ツヅリ様は私の家に住み憑く九尾です。
彼女は白銀のモフモフを持ち、むにゃりと密着して、違う次元のような容姿で私に柔らかく牙を見せて微笑みながら言うんです。
「どっか行きたいのじゃが、どうじゃろーか?」
私に拒否できますか? 否、できま
せんでした。美味しいものが食べたい。温泉に行きたい。エトセトラエトセトラ。
その上でツヅリ様が紀行を書けと言うのですから、書くしか無いでしょう。これは私と、のじゃロリ九尾のツヅリ様が旅行するだけの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 19:20:07
10635文字
会話率:40%
美麗白狐の死霊軍団 妖幼女と共に大陸を襲うっ!
ヒノモトから転生し、祟り神と化した、美しき白狐の娘“楽市”は、異世界へその邪悪な瘴気をまき散らし、ありとあらゆる物を死に至らしめた。
それだけでは飽き足らず、巨大なスケルトンやゴーストを、
大陸へ大量に放ち異世界を蹂躙する――――
ように見える、狐娘のお話です。
藤見の森を行く。
夏の蒸し暑い夜である。月は見えない。
その中を、二匹の兄妹狐がすたすたと行く。これがただの狐ではない。
人の姿を模した白狐と呼ばれる、妖しの類であった。
「兄さま、早く!」
「わかった わかった」
「兄さま。早くしないと酒が逃げてしまいます!」
「楽市(らくいち)よ、酒が逃げるわけなかろうに」
二人は迷うことなく、馴染みの赤ちょうちんへ入った。
引き戸に触れることなく、するするとすり抜ける。兄妹はそう言う類の者だ。
店内には焼き鳥から滴る脂が炭に落ち、得も言われぬ匂いが立ち込めていた。
しばし飲む。するとほど良く酔った妹が兄に絡んだ。
「むふう、あたしはねえ。藤見のみんながいて、お酒があって、兄さまが居れば、後はなんにもいらないんだよー。ふふふ」
頬と首筋が桜色に染まり、艶っぽく兄を見つめている。
そんな仲睦まじく酒を飲む兄妹に、凶事が襲う。
何者かが二人の憑代である、狐の石像を破壊しようとしているのだ。
破壊されれば、兄妹の存在は消えてしまうだろう。
客も疎らになりちびちびやっていたら、いつの間にか妹が消える。
「楽市?」
そう言って訝しむ兄も、石像を破壊されその存在が消えていく。
破壊の痛みに倒れ伏し、もがき苦しむ兄。
しかし眼だけは虚空を睨み、その瞳に漆黒の憎悪を宿らせる。
「おのれ……誰だ、許さぬぞ……」
兄は石像の頭を砕かれるその瞬間まで、虚空を睨み続けた。
そして、異世界へ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 23:21:50
1444652文字
会話率:20%
帝都にその名を轟かす大娼館シルフィードの主人は、風読みの加護を持つ。
「いま並んでる奴隷、端から端まで買うわ!」
大娼館の主人アリス・シルフィードは、奴隷商を訪れてそう言った。
アリスは九尾の狐娘カエデをはじめとする獣人の娘たちを大娼館
のキャストとして採用し、帝都に獣人ブームを引き起こした。
これは風読みの加護を持つお嬢様アリスがお金儲けをしたり、帝都を襲う災禍から庶民を救ったりする物語。
※この作品はタイトルガチャコンテスト1に参加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 12:30:19
4848文字
会話率:24%
シスターエミリアは可憐な容姿と慈悲深さで誰からも崇拝され聖女と呼ばれていたが、評判とは裏腹に野心家だった。
病に苦しむ領主を助け、名実ともに聖女の称号を得るため禁忌の森に入ったエミリア。しかしそこで出会った狐獣人ココの非常識な行動のおかげで
彼女の計画は滅茶苦茶になってしまう。
ココはエミリアの食料を全て食べ尽くし、御礼といって魔獣をとってくる。厄介事に巻き込まれたくないエミリア。しかしココはエミリアを慕い、つきまとうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 21:16:20
10986文字
会話率:47%
狐娘と狸娘は顔合わせればお互いがお互いにちょっかいを出している。仲が悪いのかと思えば息ぴったりに人間を驚かせるのに夢中になって陰陽師の少女に怒られたり。
そんな仲悪いのか仲良いのかわからない狐娘と狸娘の話。
最終更新:2023-05-05 13:15:48
4226文字
会話率:45%
主人公の名前は伊藤 翔(いとう・かける)。
彼は、過労により死んでしまったが、
狐神社の神様・稲荷神(いなり・かなえ)によって
狐娘に転生させられます。
狐娘となった翔は、人間界で暮らしながら、
神から様々な使命を与えられ中学生になる。
ある日、神からの連絡が途絶え……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 21:00:00
4158文字
会話率:36%
※タイトルが全てです。
十七歳で変態異星人にアブダクションされて狐娘に改造されてしまった御来屋玉緒(みくりや・たまお)。
なんだかんだ苦労しながら『タマモ』として星間文明世界に馴染んだと思ったら、今度は異世界召喚事故で乗ってた宇宙船とと
もに異世界へ。
ステゴロ上等の銀髪狐娘が相棒の超高性能人工知性体のダッキさんとともに異世界でダラダラと過ごす、日常系SFコメディー(なのかな、これ)
※不定期更新です。
※1話あたり三千~四千文字。
※プロットなにそれ美味しいの精神。(行き当たりばったり)
※残酷な描写ありとガールスラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 19:07:37
52810文字
会話率:35%
星間国家から指名手配されていた異星人に十七歳でアブダクションされて狐耳と尻尾付きの銀髪狐娘に改造されてしまった御来屋玉緒(みくりや・たまお)。
なんだかんだ苦労しながら『タマモ』として星間文明世界に馴染んだと思ったら、今度は異世界召喚事
故で乗ってた個人所有の星間輸送船とともに異世界へ。
海賊相手にステゴロ上等だった銀髪狐娘(270歳over)が、異世界で妖艶金髪狐美女に人化した相棒の超高性能人工知性体ダッキさん(本体は宇宙船)とともに、異世界で暴れたり、自分を取り戻したり、悩んだり、癒されたりと、淡々と異世界で過ごす、日常系SFかも知れないお話。
※不定期更新です。
※一話四千から五千文字前後で偶に六千字超えます。
※悩んだ末にジャンルはハイファンタジーとさせて頂きました。
※大量発生する屁理屈地の文にご注意下さい。
※最初、割と突然の鬱展開があります。
※タグのガールズラブは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 19:00:35
83728文字
会話率:47%
かつて恋人であった数千年生きているのじゃロリ妖狐に、老人であるあなたがMTRれるお話。
最終更新:2022-11-07 19:11:08
3348文字
会話率:95%
明人は大学の構内で普段は閉まっている扉が開いている事に気付く。
扉に表示された空調機械室の文字とは打って変わって、室内は古い木造の建屋であった。
単眼娘やサキュバス、動く人形や狐っ娘など、様々な人外たちと織り成すちょっと不思議なギャ
グストーリー。
魑魅魍魎であふれるこの場所で明人を待ち受ける運命とは!?
※別サイトにも投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 19:00:00
125585文字
会話率:43%
土砂崩れに巻き込まれて死亡した主人公が、享楽主義な神様によって勇者として異世界に転生させられる。そんなよくある最近のファンタジーです。
可愛い狐と一緒に召喚された先で即刻エンカウントしたリザードマンに魔王城へ連行され、異世界に到着し
た当日に魔王とご対面。更にその場に正統派な勇者が乱入して来てお姫様を返せと言う。魔王が勇者に姫を返そうとしたらしたで、お姫様は勇者が思っていたのとは随分違っていて……
そんなこんながあった後も、漆黒の厨二勇者が乗り込んで来たり、地下から神様が湧いて出たり、そんなハプニングをこなしながらも、緩~く魔王城での居候生活を続ける勇者の明日は……
勇者アリ、魔王アリ、モン娘、シスター、狐娘と割と何でもアリの世界で、今ここに新たな友情物語が始まる!!みたいのを一応目指しています!!!
※内容については、ブレない保証はありません。
書き溜めているものをアップしているわけではないので……
このあらすじも何回書き直していることか--;
更新頻度は徐々に下がると思われますが、皆様ちょっとでもいいので読んでいってくださいm(_ _)m
※ちょいちょい誤字の修正を行っております。投降後の内容変更はありませんので、そこはご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-25 00:14:46
215836文字
会話率:52%
【あらすじ】
ある朝目覚めると異世界に転移していた俺は、当然のように「冒険者」になって異世界で生活していた。
異世界転移者なのにパッとしない俺だったが、パーティを追放されたショックでようやく「異世界で大儲けする商売」を思いつく――。
「この世界で弁当を売ったら大儲けできるんじゃねぇ?」
異世界の料理はまずい。
からあげ・しょうが焼き・焼き魚。
元いた世界の定番料理を作れば必ず売れる。
「というか――俺が食べたい!」
さっそく俺は弁当屋を開業した。
けど、思った以上に異世界でお弁当を作るのは大変。
「あれ? 調味料とか、食材とかどうすりゃいいの?」
毎回「あれが足りない」「これができない」試行錯誤の連続!
頼りになるのは、タフな異世界の美少女たちだけ(農家の娘、卸問屋、アルラウネ)。
調味料・食材を調達し、弁当屋を繁盛させられるのか?
そして、美少女たちと異世界ハーレム生活を営めるのか?
【登場人物】
ジェロ(坂次郎): 主人公。元社畜。料理の腕前はそこそこ。
ミラ : 農家の末娘。主人公の婚約者。
キャンティ : 卸問屋を営む狐娘(黒)。主人公の愛人。
ペコリーノ : アルラウネ。主人公の養女。
チョコ : 女魔法使い。主人公の元雇い主。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 20:01:04
59756文字
会話率:39%
私が生まれた家は、神社だった。山奥の小さな村に祀られているうちは、昔から村の人たちにとって大切なものらしく、今でも村の人たちが参拝に来る。
両親はそんな神社の神主と巫女をしていて、その間に生まれた私は、必然的に母の後を継ぐ巫女として育てられ
ることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 03:33:11
10573文字
会話率:33%
ぼっち系男子高校生の米村春(よねむらはる)は、ひょんなことから学校をサボってしまい、乗っていた電車の終点駅まで向かってしまう。
そこで訪れた村の神社には、ケモ耳と尻尾を生やした謎のロリ狐娘が住みついていて……?
「お主、ウチが見えるのか!
?」
「見えてる。その色気の無いパンツまでバッチリとな」
「……今のは聞かなかったことにしてやるのじゃ」
その後、春はケモ耳少女から神社復興の協力をお願いされ、半強制的に契約を結ばされる。その日から春の退屈な生活は一変し、慌ただしいものになっていくのであった。
「春! この絵馬の願いごとを叶えるのじゃ!」
「春! この神社でお祭りを開催するのじゃ!」
「春! ここにプールを作るのはどうじゃ!?」
「勘弁してくれ……」
そんな気だるげ主人公と、元気っ子狐娘の不思議で甘々? なラブコメディ、ここに開幕。
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カクヨム、ノベルアッププラスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 18:37:04
40038文字
会話率:69%
裏の稲荷神社に『小学校で友達100人できますように』という願い事をしたら、新しいお稲荷様になったばかりで願いは叶えられなかった。
その利子として『中学校で恋人100人できるようにする』と言われたので、修羅場になるからと断ったら、さらに利子が
膨らんで高校で嫁が100人できることになってしまった。
そしてお稲荷様の力か、身近な美少女ばかりかトップアイドルや金髪碧眼の王女まで嫁になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 12:00:00
242493文字
会話率:63%
夕霧暮葉(ゆうぎりくれは)十八歳。
年齢とは裏腹に身長は十歳児並しかない暮葉の趣味はゲームや動画鑑賞である。
そんな暮葉は学校では物静かな美少女(幼め)として過ごし、家や友達の前ではただのオタクとして過ごしている。
やがて趣味が高じて
、バーチャルキャラクターを使用してのゲーム配信を開始した暮葉。
彼女のキャラクターは彼女が自分たちの故郷での姿そのものであった。
そんな彼女は一部で人気、でもあまり知られていない妖狐系美少女Vtuber真白狐白(ましろこはく)として今日も人知れずひっそりと配信する。
しかしそんなのんびりしたい暮葉の思いとは裏腹に、個人勢Vtuberの姉とコラボをすることになり段々と表へと引きずり出されて行ってしまう。
そして少しずつ周囲から外堀を埋められていき、新たなコラボ希望者や友人のデビューなどが重なり、徐々にその名が知れ渡っていくのだった。
果たして、再び暮葉に平穏な日常は訪れるか。
そして裏で進行していく謎の計画『バーチャル街計画』とは何なのか。
今日も癒しを求めもふもふ動画鑑賞に推し鑑賞、そしてゲームプレイに実況配信と暮葉は忙しい日々を送っていく。
※注意)この物語は筆力の足りない作者が色々と模索しながら進んでいきます。
お見苦しい点や読みづらくストレスを感じる点があるとは思いますが改稿はある程度目途が経ってからではないと行えません。(理由は読者環境を整えるための改稿が目的になり物語が進まなくなるため)
ご容赦のほどよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 21:56:22
235690文字
会話率:49%
おっさんは馬場勇人(ばば ゆうと)、40代独身、職場の閉鎖に伴い早期退職の現在無職。
ある日、おっさんは思い立ったようにスマホを買った。
おっさん故に手こずりながら諸々の認証・登録を済ませてスマホを見ると、見た事も聞いた事もないアプリが入っ
ていた。
『魔法大全』?
おっさんは戸惑いながらもタップする。
このタップによって、おっさんの運命は大きく動き出す。
白狐娘との出会い。
おっさんの命を狙う異世界の魔王が地球に作った”道 ”。
”道”の出現で家族を失った幼い姉妹との出会い。
白狐娘と姉妹を連れて”道 ”に突入するおっさん。
”道 ”の先に待ち受けているものは?
おっさんに『魔法大全』を託した者の思惑は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 18:14:12
328363文字
会話率:48%
桜木城治はブラック企業で働くサラリーマンだったが、気付けば過労で倒れ、異世界に行くことになった。
女神から与えられる特典の中から『迷宮を管理する能力』を授かり、異世界に。
しかし、そこは無人島だった。
彼は偶然無人島に流れ着いてきた茶狐族
の少女と一緒に無人島の開発、迷宮の経営を行っていくことになった。
すべてはスローライフを過ごすために……ところが、そう簡単にスローライフを満喫できることはなかった。
モーニングスターブックス様より書籍化決定
令和2年12月14日発売です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 02:39:52
259347文字
会話率:39%
強くて可愛い女の子を使って戦うカードゲーム・チャーミークエスト(通称チャミクエ)が大好きな中学1年生・冬川聖太郎は、ある日、神様からの頼みでそのチャミクエの世界へと召喚され、仲間の女の子達と共に魔法犯罪組織・アングリーファミリーズに立ち向か
うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 12:50:16
3788文字
会話率:53%
猫耳少女のテリハに恋をしている犬耳少年のソウタ。
ホワイトデーを前日に控えたある日、
幼馴染であるキツネ耳少女のミスズのアドバイスを受け、ソウタはある決意をしました。
最終更新:2021-03-12 17:16:12
2455文字
会話率:38%
高校生の尾先茶介(おさきちゃすけ)の元に、
半分人間、半分狐の姿になってしまった同級生、今野理咲(こんのりさ)が訪ねてくる。
その日から、彼らの周りでは不思議な出来事が起こり始めた。
何もないはずの夜道で、不気味な光を見る。
潰れた店の
記憶が、ぽっかりと抜け落ちている。
薄暗いトンネルには、不気味な幽霊が潜んでいる。
自室の棚には、撮った覚えのない心霊写真が眠っている。
それは人の心が生んだ勘違いか、別世界の者たちからの誘いか。
日常の隣にはいつだって、非日常が潜んでいる。
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この作品は3日に1度の更新間隔を予定しています。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:08:47
159123文字
会話率:39%
狐の獣人であるカトレアには大切な友人であるサクラがいる。ハチャメチャな学園生活を送る友人と共に過ごす狐娘の心境は……
最終更新:2022-01-27 17:00:00
32836文字
会話率:51%