君達は「英雄」になりたい……
そう思ったことはないだろうか?
完全無欠の力を持ち、正義のために悪を滅ぼす者。
そんな人達に憧れた者もいただろう。
──1つある物語を話そうか。
君達が憧れた英雄になるのを諦めた、ある少年の物語だ。
最終更新:2018-02-02 07:33:28
16329文字
会話率:43%
それは、忘れられた祈り
届かぬ祈りを忘れた人間は
本当の祈りの意味を知らない
白の少女は願い「世界が笑った瞬間に私を忘れて?」
黒の少年は望む「失うくらいなら、奪ってほしい。」
銀の乙女は嘆き「歪んでしまう願いなど、誰も聞かない。」
金
の青年は叫ぶ「本当に救いが存在するのなら、どうか、」
色彩を持つ神は言う「全ては、君達が選んだことだと、識るといい。」
誰もが忘れ、誰もが覚えていた、掌の祈り
忘れられた祈りを望む人間に、救いは存在するのだろうか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-16 22:21:08
12193文字
会話率:11%
やぁ、退屈嫌いの諸君、早速だけど、君たちに紹介したい所がある。
【隔絶都市アマイモン】、全ての国や都市から隔絶され、全ての都市活動を自らで担うこの街では、九十九条の特殊な条例の下、独自体制が敷かれている。
そしてこの街の住民全ては、特殊
な力、技能【スキル】を身に付けることができるんだ。正に理想郷《ユートピア》だと思わないかい?
この街は毎日が喧騒的で、本当に飽き飽きしないよ。愉しくって、愉しくって、たまらない。
毎日毎日起こる騒がしいほどの事件や騒動に、一味も二味も違う風変わりな町の個性的な住民達。
もし諸君達が刺激のない平凡な毎日が気に食わないって言うんならこの街は諸君らにぴったりさ。
さぁ、俺と一緒にこの街の際限ない刺激とスリルを愉しみ尽くそうじゃないか。
俺の名前は、天寺 享一《あまでら きょういち》。
【愉しみ屋】の天寺享一だ。
もし諸君らがこの街に来たいのなら、俺は何も止めはしない。むしろ盛大に歓迎するとしよう。
ようこそ、我らが理想郷《ユートピア》へ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 22:48:31
12580文字
会話率:27%
笑っていられること―――
それが「幸せ」だということに人間が気づけるのは、笑っていられなくなったときだ。
どれだけ取り戻したいと願っても、取り戻せなくなったとき。後戻りできなくなったとき。
まだ、君達が笑っていられる内に僕の記憶を見て
いってほしい。そして、気がついてほしい。
幸せを失った今の僕から言えること、それは―――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 14:12:55
3085文字
会話率:54%
江南中学の諸君、ありがとう!
最終更新:2016-04-30 06:08:16
762文字
会話率:29%
何の才能もなく、勉強も平凡で運動神経も皆無、授業中に超能力を身につけてモテモテの生徒をぶっ潰すような妄想をしている俺が、気が付いたら全く別の世界にいた。
そこは強力な軍隊が統治する軍事国家。
そんな国家で、更に気が付いたら、いつの間にか俺が
最強の存在になっていた。
この物語は、そんな俺がこの国と、俺が元々いた世界(今君達がいるこの地球)を救っていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-07 05:32:18
234文字
会話率:0%
やぁ、初めまして諸君。これから君達が目にするのは、世にも不思議な物語さ。
諸君は『死神』と聞いて何を思い浮かべる?
死に近しい者の前に現れて、その魂を大きな鎌で刈り取る……そんな恐ろしいものを思い浮かべる事だろう。
しかしこの少年、
霧崎真の前に現れた死神は──そういうのとは少し毛色が違ったのさ。
心の準備はいいかい? ……ではご案内しよう。
あの世とこの世を結ぶ、スピリチュアル・ローファンタジーの世界へ。
※R15や残酷描写は保険さ。感じ方は人それぞれだからね。ふふふ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-29 10:25:40
92898文字
会話率:48%
「甘ったれないで。僕は、君達が不幸か幸福かなんてどうでもいい」
凄惨な過去を背負っている殺し屋の少年夜。――夜は十五歳のある晩、唯一信頼している男のキースに言われ、学園に行くことになった。そこには理解し難い人間が沢山存在しており、夜は戸惑い
や苛立ちを抱え始める。それでも、様々な出来事を経て、徐々に心を開いていく夜。――そんな時、夜の心を再び幼少の頃へと引き戻すような事件が起きた。周囲の者は壊れていく夜を必死に抑えようとするが、崩壊は止まらない。夜の過去とは一体どのようなものなのか、そして、狂っていく物語の結末とは……?
※ただいま文章校正中。内容が少しだけ変わっちゃうかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-05 10:18:03
32548文字
会話率:34%
空を見上げて
ここは君達が見上げる雲の上
その雲を突き抜けて
もっともっと高く上がって…頭の中で広がる青を描いて
その青を突き抜けて
今度見えてくるのは紫…藍…黒の世界…
え?そこまで行かないの!?
戻ってーっ 降下降下!青を突き抜けちゃ駄
目なんだって!
ここは そう…雲の上にある黄泉の国…からちょっと外れた楽園“天園”
ここに住まうは死者の魂,魂魄の中でも飛びぬけて高い霊力を持った天使達。
霊力って何って??それくらい自分で調べてね。辞書と言う便利なものがあるでしょ,現世には。
それで載っていなかったら教えてあげてもいいよ☆
この物語は本当にあるかもしれないし,無いかもしれない
居るかもしれないし,居ないかもしれない
そんな,楽園に住む天使達の物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-12 21:46:02
2918文字
会話率:19%