親戚で集まり、近所の神社で肝試しをすることになった。懐中電灯を賽銭箱の上に置き、一人で今持っているものと交換して来るというものだ。それほど怖くないと言い聞かせ、肝試しに臨むが……暗がりを照らした懐中電灯が、あるものを照らしてしまう。
最終更新:2022-08-02 07:00:00
1346文字
会話率:50%
音呼神社には七月二十三日の深夜零時二十七分に賽銭箱の前で火遊びをすると半足の赤いハイヒールが現れるという奇妙な噂があった。心霊スポット巡りが趣味の友紀に連れられて明奈は音呼神社に行くことになるが・・・
最終更新:2021-12-18 00:49:13
1625文字
会話率:46%
斉藤弥生は、中学3年生の夏。
受験生だっていうのに、母親に無理やり伊勢参りに連れてこられた。
境内に入ると急に体調が悪くなり、賽銭箱の前でまさかの頭から突っ込みそのまま意識を失ってしまった。
目が覚めたそこは現実世界ではなくて…
お転婆な
神様たちが織りなすさまざま物語は、高天原で色鮮やかに紡がれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 18:24:57
116796文字
会話率:48%
「話をしよう。これは、昔俺が知り合った不思議な少女の話だ――」
――令和二年、島根県の片田舎から東京の高校に進学した俺、杵(き)築(づき)直(なお)衛(え)は、五月の休日に一人、明治神宮の杜を歩いていた。
別に信心深いというわけじ
ゃない。ただ東京の観光地をいろいろ回ったうちの一つというだけだ。 特に願い事もなく、適当に社殿の賽銭箱に五円玉を投げ入れて手を合わせ、その後、そのまま杜の中をぶらぶらしていた。
「癒やされるな……」
年寄り臭いと思いながらも、ついそんな言葉が口をついた。
東京の中心地にありながらも先が見えないほど広い昼下がりの杜は、慣れない東京の生活に少し疲れていた俺に多少の安らぎを与えてくれた。
適当な道を選びながら歩き、奥まった場所の小路に差し掛かった時、大樹の近くでたたずむ一人の少女が目に留まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 23:11:21
6733文字
会話率:56%
高校二年生の俺、水瀬蒼太は、毎日が華のない学園生活を送っていた。
そんな生活に嫌気が差した俺は、学校帰りになんとなくで寄った神社。そこで手を滑らせ財布ごとお賽銭箱に入れてしまった。
やらかしてしまったために、やけくそで神様にお願いをし
た。
「神様、財布ごと賽銭したんだ! 俺の願いを聞き届けてくれ! 俺は、俺は華のある恋愛をしたいです! どうか俺にラブコメできる力を!」
必死に、それはもう必死に願った。
翌日、いつも通りに朝起きて学校に行くと──
「ま、まさか……好感度が数値化されている、だと……!?」
──人の好感度が数値として現れていた。
これは他人の好感度が見えるようになった主人公が、ラブコメをする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 18:18:52
27607文字
会話率:52%
賽銭箱で集めるのはお金だけじゃないのです。
最終更新:2019-10-14 12:41:31
1103文字
会話率:31%
大平誠人(まこと)は地元の青柳高校に通う16歳、と言っても後2ヶ月で17歳となる。
土曜日の今日は、自宅から歩いて5分ぐらいの所にある神明神社に来ている。ここは誠人
の幼稚園小学生まで近所の子供たちとサッカーやゲームをして遊んだ場所。この神
社は
常に人がいることもなく地元の町会などが見回り掃除などを奉仕している。
誠人はお社の賽銭箱が置いてある近くに腰かけて、毎夜・4夜続けて同じ夢を見る不思議な出来事に思いを巡らせていた。・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 19:12:13
17569文字
会話率:40%
財政難の教会を救うべく金稼ぎに奔走する。美夕。
苦肉の策として、懺悔室に賽銭箱を置いた結果、偶然にも通りかかった男性がお金を入れてしまう。
初仕事に浮かれる美夕であったが、男から語られる話は婚活の悩みという意味不明なものだった。
面倒だけ
どお金が欲しい。そんな葛藤の末に美夕は男の相談役として奮闘していくことになったが・・・。
※この作品はNoteにも掲載中です「https://note.mu/konkatugamo/n/n076c1647a14b」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 02:24:24
7041文字
会話率:46%
赤に黄色に茶色の葉っぱ、歩くと音が鳴る玉石の路、僕を見下ろす朱色の鳥居、大きな鈴に賽銭箱。
それが僕の世界の全て。
たまに来る人たちと話をして、婆ちゃんの手伝いをして、同じ日々を繰り返す。
そんな日常がずっと続くんだと思っていた。
あの日、君に出会うまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 20:11:49
13594文字
会話率:54%
賽銭箱から小銭を盗んだ
最終更新:2018-10-22 19:31:41
310文字
会話率:0%
短篇です。読んで字のごとく。
ツイッターで足の速い主人公の話を書くってお題があったので。
キーワード:
最終更新:2018-05-19 23:59:55
2820文字
会話率:40%
早朝の散歩。
いつものように御霊神社でお参りをする。
手に握り締めた賽銭は、十円玉2枚と五円玉1枚の25円だ。
神様には、あんまり欲張って願い事をしてはいけない。
せいぜい2つの願い事しかしてはいけないと云われている。
25円は「
二重のご縁」をかけたものだ。
だから25円を賽銭箱へ投げる僕も、願い事は2つだけお願いする。
参道へ戻る途中、踏切が鳴り、遮断機が降りた。
御霊神社の境内と参道とを挟んで、江ノ電が通り過ぎて行った。
そして僕は路地裏を抜け、由比ヶ浜へと向かった。
手にした読みかけの文庫本の続きを、そこで読むために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-30 18:56:24
301文字
会話率:0%
賽銭箱に石を投げ入れてしまった翌日、皮膚を突き破って出てきたのは、石だった。
最終更新:2017-04-11 03:18:36
8797文字
会話率:26%
「資源確保主導企業設立促進等に関する法律」――通称「会社法」。
この法律が半ば強引に、半ば強制的に可決、施行されてから、国は国の体を成さず、国の土地は「会社」によって区分された。数少ない土地と、その土地の中に眠るより少ない資源をめぐり
、血で鉛玉を洗うような日々が続く中、20X7年、新入社員が入社する。
名を、サキダリカという。
株式「会社」AIC管区内の大学を中程度の成績で卒業し、誤って営業部署に配置されてしまった彼女は、血みどろの現代社会を生き抜くことができるのか。サキダやその上司、同期たちの周辺に起こる、社会が故の不条理、「会社」が故の理不尽を乗り越えることができるのか。
甘辛めの群像劇を、ぜひお楽しみください。
―――「現代社会の、闇は深い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 02:11:20
2997文字
会話率:59%
この夏、僕は江の島神社で賽銭箱に15円放り投げて、とんでもなく高望みなお願い事をしたんだ。
最終更新:2016-12-31 02:38:36
53319文字
会話率:25%
初詣に近くの神社へ行った俺。そこで賽銭箱の中に小銭を落としてしまう。しかし、その神社の神様が現れ願いを叶えてくれるという。それならもうチートで異世界転移して楽して金を稼ぎたい……ってなんか職業の欄がおかしいことになってるんですけど…
最終更新:2016-01-11 21:36:25
6143文字
会話率:14%
一月二日、賽銭箱に頭から身体を突っ込む人がいた。
最終更新:2015-11-24 20:15:00
80621文字
会話率:53%
神社の神様でなく、その賽銭箱から神化した新米守銭奴女神に目を付けられた
Sっ気のある中学2年生、諏訪沙良太。
彼女の要求は「異世界でお金を稼いで!!」
疑問を挟む暇も無く何をやってもお金が手に入る世界に飛ばされた沙良太だが、
巨額の借金を背
負わされ、さらにチート能力や武器を使うには毎回代金が必要。
しかもやってることは街を焼き城を消し国を滅ぼす、と破壊神そのもの。
気の強い小学生の妹も巻き込み、カレー娘に勝負を挑まれ、魔王少女と一騎打ち。
そんなつもりじゃないにも関わらず、破壊の渦を巻き起こす兄妹は
賽銭箱女神を従えて、剣と魔法の定番異世界をブッ壊す!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-02 06:00:00
223561文字
会話率:51%
前島洋祐は万引きした品物を不良たちに売ることで、小遣いを稼いでいた。
ある日、ふと立ち寄った神社で、賽銭箱に引っかかっている千円札を見つけ、それを盗む。そして境内でうたた寝をしてしまう。
目覚めると、洋祐以外の人が消えていた。誰もいな
い街中で、タバコを吸っている一人の女性を見つけるが、すぐに消えてしまう。
そして、洋祐はマネキンのような黒い化け物と遭遇する。どこまでも追いかけてくる化け物から逃げ続け、最後、千円札を盗んだ神社へと逃げ込む。街で消えてしまった女性が洋祐の前に現れ、盗んだ賽銭を返せと要求する。
盗った千円札を返すと、洋祐は元の世界へと戻ることができた。
もう泥棒はしない、と洋祐は心に決めた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-10 18:42:16
15838文字
会話率:21%
幼い頃、保母さんに憧れた“入野うらら”。
夢を抱き続け、ついに保育士の資格を得る。
晴れて、春から保育園に勤務することになった為、墓参りにきた。
可愛がってくれた祖父母に、就職の連絡をするのだ。
ふと、気になって、墓近くの鳥居をくぐる。
子
供の頃から存在は知っていたが、少し怖くて足を踏み入れたことがなかった。
空を覆い尽くすほどの葉を茂らせた立派な大木の前で、五百円を賽銭箱に投げ入れた彼女は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-15 23:40:03
96688文字
会話率:35%