【あらすじ】我儘な男爵令嬢ヴィヴィアンは、ある日、公爵令嬢に良くない態度を取って幼馴染兼婚約者のエドガーに叱られてしまう。そして、その場から泣いて逃げた先で『悪役ヴィヴィアンの一生』という本を見つける。偶然に拾ったその本に書かれていたのは〈
最悪の未来〉で……?
──改心し、〈最悪の未来〉を回避する為になんやかんや頑張るヴィヴィアンと、そんな彼女に酷い態度を取ってしまった後悔率100%のエドガーが、婚約者の変化に振り回されながらも結局は「可愛いは正義」と、なって完全敗北するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 21:00:00
73806文字
会話率:34%
ある日異世界から現れた勇者達。その数39人。
規格外の力を持った勇者達は、各国の要請で魔族領に進行する。
その地に住まう魔族達の抵抗空しく、ついにその手は女王まで伸びる。
辛うじて女王の娘、テストリアだけは侍女が逃がす事に成功
。
しかし足止めのために残ったアストは逃げ遅れた女王を必死に守ろうとするも勇者達に為す術もなく倒される。
目の前で女王を蹂躙される光景を目にしながら息絶えるアスト。
これはこの世界の国の一つ、ミロラスの王子として生まれ変わったアストが十数年の時を経て勇者達に復讐する物語。
そして姉を追いこの世界で新たな勇者となった心優しき少女の物語。
※過激なシーンがどんどん増えていくかもしれません。
途中、度々勇者側と視点切り替わります。
※勇者視点は真逆でかなりゆるいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-03 21:07:47
50082文字
会話率:28%
目を瞑ってください。それだけであなたの視界は今の現世から切り離され、漆黒の闇に包まれてしまいます。映っているのは実際には瞼の裏側。
けれど、それを確認する術はあなたにはありません。知識として知っているだけで、現在本当に同じ場所にいる保
証なんてどこにあるのでしょうか?
そう。そこはまるで――
――異世界のようではないですか?
とはいえ、瞼の薄い皮を透過して目に入ってくる光や、鼻腔に届く匂い、肌から伝わる熱、そして耳に届く音がそこに実際にいるのだとあなたに確信させます。
もし、その感覚が急に変わり目を開けた先に広がる光景が、今までとは全く別の物であったとしたなら――
――お話の異世界転移だ、と理解出来てしまうでしょうか?
――出来てしまいますか? そうですか……。
もし、理解出来てしまうのならあなたの成長はそこで終わりです。都合の良い力があなたに与えられるのだと本当に思っていますか?
私の世界を楽しんで頂くのは結構なことだと思います。ですが、努力と試行錯誤をやめてしまえば、私の世界で生きていけるはずがありません。『死』への道しか伸びていないでしょう。
ご理解いただけたでしょうか?なら――
エタトリヴィーニア 「つべこべ言わず愚民どもは血反吐はいて努力してりゃいいのよっ! それであんたたちの生能………むぐぅ……何すんのよ⁉」
ミリピリピア 「ニア様は出て来ないんだから、邪魔しないで下さーい! 台無しですっ!」
エタトリヴィーニア 「あんただって出て来ないじゃないの! というより、まずあんたの世界じゃないし! 訳分かんない綺麗ごとぬかしてないでさっさと仕事に戻りなさいよ!」
ミリピリピア 「はいはいはいはーい」
っと……あはは、今のやり取りは忘れてください。
ええっと……何でしたっけ? ああ、そうそう。努力と試行錯誤を止めないでくださいって所でした。
そうすれば、きっと彼のように――――。
――――精々苦しんでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-26 22:35:15
19949文字
会話率:29%
ニコが大好きな人は、自分より23歳も年上だった。
年の差なんて何のその!とにかく押して押して何とか振り向いてもらおうとがむしゃらに頑張る20歳の女子大生のお話。
最終更新:2016-11-22 22:00:00
23426文字
会話率:47%
俺が初めてその人の光に気がついたのは、太陽の光を浴びた図書室の一角。
彼女は光と共に現れた。
最終更新:2016-06-16 14:11:50
5872文字
会話率:18%
宙――銀の血をひく召喚術師たちは、呼び寄せる者たちが、時に自分たちも渡る数多の世界をそう呼んだ。
召喚術師ミュゼルは、長年住み慣れた“故郷”なる宙を離れ、宙から宙へ渡る、あてなき旅に出ている。その旅路でミュゼルは、女騎士と暗殺者2人、非常
に厄介な旅の道連れを拾ってしまった。
ミュゼルが旅に出た理由とは、拾われた道連れたちの目的とは――。銀の血を引く者達だけが知る、数多の宙とそこを渡る鳥たちの羽ばたきを描いた物語。
※注意書き等
2015/11/11 あらすじおよびあとがきについて見直して修正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 16:00:00
36931文字
会話率:51%
前世の記憶を持つ二人の男女のお話です。
1話の文字数が少ないため、不快に思われる方はご遠慮ください。
男女視点切り替わりますので、読みにくいと感じられる方がいると思いますがご了承くださいませ。
最終更新:2014-11-16 10:00:00
16649文字
会話率:30%