この世界には多種多様な生物が住んでいる。
その中には普通の人間には視ることも触ることもできない生物がいる。
だが、稀にそんな生物のことを視ることが出来る人間たちがいる。彼ら視える人間達はその生物をこう呼んでいた。『アヤカシ』と。
アヤカシを
引き寄せやすい体質の米田優斗は、アヤカシを封じることのできる友人の猿木に憑いたアヤカシを祓ってもらっていた。
ある日、米田は猿木から『白い大蛇』のアヤカシの話を聞く。
別の日、小説家となった米田は出版社が開くパーティーに参加していた。
そこに刃物を持った男が乱入する。他の参加者を庇う米田だったが、犯人に殺されそうになる。
その時、米田の目の前に『白い大蛇』のアヤカシが姿を現した。
アヤカシによる死者が出る中、米田と友人である猿木は事件の真相に迫っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 14:45:02
147096文字
会話率:55%
恐ろしい「人食い森」で暮らしているネネは、ある日、檻に閉じ込められた少年と出会い、助けてやる。雛鳥のようにネネを慕う少年は、何でも言う事を聞いてくれるけれど、その代償に――甘くて怖いギブ・アンド・テイクの共生生活の行方。
最終更新:2014-07-17 22:04:17
83294文字
会話率:41%
帰宅途中に異世界へ。最近、よく聞く話ですが、四十路でトリップってどうなんでしょう? 戦えないし嫁にも行けませんが、いったいわたしにどうしろと? 相利共生――竜と人が共生する国へ呼ばれたアラフォー女子がのんびりまったり暮らすお話です。(初めて
の作品です。お見苦しい点が多々あるとは思いますがよろしくお願いいたします。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-14 23:58:42
21412文字
会話率:16%