いぇぬびーとは「いずれたどり着くもの」という意味の外来語である。
それをもたらしたものも、受け取ったものも、今はもういない。
世界は旧時代の文化を取り戻しつつあり、かつての街並みを再現するまでになった。
そんな街中にある、どこの通りに
も面していない区画のど真ん中、4方をコンクリートの壁に囲まれた小さなアパート。女子大生のフタハは、そこで平和に怠惰な生活を送っていた。
窓を割って入ってきたサメの、ホットケーキ作りを手伝うことになるなんて、考えもしないほど平和に。
できるだけ頭を使わずに読んでいただけますと、
ほのぼの日常系として楽しめるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 16:27:35
110404文字
会話率:26%
好きな事が上手くいかない葛藤。
将来への漠然とした不安。
当たり前だった存在との死別。
伝わらない思いと伝えられない苦しみ。
現代に生きる若者たちの、答えの無い路を。
邦楽から着想を得て創作された、若者たちの物語。
※他投稿サイトへ多重
投稿を行なっております。
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第1話「鳴らないピアノ」
絵理は絵を描くことが好きな少女。
中学校進学と共に「創作同人即売会」の存在を知り、会場で熱気にやられた彼女はポツリと一言呟く。
「私も、本、作りたい」
高校進学と同時に始めた創作同人活動。親との約束を守り、学業にアルバイトに執筆にと精力的に活動していたが、ある回のイベントで彼女の気力は折れてしまう。
そのイベントの帰り道、偶然見つけたギャラリーカフェで北浦カナエという画家と出会う。彼女はパートナーのジョージに軽食の用意をさせつつ、絵理の書いた本を読む。
「それで、あんたはこの話どう思ってんだい?」
カナエのその一言から、最初こそ言い訳はしていたが胸の奥に仕えていた本心が涙と共に溢れ出す。
「私……私悔しくてっ! 誰も、私の作品見てくれない。私すごく、大事にこの作品作ったのに!」
絵理の本心をカナエは羨ましいと言い、自らの手でカフェに飾られていた絵を1枚切り捨てる。それは、カナエ自身が昔描いた絵の一枚だった。
「案外絵も漫画も描かなくたって大丈夫さ、生きていくには必要ないからね。でも、本当に愛していたら嫌でも辞められないのよ。私は辞められたけどね」
その言葉は、昔カナエが捨ててしまった情熱の片鱗だった。
悔しがるほど、泣くほど思いを込めても、自分が好きなものは時に振り向いてくれない。
「僕は君の本が読んでみたいな。今、買うことはできるかい? 御代はこのホットケーキとミルクティーになるけれど」
それでも絵理の描いた本を読んでみたいという人がいる。心の底から涙を流し、絵理は自分の作品の対価として手に入れたホットケーキを食べながら考えた。
──そうだ、帰ったらこの二人をモデルに話を描こう、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 23:32:21
29248文字
会話率:40%
異世界に飛ばされた主人公
これから俺はいろんなとこを旅して正義面でいろんな人を助けてハーレム形成して、世界を救うたたかいがはじまる!!
そんなことはどうでもいい!!!
美味いものはあるのか!?ジャンクフードは!?空腹の俺を誰かが
読んでいる!!声は聞こえない!ならどこから…????怖い………
そんなの…嗅覚に決まってんだろうがよぉ〜!!
ふらりと立ち寄った屋台、そこで俺は空腹すぎてテンションが上がっていた!店主っぽい中学生くらいの女の子から出される、パンで肉を挟んで焼いたケバブ的な奴!頬張る!頬張る!そこで俺は……!
「ん、んぅ〜〜〜〜っ!!!甘いパン!薄く味付けされた肉っ!一口目のfirst impressionは…ローストビーフを挟んだホットケーキッ!!!!実際ミスマッチ!!だがっ!!だがしかしっ!!!このっ!唐辛子をペースト状にして蜂蜜を混ぜたスイートチリッ!!!これがっ!これこそがぁっ!!!全ての食材に彩りを加えつつ纏め上げている!だが何か足りないっ!もうひとくち…っ!!」
「こ、こ、これはぁ〜〜!!!香草!最早何使ってるのかわかんねぇがこれはさわやかだ!一口行くごとに肉!チリ!パン!そしてハーブ!無限っ!まさしく永久機関だ!!いくらでも食べられるっ!!薬だっ!!!これは麻薬だァッ!!!誰かっ!誰か俺の口と手を止めてくれぇ〜〜〜〜っ!!!!!」
やらかしてしまった
食レポから始まる、ハートフル異世界コメディ、前途多難どころか崖にまっしぐらな気がするけど、まぁ、なるようになるよネ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 01:33:46
3204文字
会話率:26%
最近、冒険者ギルドに変な奴が出入りをし始めたらしい。
剣士のブルーは、そんな噂話を聞きながら、カウンターの上に依頼の品を置いた。
ギルドの受付嬢が言うには、変わった服をしたジョシコーセーという職業の女の子らしい。
最終更新:2018-05-13 23:06:27
2449文字
会話率:29%
ホットケーキを食べてうまうましているところです。美味しかった…。
最終更新:2018-03-17 21:43:07
247文字
会話率:0%
角・羽・尾ありの青黒い肌の小人を相棒に、旅をする修理士が街でホットケーキを食べるだけ。
最終更新:2018-03-09 15:39:27
6880文字
会話率:42%
実はボク…ホットケーキミックスなんです。
最終更新:2018-01-26 15:23:28
849文字
会話率:34%
赤ずきんはある日、お母さんから森に住むおばあさんの家へお使いを頼まれます。
食いしん坊な赤ずきんは、大切な焼きたてほかほかホットケーキを雑に食べ終えなければならなかった恨みを胸に、一人で森に出かけてゆきました。
ちょっとうっかりなお母さん
と、悪いやつは掴んで投げる!な赤ずきん、そして人懐っこい泣き虫灰色狼と、ご主人様!な狼の王様の、ほっこりのんびりなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 22:23:46
9966文字
会話率:47%
※この作品はフィクションであり、専門用語は創作です。信じないで!
「恭子はお見合い結婚したそうです。」「さて、一番年上は何歳でしょう。」「ブーケトスもそんな感じ。」「いっしょに食事をするだけの簡単なお仕事です。」「マグロ係」「七つまでは
神のうち」「店長、シフト変更してください。」「たぬきとどくだみ」「むじなとあしたば」「不思議な道具なんかより、あのあおいねこちゃんがほしいと思ったことはないか。」「職業:家政婦」「人見知りだっていいじゃない」「メンズPコート/税込13,200円」の続きです。
あまいあまいホットケーキ、黄金色の蜜をかけたなら
ナイフとフォークでいただきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 16:50:37
1607文字
会話率:35%
※本作はフィクションです。作り話です。
「恭子はお見合い結婚したそうです。」「さて、一番年上は何歳でしょう。」「ブーケトスもそんな感じ。」「いっしょに食事をするだけの簡単なお仕事です。」「マグロ係」「七つまでは神のうち」の続きです。
喫茶
店の雰囲気というのは、今も昔も割と好きだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-28 15:52:00
1292文字
会話率:22%
ハロウィン企画モノになります!
ハロウィン当日の昼前、俺の家にやって来た魔女の仮装した美少女は、お菓子を用意してない事を知って家に上がり込んできた!
手軽に作れるホットケーキを振る舞うと、少女は俺をあろうことか本場のハロウィン会場に連れ
出した!
「ハロウィンは死者のパーティよ」
魔女の少女によって俺は死者にされ、美しくも恐ろしいパーティに付き合わされてしまったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 12:59:59
5872文字
会話率:29%
大学2年生で20歳のどこにでもいる普通の青年だ。3歳年下の高校2年生の妹がいる。
両親は共働きなので昔はよく妹にホットケーキを作ってあげたり、アニメを一緒に見たり、そこそこ仲が良かったはずなんだけれど...。
妹は思春期を迎えて凶暴なモンス
ターになっちまった。
俺は大学から家に帰り自分の部屋に入ると、そこにはその凶暴なモンスターが一冊のエロ本を持って待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 14:02:50
1883文字
会話率:48%
ホットケーキの歌 歌ってるのです
最終更新:2017-09-26 06:32:20
206文字
会話率:0%
人間誰しも、情熱的で躍動的な過去を持ち合わせているものです。もし心当たりが無いのだとしたら、探してみてはいかがでしょうか。
やがてその過去に胸を焦がれいてもたってもいられなくなる…これは、そんな物語です。
最終更新:2017-04-20 17:00:00
2410文字
会話率:60%
朝起きて学校行って帰りにパンケーキ食べる話し。平凡な生活だけどその平凡って誰のおかげ?
初投稿&練習作品、批評してもらって感想欲しいです。
最終更新:2017-04-16 01:44:47
9902文字
会話率:48%
九州のすみっこのとある街の古い高校に謎の転校生がやってきた。五年後からやってきたという転校生は引っ込み思案で、コミュ障。得意なのは絵を描くこと。だけど強く何かを求めている。何を求めているのか本人も分からない。そんな彼に強く惹かれ一緒に歩む者
がいる。遠くから見守る者がいる。他にもバイトに精を出すホットケーキモンスター、下宿屋の長男と禁断の恋を育む成績トップ、生意気な演劇部員、仕事をしない図書委員。七人の人生が交わり、高校三年の春が終わる時、運命は大きく変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 20:56:08
37656文字
会話率:55%
旧友と出会い、思い出話に浸るカレン。娘は母の知らない一面を知ってゆく。
最終更新:2016-12-25 15:29:55
3745文字
会話率:65%
赤いシャツに青いズボン。むらさきの靴に緑の傘。
マサキくんはちびくろさんぼと同じ格好をして、公園のジャングルにトラ退治に出かけます。
学校帰りのおとなりのお家のエリちゃんがそんなマサキくんの様子を見て「ちびくろさんぼ! 食べちゃうぞぉ!」と
、とらの役をやってくれることに。
空想のジャングルで、おもいっきり遊ぶ、子ども二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-22 09:00:00
6205文字
会話率:31%
省エネ少年の前に現れたのは、半透明で身体に鱗を持った幽霊少女、ユーレイさんだった。成仏してほしくて振り回されているうちに、岬の日常が色付いていく。
※自傷癖のあるキャラクターが登場しますが直接の描写はありません。
以下、ネタばれ有りのあ
らすじです。
「うらめしやっほー!」中二の夏休み、ハイテンションな挨拶とともに岬《みさき》の部屋に現れたのは、やたらとクラシカルな服を着た幽霊だった。何事も要領よく、親しい友人も恋もしないで無機質な岬の日々を、半透明の「ユーレイさん」が色付けていく。覚えているのは、高校二年であることと、家族のこと。ユーレイさんはお姉さんぶって岬にあれこれ口を出す。
両親健在で、健康で、ただ生きていられることは当たり前ではないのだと、家族とろくに口もきかない岬に、ユーレイさんは両親からの受け売りだと、友人、家族、恋と、持論を交えて言い聞かせる。
誕生日ケーキを食べたいというユーレイさんに、それが未練かと岬がスポンジケーキを焼くも膨らまない。さっさと成仏させようとホットケーキやフレンチトーストを教わるうちに、岬は兄への劣等感など、少しずつ年齢相応の本音をこぼすようになる。ユーレイさんはわらったりしないで岬の言葉を受け止めて「傷は大切な人が出来たときに役に立つよ」とわらった。
成仏することにした、とユーレイさんが言いだしたのは夏休みの終わる二日前。いっそこのまま一緒にいてもいいと岬が思い始めていた頃だった。岬はパンケーキを積み上げて誕生日ケーキを贈る。
ちゃんと見つけてね、と意味深な言葉を残して消えたユーレイさんを思いながら、高校生になった岬はユーレイさんの面影を持つ少女、茉莉《まり》に出会う。茉莉に惹かれた岬は、過去の傷も受け入れて恋人になり、結婚する。
岬は長女と双子の弟の父親になったが、娘が高二の夏に病に倒れ、生きるか死ぬかの手術を迫られる。娘の強い希望で手術を受けることにした岬は、麻酔が効いている間に行けるマジカルランドを医師から勧められる。麻酔が効いてから意識が戻るまで、脳波を通じて仮想空間に滞在できるのだ。娘は九月の誕生日ケーキとプレゼントを約束して手術に臨んだ。
誰も気づかずに起こるバグを、岬だけは知っている。
高二の娘の行く先が、中二の岬の夏休みであるということを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 17:00:00
64285文字
会話率:51%
私の兄は恐ろしいほど凶悪なフェロモンと、完璧な美貌の持ち主で、ヤリ○ンだ。
小さい頃から性別問わず、老若男女にモ
ッテモテだったのだが、私がキッチンに飲み物とお菓子を取りに行っている間に、私の初めての彼氏を誘惑するとは、とんだビッチ(男に使うのは違うだろって?知るか)である。
私と彼氏はどうなってしまうのか?
暇潰しに良ければどうぞ~?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-11 06:30:50
5275文字
会話率:30%
森の中の小さなお家に住む小さな幼い女の子、白ズキンちゃん。
彼女は、おもてなしが大好き♪
狼たちと白ズキンの温かな?関係をコメディタッチで描きました。
遊び心いっぱいの白ズキンちゃんのパフォーマンスにご注目♪
最終更新:2016-02-17 20:29:46
2798文字
会話率:47%