伯爵夫人ミリアの旦那様は、『成獣持ち』。古来から成獣持ちとは幸せな結婚ができないと言われている。「ミリア愛している」「ミリアにずっと触れていたい」「ああ僕のミリア」と今日も旦那様は、熱烈にせまってきてミリアを困らせる。「だって人前なんだも
ん、見られてるって、恥ずかしいからあー」。それなのに、二人きりになると、絶対に触れてこない。この頃は目も合わせてくれなくなった。結婚はそろそろ2年になるというのに、もちろん初夜も終わっていない。旦那様の溺愛は人前限定なのだ。「溺愛のふりがしたいなら、私は家にいなくてもいいですね!」飛び出して実家に帰ると、旦那さまが血相を変えて追ってくる。「ミリア僕を捨てないで」無茶苦茶なキスをするのに、え?両親が退散したら止めちゃうの?もしかして旦那様って人前プレイしかできない変態なの?
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 16:44:17
17543文字
会話率:26%
朝起きたら超イケメンになっていた。スイーツ好きでやや天然。そんな高校生男子が、男性が極端に少なくなり、女性比率が高くなった日本で、新たな学園生活をスタートさせる。
ここは、女性が社会の中心となった、男に甘く優しい世界。男性は優遇され、結
婚スタイルは通い婚で一夫多妻制。この世の女性たちは魅力的な男性を手に入れるために日々奮闘する。
個人的な記憶をほぼなくした主人公が、前にいた世界との習慣の違いに戸惑いながらも、周囲に見守られ、愛されて楽しく学園生活を送る。そんな日々を綴った青春学園ストーリー。
※カクヨムにも連載中です(先行更新あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 19:00:00
477788文字
会話率:43%
三人の妻を娶らされながら、大神の花嫁に焦がれ続けるアルセイアス。
不実な彼に下された罰は、やがて女たちの均衡も崩壊させてゆく。
最も罪深き者は、果たして誰であったのか――? 恋の罪と罰を問う、霧と掟で閉ざされた隠れ里の物語。
※性表現、流血
、残酷描写を含みます。
※自サイトにて連載中の作品を転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-21 14:46:40
42307文字
会話率:51%
某出版社の新人賞に応募して落ちた作品です。
平安貴族の邸宅にお勤めに出た若い娘の視点から、貴族のお宅ってどんなものって書いてみたかったもので、こんな風になりました。
むめ女が仕事を辞めた叔母に代わって貴族の邸宅で下働きを始めます。
厨で
働きながら、お屋敷の噂話や、よく訪ねてくる青年が気になります。
下働きの日常なので、華やかでも雅やかでもありません。
活動報告に載せていました参考文献を後書きに加えました。
無断転載、無断複製を禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-16 21:56:14
19240文字
会話率:51%
一会社員の僕は普段、朝起き出したらキッチンでコーヒーを一杯淹れて飲み、カバンにパソコンや資料などを詰め込んでから会社に出勤する。午前八時過ぎに最寄の電車の駅から電車に乗って会社のある街の中枢部へと行った。僕には別の会社に勤めている女性社員の
真衣がいて、通い婚をしながらずっと付き合い続けていたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-08 15:13:21
3005文字
会話率:100%
小さな国の、地位の高い家に生まれたユア。彼女は15歳になり、部屋をもらった。それが意味するのは、男を迎えるということ。※注意!PG12
最終更新:2008-11-03 21:06:05
24911文字
会話率:29%