さる吟遊詩人の語る物語――
夜の宴に誘われ、そこで出会うは死人の肌。
夜闇の中にあって尚一層禍々しく、狂おしく、月の無い森に叫びが響く。
――ああ、願わくば、彼の御魂に慈悲のあらんことを。
最終更新:2012-12-11 23:00:00
2923文字
会話率:41%
この世界とさほど変わりのない世界で一つの禍根が産み落とされる。とある有名大学によって第六感発現システムが発見され、世界は第六感一色へと化す。――舞台はそれから百年後。現在の日本と同じ島国である、ラテニアに住む、一人の少女に沿って物語りは進む
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-01 12:07:14
5279文字
会話率:42%
ウォレス・ザ・ウィルレスという不老不死の魔法使いがいる。これは彼の物語だ。精霊採掘都市リリオットを襲った惨禍の後、彼は長年住んでいた「丘の上の古城」を離れ、大国グラウフラルにまで足を伸ばした。最強にして無敵の魔法使いは、リリオットを救うため
に活動を開始する。しかし時を同じくして、グラウフラルに恐るべきレッド・ドラゴンが飛来した。人間は竜に勝てるのか。そしてリリオットの運命は(15話完結+挿話2話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-17 05:00:00
26461文字
会話率:39%
多くの人が死に至る未知のウイルス「ソロモンウイルス」。
東京に、局地的に流行します。
ソロモンウイルスは多くの人を死に至らしめるが、数少ない初感染を生き延びた人にも禍をもたらす。
そんなウイルス感染にかかってしまった研修医久遠寺朔也と桐谷
那子の物語です。
濃厚に残酷描写はしていきたいと思っていますが、主人公が脱力系につき、あまり重くならないかも知れません。
あと、濃いキャラ達をたくさん出していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-15 04:59:49
5658文字
会話率:18%
『木に白い花がつく頃には、決して滝に近寄ってはならない』――自ら命を絶つつもりで山に登った男は、禁忌の地とされる滝で人魚と出会う。人魚は男にこう囁く。――「私の仲間にならんかね?」 人魚に魅入られた男と禍々しくも美しい人魚の、誰も幸せになら
ない物語。 和製ホラー。短編。 ※注意:この小説には、暴力・流血などの残酷な描写が含まれています。前書きにて警告は致しますが、閲覧には十分ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 03:26:44
12845文字
会話率:22%
主人公・智香は亡くなった美術部の先輩・鈴乃との思い出にふける。
ある日、遺品として鈴乃のスケッチブックを譲り受けると、そこに普段の鈴乃に似つかわしくない禍々しいスケッチが描かれていることを知る。智香はそのスケッチを見ているうちに、それがこ
の世の知られざる仕組みを描いているのではないか、その仕組みこそが鈴乃の死因なのではないかと思い始める。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-10 00:00:00
12950文字
会話率:8%
絞って、染めて、解いて、伸ばす。
それが染物師の仕事。
流は夜道で化物に遭遇する。
そこから踏み込んだのは、闇と彩りの世界。
彩禍(あやかし)とその討伐を生業とする染物師の物語。
最終更新:2012-09-09 00:36:26
8560文字
会話率:27%
その珠は何時、何処から現れたのか…。正確な記録は残っていない。
ただ、古よりそれに纏わる伝承は幾つも遺る。
或る者は王になることを望み、また或る者は死者の復活を望んだ。
珠は所有者の望みに、忠実に応える。
相応以上の悲しみと災禍を撒き散らし
ながら…。
或る、望みを叶える珠を巡る生者と死者のお話。魔法あり、モンスターありのファンタジーものです。
初投稿につき、乱文の旨お許し下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-16 19:47:30
9666文字
会話率:12%
近未来都市のスタンダードとなるべく建造された地下都市・NAG○YAウィロー。
その建造から15年後……夢の未来都市は、制御コンピューター『マザー』の暴走により狂ったナノマシンに遺伝子を侵され、クリチャー化した生物達が溢れるような悪夢の都
市に変わり果てていた。
だが、そんな世界でも人間はしぶとく生き残っていて――14歳の少年・禍神アクトと、その相棒である入間アイ(18歳・自称少女)は地下世界を救うためマザーのある最下層、地下百階を目指して突き進んでいた。
これは、そんな世界の終わりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-16 12:00:00
74277文字
会話率:33%
東北地方の寒村、神凪村。
過疎の進む山間の村で、一人の女子高生が原因不明の変死を遂げた。
時を同じくして、村の神社から四体の『こけし』が盗まれる。
その内の一体は神社に戻されていたが、見るも無残な姿に焼け焦げていた。
事件の背後に見え隠れす
る『こけし』にまつわる村の因習と、『禍妻様』と呼ばれ恐れられる鬼女の存在。
呪いを用いた連続心霊殺人事件を、止める手立ては存在するのか!?
猟闇師、第二期シリーズへ突入開始!!
【警告!!】
本作には従来のシリーズ以上に凄惨な暴力描写、過激な表現、ショッキングな場面が含まれます。
特に女性の方や精神的に衰弱されている方などは、酷く気分を害される恐れがあります。
これらに該当する可能性のある方は、恐れ入りますが、閲覧を控えるようお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-26 01:07:03
110045文字
会話率:35%
隣国から嫁いできた王太子妃「キャスリン」は、
病弱な王太子や国王に代わり執政を取り仕切ってきたが、
ある日、無実の罪を着せられ処刑を待つ身であった。
祖国より護衛としてきた「エスラ」ともども牢を破り、祖国へと援軍を頼る途中、彼女たちへと異
形の者どもが襲いかかる。
それは禍々しいほどの美しさを持つ「蝶」であった。
<陰陽の翅>という言葉が表す意味とは何か。彼らの前途多難な冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-16 22:29:10
63574文字
会話率:25%
勇者と呼ばれた少年は青年となり振り返る。
僕はずいぶん遠くに来てしまったんだなと。
愛して憎んで裏切ってそれでもやっぱり愛してくれたことを。
これは神でも聖霊でもなく
『君』のために祈る物語。
羽柴清輝はいとこの羽柴明美の
葬儀の帰り道、不思議な少女に出会う。
少女は言う。
『魂を半分くれるならあの女とお前の運命を取り替えてやろう』と。
魂の半分の対価を支払った清輝だが、彼が次に目覚めたとき、清輝は異世界に降り立っていた。
『終末の災禍』から世界を救わなくてはならない者として。
『喪女で王女で勇者の娘』の勇者キヨテルの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-09 18:00:00
6384文字
会話率:19%
千年前に「災禍の時」と呼ばれる大災害が起きた。人類の半分は死に絶え、苛酷な環境の中で人々は生きようともがく。
そんな折、世界に魔物が現れ、人類に牙を向くが環境への適応能力からか対抗するように能力者と呼ばれる人々が生まれる。
それから千
年の時を経て、一人の青年と共に物語は加速する――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-14 01:48:57
163408文字
会話率:37%
※リメイク化準備中。新規小説として再開する予定です。公開できた際には、この小説は削除する予定です。
――その前に、ある■■■■の話をさせてほしい。
それはあまりにも当たり前で、しかし一定を超えてしまえば異常であって、酷く醜く気持ち悪
いソレは生まれてしまった。
生まれる場所を、時間を、状況を間違えてしまったのだと誰もが口を揃えて叫び散らす。生きるが罪。存在が災禍。誰も望まれなかった。しかし世界は、ソレの死を嫌った。
死ね。死ね。死ね。殺意の呪言はいつしかソレにとっての祝詞へと変わっていった。
万象、一切合財塵も残さず絶滅してしまえ――ソレがそう思い至るのも必然。ソレは自らを最底辺の劣等種だと信じて疑わない。何もかもが眩しくて、煌めいていて、壊したくて堪らない。
ソレは深淵。ソレは超深奥。ソレは唯我。ソレは、■■。
本題だ――ある神楽の話をしよう。この神楽がいと雅と見られるか、いと醜悪と見られるか、それは烈士達の舞に委ねられる。
幕府が成立して三百年、平穏が掻き消え始めたのは六十余年前のことであった。
今や乱世――山賊、海賊、辻斬り、更には妖魔が横行跋扈する時代。町村外での殺しは法では裁けない。
力無き者は何も守れず奪われ殺される。これは一般。これが普通。
領間の衝突なぞ簡単に生じ、勝利領は敗北領の金品や武具、女といった戦利品を持ち帰り、戦果によっては宴を開く。結論、蹂躙して悦ぶ馬鹿者が圧倒的に巣食っているのだ。
皆全て、海外諸国との外交により外来の技術を貪欲に取り入れた幕府の出過ぎた意向が原因である。
堕ちた極東の国。形式上、幕府が治めし“神の住まう国”――神は必要か?――
国の名は“神州”――“神州高天原大八島国”
力が全てのこの国で、真に恐ろしきは人か、妖魔か、はたまた別の何かか。
これより、鮮烈なる神楽が幕を開ける。演目は『紅蓮天照烈士之神楽』
天照の下に集い、神州屈指の益荒男達は烈士として舞い踊り、咲き歌い、散り奏で、艶めく演じて、紅蓮の如く生きていく。
さぁ、前座は終了。拍手喝采の準備はよろしいか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-25 04:19:36
198380文字
会話率:48%
世界各地に現れる”禍罪の闇”と呼ばれる存在と戦う、”アルケミスト”達の物語。
一人の少女は、世界に再び平穏を取り戻せるのか。
そして、世界の真実を見つけられるのだろうか。
最終更新:2012-05-16 01:42:22
353文字
会話率:0%
跡継ぎの座を追われた少年を襲う災禍と救った者。(転載)
最終更新:2012-05-13 18:11:02
8723文字
会話率:0%
その王国には、"軍神"と呼ばれる男がいた。彼は、周囲が造り出す虚構と、現実の狭間に苦しんでいた。
その男に光を灯し、明るく、献身的に支える妻も、心に深い闇を抱えていた。
"軍神"とは、王国を守護する&
quot;守神"なのか、それとも、災禍の調べを奏でる"厄神"なのか?
その妻の人生は、幸福だったのか、それとも、不幸だったのか?
"軍神"と呼ばれた男と、その家族との愛を綴った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-25 10:09:50
67038文字
会話率:36%
少し厳しいと噂の若葉 李奈。
そして、マイペースすぎる鷹村 禍亥の恋のお話・・・
最終更新:2012-04-22 14:41:36
2150文字
会話率:83%
時は〇〇年。
世界各国で戦が勃発し、人々は否応なしに
戦禍に巻き込まれていった。
そんな世の中に"常識"、"正義"なんて言葉は
あってないようなもの。
その
なかで日々を生き抜くとある少女の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-28 00:00:00
258文字
会話率:0%
過去の戦禍により荒廃した世界を放浪し、死者を甦生させる“黒い血”を体に宿す少女、エノラ・グリードを描いた、『冥王《プルート》の娘』の第二弾。 旅を続けていたエノラ達は、雪原の中で暴漢に襲われている少女を目撃する。良心に屈し、相棒のシルベス
ターの制止も振り切って、エノラは少女を助けようとするが……。
前作を上回る、ドギツい内容になったと思います。全四話の予定です。
ちなみに、R15指定なので悪しからず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-17 21:00:00
46469文字
会話率:35%