二十年前のある事件をきっかけに廃墟となった、海岸に佇む団地。深夜のタクシーに乗せた女性客は、自宅があるのでそこへ行ってくれという。同僚にメッセージを残し、私は廃団地へ向かう。彼女は「幽霊」なのか、それとも…。
最終更新:2023-07-17 02:00:00
9000文字
会話率:38%
「ひさしぶり、元気にしてた? 昔、助けてもらったクラゲですよ」
「あのな、海月。つまんねー冗談は、いい加減にやめろ」
小学一年生の時から定番になっている挨拶に、航太はいつも不機嫌になる。
しょっぱさ満点で、クールな対応をされるけど、で
も私は航太が好き。
お題の海の漂流物はおまけかも?
別サイトにも同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 15:12:37
4995文字
会話率:18%
自分のせいで、居場所を失い、家族を失い、自分を失った彼(アキラ)は友達との海で突如離岸流に襲われる。
アキラは自分の死を悟り、生きることを諦めた。
はずだったが、見知らぬ少女に助けられる。
そんな少女は.................
今始まる彼らたちの切なく、嘘だらけの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 17:34:53
2699文字
会話率:31%
完璧な社会を実現した地底の国。地底の人々は『オミネス・マム』と呼ばれる支配者に心からの忠誠を誓い、幸せに暮らしていた。
【第一章 地底の子供】
ドリイはいつも通り目を覚まし、点呼をとり、朝食をとり、労働へと向かう。
【第二章 少年の旅】
少年ディランは父の埃を守るため、父が討伐した竜を探しにひとり海へ出るのだった。しかし、離岸流と嵐のせいで遭難してしまう。彼は海を彷徨い、ある島へと流れ着く。
【第三章 地底の生活】
ディランは地底へたどり着く。そこで一人の女性とで会う。彼はしばらく彼女と生活を共にする。段々と彼女が住む世界と自分の住む世界の違いに気がつく。
【第四章 自己の喪失】
暗い部屋にディランは拘束されていた。誰かがこちらを見てニヤニヤ笑っている。いつの間にかディランは自分を見失っていく。
【第五章 孤独と自由】
ドリイは地底から脱出することに成功する。しかし絶望的な状況は変わらなかった。
【第六章 理想的な生活】
ディランが故郷へ帰還する。
【付録】
地底社会について。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 15:28:24
107609文字
会話率:46%
離岸流にのまれたら落ち着くことが大切です。
最終更新:2014-08-21 22:30:03
2986文字
会話率:0%