太平洋戦争末期。誰もが日本の敗戦を予期し始めた頃。大本営に驚くべき情報が流れた。内容は『アメリカが都市一つを丸々破壊する威力のある、原子爆弾を開発した。』というものだった。そこで軍部はその原爆を講和に使えないかとその原爆を総力を結して強奪し
ようとする。ここに男達の死闘が始まる。これはフィクションです。登場人物などの設定が実史と類似する点があっても、当小説とは別のものとお考え下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-03 08:58:21
6490文字
会話率:20%
太平洋戦争末期、彗星艦爆を現場で改造し、戦車砲を搭載してB29を迎撃。負け戦の中、がんばる人々の死生観。空戦物です。父から聞いた実話を元にしたフィクションです。彗星に大口径の戦車砲かあるいはそれに近い機関砲を搭載したことはどうも事実らしい。
創意と工夫でがんばった人々が居たのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-08-15 17:53:54
20540文字
会話率:32%
昭和二十年七月、太平洋戦争末期。日本全軍に特攻の狂風が吹き荒れていた。特攻によって家族の仇討ちを誓う斉藤と、特攻そのものを否定する高原。相反する感情を抱えた二人の男の苛烈な物語。
最終更新:2007-03-22 19:52:19
34339文字
会話率:34%