白馬に乗った王子様が迎えにやってくるなんて、使い古された物語だ。それでも子供の頃の私はそれを心から信じていた。
しかし15歳になるまでそんな夢を盲信し続けることは難しい。実際私も、周囲の容姿端麗なクラスメートに囲まれてても「誰が私の王子様
かな」だなんて思う事はなくなっていた。
その代わり。
「はあ……今日もロイド様はかっこいいわね……あ、アルス様が挨拶されているわ!双子の第一王子と第二王子の邂逅……!?な、なんて神々しい光景なの……!?や、焼き付けなきゃ!脳と目にこの瞬間を!全身全霊を込めてぇぇ!」
私は自分の推しを、心の中と外で愛でるようになっていた。そう、王子様は待つものではない。しかし追って捕まるものでもない。
つまりは誰かさんの王子様を思う存分鑑賞し、愛でるのが最適解なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 07:00:00
7300文字
会話率:68%
小さい頃、私は王子様に憧れていました。
それもただの王子様ではなくて、白馬に乗った王子様が私を迎えに来てくれるのだと本気で、思っていました。
けれど、私の前に現れたのは白馬に乗った王子様ではなく、ボーイッシュな女の子でした。
最終更新:2020-01-20 21:55:12
3399文字
会話率:43%
――白馬に乗った王子様は、秘密を抱えた人でした。
地元の女子大学に通う、ごく平凡なヒロイン、櫻井(さくらい)ヤヨイ。
ある夏の日、彼女は熱中症で通学途中に意識を失ってしまう。
目を覚ました彼女が見たものは、現代日本とはかけ離れた別世界だった
。
話によると、泉の畔で倒れていたところを乗馬中の公爵に発見され、公邸に運び込まれたというのだが……。
これは、中世的封建社会と近代的商業社会とがミックスしたファンタジー世界で巻き起こる、恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 08:00:00
102239文字
会話率:50%
――白馬に乗った王子様は、秘密を抱えた人でした。
地元の女子大学に通う、ごく平凡なヒロイン、櫻井(さくらい)ヤヨイ。
ある夏の日、彼女は熱中症で通学途中に意識を失ってしまう。
目を覚ました彼女が見たものは、現代日本とはかけ離れた別世界だった
。
話によると、泉の畔で倒れていたところを乗馬中の公爵に発見され、公邸に運び込まれたというのだが……。
これは、中世的封建社会と近代的商業社会とがミックスしたファンタジー世界で巻き起こる、恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 21:00:00
33847文字
会話率:51%
白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるという夢を35年間抱き続けた痛女が異世界転生
本当に王子が住む世界に生まれ変わったはいいものの記憶を取り戻した頃にはヒロインポジのプリンセスではなくすっかり勝気で高飛車な悪役令嬢ポジションだった。
ただ、
前世と違いこの世界にはいるのだプリンスが!!
何が何でもあの日の絵本のように私はハクバノ王子サマと結ばれるのだ!!
基本平日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 00:00:00
111713文字
会話率:51%
世界ローズサウンドを舞台にした物語シリーズの一部です。
「白馬に乗った王子様なんて、どうせ何もできないんだもの。絶対に嫌」
世界アリカラーナの真北に位置するサントラガル王国。精霊の加護を受ける世界の中心アリカラーナと少し似た、妖精の加護
を受けた国で上がる物語は、夢見る王子に憧れるシンデレラとは、少し違うシンデレラのお話。
2017.3.26 同じ話が2度掲載されていたので削除しました。申し訳ありません。
2017.3.27 終了に向けて少しの加筆と、訂正を行いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-29 00:00:00
98543文字
会話率:56%
教師に気に入られようとしたことはないでしょうか。
教師が優等生だけを作ろうと目論んでいると思ったことはないでしょうか。
現代には今や教師に対する不満が溢れています。
これは丁寧な教育に対する意見的な小説です。
ちなみに作者は教師でも何で
もない、白馬に乗った王子様です。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-02-05 12:49:55
7851文字
会話率:28%
しつこいナンパ男から助けてくれたのは、白馬に乗った王子様!……ではなく、無愛想で口の悪い同級生でした。だけど、そんな彼のことが笑麻はとっても気になって……。
誤解されやすく、デリケートな仕事であるAVという職業。そこで働く人々やその家族
の様々な感情を描いていければと思っています。
全三章、十七万字程度の作品になる予定です。
是非、読んでやってください。
本編完結済み。9月中に、こぼれ話を投稿出来ればと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 17:00:00
190169文字
会話率:33%
男女は互いに理解し合えるのか?それがこの物語のテーマです。
戸田あかりは大企業の牧野コーポレーションのフード部門で商品開発を担当している。一生懸命、血の滲むような思いで取り組んだ企画のプレゼンテーションで大失敗してしまう。そ
のせいで入社してからこれまでの3年間、牧野蒼汰(副社長)に見るだけの片想いをしていたがそれに終止符を打つことになる。
牧野蒼汰は、女性ならば誰もが憧れる白馬に乗った王子様で、顔よし!家柄よし!性格よし!の理想の男性像である。しかし、彼には大きな問題があった。
そして、遠い所から戸田あかりを探し出し、ある場所へ連れ帰るために戸田あかりの前に現れた佐藤春馬。彼には謎が多過ぎるが、戸田あかりが困っているときはいつでもそばにいるまるで、ナイトのような男である。
男は火星から来た。女は金星から来た。と、それぞれの事情で、その話を信じてしまっている戸田あかりと牧野蒼汰…そして、謎のオトコ、佐藤春馬…彼らを巻き込む恋と謎とアクシデントにあなたもドキドキするでしょう…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-05 00:00:00
9651文字
会話率:78%
人口の1割が同性愛者だというデータがある。その1割にたまたま入り込んでしまったゲイの高校2年生、佐藤翔。白い肌に華奢な体、見た目はまるで白馬に乗った王子様。そんな王子様も同性愛者なりの思いがあった。ゲイとしての苦悩、愛の芽生え、裏切り、感動
を混ぜ込んだある高校生の、日常のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-26 16:37:20
13781文字
会話率:10%
女の子なら誰でも一度は憧れる、運命の白馬に乗った王子様。
でも、その女の子が好きなのは……。
最終更新:2013-10-02 07:02:03
1204文字
会話率:10%
「結婚なんて絶対嫌だからね!」
ーーーローズ、18歳 まだまだ世間知らずの娘。
私を村という狭い世界から連れて行ってくれたのは、白馬に乗った王子様。ではなかった。
「あんたには興味ないが、そのドレスに用があるんだ。親御さーーーん。
二日ほどこの子借りてくぜ?」
ーーー盗賊の頭、ウォン
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-22 02:44:00
3739文字
会話率:24%
白馬に乗った王子様が夜、デートに誘いにくるという話をクラスメイトから聞き、すっかり信じこんでしまった舞子。
毎晩、王子様が来るのを待ちつづけます。幾晩かが過ぎ、ついに現れた王子様。その姿は……?
最終更新:2010-09-05 22:34:01
2212文字
会話率:34%