出版社の編集者である「私」こと山際公彦は、ライターの矢永敬一郎、後輩編集者の三枝美香とともに、長崎県の島原半島にある造り酒屋「中浦酒造」を取材で訪れる。
山際たちが秋のお披露目会を取材中、社長の中浦隆と顧問弁護士が、何者かによって毒殺さ
れる。当初は、会社内での権力争いに纏わる殺人ではないかと考えていた三人だったが、やがて殺人の裏に隠された大きな秘密を知ることになる。
――お気に召して頂けましたら、目次下の「アルファポリス」のバナーをクリックして頂けますと幸いです。――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 15:09:56
185840文字
会話率:35%
幕末の時代。日本のどこかには、まだ、きっと、キリシタンが潜んでいるに違いない。こう確信した、フランス人神父、ベルナール・プティジャンは、その事実を確かめるべく、はるばる、長崎にやって来た。
しかし、なかなか、思うようにことは、運ばなかっ
た。半ば諦めかけていた時、彼の教会に、浦上の隠れキリシタンの一行がやって来た。
狂喜乱舞した彼は、一行を最高にもてなそうとする。しかし、彼が雇っていた下女が、キリシタンではなく、一向門徒だと判明すると、隠れキリシタン達の様相が一変した。
些細なキリシタン用語の違いも加わって、彼らの間には、齟齬が生じ始める。そして、それは、とんでもない事態に発展していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-07 19:18:00
4933文字
会話率:70%
舞台は江戸時代の駿河(するが)。加平は発話障害のある大人しい男です。旅の途中、籔から出てきたみすぼらしいなりをした男から一通の書状を手渡され、それを遠江(とおとうみ)に居る天田という人物に届けてほしいと頼まれます。お人好しの加平は訳も分から
ぬまま引き受けてしまうのですが、男が籔に逃げ込んだのち、その男を追っているという二人の侍(さむらい)が加平の前に現れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 15:41:14
2781文字
会話率:32%
始まりは江戸の前期、ある地域にキリシタンが追放される。
追放されたキリシタンたちは迫害を恐れキリシタンであること隠匿した。
そう、隠れキリシタンとして生活していたのだ。
追放された地は鬼の住む里といわれる地であり、鬼を氏神として祀っていた
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 17:18:06
984文字
会話率:27%
雪江は、普通の高校生。
失恋した直後に江戸時代へタイムスリップしてしまう。
電気もガスもない生活。着物も一人で着ることもできない自分に自信喪失。何不自由なく過ごしていた21世紀と江戸時代、どちらが幸せなのか。
雪江がなぜ、タイムスリップして
しまったのか・・・・。侍との恋はかなうのか。意外な事実が判明。
第三部、始まりました。他のサイトにも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 07:31:42
653124文字
会話率:40%
人類学者の小野寺は、教え子の姉と一緒に消息を絶った彼女の恋人を探す為、長崎県五島列島の隠れキリシタンの末裔の島にやってくる。しかしそこは彼らの想像を絶する場所であった。
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最終更新:2015-10-12 12:07:13
15711文字
会話率:48%
神様が居るかどうかと言うのは未だにはっきりしない。教会に勤めるようなキリシタンや寺に住むお坊さん、それからカルト教団なんかも神様が居ると信じているだろう。逆に科学的に証明できないから、と存在を否定する人も居る。
俺は宗教に熱心な男ではな
い。神様が居るかどうかなんてあまり興味は無いが居るのならもう少しは報われた人生にして欲しかったと、あの事件の時に思った――――
この物語は……そんな俺の数奇な二回目の人生を描いた物語。この世界では決して語られる事の無いこの世の事実を描いた物語だ。
*実際のクトゥルフ神話、及びTRPGとは設定がかなり違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-09 18:00:00
21312文字
会話率:40%
時は戦国時代。九州のキリシタン大名によって使わされた4人の天正遣欧使節団、彼らの目的は悪魔にのっとられたヴァチカンを救うことだった。千々石ミゲルを中心に3少年が日々をつづるほのぼのしたお話です。
最終更新:2015-03-15 21:00:16
5119文字
会話率:29%
たぶん江戸時代、人気UPを目論む天狗連中は、年末に向けた一大イベントを画策。そのイベントは、現代的にはどことなく馴染みのあるものだった。
時を同じくして、キリシタン狩りを命じられた隠密・赤田は、怪しい男の身辺を探り始める。
天狗と忍者が出会
う時、いったいなにが起こるのか。何も起こらないよ。
というような話。ただし、記憶で粗筋を起こしているので、違ったような気もする。
昔書いた小説、テーマの縛りに「クリスマス」と「忍者」があったような気がする。
重複投稿。本家は「さくらく」というところ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-01 23:59:47
26025文字
会話率:39%
社会不適格者暦45年、もはや第3世界の粋に突入か、
前世は隠れキリシタンか?平家の落人か?
浮遊レゲエマンの脳内妄想ワールド
最終更新:2014-03-11 14:41:21
29449文字
会話率:4%
――おそらく、第一に時間帯が悪かった。そして第二に場所が悪く、第三に持ち物が悪かった。
放課後の河原で本を読んでいた僕は、なぜか宗教系の怪しいお姉さんに絡まれた。
そうして引きずり込まれた。水底や、香油の臭い漂う胡散臭い世界に。
※
この作品は小説や漫画のネタが含まれるC級映画のようなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-10 13:00:00
8456文字
会話率:44%
時は、戦国時代末期、シャム(現在のタイ)にて当時世界最強だった侍の傭兵部隊を率いていた山田長政が暗殺された後、各地に散った一団の中に中東に辿り着いた者たちがいた。
砂漠を彷徨い、食料、水も尽き、もはやこれまでと自決を覚悟した彼らは通りがかっ
たキャラバンに命を救われる。異教徒である日本人侍達を快く迎え入れる人々がいる一方で原理主義的なイスラム宗教指導者は決して彼らに心を開こうとはしなかった。
ある日、日本人侍の中に隠れキリシタンがいることが甲冑の兜の前たての十字架によって露見してしまう。前たてに三日月を模した弥次郎一派はイスラム教徒達の下に留まり。隠れキリシタンの友親一派は集団を追われることになった。
彼らが再び再会を果たした場所は、十字軍残党勢力とイスラム勢力が対峙する戦場であった。
劣勢を強いられるイスラム勢力の戦況のなかで一騎打ちを申し出た弥次郎に受けてたったのは、かつての盟友、友親であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-30 13:45:59
599文字
会話率:12%
世界には能力がある、それはヒトに手足がある事と同じくらい常識だ。
それでもヒトは心の弱い生き物だから簡単に悪に転じる事も在る、
そして、かつてその悪を倒したのが私のチチオヤ、勇者。
父親を憎む少女、
父親と姉を心から慕う少年、
少女に
よる世界への復讐の幕開け、
☆
目指すはハッピーエンド、少女は幸せをつかむ事ができるかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-05 05:26:40
89726文字
会話率:16%
諏訪 御国(すわ みくに)は隠れキリシタンの末裔の17歳。
家族親族、村人合わせての筋金入りのクリスチャンに囲まれて生活している。しかし本人はそんなお堅いクリスチャンたちに辟易としている。
そんなとき、村の教会の牧師の息子、英知から告白され
…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-05 18:32:22
25274文字
会話率:30%
戦国時代長崎のキリシタン少年信者の物語。
草稿原案状態ですがいつの日か?完成させたいと思っております。
最終更新:2010-04-28 11:13:13
1154文字
会話率:0%
女剣士・月葉と牧師の娘・水穂のコンビが活躍する悪魔バトルシリーズ、第一話。江戸時代。徳川幕府のキリシタン弾圧の折、殉教した一人の少女の魂が現代に甦り・・・。最強の悪魔ハンター・月葉とごく普通の女子高生・水穂の出会いと初めての戦いを描く。
最終更新:2008-01-09 23:06:01
17858文字
会話率:31%
キリシタン大名徳川イエスの開いたエド幕府とは……表題作『徳川イエス』ほか『百歩蛇』、『クローン』、『動物の権利』の計4話。ナンセンス小話。
最終更新:2007-12-21 01:28:38
2548文字
会話率:16%