この作品は物語と歌詞が一体となったものです。物語で背景を味わい、続く歌詞をお楽しみください。
最終更新:2025-04-21 00:18:42
1417文字
会話率:14%
オリジナルの三題噺。(^ω^)
言葉遊びあり、下ネタあり、人情噺あり。
短編をシリーズにしていきたいのでよろしくお願いします。
最終更新:2022-02-19 20:00:00
1160文字
会話率:75%
【第2部完結】ローザは、その美貌と慈愛深さで知られる伯爵令嬢。しかし実際は、薔薇愛、つまり男同士の恋愛に妄想をたぎらせ、己の萌えを追及しまくる貴腐人であった。
そんな彼女の夢は、修道女となって「聖書」を記し、大陸中に薔薇愛を広めること。
未
来の出家に備え、修道院に寄付したり(賄賂)、識字率向上に努めたり(布教の下準備)、領民のために腐葉土を作ったり(腐らせるのが得意)して過ごす彼女だが、十四歳のある日、異母弟のベルナルドと出会ってしまう。
彼こそは理想の「受け」、千年に一人の逸材だと断定したローザは、「ベルたん総受け計画」を策定し奮闘。しかしその腐りきった振舞いはことごとく高潔な行いと勘違いされ、王子や王女、さらには異国の王子まで巻き込んで、国中に影響を与えることとなり――?
貴婦人の中の貴婦人、高潔と慈愛を司る「薔薇の天使」とあだ名された、ローザ・フォン・ラングハイムの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 20:00:00
380200文字
会話率:27%
目的と用途が一致しないとき、それを繋ぐプロセスは何かの代償を消費する。
最終更新:2018-12-02 18:00:00
343文字
会話率:0%
寒さに負けない、おいしい米。
そのための稲を育てるため、とある村に密命がくだされた。
ききんへの備えであり、平時の糧でもあるために、何年もの時間がかけられて、調整が成されていく。
その改良の末に、彼らがいきついたのは……。
最終更新:2018-09-30 20:22:27
2681文字
会話率:0%
★剣? 魔法? 魔物? 依頼? 討伐?
そんなものよりも微生物。
そもそもの話、僕は微生物を愛でていたいのだよ!★
三度の飯よりも微生物の観察が大好きな院生は、地球ではない場所の、土薫る雨上がりの草原にいた。土の香りがする、これは
非常に重要なことだ。実は雨の後に漂うあの匂いは、土に住む微生物の産物だ。その匂いを感じる、それはつまり、ここにも微生物は間違いなくいるということなのだ。
草原に残る水たまりを覗けば、様々な微生物たちがいた。この星の微生物たちも、地球となんら変わりなく神秘的な造形をしている。光に透けたもふもふの繊毛、水をかき回すように力強く振るわれる鞭毛、水に漂うことに適した無駄のない形……試験やレポートの心配もなく、ひたすら微生物の観察できるこの世界は――
――あぁ、なんて幸せなんだ。
「こんなところで何をしているんだ?」
「……観察の邪魔だ、あっちへ行けよ」
邪魔をしてきた人物を睨み付けたが、視界に入ってきたのは馴染み深い哺乳類な人類ではなく、鱗を持つ爬虫類型の人類だったのだ!
「――あ、これは常在菌かな」
彼の鱗に住む微生物を発見した。初めて獣人に出会ったが、それはとにかく、やはり微生物は良いものだ。
「……俺の鱗がそんなに気に入ったのか?」
★★★
世話好きな獣人(竜種)や、相棒となった精霊(液体)、いたずら好きの妖精(草花)といった者たちに観察の邪魔されつつも、「現代知識」と「神に願った3つの能力(道具がなくとも微生物を見ることができる能力、食事の時間も惜しいので飲食不要、体調不良で観察できないのは困るので過酷な環境に対する耐性)+オマケ(筆記用具など)」を活用しつつ、欲望のおもむくまま、気の向くまま、町で部屋で草原で森で洞窟で、ところかまわず微生物の観察をし、微生物をスケッチしたり、微生物を培養したり、微生物の観察をしたり、微生物を観察したり、アウトドア系インドア派なマイペース生活を満喫しようとする、微生物にしか興味が無い者の、ぐだぐだまったり日常系な話。
★更新は、落ち葉が醗酵して腐葉土になる並にゆっくりです。気長にお待ちください。★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 22:22:02
424667文字
会話率:41%
仄暗い瘴気の漂う森の中で命が目覚める。
その腐葉土の塊は、唯々他者の命に飢えていた。
※ この作品は同作者の『遥さんちのダンジョン事情』の外伝です。
最終更新:2015-09-10 21:00:00
11199文字
会話率:8%
お母様は、王様の公妾と呼ばれている。
なにも知らない者達は言う。
まるでお母様は王様の公妾のよう、と。
お父様はこの隠れ蓑にお母様と結婚されたのだ、と。
しかしわたくしは知ってしまった。
最終更新:2014-06-27 21:15:22
2289文字
会話率:2%
大泥棒パスク・カンパニレから予告状が届いた。
内容はある商人から『最も価値のある財産を盗みだす』というものだったが、肝心のその財産が何なのかは記されていなかった。
警察は商人アダマスの協力を得て狙われている財産を特定しようとするが、大きな進
展もないまま犯行予告日が近づいてくる。
そのような状況の中、商人アダマスに養われている少女カローは、なんと大泥棒パスク・カンパニレ本人を名乗る青年と出会う。
盗みの手助けをしてほしいとカローに持ちかける青年。カローは従った振りをして、大泥棒パスク・カンパニレが狙う財産を見極めようとする。
しかし青年と密会を交わすうちに、カローは金の価値観に囚われない彼の姿に惹かれていってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-03 10:10:27
2588文字
会話率:34%