「こんな汚い城にいられるか! 俺は出ていくぞ!」
ちょっぴり潔癖症な二代目魔王様。
人間アレルギーなグールの部下をお供に連れて、身分を隠して旅に出る!
目指すは掃除のしやすい綺麗なマイホーム!
勇者? 戦闘? 知らぬ存ぜぬ。
汚れる
事などしたくない!
そんな世間知らずで奔放な魔王様。
はたして良い立地の物件は見つかるのでしょうか。
「俺達の冒険はあらすじの後だ!」
※本作品にポロリの予定はありませんが、魔王様はご所望のようです。
追記→いざポロリに近い事態に陥ると魔王様はテンパる事が発覚しました。
※次の更新は2021年3月上旬予定です。
ネタの多いハイファンタジーです。
何か問題に抵触するような事がありましたら、お手数ですがご指摘下さい。
確認の上、訂正して参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 21:10:00
342154文字
会話率:36%
突如、偉大なる皇帝の治世は終わりを告げた。一筋の雷によって。
そして偶然か、時空の壁を隔てた異なる世界においても、時を同じくして一人の孤独な老人の生涯に幕が落とされたのだ……。
しかし老人には次の人生が始まる……元皇帝としての人生が!
これは誰に看取られるわけでもなく独り布団の上で死を迎えた100歳の老人の魂が皇帝の体を乗っ取ってしまったことから始まる勧善懲悪な世直しストーリー。
”この印r……いや、紋章が目に入らぬかァァァァア!!”
『隠居爺放浪記(いんきょじじいほうろうき)』
”ワシ、こんなに若い体をもらってしまって良いんかのう……” ←でも70歳w折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 18:00:00
4623文字
会話率:32%
〝体感する〟物語。
『永久の輪舞曲(ロンド)』シリーズ Vol.1
広大な青い空。
珊瑚礁や白い砂が透けて見える、澄んだ海原。
見下ろす、白亜の断崖。
観光名所でもある港湾都市で、謎多き美女ミラアは、身分を隠して旅に出た
公爵令嬢フィーネと出会う。
不可解ながらも人の良さそうなミラアに連れられて、フィーネは故郷である王都へと向かうことに――。
隊商を組み、文明の力を使いこなし、生身の人間では太刀打ちできない魔獣たちを退けながら街道を抜け、点在する街々で過ごす夜。
お互いの素性を気にしつつも、踏み切らずに過酷な運命を切り抜けていく二人。
やがて辿り着いた王都では大きな権力の波に飲まれ、二人の物語は見えない何かに巻き込まれていく。
魔王と呼ばれる独裁者とその娘。
暗黒街の若き王。
悪魔の名で呼ばれる謎の連続殺人犯。
彼らの目的は一体……?
そして、ミラアとは一体何者なのか。
歴史に隠された幾つもの秘密が表舞台に出る時、彼女を待つ運命は……?
貴方の五感に響かせたい、この世界の息吹、第一弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 17:20:42
334404文字
会話率:21%
東の大国アエテルニア帝国の内乱も終結し、新たなる聖女の誕生に世界全体が浮かれたような空気に包まれている異世界【ニレ・エルフィシル】。
しかし異変は人知れずゆっくりと、だが着実に世界へと侵蝕しつつあった。
西方五国と呼ばれる大国のうち聖
王国レジーナ、魔法王国リガイザラン、剣の国ファーザスの三国の国境が交わる場所に、ある日突然『始まりの街・ナーザ』という町が出来た。街の住人は『えぬぴーしー』と『冒険者』の二種族に分かれ、その内『冒険者』たちは町を出て、世界各地に散らばり始め、人助けを始めた。
微妙に会話が成立しない『ナーザの民』たちを、人々は最初、不気味なものを見るような目で眺めていたが、害がないことがわかると次第に順応し始めた。
だが断片的に手に入る情報から『ナーザの民』と五〇〇年前に存在したある種族との共通点を見出したハルモニア教会は、密かに彼らを調査するべく、動き始めた。
それらの中で、史上四人目の聖女ネーデリアもまた、身分を隠して旅を始めた。
それがやがて、長い歴史を持つ世界の過去と未来を繋ぎ、真実の姿を暴き出す旅になることを、知ることもなく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-18 03:00:00
21222文字
会話率:12%