思春期青年アコレ、へらへらおじさんタジル、元気サイコパス少女デウセイ。三人役人で、仲良しで、そして『魔法殺し』。
昔々、魔法の力を研究し、その力で勢力を広げた国があった。
今となってはいらない、その魔法の力は人間にとって危険なものだ。
そこで、国王は考えた。
魔法を、歴史の一部に葬り去ろうと。つまりは、魔法をこの世からなくすことを意味する。
そうして仕事を山積みにされた『魔法殺し』たちであったが、果たして魔法を歴史にすることはできるのだろうか。魔法を殺すことはできるのだろうか?
・行間開けていないので各自で調整をお願いします
・更新不定期です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 16:51:51
35219文字
会話率:55%
男の背後には、地を埋め尽くす程の武人が跪いていた。傑出したその才能、努力を怠らない性格……負けず嫌さから男は武の頂点へと登り詰める。
そうだった筈なのにーー。
(何処だ此処……)
汚い裏路地、細く小さな身体、彼は浮浪児へと転生して
いた。
しかもただの浮浪児では無くてーー。
『まだワシを地獄には連れて行かないで下さい……魔王様』
魔法が使われる世界でオッドアイを持つ者は『魔王』と呼ばれる始末。
と言っても、浮浪児の魔王に食べ物がある訳でも無く、細い身体で何か出来る訳でも無く、魔法も使えない。
フラフラと生死を彷徨っていると、彼はある白髪の少女と出会う。
でもその子には『勇者』と言われたり、人攫いに遭ったり、裏の組織の真のボスになったりーー。
今世ではゆっくりと強さを追い求めたい少年アレクは、波瀾万丈な生活を送って行く。
最初は一人だった。何も知らない世界で一人、何の力もないただの浮浪児だった。しかし、彼は成長する。背後に居る何人モノ仲間と共にーー。
※アルファポリスでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 19:40:00
107522文字
会話率:41%
『貴方の魔法適性率は零です。魔法を使うことは一切出来ません』そう機械に判定された少女――シャネル。
入学早々孤立してしまうシャネル。そんな彼女をに待ち受けていたのはまさかの退学の危機!?
果たして退学の危機を乗り越えられるのか?
次
から次へと起こるトラブルをシャネル達は突破出来るのだろうか。
ぼっちで魔法の使えない少女による逆転劇。
ぼっちな少女シャネルの周りに次第に友達が増えていきます。
あることを切っ掛けに主人公へ行為を持つ少女も現れ…
――今、物語は動き出す。
百合百合なファンタジー学園モノです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 00:00:00
67915文字
会話率:37%
「貴様はこの家から出ていけ! 間抜けな人間の出来損ないが!」
「ヴァン・ユグドラシル、貴様を国家反逆罪で追放する」
少年――ヴァン・ユグドラシルは、人類で唯一魔法が使えない特異体質だという理由で二度も追放された。
一度目の追放は、家族に無能
と罵倒されて奴隷商人に売り飛ばされたこと。
二度目の追放は、ヴァンにとって唯一の味方――アイリス・アールヴとの仲に嫉妬した第一皇子に無実の罪を着せられ、彼女を守る為に国を追われたこと。
しかし国を出てすぐ、ヴァンは敵対国家と魔獣の戦いに巻き込まれる。そして、戦いの中で絶体絶命――誰もがそう思った時、ヴァンは自らの力を解き放った。
「攻撃が消えた!?」
「――魔法を喰らって、自分の力に変える。これが俺の力だ」
ヴァンが解き放ったのは、災厄の魔眼――“叛逆眼《カルネージ・リベルタ》”。全ての魔法を喰らい尽くす、“魔法殺し”とでも言うべき反則的な能力。この力こそ、ヴァンが奴隷商人から逃れ、その後に追放されるまで国境の危険地帯で生き抜いて来られた理由だった。
そして魔獣を討ったヴァンに対し、先陣を切って戦っていた少女――セラフィーナ・ニヴルヘイムだけは、唯一その力を認めて手を差し伸べる。
そんなセラフィーナに溺愛されながら心を通わせていく中、ヴァンは皇女である彼女が抱える苦悩と葛藤に直面する。
一方、ヴァンを追放した国は、危険地帯の魔獣を倒していた彼がいなくなった事で侵攻が激化。自業自得が原因で滅亡の危機に瀕しており、そのせいで周りから見放され始めた第一皇子も崖っぷち。
最後の策としてセラフィーナの国へ侵略戦争を仕掛けるが、追放したはずのヴァンが立ちはだかる。
戦争の最中、状況が厳しくなった第一皇子は“敵”として対峙しているヴァンに“戻る事を許してやる”と命令するが、当然従うはずもない。
ヴァンは魔眼の力で、かつての祖国を容易く蹂躙してしまう。
これは蒼銀の皇女に拾われたヴァンが、最強の魔眼で英雄へと成り上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 20:01:49
477306文字
会話率:44%
世界を炎に包んだ大戦と伝説の銃剣士によって科学文明が崩壊し、魔法の時代となって数百年。
石油や火薬に代わる資源――魔力結晶を巡る争いから始まった200年に渡る戦乱と怪獣の出現によって人類は滅亡へと向かっていた。
魔法兵器と魔法戦士の
力で急速に勢力を拡大する強大な軍閥・征討軍に姉を殺され、魔力爆弾を埋め込まれた元少年兵・プラーヤを助けたメイド服姿の美少女・ナツキはプラーヤにある提案を持ちかける。
「このわたくし――ナツキのご主人様になってくださいませんか?」
これは、殺戮と破壊の時代を生きる少年と、彼のメイドとなった少女の物語。
笑顔を忘れた少年と、涙を知らない少女の冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 01:33:38
139733文字
会話率:51%
その男は”魔法”が使えなかった。
他者を圧倒する”武力”も持ち合わせていなかった。
魔法や剣術といった力を持つ者が跋扈する世界で送る日常は男にとって、ただただ遥か高みを見上げ続ける日々だった。
しかしとある日、男は遥か昔に滅んだ文明が遺し
た”鋼の人形”と出会う。
人形より授けられたるは旧文明の装具と知識。
その手に収めた力を以て男は高みを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 22:04:36
20120文字
会話率:45%
次期領主のウェルフは変わり者として知られていた。魔法が『災害』とされる世界で、ウェルフはあえて魔法を収集し調べていた。自分の願いを叶える、ただそれだけのために…。
西洋的世界で織りなす、魔法とそれを取り巻く人々の願いのお話。
最終更新:2018-06-27 23:00:00
143228文字
会話率:37%
魔法が使えないわけじゃないけどほとんど使えない。
魔法は通用しない。自分でもわかってなかった能力がわかり始めたあたりから運命の歯車は回り始めたんじゃないのかな、って俺は思う。
※基本一人称視点です。
最終更新:2013-03-31 22:00:00
4797文字
会話率:48%