幼女は虫網とスプレー片手に無双する。
次はなにを作ろうかな。
光に誘引されたら電気が走るトラップかな?
蚊取り線香もいいなぁ。
洗剤も強そう……。
あ、引っ付いて離れない粘着ものもいい。
隣にいる大人は「まるで新春特番の初笑いものバラエティ
ですね」と棒を振り回す。
磔にされる、顔のいい人たちなんて見たくないので。
カクヨムに掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 06:00:00
2290文字
会話率:28%
夏の予感。
むわりとした熱風に、舌をまく地蔵菩薩。
焼かれた道路を裸足で歩こうとして、灼熱地獄。
川で泳いでいたら、深みに、なぜか蛍石が堕ちていた。
カワセミと川鮎の極彩色。虫網に引っかかる揚羽蝶。
遠い昔の記憶に、時々逢いたくなる。
今夜
も酎ハイで郷愁的に浸りながら、銭湯に通うのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 15:43:31
557文字
会話率:0%
虫取り。
それは子供のころにした、小さな思い出のひとつ。
けれど俺の中の虫取りは、愉快なものばかりじゃなかった。
あのときのことが、今も脳裏に焼き付いて離れない。
最終更新:2020-12-05 23:47:14
2581文字
会話率:5%
※この作品は英雄譚ではありません。ゲス達がゲスな目的の為、ゲス行為を繰り返すゲス物語です。
剣道と変態を極めた少年「田中(タナカ)聡(サトシ)」。その親友にして、サッカーと変態を極めた少年「日高(ヒダカ)優助(ユウスケ)」。彼らは各々の特技
で素晴らしい実績を叩き出しながらも、迫害されていた(女子に)。そんなある日、優助ことユウは言った「彼女が欲しい」と。聡とユウは目的を達成するため『高校デビュー』を画策する。努力の甲斐あって、高校デビューに成功する2人。しかし、聡が学園1の美少女「白花(シロハナ)華憐(カレン)」に告白したことで全ての歯車が狂い、失敗に終わる。――「詰んだな」。そう嘆く2人の元へある日、小包が届く。小包を開けるとそこに入っていたのは『虫かご』と『虫網』だった。同封されていた紙に記載されていたQRコードを読み取ると、2人のスマホに『魔女アプリ』がダウンロードされる。『魔女アプリ』によると、どうやら虫網で捕らえた女の子を魔女化させ、虫かごで飼えるらしい。2人は思った――返り咲ける。と。しかしそのアプリは、魔女所有者同士で殺しあう『魔女戦争』に強制参加させられてしまうアプリだった。『魔女戦争』によって、徐々に壊れていく世界。その中で2人は思った――これ生き残れればハーレムつくれんじゃね? と。2人の変態によるハーレムをつくる戦いが今始まる(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 18:45:23
11325文字
会話率:12%
長い間、宇宙は生物学的には不毛の地だと思われていた。広汎な外宇宙探査にもかかわらず、発見されたのはごくわずかの単細胞生物だけで、進化という現象は地球以外では見られなかったのだ。しかし一九六二年、イギリスの探検家ラッフルズはアルキペラゴと呼
ばれる星域から大量の生物標本を持ち帰ることに成功する。六一の恒星と九十以上の地球型惑星を含むアルキペラゴは、高度に進化した生命体の宝庫だった。
大航海時代以来の博物学の黄金時代が再び幕を開ける。海千山千の標本商人達が星々を駆け巡ってしのぎを削り、奇妙きてれつな異生物を博物学者の元へと送り届けた。
墓堀りニサッタイことニサッタイ・コジュウロウ、業界では名の知れた悪徳標本商、人生の大半をアルキペラゴに捧げてきた山師である。彼は惑星ラフレシアで生物採集中、エイリアンの宇宙船の痕跡を発見する。アルキペラゴには知的生命体がいる!大きな秘密を嗅ぎ付けてニサッタイは興奮した。しかし惑星ランシャンファで知り合ったテレパスの女性アイジャマから、もうそんなものは公然の秘密だと知らされる。アイジャマは言う、惑星ラダマンテスで近々秘密裏にファースト・コンタクトが行われる、世界に知らせるためにも現場に行こう、と。
現場、そこは主導権を巡る国連軍と米軍の一触即発のにらみ合いの場だった。アイジャマに無理矢理連れてこられたニサッタイは当初こそ恐怖で腰が引けていたが、UFOから現れた生物を見て一変する。それは昆虫から進化した、宝石のように美しく輝くエイリアンだった。その姿にかつての昆虫少年の血を燃えたぎらせたニサッタイ、愛用の口径六十センチ捕虫網を振りかざし、周囲の怒号の中をエイリアンに向かって突進して行った。
墓堀りニサッタイ、その名はアルキペラゴの永遠の伝説となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 04:37:42
146295文字
会話率:47%
輝が虫網で捕まえてきた精霊、パク。
そいつに連れられて異世界を救う旅に出る事になったのだが……。
妹は魔力貰えたのに俺は特に、というか、すっげぇ微妙な……
『身体能力微上昇』だってさ……
とりあえず世界を救いに出たんだけど異世界ってや
っぱ変な人ばっかり。
先が思いやられるよ……。
あ?俺?
俺は別に変じゃ……まぁ、輝は十分変だけどな(笑)
あ、そうそう、最後に。
輝と俺って、血繋がって無いんだよね、俺が拾っただけだから。
拾ったって言うとなんかアレだけど、真相知りたきゃ、とりあえず読め!頼むから!
俺口下手なんだからあらすじなんてやらすな作者!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 20:33:19
43293文字
会話率:48%
ある日、専門学生の西田 京介は仲間たちと共に転移させられた。そこは日本とそっくりでありながらも魔物が跳梁跋扈する危険地帯。果たして彼らは生き残ることができるのか。
え? そんなシリアスな話じゃないって?
チート? そんなもんはないよ。寧ろ
専門学生たちのバイタリティーがチート。
武器? 主人公の武器は虫網ですよ。
「おいおい、こんなの常識だろ?」
「そんな常識あるわけないでしょ! この変人!」
これはちょっと普通とは感性の異なる専門学生たちが織り成す異世界変人サバイバル!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-23 21:33:22
24038文字
会話率:51%
出勤中に見つけた、虫網と虫カゴ。
そんな現代のありふれた道具から発想したファンタジーです。
最終更新:2014-11-24 00:52:07
236文字
会話率:0%