です。
「宦官の帝国-宦官たちのしていた
こと-」と「宦官の帝国-フランのしていたこと-」は、
「遥か」の4-1~4-8「宦官の帝国」の裏話となります。
2作目の連載作品である「西の風士、東の陸士-完璧な世界-」は、
「遥か」より約200年前の新大陸の東方を舞台としています。
「魔女たちの休日」は「西の風士、東の陸士」の約40年前の話となり、
「たったひとつの。」は「西の風士、東の陸士」のエピローグ3の補足となります。
2023年2月まで連載していた「カイトの弓-全ての神々の背信者-」は、
「西の風士、東の陸士」よりもさらに約200年前、旧大陸の南方を舞台にしています。
今回の作品は、
「西の風士、東の陸士」の数年前、旧大陸からアースディア大陸、及び新大陸を舞台としています。
位置付けとしては「カイトの弓」の外伝で、全6話の短編となります。
キャナ王国生まれのキトという名の奴隷が主人公です。
では、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 23:00:00
23550文字
会話率:28%
「西の風士、東の陸士-完璧な世界-」の前日譚です。本編の40年前の話で、狂乱の魔術師と呼ばれる前のスイフトと、千の妖魔の女王であるフランとの出会いを描いています。
内容は、タイトルの通り、としか言いようがありません。
少しでも楽しんでいただ
けたら幸いです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-23 15:00:00
14377文字
会話率:42%
「西の風士、東の陸士-完璧な世界-」のエピローグ3の一部を詳述した話となります。「魔女たちの休日」の方は、本編より先にお読みいただいても問題ありませんが、こちらは本編をお読みいただいた後に読んでいただくべき作品となっています。
よろしくお願
いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-23 15:00:00
2618文字
会話率:19%
冴えない大学生の諸星茜は大学からの帰り道に「何か」に襲われ死にかける。奇跡的に助かった茜が目覚めた時、その身体には規格外な力が宿っていて…? 途端に変わる日常、不思議な出会い、そして現実を脅かす悪魔たちとの戦い。茜はこの先どうなってしまうの
か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 12:00:00
4648文字
会話率:43%
魔女狩りが当たり前だった時代。
魔女たちは、森に住み、人間という恐怖の存在から逃げ、息を殺して生活をしていたーー。
最終更新:2023-04-20 00:00:00
7581文字
会話率:24%
主人公は呪われた破壊神。人類や神々とは敵対しています。何度倒されたとしても、何度でも立ち上がって神々に戦いを挑む、ちょっぴり可哀想な破壊神と魔女たちの物語。何度負けても、数えきれないほど奪われても。その度に強くなって一歩ずつ前進し、いつか必
ず大切なものを取り戻すため、ただそれだけのために世界を敵にまわし戦う。
【あらすじ】平凡な男子高校生、嵯峨野深月(さがのみつき)は、幼馴染の女の子と夜道を散歩しながらいい感じに告白する空気を作ったところで事故に遭ってしまう。
次に目が覚めたのは病院のベッド……ではなく、滅びかけた異世界。しかも世界の端っこにあるド田舎の開拓村だった。異世界人に転生した深月は、チート魔法を駆使して日本に帰るための旅を始めた。
あの時、言えなかった言葉を言うために、あの日、伝えられなかった気持ちを伝えるために。
挿絵あります。環境によっては重くなるかもしれません。ご注意ください。
読みやすいようするため改訂作業を続けています。途方もない量なので改訂作業いつ終わるか分かりませんが、コツコツやってます。九章の書き直し終わり、現在第十章あたりを改訂中。
舞台は剣と魔法の世界で、ラブコメなんですが世界はとても残酷です。第九章あたりから主人公が俺TUEEE、ヒロインは私TUEEEするので後半になればなるほど血が流れ、大勢の人が死ぬ表現があります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 07:20:51
3191561文字
会話率:38%
魔女進軍の命令。
それは魔力の高く優秀な戦闘力を持つと評される魔女たちに贈られる召集令状。
それは栄誉の証であり、末代まで誇れるステータス。
そしてそれは、どこにも実情が流れていない、魔女を国の兵器にするための命令。
これは戦争時代に巻
き込まれた魔女が住まう家を起点にのみ語られる、白魔女エリーと少尉アーテルの出会いから別れまでの30日間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 20:00:00
3673文字
会話率:44%
魔女は戦争の道具として扱われるこの世界で、唯一戦場に送られない魔女がおりました。
その魔女の名前はラノ。宝石魔女様と呼ばれ、その魔女は土の魔法を得意としており、もちろん戦うこともできましたが、その魔女は宝石を生成することができる魔女でした。
宝石魔女様は毎日戦場で仕事をする魔女たちとは違って、雨風しのげる暖かい部屋で1人、孤独に、毎日宝石を作る仕事をしていました。
そんな宝石魔女様は他の魔女から妬まれる毎日でした。
これは、宝石魔女様が他の魔女とお友達になるまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 19:39:15
13058文字
会話率:47%
聖なる力は災いを持ち、危険で忌み嫌われる存在なため、聖女ルーシアは王都から追放されてしまう。
ルーシアは今まで聖なる力を災いになるようなことには使わず、魔女たちとともに王都を守ってきていた。
しかし、そのような弁明など聞く耳持たず、国
王はルーシアを地獄と化している辺境地へ追放=実質処刑とさせてしまう。
ルーシアは持ち前の明るさと前向きさを持っていて、辺境地でスローライフを送ろうと考えていた。
だが、現実は厳しく、とてもスローライフできるような環境ではなかった。
辺境地で散策している最中に、気候の影響で火事になる。
このままでは辺境地もろとも火の海と化してしまう。
聖なる力は二度と使うなと命令されていたが、あとのことはお構いなしにルーシアは聖なる力を使って火事を鎮静化させた。
それを見ていたのはアルフレッド辺境伯で、ルーシアの力に疑問こそ抱いていたが、やがて聖なる力だと知り……?
聖女ルーシアがどんなことがあっても前向きに楽しく生きようとして、スローライフを望んで奮闘していくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 18:38:33
10461文字
会話率:38%
人の姿でありながら奇異な術『異能』を操り、そして世界に発展をもたらした種族【魔女】
彼らの持つ強大な力は人間たちを栄光に導いたことで賞賛され、そして同時に畏怖されていた…
ー20××年。
世界大陸を突如として襲った未曾有の大洪水
が巻き起こると、人間はこれを口実に、魔女への迫害を始めた。
やがて、魔女の血を引く者を捕らえ、奴隷として収容施設に売り渡す『魔女狩り』が大陸中に溢れると、生き残った魔女たちは海の奥へと逃げることを余儀なくされていた。
そんな中、奴隷として収容施設に囚われていた記憶喪失の魔女の少女、讃岐帝杏果は、友人の遊雛黒葉と共に魔女が平和に暮らせる世界を取り戻すため、海の奥へと逃げた魔女を捕らえる『海賊狩り』をしている魔女の女、奏森四方木に協力し、船旅をすることとなった。
しかし、そんな四方木にも実は真の目的があり…
強大な力を持つゆえに人間から迫害を受ける魔女の少女が、自由を取り戻すために世界を旅し、そして失われた『真実』へと辿り着いていく…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 16:06:00
4008文字
会話率:34%