髑髏を担いで歌う男。
その身に、何があったのか――
※他サイトで公開中の作品を一部改訂したものです。
最終更新:2024-09-08 22:31:55
4732文字
会話率:2%
無実の罪で国外追放された地味顔の元公爵令嬢セリ・ディオンが、38歳の人生を終えた。
しかし、次に目覚めた時、彼女は、赤ん坊に戻っていた。
処刑された両親と兄。
共に娼婦に貶められた専属メイドクローバー。
前世で唯一自分を気遣ってく
れた、骸骨(しゃれこうべ)と渾名される公爵令息ルドベキア。
皆を幸せに導く為、彼女は、前世で、娼館の女将から与えられた本により得た薬草の知識を使い、地味な戦いを挑んでいく。
そして、それは、前世での出会いをも巻き込み、次第に大きな成果を出していくこととなる。
頑張れ、セリ!
どんなに地味で、空気と渾名されてもへこたれない!
本当は、精神マックス鋼鉄並みの公爵令嬢の大逆転物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 09:49:36
79465文字
会話率:18%
【第1章完結済】
ある日突然異世界に転移して、勇者になってくれときれいなお姫様に頼まれた。
男としては断れない。
しかし勇者になれると思ったのに、その日のうちに俺はあっさり殺されてしまった。
気づいたときには俺は骸骨のアンデッド、いわゆ
るスケルトンになっていた。
俺を呼び出した王国は廃墟になっている。
幸いなことに、勇者としてもらえるはずだったスキルは、アンデッド向けにリメイクされて貰うことができた。
死者の願いを聞き、死者をアンデッドにするという実にアンデッドらしいスキルだ。
お姫様と一人の騎士をアンデッドとして蘇らせ、俺達は廃墟を後にした。
無念を残して死んだ死者達の恨みを晴らすために。
そして今度こそ勇者となるために。
「カクヨム」にも掲載を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 17:15:23
130527文字
会話率:35%
私がとある男と過ごした一夜の、骸骨に関する話の記憶。
最終更新:2020-09-03 00:14:55
5293文字
会話率:16%
ある時代、ある世界でせっかくやっとの思いで国を苦しめていた魔王、もとい、魔竜を倒し、これから平和に楽しく生きてけると思った主人公イクス、だが残念な事に今度も問答無用で別な世界に飛ばされてしまう。
そして次は、まさかの人間ではない姿。そんなイ
クスが人間でない連中とともにまた世界を救うはめに…人間を強制的にやめさせられたモンスター側の骸骨剣士(ドクロ)ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-07 21:43:30
1201文字
会話率:36%
※この作品は第23回電撃小説大賞に投稿した短編です。あらすじは投稿時のものをそのまま記載しておりますので、物語のラストまで書かれています。初見の方はあらすじを読まず、どうぞそのまま本編をご覧くださいませ。
街はずれの村に住む紅蓮ほのかは
村を訪れた聖騎士に魔女ではないかと疑惑をかけられ、村にある蔵に閉じ込められてしまう。明日の朝に魔女裁判を行うということになったが、蔵にやって来た街人コウの話を聞き、ほのかはコウと一緒に蔵から逃げ出すことにする。しかし森の中で再び遭遇した聖騎士をコウは殺し、ほのかは本当に魔女であり、自分はその使い魔《サーヴァント》だと告げた。
自分が魔女であることを受け入れられないほのかだったが、コウと話をしていく中で、徐々に自分の存在をしっかりと見つめようという想いが芽生えていく。
一方、ほのかの村にはもうひとりの魔女シオンが向かっていた。魔女でありながら、シオンは中央教会の女神官であり、聖騎士を従える存在だった。シオンは使い魔《サーヴァント》であるパウロから近くに魔女がいることを聞くが、村人たちを虐殺して楽しむという自分の欲望を優先し、村へと急ぐ。ほのかは自分とは別の魔女の存在がどうしても気になり、自分の住んでいた村へと戻っていく。コウはほのかを説得しようとするが、止められず、ほのかと一緒に村へと向かう。
先に村へ着いたシオンは聖騎士の死を知る。シオンは村人たちが魔女に魂を支配されたと言いがかりをつけ、村人たちを殺しはじめる。ほのかが着いたころには村人たちは全員殺されており、ほのかはシオンに見つかってしまう。
殺されそうになるほのかだったが、武器を探しに行っていたコウに助け出され、黒炎の骸骨の騎士になったシオンと戦う。二人は初めて協力し、シオンを倒すことに成功する。戦いの中で囮役をしていたコウは腕を切り落とされ、光の粒になって消えてしまう。
けれどコウは再び使い魔《サーバント》として蘇り、ほのかの前にもう一度姿を現す。その姿を、草むらの中からシオンの黒い髑髏が見つめているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-09 00:29:21
19301文字
会話率:31%
「必要ないと感じた者は殺すのが僕なんだ」
全ては骸骨から構成された混沌の物語
最後に幸せを手にする者は
多重視点の戦場物語
〈初投稿〉
最終更新:2015-11-21 19:00:00
3898文字
会話率:80%
ブラック企業で中間管理職を務める八坂 徹は、上がらない売上げと増え続ける上司の皮肉を苦に、自殺をしてしまう。
しかし、彼は死んだ後に別世界からの声を聞いた。
「我が声に答え、顕現せよ! 四界を圧せし勇者よ!」
薄明かりの中、自らの
死を自覚する八坂は、第二の人生を勇者として生きる決意を持って、召喚に応じる。
召喚に応じた八坂の前にいたのは、緑髪の少女で破壊神の大神官フィリス。
しかし――
彼女の召喚すべきは勇者であったはずなのに、目の前に現われたのは、大柄で不気味な不死骸骨《スケルトン》。
そう、八坂徹の召喚は、半分の成功と半分の失敗で出来ていた。
大神官フィリスは突然の事態に狼狽し、不死骸骨《スケルトン》として召喚されたことが理解出来ない八坂は、必死に声を出そうと足掻く。けれど、声帯がない身体には、当然声が出るはずもなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-17 23:15:27
233620文字
会話率:22%
心に色があるのなら……僕の心は黒いだろう。僕、神谷隼人(かみやはやと)は大学三年生。ある日の合コンの帰り道、信号待ちをしていると一台の車が僕の元へと突っ込んできた。遠のく意識。微かに聞こえる声に目を覚ますとそこは病院のベッドの上。意識朦朧と
する中で、膝元に見えたのは死神だった。見初められ、その死神の後釜として僕は転生する。望んでなったわけではない死神。その死神には一日のノルマがあり、決して破ってはならない掟があった。僕は死を求めて行動を決意する。しかし定められた掟を、僕は願いを叶える、ただその為に犯してしまう。取り返しのつかない罪への後悔の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-23 21:14:47
23253文字
会話率:7%