万年Dランク冒険者のアルトは、所属するBランクパーティー「深紅の爪」で『荷物持ち』兼『肉の盾』として、5年間も虐げられ、搾取され続けてきた。
「お前は黙って俺たちのために死ね、この無能が!」
ある日、リーダーのミスを一方的になすり付けら
れ、ついに一文無しでパーティーを追放されてしまう。
すべてを失い、絶望の淵に立たされたアルト。しかしその瞬間、彼の脳内に声が響く。
《ユニークスキル【無限成長】が覚醒しました》――それは、歩く、振る、拾うといった全ての行動が経験値となり、際限なく強くなれる世界でただ一つのチートスキルだった。
追放を機に、孤独ながらも地道な努力を始めたアルトのステータスは、爆発的に上昇していく。ゴブリンを倒せばレベルが上がり、薬草を抜けば筋力が上がる。その力は、もはやかつての仲間を遥かに凌駕していた。
一方、便利な雑用係を失った元パーティーは、実力のメッキが剥がれて凋落の一途を辿っていく。
これは、無能と蔑まれた心優しき冒険者が、本当の自分を評価してくれる仲間と出会い、やがて世界最強へと成り上がる物語。
「アルト、俺たちが間違っていた!戻ってきてくれ!」
――かつての仲間たちが後悔の涙を流して懇願してきた頃には、もう遅すぎる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:00:00
41431文字
会話率:29%
神々戎斗(みわ かいと)は、不幸な生い立ちから、世界への深い憎しみを抱いていた。
孤児院での虐待、社会の冷たさ、そして何より、一獲千金を求め、期待を抱き飛び込んだ探索者の世界でも「収穫スキル」という、ダンジョン内での収穫物を一つ増やすとい
う、何の役にも立たないゴミスキルだったことに絶望していた。
探索者となった戎斗は、肉の盾として危険な仕事を任され、使い捨ての消耗品ような扱いを受け続ける。
そんなある日、危険なダンジョンで罠にはまり死にかけ、絶体絶命の危機に陥る。
仲間にも見捨てられ、救援にきた幼馴染の探索者にも置き去りにされ、信じられるものを全てを失い、戒斗は世界に恨み言を吐きながら死を覚悟する。
しかし、そのとき、身体の奥底から別人の声が聞こえ、彼のスキルは一変する。
「収穫スキル」が「収奪スキル」へと進化し、あらゆるものの力を奪い、自分へと吸収できる能力を得たのだ。
新たな力を得た戎斗は、自分の人生を狂わせた世界への復讐として、圧倒的な力を手に入れ、この世界を全てなかったことにする事に決めた。
収奪スキルで強大な力を手に入れ、目標を定めた戎斗はダンジョンを攻略し、敵を次々に倒していく。
レベルアップを繰り返し、最強の存在へと近づいていく戎斗だが、彼の心は復讐の炎に焼かれ、奪い取ったスキルの力の影響もあり容姿が人間離れをして、元の姿からは一変してしまう。
そんな彼の前に立ちはだかるのは、かつてのダンジョンで自分を見捨てた幼馴染であり、幼少期の唯一の心の支えであった瀧野愛菜(たきの あいな)だった。
愛菜は、世界を救うために、人外となった戎斗を止めようとする。
愛菜との対決、そして世界の命運をかけた壮絶な戦いが始まる。
戎斗は、復讐の道を突き進むのか、それとも、愛菜の言葉に心を動かされ、新たな道を切り開くのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 18:00:00
106555文字
会話率:27%
15世紀。戦国時代。
武蔵国の百姓、源五は長柄足軽として戦場にいた。
長い槍を持ち、戦場において柵をたてる。長柄足軽は、時間を稼ぐための肉の盾だ。
肉の盾を維持するため、長柄足軽は調練を通して団結心を築く。
最終更新:2023-03-09 22:45:01
6344文字
会話率:34%
あらすじ
私はついに四天王の座を手にれた。
それと同時期に魔界に新たな魔王も就任する。
ところが、魔王は先代より魔王軍に仕え続けた騎士団を問題視する。
真龍族の少女はその玉座から、黒い鎧に身を包む男に言った。
「魔法の使えない時間稼ぎ
の肉の盾など無用である」と
だが、魔王は知らなかった。
天才ゆえに戦場を知らずして先代魔王を凌駕した魔王。
黒騎士が魔王軍にとってどの様な存在であるのかを。
「今宵わらわの寝所に来るが良い。その身に敗北を刻んでくれる」
魔王様!その男だけはいけません!!
やがて、その戦いは四天王や士官学校の学生までも巻き込む。
黒騎士VS魔王・四天王 肉弾戦コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 15:34:03
20003文字
会話率:40%
世界最強のダンジョンと知らず、その中で育ち、戦い、喰らい続けてきた魔物の俺は、食欲に任せてダンジョンコアを食った。
そのとき能力『大罪』を得た。
様々な能力が爆発的に上昇し、人間の姿を得る。
一方で、ダンジョンの外は人間がエルフたちに
虐げられている世界。
奴隷のように扱われ、ムチで打たれ、魔物との戦いでは肉の盾にされていた。
ダンジョンの外に出た俺は村を救い拠点にした。
村人たちは俺を神と崇めはじめた。
これは俺がエルフから人間を救い出し、のし上がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 20:00:00
23826文字
会話率:33%
※設定はともかく、基本的には、一人の戦士の立身出世物語です。
中学二年生の松浦直也は、突然異世界に飛ばされ、そこで「おまえは、姫様(魔王の娘)の直属軍に配属する、兵士にする」と無茶を言われる。
しかし、その問題の「魔王の娘」とやらとたまた
ま対面し、直也はその可憐さにうっかり惚れてしまう。
肉の盾(奴隷兵のこと)として激戦の一年を生き延びたナオヤは、本格的に魔界で頭角を現していく(予定)。
☆2017年9月27日 番外編更新しています。よろしければどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-27 11:01:55
652132文字
会話率:39%
中学二年生の田中亮一は、その容姿と性格の所為で幼馴染以外の友達がいない。それを不憫に思った幼馴染から、亮一はあるオンラインゲームを勧められる。だが、そこでも亮一は他のプレイヤーと絡まず、ひたすらソロプレイに徹していた。そんなある日、いつもの
様にパソコンを起動させた亮一は、気づくと広大な大地に立っていた。自分が作ったキャラクター『ゼロ』となって。難しい謀略、鬱展開、強力な力の葛藤。そんな面倒な事は一切無し。頭をからっぽにして読めるスナック菓子みたいな小説を目指して頑張ります。なお、主人公最強、ハーレム、主人公ageなど、地雷要素満載になると思われるので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。2016年10月22日。タイトルを変更しました。内容も最初大幅に変更します。旧題「友達作りの為に始めたオンラインゲームの世界に跳ばされてしまいました」
※この小説はハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 21:40:31
38563文字
会話率:54%
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連続殺人犯として、死刑宣告を受けた「ボク」。
死刑が執行され、死んだと思った時、「ボク」はベッドの上で蘇生した。
「ボク」は、新しい名前と身分を与えられて、国のために働かされることになったのだった。
戦闘技術を訓練で叩き込まれ、「姫様」と呼ばれる女性の「事案対策時の護衛」が「ボク」の存在理由になった。
警察が対処できない特殊な事案を専門に対策する女性の「肉の盾」としての必要な素質を「ボク」は持っているらしいのだ。
全てを救おうとする彼女と、自分の事にすら関心がない「ボク」。
時に反目し、時に互いを理解しようと努めながら、誰もこなすことが出来ない危険な事案処理に、ボクたちは立ち向かう。
※ 第五回ネット小説大賞に入選しました。閲覧していただいた皆様、ありがとうございます。
※ 2018年1月11日 『ガーディアン 新宿警察署特殊事案対策課』と改題されて販売決定!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 03:28:08
145846文字
会話率:20%