中学の同級生の死の知らせを受けた。中学を卒業してから8年がたっていたが、ずっとわだかまりがあった。ある日を境に一切口を聞いてもらえなくなっていた。そして和解することなく、永遠に。
最終更新:2015-06-02 19:02:15
5008文字
会話率:0%
素直になりきれず、中学時代のわだかまりを抱えた男女三人。
家族のために冷戦状態から抜け出せない従姉妹(いとこ)たち。
部活と恋、友情の狭間で惑う友人。
――動き出す、夏。
青春は、一筋縄にはいきません。
最終更新:2015-04-15 17:23:58
5431文字
会話率:45%
中三の二月、師村雅美は高校合格通知を手にする。これは、夢への第一歩。生まれ育った愛すべき故郷をはなれる覚悟は決めたけれど、ひとつだけ心残りがあった。それは、小三の冬に転校してきた櫻井善との、幼い言い方をすれば『仲直り』。最初に大ゲンカをして
以来、なし崩しの仲直りをしても、どうしても距離を置かれ、対面するたび反発心と競争心をあおられてきた。故郷にわだかまりを残していきたくない雅美は、素直な気もちを手紙にしたためる。そこから、善との新たな関係が始まる。
夢を追う雅美が都会から故郷の幼なじみたちに送る、近況報告あり愚痴ありケンカありの、三年間の書簡集。
※ 書簡形式なので文章量がまちまちです。だいたい一話二千字前後です。
※ タイトルがまんまなので、何か良いものが浮かび次第変更します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-17 20:00:00
33342文字
会話率:14%
島国マティ・パで札術の講師をしているウバ・ウェッジウッド。彼はかつて札術を教えてくれた祖母が危篤だということを知らされる。ろくでもない父親へのわだかまりを抱えながら、死にゆく祖母に付き添っていくうちに見えてきたものとは……。用語説明なんて一
切しない文学+ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-20 20:00:00
15419文字
会話率:25%
久慈龍之介は大学にうまく馴染めず、入学早々に休学すると実家の卸問屋を手伝っていた。そんなある日、龍之介は長年地元を留守にしていた旧家への配達を頼まれる。配達先で遭遇する療養中の七座(ななくら)姉妹。そして、姉妹を『蛇戸の巫女』だと呼ぶ少女・
下田茜との邂逅。徐々に曝される『蛇戸の巫女』に関わる人々の傷口。それぞれが抱える心のわだかまりを乗り越える時、龍之介も自分の踏み出すべき一歩を自覚していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-10 21:00:00
47146文字
会話率:43%
ぞっとする異貌の持ち主、片桐弥一郎は、辻斬りを仕留めてついた異名「鬼の腕」を持つ凄腕。辻斬りの一件をきっかけに妓楼に出入りし、集まる風聞を利用し懐を肥やす悪徳役人となっていく。
膂力、権力を誇る弥一郎だったが、無残な死をとげる。が、下手人
を逃がそうとした彼に、死神にならないか、と勧誘が来る…。
気がかりを残し死んだため、地上に戻る条件で死神になる。
気がかりとは、異貌に恐れも嫌悪も示さず、凛として彼に接する、薄幸の美女、お雪のこと。彼女だけが頑なな弥一郎の心をとかし、弥一郎も恋心をお雪に深く抱く。行き違いがあったものの、お雪の大胆な機転でわだかまりがとけ、二人は結ばれる。
が、その幸せもつかの間で、弥一郎は凶刃に倒れる。
戻った彼が見たのは、地回りに絡まれたお雪。弥一郎は、わずかに触れただけで具合を悪くさせる死神の力で、地回りを追い払う。お雪は彼のあとを追って死ぬつもりだった。死にたがっている者は死神を見られ、お雪も例外ではないが、弥一郎が地上にいる時間は限られている。彼を見られなくなったら、すぐ命を絶とうとするお雪の決心に、お雪に幸せになってもらいたい彼は頭を抱える。地回りからの攻撃をかわしつつ、死にたがる恋人を抱えながら、新米死神の弥一郎の奮闘がはじまる!
自分のブログ「Katsura日和」:http://ameblo.jp/jecris/に連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-16 14:55:27
53187文字
会話率:41%
明日嫁ぐ前に、解決しなければならにことがある。
ずっと、引きずっていたこと。
恥ずかしくてできなかったこと。
母に。
最終更新:2013-09-08 11:12:25
2010文字
会話率:5%
総人口三億九千人を誇る巨大国家『天国』。そこでは、神族、魔族、龍人族など、様々な人々が暮らしている世界的に見てとても珍しい場所だった。種族事に区分けされているため、争いごとなどは滅多に起こらないまさに天国と呼ばれるにふさわしい国だった。
そんな『天国』の学生、レイス・トライトンは今日もいつものように学校をサボり、うたたねをしていた。幼なじみのイザナギに説教を喰らいながらも繫華街をぶらぶらする。
そうして街を歩いていると、レイスは酔っぱらいの魔族に絡まれている花屋の娘を助けた。娘自らをシルトと名乗り、お礼をしたいと言うので晩飯を作ってもらい、一緒に食べることに。
その夜、娘を送っていった帰り、レイスの家が何者かの襲撃に遭う。留守番していたイザナギに危害を加えられたレイスは怒りに任せてとんでもない力を開放する。
レイスの家を襲った何者かは魔術師と呼ばれる『天国』の外の人だということが判明した。レイスは魔術師を止めるために奔走する。
彼の周囲で、それまでの常識を覆す出来事が次々に起こり始めた。レイスの前に現れたもう一人の魔術師、ヴァルンに手伝って欲しいと頼まれるが、レイスはそれを一旦は拒否する。しかし、ナンシィが皇宮へと出向き、一人で犠牲になろうとしていると知って、レイスも駆けつけた。
そしてそこで、お互いの想いをぶつけ合いどうにか魔術師を打倒したが、レイスの心には黒いわだかまりが残ったままだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-24 21:06:16
84100文字
会話率:44%
一生のうちに読み書きできる言葉の量に限りがある世界。一生分の言語量は子に言葉を教えるのに十分な歳を過ぎた頃には大抵尽き、人は以後失語症となる。
主人公・在架《ざいか》が生まれた時には両親は失語しており、在架は両親が自分に何も言葉を残さな
かった事にわだかまりを抱いたまま、高校生活を送っていた。
口に出して言えない言葉を抱えながら毎日を送る在架の前に、生まれてから一度も言語に触れる機会が無かった為に、物心ついた頃から失語症だった邯歩が現れ、言語を解さずとも誰よりも強く意思を伝える力を持つ彼女に在架は心を奪われる。
そんな中、公文書館や出版社等への連続放火事件が起こる。 在架は母から託された父母の学生時代の文通の束からそれが「焚書テロ」だと知り、そして「焚書テロ」の渦中に引き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 23:35:01
305280文字
会話率:7%
以前書いた「夏みかん」の続編のようになってしまいました。
またもや病室ですけど…
※修正しました。長くなりすぎた(ーー゛)
最終更新:2013-05-22 19:46:10
835文字
会話率:100%
大嫌いな父とのわだかまり。父の入院で、私の運命が・・・
以前 pixivに投稿した作品です。
最終更新:2013-03-01 14:18:08
2827文字
会話率:38%
見えない翼の短編。 本日は主人公猛の過去のお話。 彼が心を閉ざしかけていた理由とは?
キーワード:
最終更新:2012-10-05 22:49:11
4278文字
会話率:40%
ラグナガルドと呼ばれる世界は、戦争廃止を誓う誓暦となって1000年ほどの歴史を重ねていた。
今のラグナガルドは、芸術と文明が発展した平和な世界で、特に魔法と言う芸術と魔術と言う文明がその中核となっている。
セア・アウロラは、世界屈
指の芸術文化を学べるクノウァ文化学園の魔法科に入学し、一月が経った。
ある日、セアは『デシレの魔法使い』という学校の生徒が書いた小説に出会った。なぜか、その小説に惹かれたセアは、作者であるウォルドと関わりを持つ。そして、ウォルドの胸にあるわだかまりを感じるのだった。
創造という魔法。
人と繋がる魔法。
世界を紡ぐ魔法。
セアは魔法とともに生きていく。それだけが、彼女の『ほんとう』を形にしてくれるから。
魔法のひとときの第二話です。
他サイトで公開している小説の転載です。
この作品は『ラグナガルド』の世界観をワールドシェアしています。
携帯で閲覧していて、文字詰まっていると読みづらい人は、お手数ですが、閲覧設定から改行倍率を2倍に変更してもらえると読みやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-10 09:59:08
55384文字
会話率:27%
高校最後の大会で大きなミスをして以来、野球に触れることができなくなった大山。大山にもう一度野球をさせてあげたい元マネージャーの愛川。
母校の試合を観戦する中で青春のわだかまりを解いていく二人の物語。
最終更新:2012-08-07 23:50:43
4607文字
会話率:48%
《こんな恥ずかしいことをしてまで恋を成就させようとする、女の子(男の子)はいじらしいですか?》
そんな恋の風景をいくつかの小説にしてみました。
《もし、好きな人の前でおもらししてしまったら・・・》
それはとても恥ずかしいことです。で
も、相手はその出来事にきっと衝撃を受けると思います。あなたが感じる恥ずかしさと引き換えに、相手はあなたのことを特別な存在と意識するかもしれません。
もしかしたら、その「衝撃」はメッセージとなって相手に伝わることもあるでしょう。すると相手は、あなたがそこまでして思いを伝えてくれたことに感動し、あなたのことを深く心に刻むかもしれません。
そこに小さな「恋心」があるから、様々な思いを秘めた失禁(おもらし)という出来事が、とても繊細に互いの心を動かし、恋のドラマを展開させ、そして、ふたりの絆が衝撃的に深まっていく・・・
きっと誰もが経験してきたであろう、恥ずかしいけど不思議な気持ち・・・
だから誰の心にもそう「してみたい」気持ちがあるのかも・・・
《こんなおもらしだったら、してみたい?》
懐かしい音楽を聴くようにリラックスして読んでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-03 16:19:11
82721文字
会話率:35%
すっかり気まずくなった香とハルオ。礼似や一樹に無理やり追い出されてた二人はハルオの昔のクラスメートと出会ったのをきっかけに、互いの過去を話す。そんな中で、御子が出産を迎え、二人は真柴組で連絡を待つことになった。ハルオは香に自らの心のわだかま
りを語り始める。
このお話は、自らのブログにて連載後、こちらに掲載させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-21 20:11:50
20984文字
会話率:49%
若くして病気になった祐樹。今まで抱えた事のない思いを抱く。
家族のわだかまり、本当の自分とは?
死を待つ中で恋をし、いったい何を得られたのか?
キーワード:
最終更新:2011-04-01 11:23:07
514文字
会話率:3%
人の死はくだらない。
そう考えつつも心にわだかまりを持つ大学生セトが死人の声が聞こえる女の子マヤと出会う。
様々な出来事や仲間を通して二人は死について色々考えていく。
最終更新:2010-06-15 06:01:58
13041文字
会話率:54%
俺はいつも通りに目覚めた。
ただ、心にはわだかまりをもって。
その鬱憤を晴らすため散歩に出かけると・・・
ちょっと切ない、不思議ストーリー(自称)。
ここにはじまります。
最終更新:2010-04-02 23:16:28
3179文字
会話率:25%
平穏な日常。その中にあるものは?
あたりまえの中に埋もれたわだかまりの中で、人は何を思って、何を求めて生きるのだろうか?
キーワード:
最終更新:2010-02-09 10:18:36
8606文字
会話率:45%