アレクは9歳の時に史上最高の聖なる力を持つと見出されて勇者になった。魔物退治に明け暮れた。
しかし、名声を欲しがる新しい勇者――実は偽勇者による裏工作によって、39歳のアレクは勇者をクビになる。
でも人々は知らない。
アレクが最強を超えた
超最強だったことを。
勇者時代、あまり評価されなかったが、魔王や邪神がアレクを恐れて隠れているせいで功績を残せないだけだった。
一方偽勇者はしょせん偽者であり、次々とぼろが出てくる。
追放されたアレクは決意する。
――もう自由に生きる、と。
まずは暮らしていける環境を整え、その後は超個人的な理由で若返りのためにお金を稼ごうとする。
でもなぜかアレクが自分のために行動を起こすたびに、邪竜が死んだり、街の危機が去ったり。
勇者時代には得られなかった『正当な評価』をされていくのだった。
※ざまぁ開始は遅め。12話ぐらいから。
※微エロ注意。毎晩治療します。
※2020/08/06 日間総合1位! 日間ハイファンタジー1位!
※2020/08/10 週間総合1位! 週間ハイファンタジー1位!
※2020/08/20 書籍化決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 23:03:47
503919文字
会話率:42%
近世西欧風異世界の架空王国における、日常的幻想譚・怪異譚。
街に暮らす三十がらみの用心棒ダグラスは、ある夕方、ふと街の裏道に足を踏み入れる。
人気のないその道の向こう側から、何やら人影がこちらに歩んでくるのに気づくのだが……
グロ有り、
ただしスプラッタはなし(多分)
庶民派。最強爽快感なし。
「人間は怪異の前ではかくも無力」的ホラーです。
個人サイトおよびカクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-18 12:40:44
6524文字
会話率:12%
ウィリアムにとって幼馴染みのティナは、何よりもかけがえのない存在だった。しかし彼がそれを自覚した時には、彼女は王子の婚約者になっていた。やさぐれていたウィリアムは、ある日王から「勇者」になることを命じられる。たった三人で魔王城を攻略しろ。ど
う考えても無謀な命令だ。自暴自棄になっていたウィリアムは、その命令を受け入れるが……。
※以前に投稿した短編に加筆し、前後編として再投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 11:14:29
15755文字
会話率:20%