交野 直哉の恋人、咲希の父親が不慮の事故死をとげた。急きょ、彼女の故郷である鹿児島のトカラ列島のひとつ、『悉平島』に二人してかけつけることになった。
じつは悉平島での葬送儀礼は、特殊な自然葬がおこなわれているのだという。
その方法とは悉平島
から沖合三キロのところに浮かぶ無人島『猿噛み島』に遺体を運び、そこで野ざらしにし、驚くべきことに島に棲息するニホンザルの群れに食べさせるという野蛮なやり方なのだ。ちょうどチベットの鳥葬の猿版といったところだ。
島で咲希の父親の遺体を食べさせ、ことの成り行きを見守る交野。あまりの凄惨な現場に言葉を失う。
やがて猿噛み島にはニホンザル以外のモノが住んでいることに気がつく。
日をあらため再度、島に上陸し、猿葬を取り仕切る職人、平泉に真相を聞き出すため迫った。いったい島にどんな秘密を隠しているのかと――。
猿噛み島は恐るべきタブーを隠した場所だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-26 07:00:00
49414文字
会話率:37%
「源義経黄金伝説」とは■日本版三国志の物語。
時代は,源平の争いから、鎌倉幕府が成立しょうとしていた時期。
京都の陰陽師・鬼一方眼に、友人、西行法師は源義経の養育を依頼。
その背景には、後白河法王、藤原秀衡が。
東アジアのフロンテイア
である日本は、国家を成立。その象徴として
黄金大仏を作り、国家の勢力をシンボル化。平安京に奠都した大和は、
日本を統一していくが、国家象徴としての黄金大仏は、武家革命勢力に
よる内乱のため、消失。
その大仏再建を図らんため独立国家、奥州を併合、黄金を収奪しょうと
する鎌倉武家革命政権。瀬戸内海荘園群を経済地盤とする、後白河法王を
頂点とする貴族制西国王朝と新興勢力である東国騎馬武士団を率いる源頼朝。
古代よりエミシの血を受け継ぐ奥州に黄金・仏教王国を構える藤原秀衡。
「義経黄金伝説」は、一二世紀日本の三つの都市(京都、鎌倉、平泉)と
三人の騎士の物語。
●山田企画事務所。飛鳥京香 作品集サイト
飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所) 等より引用。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/
飛鳥京香/SF小説工房(山田企画事務所)
■山田の「妄想の地獄めぐり」へようこそ!
関西学院大学文学部ーSF研究会ー大阪文学学校ー大阪シナリオ学校ー同人誌活動
を通じての、30年にわたる、日々の妄想世界のすべてをお見せします。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamadas0115/diary/201609230000/
基本データベースはここ。
■飛鳥京香・SF小説工房■株式会社山田企画事務所■
小説ごと章立てことにに入ってます。まだ未発表もありますが、、、
基本的にまだ整理できていません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 17:28:25
145313文字
会話率:33%
平泉の高舘で非業の死を遂げたと思われた義経は、その後に秘かに生き延びて再起を計り、鎌倉の頼朝に戦いを挑むことになる。
最終更新:2015-10-21 11:16:49
20328文字
会話率:36%
転校生の「平泉 未來(ひらいずみ みらい)」ズバ抜けた運動センスであっというまに陸上部のエースになる。
ある日未來は学園の支配者「一之瀬 蝶歌(いちのせ ちょうか)」に逆らってしまう
その日から未來の学園生活は一変した
生徒だけでは無
く先生からの嫌がらせや、沢山の悪口メール、途絶えない陰口に暴力、様々な困難があるも未來は自分を見失わずに前に進んでいく
その姿をよく思わなかった蝶歌は未來の大親友「川原 明美(かわはら あけみ)」を未來(みらい)の目の前で殺害する
蝶歌(ちょうか)と未來(みらい)の戦いはどうなるのか…?!
________そして本当の「悪」は誰だ…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-10 16:17:39
320文字
会話率:0%
これは巷で噂されている日本史ミステリーにそれらしい結末を与えるエッセイです。卑弥呼の出身はどこなのか、義経は平泉で死んでいないのではないか、などの謎を独自の切り口で解明していきます。ただ作者はまだまだ若輩者。知識が追いつかずに迷走するかもし
れません。そのときは優しく(ここ重要!)、「そこ、おかしいよ」と指摘していただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-07 16:15:05
110549文字
会話率:7%
義経切腹から約五百年、義経とその家臣、伊勢三郎は平泉に幽霊としてよみがえった。彼らは徳川の治める世を見て回るために全国を回る旅に出た。
最終更新:2014-11-01 17:23:37
683文字
会話率:54%
『バカンスに行くザンス』参加作品。
GWに夫婦で岩手に旅した様子を描いた紀行記です。
平泉でも、中善寺でも、小岩井農場でもなく、今あまり人気がないらしい街花巻・遠野をあえて選んだのは? そこにはファンタジーな世界が広がっていました
最終更新:2014-06-06 13:53:34
12003文字
会話率:13%
日本一の神を決める戦い“ごっどふぁいと”に何故か参加する事になった主人公、大路創。そしてそのパートナーの東尋坊こと平泉寺妙念。彼らのそのライバル達が繰り広げる、ドタバタファンタジー(ポロリもあるよ)。
最終更新:2012-01-19 18:24:48
9912文字
会話率:43%
みちのく福袋━東北地方に関連する人物・事件の数々━マルコポーロのジパング黄金伝説のモデルは、平泉の金色堂である(ジパング伝説)」「荒城の月の作詞者・土井晩翠は180曲近くの校歌もつくっていた(校歌)」など、みちのくに関係する意外な歴史のエピ
ソードを集めた、深くて渋い本格歴史エッセイ集
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-25 12:30:21
69433文字
会話率:6%
平安時代末期、奥州藤原氏が支配する日高見国は、同じ貿易立国を目指す平家との間に。海上利権をめぐるかけ引きが存在した。後白河法皇と源頼朝、藤原秀衡それぞれの思惑に翻弄される源義経主従。海上交易の視点から平安三国志を読み解く長編歴史小説。
最終更新:2009-06-10 17:36:55
79409文字
会話率:16%
ド田舎に住む大金持ちの一弥は平泉の達谷窟毘沙門堂というお寺で見合いをする。大張り切りで威勢良く席に臨むが相手の美女を前にするとすっかり竦んで怯えきる・・・
最終更新:2007-04-11 12:49:57
7101文字
会話率:81%