どこにでもいる平凡な冒険者、オルツ。
彼は現実世界から転生し、異世界でのスローライフを楽しんでいた。
ある日、クエスト中にモンスター・カケトルの卵を拾い
腹の足しにと持ち帰るが、卵はなんと有精卵であり
調理中に孵化を始めてしまう。
殻
を破り出てきたのは
過去2度世界を滅ぼしかけたという
厄災・リンドヴールムの雛だった───
育児経験はおろか恋愛経験すらままらないオルツが
突然一羽のパパになり、世界の命運を握ることに……
どうする、異世界でのワンオペ育児!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 19:27:20
5541文字
会話率:11%
巷で行われている少子化対策というものについて、作者の経験談から「何か違うなー」「こういうことをしてくれればいいのに」というものを書いたエッセイ。
最終更新:2022-05-10 23:18:28
2138文字
会話率:0%
私は気付いた時には一人だった。ぼーっと現状把握を始めた。私の周りにはいつも人ではない何かがいるし、それの言葉が分かるので、この世界が自分の生きていた世界と違っていたのは分かった。
ついでに言えば、人ではない彼らはどうやら精霊と呼ばれる存在
だと知った。
そして残念ながら私は人間であることも知った。
まあ、人間に括っていいのかは分からない存在ではあるが……。
まあ、それはいい。今の状況を説明しよう。
私の畑で育ったレタスっぽいような、ベビーリーフのようなものを籠一杯にした農夫が土下座しながら謝っている。
「ダナの森の魔女、申し訳ありません!!妊娠中の妻がどうしてもラプンツェルを食べたいと言っておりまして!!」
そんな土下座して土に額をこすりつけて彼は謝り続ける。
「あ、別に一人じゃ食べきれないんで、持ってってください。」
サニーレタスを栽培したことがある人間はある意味、想像がつくだろう。むしっても、むしっても育ってくる葉っぱ。今、農夫が漁った畑はまさにそんな感じだ。
「むしろ持って行ってください、助かります。」
そう言ってから彼の元を去っていった。ラプンツェル、この葉っぱラプンツェルって言うんだ、ふーん。なんって思っていた。
と、思ってたら子供押し付けられて、育児経験ゼロの魔女、頑張って子育て始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 19:20:21
37821文字
会話率:45%
最強の魔王ザッハトールは、最強すぎて千年の間ずっと魔王の位にあり続けていた。
いい加減魔王に飽きたザッハトールは、マッチポンプで勇者を作り出し、自分を倒させる策略を実行する。
見事倒されたと見せかけて自由になったザッハトール。
そこで彼は、
死に瀕したドラゴンと、今にも生まれそうな卵と出会う。
ザッハトールは新たな人生の皮切りとして、ドラゴンから卵を託され、育てることになった。
生まれた赤ちゃんドラゴンは天真爛漫。
育児経験がないザッハトールは悪戦苦闘。
育児の先輩を求めて人間の村に居候することになる。
そして、勇者パーティの一員だった姫騎士を母親代わりに引き入れての、なんちゃって家族計画。
最強の元魔王と、ドラゴンの赤ちゃんと、姫騎士によるスローになりきれないスローライフが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-23 06:55:09
281003文字
会話率:38%
恋人との破局によって、都会に出ることになった結衣!
そんな時、玄関に置き去りにされた赤ちゃんを見つけ、施設に送られることを知って自分で育てることにする。
育児経験のない結衣だったが、赤ちゃんを中心に、不思議なことが、起こりはじめる。
その赤
ちゃんの正体は、一体誰?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-13 14:37:07
881文字
会話率:22%