栄州の水霊という地にある小さな邑に、吾爾という名の若者がいた。吾爾は手先が大層器用で、寄せ木で小物を作っては、町で売って生計を立てていた。
町と邑の間には深い森が広がっていた。吾爾が森を通る度に思い出すのは、そこで迷い込んだきり、とうと
う邑に帰らなかった友人の伊里のことである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 00:42:05
2537文字
会話率:27%
あずきひとつぶボタンぺたんげぇ~むっ! はじめーっ!
最終更新:2020-11-30 18:00:00
1000文字
会話率:14%
時は昭和初期。天涯孤独の少女・結月(ゆづき)は霊感が強く、周囲の人達に気味悪がられていた。奉公先を出され、田舎から帝都・東京に出て仕事を探していた結月は、天方(あまがた)家で女中として雇われる。
天方家は、穏やかな主人の涼、朗らかな奥様
の閑子、素っ気ない息子の漣の、一見普通の三人家族。しかし実は、次々女中が辞めてしまう怪現象が頻発する奇妙な家であった。喋る大蝦蟇、夫を迎えに来た謎の女、さまよう子犬の霊……。奇怪な現象が当たり前に起こる天方家には、何やら秘密があるようで――。
「あの、奥様は幽霊なのですか?」
女中の結月が天方家で過ごす、不思議な日常と事件を描いた怪奇幻想譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 00:00:00
113158文字
会話率:35%
世は江戸。
天下の八泉と呼ばれた八つの秘湯をこぞって巡る時代。
大温泉ー陸奥、秘泉ー大和、
極泉ー我割唐道真(がかつとうみちざね)
油泉ー蝦蟇口(がまぐち)
超泉ー的ナ渡来(てきなとらい)
戦泉ー布告(ふこく)
亜泉ー水(すい)
大衆泉ー家
所康所(いえどころやすどころ)
佐々木小次郎が掘り当てた八つの秘湯を全て制覇することができれば、農民は二度と収穫に困らず、商人は莫大な富を生み、武士は高い地位につけ、将軍は永遠に天下を治められるとされた。
そんな中、元天下無双の剣豪宮本武蔵は、自分が切り捨てた英雄、佐々木小次郎の足跡を後悔と共に辿っていく。
自責の念に歪んだ彼の剣は何を斬るのか?
天下八泉を巡る元最強の旅のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 01:50:44
3866文字
会話率:39%
話を広げるようなことも出来ないだろうから
短編の集まりになると思う。
異世界転生・転移は多分書く。
話として成立しない駄文になると思うけど
気にしない
質問、感想もいらない。誰も読まないだろうし、
読んでもガッカリするだろうから。
最終更新:2018-05-11 15:26:56
203文字
会話率:0%
【天狗落とし】
妖界を統べる「吾妻天狗」を討ち滅ぼし、新たな秩序を築かんとする妖界革命運動の通称。
吾妻天狗率いる「天軍」の徹底的な武力制圧によって沈静化の一途を辿る。
転じて現代の妖界では、「負け戦」「叶う望みのない願い」といった
意味合いの、皮肉を孕んだ慣用句として用いられる。
【鳴瀬山けろけろファイターズ】
革命運動「天狗落とし」を企て、扇動した革命軍が名乗った呼称。
「鳴瀬山の大蝦蟇」を筆頭に数々の騒動を起こし急速に勢力を拡大していったが、天軍の武力制圧により、為す術なく失墜した。
現在、主要メンバーの消息は不明となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 23:49:45
35440文字
会話率:48%
神の土下座から始まる異世界譚。
神々の下らない争いの証拠隠滅のために、生命之書(アカシックレコード)を消されてしまい、異世界アスガルズに飛ばされてしまった俺は、見るも恐ろしい五匹の龍への生贄として祭壇に祭られている少女に出会った。
人間と龍
、お互いへの度を越えた勘違いによる誤解を解くため、なし崩し的に異文化コミュニケーションをすることになったのだが……。
チートありあり、ハーレムましまし、ご都合主義上等のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 17:35:30
178260文字
会話率:24%