この世界には魔王、魔族、魔物、人間がいる。
僕たちは『冒険者パーティー「冬の精霊」』だ。
僕と4人の仲間は4年間ずっと一緒に旅をして一緒に冒険してきた。
ある日の出来事で、僕たちは『勇者一行「冬の精霊」』と呼ばれてしまい、
その流れで僕
たち『冬の精霊』は世界の最果ての魔王城に向かって魔王を倒す、という目標が冒険者パーティー『冬の精霊』にできてしまった。
本当は僕にとって魔王とか魔族とかどうでもいいことだ。
僕にとって大事なのは「冬の精霊」のメンバーだけだ。
でも「冬の精霊」のメンバーは、勇者一行として一緒に魔王を倒そうとイキイキしていて、楽しそうにしているから、僕はみんな楽しいなら、まあいっかと思うようになった。
旅の途中に僕はなぜ自分がこうなってしまったのか時々思い出す。
僕は小さい頃から冒険者を目指していた。
なぜなら、冒険者になれば僕は堂々とたくさんの生き物を殺すことができるからだ。
たくさん殺せば殺すほど、褒め称えられるから、冒険者は素晴らしい職業だと思った。
でも勇者とは違うのだ。
僕は勇者にふさわしくないのだ。
僕の中には勇者のような善良なものは存在しないのだ。
僕の中は暗くて黒くて残酷なのだ。
勇者一行の目標は魔王を倒すことだ。
でも僕の目標は・・・・仲間の目標とは違うのだ。
※他の小説も書いているため、更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:00:00
158909文字
会話率:52%
1000年前、二柱の神の仲違いによって巻き起こった『万神大戦』
一方は人間からの信仰心を、もう一方は人間からの恐怖心から力とした。
その戦争で人間を滅ぼそうとする魔王が生まれてしまう。
魔王、魔族、獣族などの種族に身体能力で大きく劣る人間は
魔法を駆使して対抗してきた。
魔法が発展し、魔術が組まれ、蒸気機関が目覚ましい発展をした世界。
これはそんな世界で使命を帯びた少年少女が、人間たちを護るために戦う物語。
彼らは『守護者』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 00:17:35
110111文字
会話率:21%
私は勇者パーティーの召喚師のリリス。
だけど、魔王領に足を踏み入れたと思ったら、勇者に背中から剣を突き立てられた。裏切られたのだ。
そんな倒れていた私を助けてくれたのは魔族の四天王。
なんだかんだで力を認められて魔族の一員になるのだが、その
際の手違いで幼女化してしまう。けれど、能力は魔族になったおかげでさらに強くなり、やがて四天王に上り詰める。
「おい、邪竜を倒してこいって言ったよな?」
「けんぞくに、なるっていうから、ちゅれてきたー!」
そんな幼女が無双する反面、彼女を裏切った勇者パーティーは、以前のような活躍もできずに落ちぶれていく。
そんな彼らがやけっぱちで攻め込んだ先には、魔族になってさらに強くなったリリスがいて……⁉︎
その上、国の命令で渋々娘(リリス)を勇者パーティーに出すことになった、父親の辺境伯は、娘が死んだと聞かされて激怒して……⁉︎
「いまさら、ゆるしてとか、もーおしょい!」(噛んだ)
「こんな国、もう知らん! 我が領は独立する!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 17:40:59
177689文字
会話率:37%
ルメリア国の西の森。
静かな生活を送る聖女のもとに王の使者が現れる。『勇者達を、救ってはくれまいか…』
聖女と勇者達、そして魔王、魔族。
全く違う立場の者は、違う立場であるが故に惹かれあい、そして…。
リハビリを兼ねて書いているので、更新
は遅めです。あまり後味の良い話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-20 12:07:17
518文字
会話率:0%
幼い12歳の王女『ルナ』は、
女神に神の力を与えられたと言われる王族にあって、
力を持たずに生まれてきた。
それでも愛し慈しんでくれた両親が、謎の死を遂げ、
死の真相と何でも願いが叶うという
月涙(ムーンティア)を求めて旅をすることにし
たルナだったが、
何故か、
天然ぽわぽわの美人で(しかも歴代稀に見る力の)姉女王の『サラ』と
その婚約者でどこから来たのか知れないけれど顔だけは良い『ルイド』。
堅物で王家(何よりサラとルナ)第一の青年護衛の『カイル』と、
「僕の花嫁~」と求愛してくる謎の少年『カル』も一緒に・・・。
果たして少女の願いは届くのか
(自作品「あの空の下」の転載です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-23 23:35:52
106360文字
会話率:28%
★「pixivコミカライズ・パーティ」にてpixiv賞を頂戴いたしました。ありがとうございます★
男子しか生まれない魔族の家系である“魔王”は、多くの先人たちがそうしてきたように、妻にするため“人間の女”をさらってきた。
しかしこの魔王、
魔族にしてはちょっとばかり気弱で、変わり者。
あろうことか女のために人間の料理を勉強しはじめて……
★自ブログ・pixivに同時掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-20 17:40:37
21592文字
会話率:33%
魔王、魔族、神、人間などが織りなす微コメディな恋愛ファンタジー。シリアスではない。短編集。ほぼ一話完結。BL臭いが主人公はどれも女。一人称はほとんど「俺」。少女漫画以上のご都合主義。不定期更新。
最終更新:2011-08-29 23:00:00
53361文字
会話率:26%