自分の朧げな記憶を知りたいと願う主人公が、
向こう側の世界に通ううちに、隠された真実に
気づいていく。
この世界には、黄色い花が存在しない。
最終更新:2022-11-17 18:39:00
331文字
会話率:35%
美しい最南端の国フローラリア。
透き通る緑の海、澄み渡る青い空、彩る赤や黄色の花々、笑顔の絶えない明るい人々、そしてフローラリアの妖精と名高い美しい双子が踊るフローラリア伝統の舞が国の自慢だった。
争いとは無縁の穏やかな国はある日突然、交流
のなかった最北端の国グラキエスからやってきた部隊によって蹂躙された。
部屋の奥に造られた小部屋に押し込まれた双子の王女は迎えに来ると言った父親の言葉を信じて待っていたが、父親は母親と共に自死していた。
その直後、小部屋が発見され見つかった二人。怯え泣く妹のフランを背に隠し守る姉のミュゲットはグラキエスの皇帝と対峙するもフランは連れて行かれてしまう。自分も一緒に連れて行けと言うが、ミュゲットは皇帝
に抱えられグラキエスに連れて行かれる。
人の命をなんとも思っていないように簡単に奪ってしまう冷酷な男が皇帝の座についているグラキエスの捕虜となった二人だが、ミュゲットだけが皇帝に呼ばれるようになり皇帝専用の娼婦となる。
嫌悪を纏っていたミュゲットだが、冷酷なだけではない一面に困惑するようになり──
※自己中な男なので苦手な方はご注意ください。
アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 08:00:00
465156文字
会話率:55%
「私ね…。人を殺した事があるの」と愛でるような風に揺れる輝く黄色の花と額に収めたいほどの夕焼けでの数分間………
最終更新:2018-08-02 00:03:06
647文字
会話率:75%
誰かに頼りたい、簡単に答えが知りたいそんな時ないですか?そんな時に助けてくれる場所の詩です。
最終更新:2017-09-06 21:00:00
500文字
会話率:0%
お昼休みで交わされる些細な言葉が、今日だけは違ったんだ。
最終更新:2013-08-04 21:57:31
2451文字
会話率:21%
黄色の花に囲まれた城に住む、王の物語。王は願いを叶えるために、息子に王位を譲ろうとするが、急な話に息子は取り合わず驚くばかりだった。やがて王は深夜に城を抜け出し……シリアス気味。
最終更新:2010-03-22 15:31:26
4469文字
会話率:44%