大河内哲也は私立竜王高校に入学し、小笠原秀樹と共に野球部に入部する。そこでは様々なドラマが待ち構えていた。
最終更新:2024-05-05 12:36:40
2363文字
会話率:82%
『顔だけ見れば超最高、でも頭の中身は小学校』と中学生の頃噂されていたナツ。美少女の顔に騙された男子達は、ナツの愛する『小学生が好みそうなちょっとお下品トーク』を聞き沈黙することに… 先輩サチに騙されて高校でも吹奏楽部に入部することになったナ
ツ。早速ナツに任された仕事は『新入生勧誘係』だった。はたして自他共に認めるちょっとおバカなナツにこの大役が務まるのか?〈登場人物〉喧嘩上等サチさん、密かにナツに想いを寄せる男前ルイ、イケメン大好きモモコ、孔明の再来?アンズ、浮世離れなお嬢様武者小路さん、天然空手女子剛堂先輩etc…個性豊かな先輩、友人に囲まれながら、今日もナツのオモシロ生活が繰り広げられる。 ※この作品には、小学生が好みそうな若干お下品な表現が含まれます。 ※序盤、ストーリーを進めるためギャグは少なめですが、じわじわオモシロ要素が増えてきます。 ※オーボエはしばらく登場しません。 ※この物語は吹奏楽部を舞台にしたコメディですが、音楽的な描写はほとんどありません。それをご理解いただいた上で、どうぞお楽しみ下さい。※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:29:05
164846文字
会話率:48%
そろそろ首が涼しいプロ野球選手、入夏(いりなつ)水帆(みずほ)が手に入れたのは万能のバットだった。
強い力を加えても折れない、壊れない、曲がらない、そして体によくなじむ。
まさに最高のバットであった。
……そんでもって、重要な事が一つ。
このバット、喋る。
万能のバットにはデメリットがあったのである。
亡霊に憑りつかれるという、とんでもないデメリットが。
その亡霊は勇名(いさな)涼(りょう)と名乗る。
それはかつて伝説と呼ばれながら25歳の若さで命を落とした打者の名前だった。
入夏は未練を探す代わりに、勇名からのバッティングを教わることに。
同じように過去の選手に憑りつかれた選手達との戦い。勇名の残した未練とは何だったのか。
この出会いが自分のみならずプロ野球全体の大きく揺らす騒動に発展する事を、入夏はまだ知らない。
※タイトルは仮です。後から書き直しする事もあると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 09:00:00
50433文字
会話率:35%
常勝軍団名古屋ブルーバーズ。
その躍進を支えているのは、鉄壁とも呼ばれるブルペン陣だった。
そんな彼らが送る、NGなし、暴言ありのドタバタラジオ劇(になる予定)!
さぁ、今日も今日とてブルペンに『ON AIR』の明かりが灯る!
最終更新:2024-04-03 09:00:00
156224文字
会話率:79%
野球とは、いかに美しくバットを投げるかである。
最終更新:2023-03-24 20:52:08
3021文字
会話率:11%
野球。部活。高校野球。
誰もが競い戦える舞台。
プロ野球の世界は選ばれた人間の舞台。
けど、高校野球や甲子園を沸かせるのは
「プロ野球選手予備軍」だ。
俺は、プロ野球選手になれる才能なんてない。
プロ野球を目指せる実力もない。
けど高校
野球のたった一年。
最後の三年の夏だけは、プロ野球選手予備軍だろうが絶対に負けるつもりはない。
「高速スライダー」の力を借りてでも勝つんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:58:19
1226文字
会話率:18%
華やかな歓声に包まれる甲子園球場。
夏の甲子園、春のセンバツ。
年に2度開催される煌びやかな高校硬式野球の熱戦が世間を賑わす一方、女子選手は公式戦への出場できず、舞台へ上がる挑戦権すら与えられていない。
楓山珠音(かえでやまたまね)は兄の影
響もあり、小学生の頃から野球に親しんでいた。
中学3年生で迎える夏の大会。
珠音の野球は、間も無く終わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 14:18:09
269344文字
会話率:43%
野球一筋で甲子園を目指している矢上真は同じ高校に通う藍川夏希と出会った。彼女はプロ野球球団の一つ埼玉レオネスを担当するJPB公認の球団公式マネージャー。野球愛に溢れ、容姿にも恵まれ、様々なメディアで活躍を見せる彼女は埼玉一有名な高校生と言
っても過言ではなかった。矢上は自分には無い野球の才能を持つ藍川に嫉妬しつつも、異性として意識しつつもあった。一方、「ずっと話したかったんだ」と言い、矢上に好意的に接する藍川。二人は野球と言う共通点をきっかけに仲を深めるが、近すぎず遠すぎずの関係を続けていく。
そして、最後の埼玉県大会を戦い終えた矢上は思いがけない場所で藍川と会い、お互いの過去を告白する。運命に翻弄された二人は自分達らしい一歩を踏み出して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 12:00:00
18057文字
会話率:39%
バンドを結成し野球と融合をしたロックナインを目指す高校生の物語。メンバーが集まる前の前日譚。伝説は、始まる前から伝説だった。
最終更新:2024-05-04 11:15:42
5229文字
会話率:0%
バンドをやろうぜってあいつの言葉に、俺たちは乗っかった。
俺たちがあいつに振り回されてきたのは、今に始まったことじゃない。スポーツや勉強も、あいつに付き合う形で始めている。
あいつの言葉を疑ったことは一度もない。あいつの誘いに乗れば、
絶対に楽しくなる。それを分かっているから、俺たちはいつだって、なんのためらいもなくあいつの誘いに乗っかるんだ。
俺たちはいつも、五人で行動をしている。男三人に女二人だ。残念ながら互いに恋愛感情を抱いたことはない。俺たちは、家族なんだよ。
学校生活の中では、当然色恋沙汰もある。俺たちは、恋愛にもバンドにも一生懸命なんだ。
色恋沙汰は時に人の心を惑わせる。俺たちは、そんな色恋沙汰に惑わされた奴らの妨害を受けながらも、バンドとしても家族としても成長をしていく。
これはそんな俺たちの成長物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 21:00:00
106440文字
会話率:0%
野球少年だった長谷川三雲は、幼馴染の廃人ゲーマー朝倉紅葉に誘われVRMMORPG『World Creation Online』で遊ぶこととなった
最高レアの『吸血姫』を引いた三雲は、女性キャラとしてゲームを楽しんでいた。いざ、ゲームからログ
アウトするとゲームのキャラになっていた!?
異変に気づいているのは幼馴染だけ!
しかも、通うのは幼馴染と一緒の女だけの学園!?
男の体を取り戻すため、ドタバタな学園生活を送りながら二人は陰謀に飛び込んでいく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:10:00
447590文字
会話率:79%
たま―に赤面症と吃音が出てしまう主人公は自己評価低めですが「他人の見ている物が見える」「他人の視界をほんの一瞬改変する」という微妙な超能力持ちです。
祖父祖母に期待されて野球をやっていたのですが強豪校には行けず勉強を頑張ろうとしていたのです
が
「一度甲子園に行ってみたい。」と恋をした女の子に言われ甲子園を目指します。
妙に一途で真面目で少しスケベな主人公は甲子園に行けるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 17:23:30
224944文字
会話率:25%
なぜ、テレビを捨てたとか。
野球ファンが減ったか。
時代劇が、民放から消えたか。
そう言った事に関して、書いていきます。
キーワード:
最終更新:2024-05-02 16:10:56
23057文字
会話率:2%
野球を消せとか、野球放送を止めろとは言いませんが・・・。
野球好きな人・野球嫌いな人・・・。
何故、野球が嫌われるのか?。
何故、好きな人と嫌いな人が居るのか?。
野球嫌いな私が語ります。
最終更新:2024-03-06 15:19:11
16380文字
会話率:2%
【他サイト様で日間ランキング21位獲得!】
不運により高校女子野球へ進学する道を閉ざされてしまった、天才JCピッチャーの千河守(せんかわ まもる)。
そんな守のもとに新設校、明来高校の監督が現れた。
監督はなんと女子の守を男子部員
としてスカウトしたいと申し出た。
――男子しか出られない、甲子園予選に出場できる。
甲子園出場を夢見て、彼女は男子野球部員、千河ヒカルとして入学を決意する。
※毎週土日に更新しております。
※カクヨム様、エブリスタ様でも同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 16:41:25
307648文字
会話率:42%
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 15:33:57
185365文字
会話率:34%
関西の人気プロ野球チーム(大阪ジャガーズ)に在籍する13年目の田村は今年で引退であろうとマスコミ内では噂をされていた。あることが要因で、田村はジャガーズのファンの少年(大地)と病院で会うことになった。その後、大地が難病であることが判明する。
田村は大地の誕生日に何か好きな物をプレゼントをすると約束をしたが、大地は田村にある約束をしてほしいと伝える。
しかし、その約束とは決して容易なことではなかったのだ。
田村は大地との約束を守ることができるのか?
その後、医師から大地の回復の見込みは、非常に厳しいと通告をされる。
田村自身、引退を考えていたのだが、最後の大地との約束を守るために、奇跡を起こすことができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 22:00:00
27611文字
会話率:19%
同一野球機構所属選手の通算安打数が見えるようになった大卒4年目敗戦処理左腕のおはなし
キーワード:
最終更新:2024-04-30 20:49:07
20093文字
会話率:29%
おれのじいちゃんがすごすぎる件。……昔からすごかったんじゃが?
じいちゃんの作った時空転移装置で、じいちゃんはばあちゃんを捜しに行く。
おれはじいちゃんについていき、動画のネタを集めつつヨメ探し。
一石二鳥だぜ!
【登場人物紹介】
桐
生貴虎《キリュウ キトラ》
主人公。じいちゃん大好きな孫。じいちゃんからはキー坊と呼ばれている。
社会人だったが、現在は動画編集者兼配信者タイガーとして祖父宅を拠点に活動中。
取材感覚でじいちゃんの異世界転移に付き合う。
学生時代は野球部に所属していた。
専用装備:トラキチ
桐生悟朗《キリュウ ゴロウ》
貴虎の祖父(じいちゃん)。天才発明家。
二年前に実験に失敗して妻が行方不明となり、時空転移装置を作り直す。
腰を痛めており歩行に支障がある。
桐生早苗《キリュウ サナエ》
貴虎の祖母(ばあちゃん)。村一番の美女。名家育ち(村長の姪っ子)。
悟朗の妻であり、失敗に巻き込まれて二年前にクライデ大陸へ到着している。
テレスギルド本部に捜索願を提出した。
桐生竜也《キリュウ タツヤ》
貴虎の親父。貴虎は『オヤジ』と呼ぶ。
悟朗と早苗の間に生まれた長男(ほか、長女と次男がいる)。
貴虎が幼い頃から頻繁に旅行しており、貴虎はじいちゃんの家に預けられていた。
and more……?
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 12:00:00
111110文字
会話率:45%
※本作の途中までは、GREEで僕自身が運営・掲載していた同名の小説コミュニティより転載。及び、登場するチーム及び本作で開催される大会も一部GREE時代に登場していたものを登場させています(原本より修正・加筆、及び若干の設定変更あり)。
タ
イトルどおり、野球小説です。本編では年齢制限なしの草野球を題材としたいと思います。
車好きであり、野球好きでもある永田が、車で暇を持て余していた時に偶然金属バットの打球音が飛び込み、久々に野球がしたくなり音がしたグラウンドに向かうところから、本編がスタートします。
Twitter:@ncars869321475
LINE:ncars.869321475
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 16:00:00
654163文字
会話率:57%
近い将来に起きる出来事を予知夢で見るときがある、という特異体質を持つ中学校三年生の海藤慎司。あるとき、学校一ワルの眞山翔とその手下に、予知夢で期末テストの問題を見てくるように要求された。眞山は野球推薦で高校に行けるのだが、素行の悪さを抑え
るため「テストの成績を上げないと推薦はできない」と先生から言われたためだった。
しかし、慎司は予知夢を意図的に見ることができないため答えられない。それに腹を立てた眞山たちは慎司への嫌がらせを始めた。それを知った慎司の親友の佐倉美奈子が、わざと眞山の手下になり慎司のことを探ろうとしたが、眞山たちは美奈子の前ではボロは出さない。更にもう一人の親友、仲西篤人も手下にされてしまう。
親友二人を捕らえられたことに怒りを覚えた慎司は、ある日の夜、眞山へ仕返しをする想像をして眠りにつくと、その通りの予知夢を見た。慎司は予知夢を操る能力を得たのだ。その能力で眞山たちに仕返しを始めた慎司だったが、篤人からの情報で眞山は悪者ではなく多賀橋拓が本当の黒幕であることを聞かされる。しかし時すでに遅く、眞山の野球推薦が取り消されるほどのケガを負わせていたのだ。それでも「眞山に罰を与えたことで、みんなを救ったのは自分だ」と言い張る慎司に、人としての心を指摘され、美奈子からも篤人からも見放される。
一人になった慎司はこれまでを振返り、美奈子も篤人も自分のために動いていたにもかかわらず、自分を主張することばかり言っていたことに気付く。そして自ら、予知夢を見られなくなる予知夢を見て自分の特殊能力をなくす慎司。そして人としての心を取り戻し、親友関係も元通り。また、自分への戒めと眞山翔への罪滅ぼしも兼ねて医者を目指すことを決意し、超難関高校を受験。自分の夢に向かい突き進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 11:46:39
119449文字
会話率:48%
女性投手、片崎 渚のプロ入りとその後の活躍を描くスポーツ小説です。
*この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
カクヨムの方が更新は早いかと思いますが、よろしくお願いします。
投手であることに強い自我を持つ少女、片崎 渚(かたざき な
ぎさ)は中学時代、女子であることを理由に野球部への入部を顧問から拒まれ、まともに野球ができる環境を失っていた。
それでもひとりでずっとピッチングの練習を続けていた渚は高校入学後のある日、独立リーグの監督をしている東野(ひがしの)という男の目に留まり、チーム専属のバッティングピッチャーを務めることとなる。
そこでの投球が、プロ野球球団グリフィンズの女性スカウト、木庭 結芽(きにわ ゆめ)の目に留まり、彼女からのスカウトを受けることとなるが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:51:22
119759文字
会話率:31%
気弱なスラッガー、築城悠を主人公とした、高校野球が舞台のスポーツ小説です。
*この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
カクヨムの方が更新は早いかと思いますが、よろしくお願いします。
中学時代、リトルシニアで世代トップクラスのホームラ
ンバッターと評されていた少年、築城悠(ついき ゆう)は、その実績から数々の野球強豪校からのスカウトを受けていた。
しかし彼はホームランを打つことにこの上ない喜びを感じながらも、少年野球時代の監督からは叩きつけるバッティングを、リトルシニア時代の監督からはチームバッティングを求められ、そのことに息苦しさや勝利への重積を感じ、それに応えられない自分には野球自体が向いていないのではないかと悩んでいた。
そんなある日、私立星朋高校の野球部監督、豊見山(とみやま)から声をかけられる。
強豪校なわけでもなく、推薦枠を与えられるわけでもない。
豊見山は始めにそう断った上で伝える、そのままの君が欲しいと。
これはホームランを打つことだけに喜びを覚える気弱でわがままな天才打者と、勝つためにそんな選手をチームに抱え込むことを決めた若手監督のせいで起こった、星朋高校野球部の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 18:39:13
88112文字
会話率:17%
恋に免疫がなかった頃のあなたを思い出して欲しい。
私も負けじと、その頃を思い出すから。
扉をあけて、蝶が舞いおりてきた。
美しいものを蝶に例えるなんて、陳腐だと思ったけど本当にそうだったから仕方がない。
噂話は信じない。お化けは信じない
。占いは信じない。
実際に自分の目で見たもの、見えるものしか信じない。
例えばスローモーションに見える、あれもそうだ。有名な野球選手がボールが止まって見えるといった。それなら打率10割だ。
死に瀕するとゆっくり時が流れると誰かがいった。不幸を演じるのは結構だが脚色はいらない。
時間はみな平等で公平だ。それは今までの体感から、自分自身が自分自身に認定している。
この時までは。
彼女が扉をあけて入ってくるとき、スローモーションに見えた。滑らかに蝶がひらひらと舞っているように見えた。
カラオケルームの暗がりに色白の肌がぼんやりと、うきあがる。ミラーボールの光が肌の白さに挑むように近づいては離れていく。無数の光は鱗粉に見え、纏う姿が妙にしっくりきて妖艶さを演出していた。
そう、まさに私にとって蝶だった。
真冬という時期も相まってとても現実とは思えなかった。
彼女の視線が私を捉えたのは一瞬だったは救いだった。さながら夢うつつで、ずっと見惚れていたからだ。
隣の席にとまった「蝶」が再び私に視線を向ける。
意思が強そうな大きくて生命力を感じる目には、何メートル先からでも分かるような二重が上に寄り添っている。
時を閉じ込めた写真のように動けなかった。彼女の視線はさながら画鋲のように、空間のコルクボードに私を突き刺した。
この時はあんな風になるなんて思わなかったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 00:29:52
437文字
会話率:0%
主人公である長沼晴玖(ながぬまはるく)は、中学時に二番手投手として全国制覇をした。
県内の強豪校への特待生での進学が決まり、ウキウキでいた晴玖だったが、いざ入学すると、そこには違う高校に行く予定だったエース笹木の姿が。
ずっとかなわないと思
っていた奴ともう一度野球をすることになってしまった晴玖は笹木に勝ってエースナンバーを手にすることができるのか。
感激と興奮の高校野球小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:00:00
8892文字
会話率:23%