【エトゥールの魔導師続編】
大陸全土を襲った大災厄は、天から巨大な星が降ってくるという前代未聞の事態だったが、後の世に「エトゥールの魔導師」と称される一団とエトゥール王の賢明な行動により、被害は最小限に抑えられたと言われる――。
そん
な災厄後の世界で、10代半ばでエトゥールの敏腕商人として名が売れている少女リルは、日々を暮らしていた。リルには、ずっと後悔していることがある。
「大災厄」とよばれる災厄の前に、自分が原因で養い親であり導師(メレ・アイフェス)であるサイラスが命を落としたことだ。
彼の持っていた5体の小さな飛竜型の精霊獣(ウールヴェ)は、あの悲劇の日からずっと眠りについたままだった。サイラスが死んで、眠りについていたはずの精霊獣が、ある日突然目覚める。
――もしかして……。
リルは精霊獣の目覚めと導師(メレ・アイフェス)達の言葉に希望を持つが、期待は見事に粉砕されることになる。
自分を溺愛していた過保護な養い親が、地上での記憶を失ってちゃらんぽらんな脳筋男として戻ってきた。しかもリルの名前さえ覚えようとしない無関心な状態だ。
サイラスの師匠であるイーレは申し訳なさそうに、混乱するリルに言った。
「ごめんなさい。……昔のサイラスってあんな感じ」
原体(オリジナル)の記憶がない複製体(クローン)は、複製体(クローン)と言えるのか?複製体(クローン)の存在証明(アイデンティティ)の定義とは?
師匠であるイーレと似た問題を抱えることになったサイラスの取る行動は?
科学の発達した世界から来た研究馬鹿な傾向がある問題児達が、異星で遭遇する事件と、それに巻き込まれ振り回される養い子の恋心の明日はどっちだ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 22:13:47
109902文字
会話率:53%
※エトゥールの魔導師のその後の閑話集です。
※エトゥールの魔導師をお読みになった方向けです。
大陸全土を襲った大災厄は、エトゥール王の元に集結した後の世に「エトゥールの魔導師」と呼ばれる奇跡の術を駆使したメレ・アイフェス達によって、被害を
最小限に食い止められた――という伝説級の彼等の実態が、ただの異星の研究馬鹿であったことは、知られてはいない。知っているのは関係者のみ。
この実態がバレると、彼等の権威は地に堕ちるらしい。(すでに堕ちているという証言もあり)
長い間、本編を読んでくださった皆様にお送りする、癖のある彼等の(癖がありすぎるとも言う)本編に組み損ねた閑話集の予定です。
お楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 23:45:35
28670文字
会話率:58%
最強賢者として名を馳せていた男がいた。
魔法、魔道具などの研究を第一に生活していたその男はある日間抜けにも死んでしまう。
死んだ者は皆等しく転生する権利が与えられる。
その方法は転生ガチャ。
生まれてくる種族も転生先の世界も全てが運任せ。
その転生ガチャを回した最強賢者。
転生先は見知らぬ世界。しかも種族が大人になれないひよこ。その世界において最も弱い種族であった。
研究馬鹿な最強賢者は見知らぬ世界だろうと最弱種族だろうとお構い無しに、常識をぶち壊す。
差別の荒波に揉まれたり陰謀に巻き込まれたりしてなかなか研究が進まないけれど、ブラコン拗らせながらも愉快な仲間に囲まれて成長していくお話。
☆軽い読み物と思って下さい。他のテンプレ転生モノと大差ないです。
誹謗中傷はご勘弁を……(汗)
設定があやふやな部分もあるので矛盾しているところもあるかと思います。すみません。
修正しながら執筆します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 08:00:00
331050文字
会話率:33%
どうしようもない研究馬鹿な辺境伯令嬢と、それに振り回される周囲のお話。
最終更新:2024-01-09 01:11:31
9112文字
会話率:34%
戦う力は無いが道具の研究、製作にかけては高い能力を持っている主人公ララ。
彼は錬金術の得意な妹と共に小さいながらもお店を経営し様々な人と出会っていく。
二人には目標がありその達成に向けて日々を過ごしていきます
俺TUEEEではなく俺SU
GEEE系なので主人公は戦えません。
レベル等の表記も一応使用しているので苦手な方は注意。
百合な要素もわずかに含みます。
更新は月毎、月末~月始ごろに3~4話程度で予定しています。
タイトルが内容にそぐわないものなのでそのうち変更します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 01:00:00
1064247文字
会話率:35%
私、ダリシア=イデシス、17歳。ちょっとお転婆で魔法研究馬鹿で、無駄美人と言われているけれど、問題なく毎日楽しく生きています。
ある日父から婚約話が。結婚とか考えたことはないけれど、大人への第一歩かしら、受けてみますわ。
さて、どうなるやら
……。
久しぶりに、少女漫画ちっくな話を書いてみたくなりまして……。
拙作、「私は仕事がしたいのです!」と同国設定ですが、初見の方もお読みいただけます。
お読みいただいた方、前作の子ども達がチラホラ出て来ます。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 23:25:15
54421文字
会話率:53%
冒険者なのにランクを上げず5年で下から三番目のEランク、周りからは馬鹿にされているが、気にも留めずモンスターの調査ばかりしている主人公「レイ」。しかし研究者界隈や親しい友人からは一目置かれている。そんな調査研究馬鹿の日常です。
最終更新:2022-09-02 23:25:45
1072文字
会話率:27%
「お嬢様いいですか? 夜会まであと三日間、ドレスのためにもお食事は一日一食のみ! サラダだけのお食事とさせていただきます!」
「そ、そんなッ——!」
私、男爵令嬢のエレンシアは、三食だけでは満たされない大食い令嬢。
食べることが生き甲
斐の私だけど、夜会のためにダイエットしなければいけないわ。
幼馴染みのミハイルと、魔力研究馬鹿のレオンハルトが、ダンジョンで見つけてきたという【体脂肪を魔力に変換するアイテム】で、楽して痩せたいと思う。
・全6話完結
・なにも考えずに読めるユルいコメディ
・ストレス溜まったので勢いで書きました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 12:54:24
11495文字
会話率:52%
王女であるフィーは、最後の自由時間である学園に、思う存分研究するために身分を隠して通うことにした。祖父母からは婚約者候補を探すように言われているが、フィーはどちらかというと研究がしたい、本が読みたい、勉強がしたい!
そんなフィーと同類の研究
馬鹿の辺境伯子息レオナードの二年間の学園生活のお話。
※この話は短編「フィーのささやかな学園生活」の長編バージョンです。
※書籍化させていただけることになりました。詳しくは活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 17:00:00
106589文字
会話率:58%
人の価値が魔力量によって決まる世界で、災いから人々を救ってくださる神への生贄に選ばれてしまった魔力皆無の女、シェリル。神が住むとされるウンディー湾に問答無用で捧げられ、水柱に飲み込まれたシェリルは、次に目を覚ました時、己が人魚の嫁に選ばれた
事を知る。
見た目は満点、されど研究以外興味ゼロで呪い持ちの人魚の男と魔力皆無のせいで巻き込まれた口より手が先に出る人間の女。不本意ながら夫婦になる事を強要された二人が、様々な思惑に振り回されつつも向き合っていく、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-11 15:00:00
176287文字
会話率:49%
優れた魔術の使い手を多く輩出する名家に嫁いできたエルネスタは、夫であるロルフには見向きもされなかった。研究馬鹿と言われている、私生活も研究に情熱を注ぎ込んでいるロルフ。両親の都合で結婚こそしたものの、その関係は名前だけのものとなっていた。
そんなある日、届いた荷物をロルフの所に届けようとした事から、状況は変わる。とある事で大切な荷物を壊してしまったエルネスタは、旦那であるロルフに興味を持たれる事になる。
「これを壊した責任は取って貰おう、研究に付き合え」
エルネスタに特別な力がある事を見抜いたロルフは、そう言って……。
これは研究馬鹿やら魔術馬鹿と呼ばれるワーカーホリック気味な旦那様と、自分に自信のない奥さんが少しずつ打ち解け歩み寄っていく物語。
【2016年3/12本編完結】
第四回一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞で大賞を受賞しました。一迅社アイリスNEO様から全二巻発売中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 21:10:28
514972文字
会話率:46%
幼少より魔術の道を志し、そして人の身にして122という齢を生き、数多くの業績を世界に残した天才魔術師。そんな彼は、ある時一つの考えに至った。
深淵たる魔導の途を極め、国に、人に、その魔術の研究を以て多大なる貢献をした彼の行きついた先とは。
「そろそろ嫁探すか………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 00:40:56
53168文字
会話率:30%
失恋した研究馬鹿の女の子と生真面目な団長サマの話。
最終更新:2015-11-29 21:02:11
9187文字
会話率:28%