「そういえば昨日出来心で浮気をしてしまった」
「はっ?なにそれ?あんた刺すわよ?」
「いや、それだけはやめてほしい」
「………はあ……いくらろくでなしの馬鹿旦那でも、私達のために生活費を稼いで家に入れてもらわないと困るのよ。今回だけ目を瞑っ
て我慢してあげる。それで、何でそんなことしたの?」
「すまん。ついムラムラして魔が差してしまった。だが、心から愛しているのはお前だけだし、死にたくないから二度としない」
「当り前よ。あんたへの小遣いはしばらくなし。浮いたお金で気になっていたドレスとネックレスとバッグ全部買ってもらいますからね」
極めてストレートな言葉を互いにぶつけ合う両親の奇妙な修羅場を目撃した5歳の私は、ひょっとしたらこの世界に『嘘』というものが存在しないのではないかと思い始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 22:02:42
4474文字
会話率:54%
むかしむかし、その名も忘れ去られた偉大なる一人の魔法使いにより、その箱は造られてどこかへと隠されました。
誰もが一度は聞いたことのあるおとぎばなしが根付く国で、生まれた少女ライア。優しい隣人夫妻の助けを借りながら、生意気盛りの弟と慎まし
くも楽しく生活していた。20年ぶりに開催される、魔法使いを祝う大祭を、友人達と待ちわびていた彼女の元に、姉弟をおいて出て行ったろくでなし。もとい、父から数年ぶりに手紙が届く。
手紙の内容の簡潔さに呆気にとられる姉弟だったが……
※2020.0811からカクヨムさんの方にも公開始めました。よろしくお願いします。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054918442899折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 23:17:48
75600文字
会話率:48%
E-TF450913JP。それが戦争の道具として作り出された彼女の、最初に付けられた名前。
兵士・・・いや兵器になることを定められていた彼女は幼い頃より英才教育を施され、その期待に答え続けた。彼女の優秀さは凄まじく、勉学はもとよりスポー
ツにおいても、同級生などは言うまでもなく上級生さえも圧倒する記録を残し続ける。
彼女は全てにおいて完璧を求め自分に厳しかった。そして同時に、周囲にもそれを求た。自身が特殊であるということに気が付かぬままに。
これは、そんな彼女の人生を変えた【二体】のお話。
※小説投稿サイト、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 23:29:22
38810文字
会話率:42%
家庭の中も良くなく。
学校でも1人だった主人公。
幼なじみで腐れ縁の向日 葵に起こされ学校に向かい
教室にに向かう途中に違和感に襲われる。
かいだんをあがるとそこには大きな扉が。
女神とか言うやつに。いきなり国を救えとか言われて強制的に異世
界に飛ばされる。
飛ばされた先で今度こそ真っ当に生きれるのか。
ろくでもない人間だった男が世界を救えるのか。
それともろくでもないまま終わるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 23:18:05
3690文字
会話率:30%
ギルドに所属し、なんとか生活していた少年少女たち。
不用意に事件に首を突っ込み、問題を起こしてしまう。
少年はもちろん、不吉な血を引くという理由で一緒に追放される少女。
そんな二人を追いかける少女。
果たして彼らの行末はいかに。
最終更新:2021-01-09 12:14:54
24907文字
会話率:52%
生きるとか、道徳とか、自由とか。
そんな曖昧なくそったれなもの。
私を救えないあなたたちへ。
最終更新:2020-09-02 19:26:53
2124文字
会話率:2%
「貴様を聖女と信じた俺が馬鹿だった。稀代の悪女め。婚約は白紙だ。出て行け」
貴族の娘のレフィアは、婚約者である皇家の嫡男に一方的に婚約破棄を告げられた。
なんと彼女の部屋から帝国の転覆を狙った計画書が出てきたというのだ。
目立つと
ろくなことがない――かつて救国の聖女と呼ばれた母の教えをレフィアは思い出していた。
だから、幼い頃から母譲りの高位の魔術が使えることも黙っていたし、興国の英雄譚に憧れて、軍事や内政の勉強に密かに精を出していたことも言わずにいたのに、その美貌から皇家の嫡男に求婚されたレフィアを妬んで罠にはめたのだろう。
帝都にいる限り悪意のある噂は勝手に広がっていく。
計画書を突き出されたレフィアはそれを眺めて言った。
「これを書いたのは私ではありません」
「ほう、証拠でもあるのか」
「証拠も何も、私ならこんな杜撰な計画は立てません。私が本気ならもっと確実にこのろくでもない帝国を転覆させてみせます」
「き、、貴様っ」
しまった。つい本音が。
「貴様のような小賢しい女に内助の功など期待できぬわ。去れっ」
皇家の怒りを買ったレフィアは、新たな婚約者として地方領主の元へ送られる。
しかし、皇家は知らなかった。レフィアが目立ちたくないが故に隠していた圧倒的な才能を――
新しい婚約者は暴君と怖れられる男。だけど、この人曲者だけど、意外と私好みで――
少なくともろくでなしの皇家の嫡男より面白い国にしてくれそう。
……じゃあ、ちょっと暗躍しますか。私なりの内助の功とやらを尽くしてみましょう。
辺境なら周りの目もそれほど気にならない。
思い立ったレフィアは、圧倒的な「内助の功」で、地方領主の夫を皇帝の座へと押し上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 22:32:02
31579文字
会話率:55%
「僕」を深夜のコインランドリーに呼び出したのは、クラスメイトの「ツグミ」。
ツグミは、可憐な容姿をしているが、どこか不気味で、まともな子供ではなかった。
そんなツグミに、共に悪魔と戦って欲しいと言われる。
その悪魔とは、大人。
大人は
、平気で嘘を吐き、子供を騙す。
大人は、子供を欲望の捌け口にする。
大人は、傲慢で、見栄っ張りなろくでなし。
大人は、何でも金で解決しようとする。
だから、大人を葬る事は正義なのだ。
ビシバシと戦う要素はなく、鬱々とした内容です。
最後は救われる、ようにしたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 19:00:00
85497文字
会話率:34%
欲に忠実な主人公が転生して何でもかんでもやりたい放題!
生まれた時から与えられたのは『何をしても許される権利』とその権利に付随する『ろくでなし』の烙印。
イタズラ、犯罪、偶に良い事!?
欲に忠実な彼の周りには気づけば包容力高めな女性たちが
……。
ほのぼのした異世界生活を生き抜き、自由気ままな旅をする。そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 20:53:00
9896文字
会話率:51%
ろくでなしによる、ドライな人間関係論
キーワード:
最終更新:2020-04-30 18:55:13
577文字
会話率:0%
異世界転生者でスラム街出身系主人公の青年、アッシュが相棒とも言える狼人の少年(ショタ)と冒険者ギルドの依頼をこなしている最中にエルフの少女(ロリ)と出会う。
どうやらそのエルフの少女(ロリ)はアッシュにとって馴染み深い女神(ろくでなし)と関
わりがあるようで、女神(ろくでなし)の意向によりアッシュはエルフの少女(ロリ)の面倒を見ることに。
時を同じくして世界では帝国や魔族が不穏な動きを見せているようで静かに、それでいて確かに世界は動き始める。
そしてアッシュたちは無自覚のままその渦中へと飛び込むことになり、いずれは世界の大局へと関わることとなる。
ざっくり言ってしまうと、異世界転生したらスラム街に捨てられてルナティックな幼少期に女神に気に入られてその結果、女神やロリショタに振り回される青年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 00:16:36
499896文字
会話率:52%
気づけば異世界に転生し、思いもよらないハードモードな幼少期を乗り越えた一人の青年。
愉快痛快な出来事はないけれど、一般とは少しずれた日常を謳歌していたある日、一人の少女と出会った。
ろくでなしの女神様によるその少女との出会いは、青年の日常を
少しずつ変化させ、また青年自身を成長させるきっかけとなった。
そして変化していく日常の中で新たに出会うことになる人々との関わりが、かけがえのない友を、信頼できる仲間を青年へともたらすことになる。
これはきっと、青年の変化と新たな出会い、そして成長の物語。
諸事情により投稿を停止させます。
楽しみにしてくれている方には申し訳ありません。
理由としましてはTwitterでお知らせしているので、申し訳ありませんがそちらをご確認ください。
Twitterやってます。適当に呟いたり、宣伝したり、動物系ツイートをRTしたり、そんな感じ。
https://twitter.com/hainohuruyoru折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 21:03:14
944511文字
会話率:55%
夕暮れ時に影が二つ。大と小。
最終更新:2020-04-14 13:50:09
4585文字
会話率:51%
『一夜限りの夢』
あなたならなにをみますか?
崩壊寸前の家庭。離婚を前に家族3人で幸せなひと時を過ごす。どんなに辛くても、ろくでなしでも、忘れられない人がいる。
彼女に取ってそれは両親だった。
ハッピーエンドでもバットエンドでもないです
。
捉え方はあなた次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 14:19:19
3764文字
会話率:20%
旧名 英雄殺しの怪物
====================================
俺、高月 仙は不幸だった。父親は産まれるまえに消え、母親はろくでなしだった。俺の面倒を見てくれたお婆ちゃんに恩返しのために働いたら出社一日目でト
ラックに引かれて死んだ。
気がついたら知らない世界に赤ちゃんとして生まれ変わっていた。
ルーナと名付けられ、一緒に過ごした家族は、母は優しく、父は賢く、兄はたくましく、妹は可愛いらしい、ありふれた生活を小さな村で過ごした。
けど、それも長くは続かなかった。あいつらが村を襲い、全てを奪った。
許さない。許せない。
ーなら、全てを奪った者たちに復讐を。例え相手が強く、世間では英雄だろうと。同じ苦しみと絶望を与えよう。
たとえ、その先に何も無くても、怪物になろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 22:50:39
505797文字
会話率:49%
放火、強盗、殺人。
あらゆる悪党が武装して、あらゆる悪事を働く世界。
国や政府にもはや力はなく、己の身は己で守らなければ生きていけない修羅の巷。
しかし、そんな世界にもヒーローはいる。
科学の粋を集めたヒーロースーツに身を包み、その
身一つで悪党に立ち向かい、悪党以上の無法で悪を裁く、ヒーロー未満のろくでなし。
その名は、ジャスティスレッド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 20:58:07
770文字
会話率:21%
——姉の脛を齧ってこれまで生きてきた男が突然、村長を決める儀式に現れた。果たして、彼はどうなってしまうのだろうか? という話がプロローグになる長編をそのまま書くべきかどうか迷っているため、とりあえずプロローグだけ投稿してみた。
最終更新:2020-02-29 00:00:00
9497文字
会話率:43%
ろくでなしの人生は後悔ばかりです
キーワード:
最終更新:2019-11-09 15:29:23
360文字
会話率:7%
彼はどこにでも居る普通の宇宙傭兵。シェルと呼ばれる装甲化宇宙服を着用して、AIの補助を受けながら宇宙空間での雑多な作業をしてその日の食費を稼ぐ、住所不定のろくでなし。
腕もそこまで良くないし、頭もそこまで良くない、どこにでも居る普通のロクデ
ナシ。哀れにも宇宙港で起きた大規模爆破テロに、知らずとはいえ、幇助犯として巻き込まれてしまった不幸なロクデナシ。
責任を感じた彼は、生存者を探し死体漂う宇宙港内へと飛び込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-04 23:35:18
63625文字
会話率:59%
――女たらし、嘘つき、サディスト――伯母が紹介してくる、ろくでなしのお見合い相手たち。
これは結婚相手が見つからない伯爵令嬢と、彼女に仕えるミステリアスな従者との、恋の物語です。
※A面は基本ほのぼのしていますが、B面はかなり癖が強いので
ご注意ください※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-04 07:30:53
216209文字
会話率:43%
君のことで不安すぎるんだ。
最終更新:2019-08-24 19:30:07
200文字
会話率:0%